265 / 291
七章
マッシュ村調査依頼3/10(買春)
しおりを挟む
「さて行くか」
「ええ楽しみですわ。ごはん、ごはん♪」
蝙蝠状態のエリザを胸元に隠して村長宅を抜け出し、指定された場所に向かう。そこは村外れにある一軒の家だった。
「ここだよな?」
「ええ間違いないと思いますわ」
村外れにあるにしては寂れておらず外装もちゃんと整えられている。おそらく村を訪れた有力者や旅人にエロいサービスを提供するために、村長が整えているのだろう。
人目につきにくい場所にあるのは旅人への配慮というよりは、夜伽をする村女への配慮かな。夜伽に向かう姿を他の村人に見られたくないだろうからな。見られたらどんな噂話をされるかわかったものではない。このような僻地の村では噂話が唯一の娯楽のようなものだからな。
「部屋が温かいな。村長が暖を入れておいてくれたのか。配慮、痛み入るぜ」
「あのジジイ、できる爺さんですわね」
部屋に入ると暖かかった。村長が事前に準備していてくれたらしかった。用意がいいぜ。
「おお、庭つきか。風流だな」
「ご主人様、少し出てみましょう」
「ああそうだな」
庭に出て少し歩くと、美しい峡谷が一望できた。眼下に広がるは色づいた木々、切り立った崖のような岩肌、そして透き通るような清流だ。
うん、最高の景色だな。
「スキルを切るとよく見えんな」
「今宵は月も出ておりませんし、流石にこの暗さでは吸血鬼の眼でも無理かと」
俺もエリザも何故暗いのに外の景色がわかるかというと、【夜目】というスキルを持っているからだ。【夜目】を発動すると、夜でも昼間のような視界に切り替えることができる。
他にも、【獣の視覚】というスキルのおかげで視力が強化されているし、吸血鬼のボディなので暗がりでの視界は普通の人間よりは良好だ。
俺たちは夜でも昼間のような景色を楽しめるってわけだ。普通の人なら味わえない景色を味わえて風流できる。チートって最高だ。
「ヨミト様、そちらに行かれますと危ないですよー。奥は崖となっておりますのでー」
「はーい、わかってます村長さん」
村長が到着したらしく家の中から声がかかった。真っ暗闇の庭で佇む俺を訝しげに見ていたので、夜目が利くので景色を見ていたと言い訳しておく。
「ヨミト様、こちらが今宵夜伽をしてくださる者たちです」
村長の脇には三人の女が控えていた。いずれもスタイルの良い美人だ。
娼婦用の衣装じゃなくて普段着のままである。こういう村ならではって感じがするな。
「それではごゆるりと」
女たちを紹介し終えると、村長はにやっと笑い、立ち去っていった。今夜はお楽しみですね、って感じの笑みだ。
さあ今夜もお楽しみだ。まずは自己紹介といこう。
「ナン。よろしくー」
最初の子は活発な村娘って感じの子だった。エッチなことが好きで自他共に認めるヤリマンらしい。
「この村の若い男衆は私に頭あがんないのよね~。だって私がいなきゃ童貞ばっかだもん」
ナンは、この村の同年代の男子はほとんど自分が筆下ろしさせた、と豪語しているから驚きだ。
昼間会った村長の孫のハンターの童貞を奪ったのも彼女らしい。とんでもない女の子だね。
彼女は小遣いが欲しくてここに来たのだとか。親の金に頼らずアルバイトして稼いでるなんて偉い娘さんだね。とんでもない子だけど偉い子だ。
「ニマルです。よろしくお願いします」
二番目は妙齢の品の良い感じのマダムだった。メグミンほどではないがおっぱいがデカい。尻もデカくてとんでもない身体をしている。
彼女は先月旦那が魔物に襲われて死んでしまったらしい。ド田舎なので他に稼げる仕事がないのだろう。それでここに来たようだ。
なんとも哀れなことだ。不幸に染まった血の味はどんなものかね。楽しみだな。
「えと君のお名前は?」
「……」
最後の子はかなり若かった。若いわりには早熟なのかとんでもねえ身体つきをしている。
「もしもーし、聞いてる?」
「……」
話しかけても何も答えない。正確には答えようとしているのだが答えられないといったところか。彼女は頷いたり、口を開けて必死に何かを訴えようとしていた。
「その子は喋れないんです。生まれつきのバッドスキル持ちだとかで。名前はツーイです」
「へえそうなんだ」
喋れないツーイの代わりに、ニマルが説明してくれた。
ツーイの家は村の外れにあったのだが二年ほど前の土砂災害でやられたらしい。一家は彼女を残して全滅したそうだ。なんという悲劇だ。
それで彼女は村長の家に居候させてもらってたらしいが、身を立てるために自ら今宵の夜伽を志願したのだとか。
めっちゃ偉い子だね。苦難にめげずに前を向いて生きる素晴らしい女の子だ。
ちなみに今日が初めての客とりらしいから、たぶん処女だろう。やったぜ。
処女の血は最高だ。俺の胸元にいるエリザも感極まってプルプルと震えているようだ。
「さあ三者三様の境遇を持つ美しくも哀れな女たちよ。今宵は吸血鬼と共に優しい夢を見るがいいさ」
――スキル【魅了】発動。
スキルを発動して、三人を虜にする。三人は瞬く間に虚ろな表情となり、吸血鬼に供されるだけの贄となった。
さて無防備な三人の血をたっぷりと味わわせてもらおうか。
「エリザ、レディーファーストで処女を譲ってあげよう」
「よろしいのですか?」
「ああ。俺はまず、この一番とんでもない女の子の血から頂くことにするよ。たぶん一番不味そうだし、不味そうなのから徐々にステップアップして美味い血を飲むことにする。そうすれば、最後まで楽しめるだろ?」
「美味しいものは最後にとっておくというパターンですか。それもアリですわね」
俺たちは吸血鬼らしく邪悪に笑いあう。
「処女の血が美味しいからって吸いすぎて弱らせるなよエリザ? ちゃんと俺の分も残しておけよな」
「ええ勿論ですわ。そんな人のことを食いしん坊みたいに言わないでくださいまし」
「悪い悪い(実際食いしん坊だろうが)」
エリザに処女を譲り、俺は紹介された順(ナン、ニマル、ツーイの順)で吸血することにした。
「さてどんなもんやら」
まずはハンターの童貞を奪ったと豪語するとんでも女(ナン)の血を頂いていく。
淫乱で血が腐っているかと思いきや……。
(あぁ、これは悪くないぞ。いやむしろ良い!)
ナンは流されるように淫楽に興じているわけではなく、カーネラたちと同じように自らの意思で淫楽に興じ、性愛に命を賭けているといった感じの子か。普通の人とは違った感性だが、誇り高く生きているようだ。誇り高い人間の血は美味いな。
「とんでも女の血だからどんなもんかと思ったが、とんでもないくらい美味しいぞ。こりゃ得したな」
今の状況を例えるなら、夕飯に出てきたコロッケがスーパーとかで売っているお芋オンリーで出来た激安冷凍コロッケで大して美味しくないだろうなと思いつつ何気なく口に運んでみたら実はお肉がたっぷり入った専門店の美味しいコロッケだった――そんな感じだ。
めっちゃ得した気分になれるな。最高である。
「さてお次はこのマダムか」
続いてニマルという名のマダムの血を頂いていく。
(んん! いい感じに煮詰まってるな!)
雛にも稀な美人マダム――ニマル。先月まで夫婦共々この田舎村で慎ましくも幸せな毎日を送っていたのだろう。それが魔物の害に遭い、一気に地獄に落ちてしまった。
たった一ヶ月しか経ってないが、環境の変化が血の性質に大きく影響しているようだ。地獄を見たことで魂が腐り始めている。だがまだ完全には腐っていない。そんな味がする。
魂が腐る寸前の血は一番美味いんだ。救われたら澄んだ味になってしまうし、救われなかったらそのまま完全に腐敗していってヘドロのような味に変わってしまう。
この味は今だけしか味わえない、貴重な血だ。処女の血より、ある意味貴重かもしれない。玄人好みの血だね。
不幸というスパイスの効いた味、ご馳走さんです。
「さて、最後はメインディッシュの娘だね」
最後は声の出せない乙女だ。バッドスキルを持っているという話だが、さてどんな味やら。
(んぁ、たまらん! やはり処女の血は格別に美味い!)
まっさらで澄んだ味。苦境にあるが何も知らないがゆえに澄んだままだ。
おまけに若々しく生命力に溢れている。レベルが低いのが残念だがそれを加味しても美味いと断言できる。
美味いばかりか、滋養にも満ちている。雄のししゃもより、子持ちししゃもの方が美味くて栄養があるのと一緒だ。女の方が子供を育てる機能がある分、栄養豊富だ。
童貞の血も美味いが、やはり処女は格別だな。処女のままレベリングさせてもっと美味しい血に育てたい。そして永遠に味わっていたいくらいだな。
美味すぎるので吸い過ぎないように注意しよう。うっかり吸い過ぎて殺しちゃうと可哀想だからね。
「ぷはぁ、最高!」
「ふふ、乙女の血はやはり格別ですわねご主人様。この娘たちも例の如くスカウトするのですか?」
「ああ。この村に拠点が築ければスカウトしてもいいかもな。機会があればスカウトしよう」
「楽しみですわ」
エリザとあれこれ話し合いながら、三人の血を味わった。
レベリング的に大した成果はなかったが、美味しかった。マッシュ村の娼婦の血も素晴らしかったな。
「ええ楽しみですわ。ごはん、ごはん♪」
蝙蝠状態のエリザを胸元に隠して村長宅を抜け出し、指定された場所に向かう。そこは村外れにある一軒の家だった。
「ここだよな?」
「ええ間違いないと思いますわ」
村外れにあるにしては寂れておらず外装もちゃんと整えられている。おそらく村を訪れた有力者や旅人にエロいサービスを提供するために、村長が整えているのだろう。
人目につきにくい場所にあるのは旅人への配慮というよりは、夜伽をする村女への配慮かな。夜伽に向かう姿を他の村人に見られたくないだろうからな。見られたらどんな噂話をされるかわかったものではない。このような僻地の村では噂話が唯一の娯楽のようなものだからな。
「部屋が温かいな。村長が暖を入れておいてくれたのか。配慮、痛み入るぜ」
「あのジジイ、できる爺さんですわね」
部屋に入ると暖かかった。村長が事前に準備していてくれたらしかった。用意がいいぜ。
「おお、庭つきか。風流だな」
「ご主人様、少し出てみましょう」
「ああそうだな」
庭に出て少し歩くと、美しい峡谷が一望できた。眼下に広がるは色づいた木々、切り立った崖のような岩肌、そして透き通るような清流だ。
うん、最高の景色だな。
「スキルを切るとよく見えんな」
「今宵は月も出ておりませんし、流石にこの暗さでは吸血鬼の眼でも無理かと」
俺もエリザも何故暗いのに外の景色がわかるかというと、【夜目】というスキルを持っているからだ。【夜目】を発動すると、夜でも昼間のような視界に切り替えることができる。
他にも、【獣の視覚】というスキルのおかげで視力が強化されているし、吸血鬼のボディなので暗がりでの視界は普通の人間よりは良好だ。
俺たちは夜でも昼間のような景色を楽しめるってわけだ。普通の人なら味わえない景色を味わえて風流できる。チートって最高だ。
「ヨミト様、そちらに行かれますと危ないですよー。奥は崖となっておりますのでー」
「はーい、わかってます村長さん」
村長が到着したらしく家の中から声がかかった。真っ暗闇の庭で佇む俺を訝しげに見ていたので、夜目が利くので景色を見ていたと言い訳しておく。
「ヨミト様、こちらが今宵夜伽をしてくださる者たちです」
村長の脇には三人の女が控えていた。いずれもスタイルの良い美人だ。
娼婦用の衣装じゃなくて普段着のままである。こういう村ならではって感じがするな。
「それではごゆるりと」
女たちを紹介し終えると、村長はにやっと笑い、立ち去っていった。今夜はお楽しみですね、って感じの笑みだ。
さあ今夜もお楽しみだ。まずは自己紹介といこう。
「ナン。よろしくー」
最初の子は活発な村娘って感じの子だった。エッチなことが好きで自他共に認めるヤリマンらしい。
「この村の若い男衆は私に頭あがんないのよね~。だって私がいなきゃ童貞ばっかだもん」
ナンは、この村の同年代の男子はほとんど自分が筆下ろしさせた、と豪語しているから驚きだ。
昼間会った村長の孫のハンターの童貞を奪ったのも彼女らしい。とんでもない女の子だね。
彼女は小遣いが欲しくてここに来たのだとか。親の金に頼らずアルバイトして稼いでるなんて偉い娘さんだね。とんでもない子だけど偉い子だ。
「ニマルです。よろしくお願いします」
二番目は妙齢の品の良い感じのマダムだった。メグミンほどではないがおっぱいがデカい。尻もデカくてとんでもない身体をしている。
彼女は先月旦那が魔物に襲われて死んでしまったらしい。ド田舎なので他に稼げる仕事がないのだろう。それでここに来たようだ。
なんとも哀れなことだ。不幸に染まった血の味はどんなものかね。楽しみだな。
「えと君のお名前は?」
「……」
最後の子はかなり若かった。若いわりには早熟なのかとんでもねえ身体つきをしている。
「もしもーし、聞いてる?」
「……」
話しかけても何も答えない。正確には答えようとしているのだが答えられないといったところか。彼女は頷いたり、口を開けて必死に何かを訴えようとしていた。
「その子は喋れないんです。生まれつきのバッドスキル持ちだとかで。名前はツーイです」
「へえそうなんだ」
喋れないツーイの代わりに、ニマルが説明してくれた。
ツーイの家は村の外れにあったのだが二年ほど前の土砂災害でやられたらしい。一家は彼女を残して全滅したそうだ。なんという悲劇だ。
それで彼女は村長の家に居候させてもらってたらしいが、身を立てるために自ら今宵の夜伽を志願したのだとか。
めっちゃ偉い子だね。苦難にめげずに前を向いて生きる素晴らしい女の子だ。
ちなみに今日が初めての客とりらしいから、たぶん処女だろう。やったぜ。
処女の血は最高だ。俺の胸元にいるエリザも感極まってプルプルと震えているようだ。
「さあ三者三様の境遇を持つ美しくも哀れな女たちよ。今宵は吸血鬼と共に優しい夢を見るがいいさ」
――スキル【魅了】発動。
スキルを発動して、三人を虜にする。三人は瞬く間に虚ろな表情となり、吸血鬼に供されるだけの贄となった。
さて無防備な三人の血をたっぷりと味わわせてもらおうか。
「エリザ、レディーファーストで処女を譲ってあげよう」
「よろしいのですか?」
「ああ。俺はまず、この一番とんでもない女の子の血から頂くことにするよ。たぶん一番不味そうだし、不味そうなのから徐々にステップアップして美味い血を飲むことにする。そうすれば、最後まで楽しめるだろ?」
「美味しいものは最後にとっておくというパターンですか。それもアリですわね」
俺たちは吸血鬼らしく邪悪に笑いあう。
「処女の血が美味しいからって吸いすぎて弱らせるなよエリザ? ちゃんと俺の分も残しておけよな」
「ええ勿論ですわ。そんな人のことを食いしん坊みたいに言わないでくださいまし」
「悪い悪い(実際食いしん坊だろうが)」
エリザに処女を譲り、俺は紹介された順(ナン、ニマル、ツーイの順)で吸血することにした。
「さてどんなもんやら」
まずはハンターの童貞を奪ったと豪語するとんでも女(ナン)の血を頂いていく。
淫乱で血が腐っているかと思いきや……。
(あぁ、これは悪くないぞ。いやむしろ良い!)
ナンは流されるように淫楽に興じているわけではなく、カーネラたちと同じように自らの意思で淫楽に興じ、性愛に命を賭けているといった感じの子か。普通の人とは違った感性だが、誇り高く生きているようだ。誇り高い人間の血は美味いな。
「とんでも女の血だからどんなもんかと思ったが、とんでもないくらい美味しいぞ。こりゃ得したな」
今の状況を例えるなら、夕飯に出てきたコロッケがスーパーとかで売っているお芋オンリーで出来た激安冷凍コロッケで大して美味しくないだろうなと思いつつ何気なく口に運んでみたら実はお肉がたっぷり入った専門店の美味しいコロッケだった――そんな感じだ。
めっちゃ得した気分になれるな。最高である。
「さてお次はこのマダムか」
続いてニマルという名のマダムの血を頂いていく。
(んん! いい感じに煮詰まってるな!)
雛にも稀な美人マダム――ニマル。先月まで夫婦共々この田舎村で慎ましくも幸せな毎日を送っていたのだろう。それが魔物の害に遭い、一気に地獄に落ちてしまった。
たった一ヶ月しか経ってないが、環境の変化が血の性質に大きく影響しているようだ。地獄を見たことで魂が腐り始めている。だがまだ完全には腐っていない。そんな味がする。
魂が腐る寸前の血は一番美味いんだ。救われたら澄んだ味になってしまうし、救われなかったらそのまま完全に腐敗していってヘドロのような味に変わってしまう。
この味は今だけしか味わえない、貴重な血だ。処女の血より、ある意味貴重かもしれない。玄人好みの血だね。
不幸というスパイスの効いた味、ご馳走さんです。
「さて、最後はメインディッシュの娘だね」
最後は声の出せない乙女だ。バッドスキルを持っているという話だが、さてどんな味やら。
(んぁ、たまらん! やはり処女の血は格別に美味い!)
まっさらで澄んだ味。苦境にあるが何も知らないがゆえに澄んだままだ。
おまけに若々しく生命力に溢れている。レベルが低いのが残念だがそれを加味しても美味いと断言できる。
美味いばかりか、滋養にも満ちている。雄のししゃもより、子持ちししゃもの方が美味くて栄養があるのと一緒だ。女の方が子供を育てる機能がある分、栄養豊富だ。
童貞の血も美味いが、やはり処女は格別だな。処女のままレベリングさせてもっと美味しい血に育てたい。そして永遠に味わっていたいくらいだな。
美味すぎるので吸い過ぎないように注意しよう。うっかり吸い過ぎて殺しちゃうと可哀想だからね。
「ぷはぁ、最高!」
「ふふ、乙女の血はやはり格別ですわねご主人様。この娘たちも例の如くスカウトするのですか?」
「ああ。この村に拠点が築ければスカウトしてもいいかもな。機会があればスカウトしよう」
「楽しみですわ」
エリザとあれこれ話し合いながら、三人の血を味わった。
レベリング的に大した成果はなかったが、美味しかった。マッシュ村の娼婦の血も素晴らしかったな。
0
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!(改訂版)
IXA
ファンタジー
凡そ三十年前、この世界は一変した。
世界各地に次々と現れた天を突く蒼の塔、それとほぼ同時期に発見されたのが、『ダンジョン』と呼ばれる奇妙な空間だ。
不気味で異質、しかしながらダンジョン内で手に入る資源は欲望を刺激し、ダンジョン内で戦い続ける『探索者』と呼ばれる職業すら生まれた。そしていつしか人類は拒否感を拭いきれずも、ダンジョンに依存する生活へ移行していく。
そんなある日、ちっぽけな少女が探索者協会の扉を叩いた。
諸事情により金欠な彼女が探索者となった時、世界の流れは大きく変わっていくこととなる……
人との出会い、無数に折り重なる悪意、そして隠された真実と絶望。
夢見る少女の戦いの果て、ちっぽけな彼女は一体何を選ぶ?
絶望に、立ち向かえ。

幼少期に溜め込んだ魔力で、一生のんびり暮らしたいと思います。~こう見えて、迷宮育ちの村人です~
月並 瑠花
ファンタジー
※ファンタジー大賞に微力ながら参加させていただいております。応援のほど、よろしくお願いします。
「出て行けっ! この家にお前の居場所はない!」――父にそう告げられ、家を追い出された澪は、一人途方に暮れていた。
そんな時、幻聴が頭の中に聞こえてくる。
『秋篠澪。お前は人生をリセットしたいか?』。澪は迷いを一切見せることなく、答えてしまった――「やり直したい」と。
その瞬間、トラックに引かれた澪は異世界へと飛ばされることになった。
スキル『倉庫(アイテムボックス)』を与えられた澪は、一人でのんびり二度目の人生を過ごすことにした。だが転生直後、レイは騎士によって迷宮へ落とされる。
※2018.10.31 hotランキング一位をいただきました。(11/1と11/2、続けて一位でした。ありがとうございます。)
※2018.11.12 ブクマ3800達成。ありがとうございます。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。


特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる