142 / 291
四章
オーク討伐依頼12/13(イノコとの戦い)
しおりを挟む
(さあて。戦闘開始はド派手にいくか)
――スキル【風刃】発動。
俺は魔力を多めに注ぎ込み、特大の魔法を発動する。前にパープルの血からラーニングした風の魔法だ。
俺の掌から発生した大きな風の刃が、本陣を巻き込みながら暴れ狂う。中にいたオークたちを一掃していく。
「ぎゃああああ!」
「うぎゃあああ!」
ザコオークは当然一撃で屠れたものの、イノコを始めとした幹部級のオークは耐久力があるのか、重傷を負わせることはできたものの、一撃で倒すことはできなかった。
イノコに至っては、大したダメージすら負っていないようだった。
「て、敵襲ぅう!」
「敵だぁあ! 敵がここにいるぞ!」
異変に気づいた本陣周辺にいたオークたちが襲い掛かってくる。
「邪魔だぁあああ!」
――スキル【咆哮】発動。
昼間ザコオークの血からラーニングしたばかりのスキルを発動する。吸血鬼のプレッシャーとスキルの効果によって、多くのオークたちの動きが止まる。
「――ぶひ」
「――ふが」
「――ひふ」
動きが止まったオークのその首を順番に刎ねていく。一匹二匹三匹と。
手刀でもスッパリと切れるもんだ。ステータス値の力が元々高い上に、スキル【怪力】で上乗せされ、さらにスキル【格闘】のおかげで上乗せされており、化け物のような腕力となっているらしい。
吸血鬼だから化け物というのは間違いではないな。文字通り化け物だ。
「ひぃっ、ば、化け者!」
「吸血鬼だぁあ!」
「ひぃいいい!」
豆腐を切るように仲間のオークの首が刎ねられていくのを見て、周囲にいたオークたちは恐慌状態に陥る。
「落ち着きなさい!」
そんな恐慌状態に陥ったオークたちを、イノコは叱咤激励していく。
何かしらのスキルでも使っているのか、怯えているオークはすぐに戦線復帰してくる。さらにはステータスもアップしているのか、普通のザコよりも強くなっている。
面倒な相手だ。そんな面倒なイノコを真っ先に仕留めるべく、俺は飛び掛っていく。
だが――。
「死になさい! 吸血鬼!」
「ちっ、中々やるな」
イノコは強かった。パンチを食らわせても大きなダメージを受けている様子がない。俺と対等に殴り合ってくる。
これだけ俺の全力パンチを食らっても死なないなんで異常すぎる。間違いなく今までで戦った敵の中でナンバーワンの強さだ。普通のオークとは思えなかった。
(シブヘイがこのイノコって奴より強いとすると不味いな。この場にいないのが幸いか。シブヘイが増援に現れる前に仕留めてやる!)
イノコをここで仕留めるべく、全力で戦っていく。
周りに大勢のオークがいるものの、実質、俺とイノコの一騎打ちのようなものだ。ザコは戦いの余波で吹っ飛んで死んでいくからね。
――スキル【毒牙】発動。
「ぎゃぁあああッ!」
隙を見てイノコの腕を掴んで噛み付く。毒を注入すると同時、吸血もする。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――スキル【激励】を獲得。
激励:周囲の味方を鼓舞し、普段の実力以上の力を発揮させる。精神異常系ステータスからの復帰も早める。
どうやら得られたのは先ほどイノコが部下のオークたちに使っていたスキルのようだ。
レイラたちのレベリングをさせる際に有用そうで有難いが、今ソロで戦っている俺には意味のないスキルだった。
だが吸血はついでだ。本命は毒攻撃である。
「がぁぁ……ぐぅ……」
麻痺毒を食らったのか、イノコの動きが鈍くなる。チャンスだな。
(どうやら勝負あったようだな。このまま仕留めてやる!)
ここぞとばかりに俺は追撃を加えていくのだが……。
「母上を守れ!」
「決死隊となるんだ!」
「うぉおお! 母さんを守れぇえ!」
イノコに止めを刺そうとする俺を、周りにいたオークたちが必死に食らいつくようにして阻んでくる。
こいつら全員ハイクラスのオークだな。耐久力が他のオークよりもある。おまけにイノコのスキルで強化されているので、束でかかってくると地味に潰すのに時間がかかる。
「母上、撤退してください! ここは持ちません! 化け物ですこいつ!」
「わかりました……無念ですが全軍撤収!」
逃げようとするイノコ。
ここで逃がしたら面倒だと思い、俺は必死に追撃する。スキル【狂化】を使い、一気に突破を図る。
だが――。
「母上はやらせない!」
「ちっ、邪魔臭い!」
次から次へとオークたちが肉壁になり、行く手を阻む。ザコオークの死体が積み重なるだけで、イノコには届かない。その隙に、イノコは遥か遠くに逃げてしまう。
(これ以上は危ないな。追撃した先にシブヘイとやらがいたら不味い)
適当な所で、俺は追撃を諦めることにした。これ以上の追撃は危険そうだと思ったからだ。スキル【狂化】の効果も切れる頃合だしな。
「はぁはぁ」
「吸血鬼が弱っているぞ! 今が好機だぞ!」
スキル【狂化】の発動後のクーリングタイムのせいで、疲れて動きが鈍る。このチャンスを逃がさないとばかりに、オークたちが俺を仕留めようと襲ってくる。
ちょっとピンチになるかと思ったが、そんな心配はなかった。
「汚い手でご主人様に触らないでくれますか」
一つの影が空中からふわりと舞い降りてくる。エリザだった。
スキル【狂化】を発動する前に、連絡蝙蝠を飛ばしてエリザに増援に来るように伝えていたのだ。それでちょうど到着したようだ。ナイスタイミングだぜエリザ。
「エリザ、周りのザコは任せたぞ。俺は少し休憩する」
「ええお任せ下さいませ」
エリザに露払いを負かせ、俺はそこらへんにあるオークの死体を掴み、吸血して栄養補給することにした。
「まっず。おえっ」
不味いが多少は体力を回復するのに役立つのでどんどん吸っていく。そうしている間に、エリザは周囲のオークたちを全て屠った。
「ご主人様、周囲にいた豚共は蹴散らしましたわ」
「ご苦労さん。レベリングのチャンスだ。エリザも栄養補給がてらどうだ。豚の血も乙なもんだぞ」
「ええ頂きますわ」
エリザと二人、そこらへんにあるオークの死骸の血を吸っていく。森に隠していた蝙蝠たちも姿を現し、ちゅうちゅうと吸い始める。みんなでちゅうちゅうタイムだ。
吸血しつつ、エリザと情報交換をする。
「村の方はどうだ?」
「村のオーク共は私が抜ける前に撤収していきましたので、残党は今頃片付いている頃かと。あのトロール男もいますし、大丈夫かと思いますわ」
「そうか。レイラにはスキル【癒光】を覚えさせてあるし、まあ大丈夫だろう。いざという時の回復ポーションも渡してあるしな」
「それよりも、私はご主人様をここまで追い詰めた輩について教えて頂きたいですわ」
「ああそれなんだが……」
俺が知り得たイノコやシブヘイについての情報をエリザにも伝える。ダンジョンマスターとその従者である可能性があることを伝えると、エリザの表情が曇った。
「その可能性は十分にございますわね」
「エリザの神から与えられた知識の中には、他のダンジョンマスターについての知識はないのか? その存在について触れる知識はないのか?」
「ええ残念ながら。何もわかりませんわ。そんな情報は与えられておりません」
「そうか。なら仕方ないな」
エリザは他のダンジョンマスターの存在については何も知らないという。
転生直後に聞いた話では必要最低限の知識しか与えられていないという話だったから、仮に他にダンジョンマスターが存在していても、その存在についてはわからないのだろう。
(俺以外のダンジョンマスターか。あり得るかもな)
夕方からのたった数時間の内に急に現れた本陣と装備の整った大軍。
ダンジョンマスターがそれを用意したと考えれば、納得できる話だ。今回の事件の裏にいるのは、ダンジョンマスターとその従者かもしれない。
無論、この世界には転移できる魔道具もあるようだし、この世界の住人が主犯という可能性もある。その可能性もあるが、ダンジョンマスターが相手だと考えた方がいいだろう。
常に最悪の事態を想定して、警戒しておくに越したことはない。敵は俺たちと同格のダンジョンマスターとして考えた方が良さそうだ。
(たかが鉄等級のオーク討伐任務かと思ったら、意外と大事だったな。だが面白い)
周囲を満たす咽返るようなオークの血臭と、戦闘後の心地良い疲労感に浸りながら、俺は月を見上げて獰猛に笑った。
前世の俺はともかくとして、吸血鬼となった俺は闘争を心から楽しめるような身体になっているらしい。
強大な敵、望むところだ。オークだろうが同じ吸血鬼だろうが、食らってやるぜ。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.57) 種族:吸血鬼(ハイ)
HP:1055/1055 MP:957/957
【変化】【魅了】【吸血】【鬼語】【粗食】【獣の嗅覚】【獣の視覚】【獣の聴覚】【獣の味覚】
【剣術】【我慢】【起床】【睡眠】【威圧】【料理】【伐採】【裁縫】【農耕】【投擲】
【風刃】【天才】【火球】【洗脳】【狂化】【商人】【販売】【交渉】【売春】【性技】
【避妊】【癒光】【洗浄】【解体】【斧術】【槍術】【穴掘】【格闘】【毒牙】【硬化】
【舞踏】【鎚術】【怪力】【豚語】【咆哮】【免疫】【激励】
――スキル【風刃】発動。
俺は魔力を多めに注ぎ込み、特大の魔法を発動する。前にパープルの血からラーニングした風の魔法だ。
俺の掌から発生した大きな風の刃が、本陣を巻き込みながら暴れ狂う。中にいたオークたちを一掃していく。
「ぎゃああああ!」
「うぎゃあああ!」
ザコオークは当然一撃で屠れたものの、イノコを始めとした幹部級のオークは耐久力があるのか、重傷を負わせることはできたものの、一撃で倒すことはできなかった。
イノコに至っては、大したダメージすら負っていないようだった。
「て、敵襲ぅう!」
「敵だぁあ! 敵がここにいるぞ!」
異変に気づいた本陣周辺にいたオークたちが襲い掛かってくる。
「邪魔だぁあああ!」
――スキル【咆哮】発動。
昼間ザコオークの血からラーニングしたばかりのスキルを発動する。吸血鬼のプレッシャーとスキルの効果によって、多くのオークたちの動きが止まる。
「――ぶひ」
「――ふが」
「――ひふ」
動きが止まったオークのその首を順番に刎ねていく。一匹二匹三匹と。
手刀でもスッパリと切れるもんだ。ステータス値の力が元々高い上に、スキル【怪力】で上乗せされ、さらにスキル【格闘】のおかげで上乗せされており、化け物のような腕力となっているらしい。
吸血鬼だから化け物というのは間違いではないな。文字通り化け物だ。
「ひぃっ、ば、化け者!」
「吸血鬼だぁあ!」
「ひぃいいい!」
豆腐を切るように仲間のオークの首が刎ねられていくのを見て、周囲にいたオークたちは恐慌状態に陥る。
「落ち着きなさい!」
そんな恐慌状態に陥ったオークたちを、イノコは叱咤激励していく。
何かしらのスキルでも使っているのか、怯えているオークはすぐに戦線復帰してくる。さらにはステータスもアップしているのか、普通のザコよりも強くなっている。
面倒な相手だ。そんな面倒なイノコを真っ先に仕留めるべく、俺は飛び掛っていく。
だが――。
「死になさい! 吸血鬼!」
「ちっ、中々やるな」
イノコは強かった。パンチを食らわせても大きなダメージを受けている様子がない。俺と対等に殴り合ってくる。
これだけ俺の全力パンチを食らっても死なないなんで異常すぎる。間違いなく今までで戦った敵の中でナンバーワンの強さだ。普通のオークとは思えなかった。
(シブヘイがこのイノコって奴より強いとすると不味いな。この場にいないのが幸いか。シブヘイが増援に現れる前に仕留めてやる!)
イノコをここで仕留めるべく、全力で戦っていく。
周りに大勢のオークがいるものの、実質、俺とイノコの一騎打ちのようなものだ。ザコは戦いの余波で吹っ飛んで死んでいくからね。
――スキル【毒牙】発動。
「ぎゃぁあああッ!」
隙を見てイノコの腕を掴んで噛み付く。毒を注入すると同時、吸血もする。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――スキル【激励】を獲得。
激励:周囲の味方を鼓舞し、普段の実力以上の力を発揮させる。精神異常系ステータスからの復帰も早める。
どうやら得られたのは先ほどイノコが部下のオークたちに使っていたスキルのようだ。
レイラたちのレベリングをさせる際に有用そうで有難いが、今ソロで戦っている俺には意味のないスキルだった。
だが吸血はついでだ。本命は毒攻撃である。
「がぁぁ……ぐぅ……」
麻痺毒を食らったのか、イノコの動きが鈍くなる。チャンスだな。
(どうやら勝負あったようだな。このまま仕留めてやる!)
ここぞとばかりに俺は追撃を加えていくのだが……。
「母上を守れ!」
「決死隊となるんだ!」
「うぉおお! 母さんを守れぇえ!」
イノコに止めを刺そうとする俺を、周りにいたオークたちが必死に食らいつくようにして阻んでくる。
こいつら全員ハイクラスのオークだな。耐久力が他のオークよりもある。おまけにイノコのスキルで強化されているので、束でかかってくると地味に潰すのに時間がかかる。
「母上、撤退してください! ここは持ちません! 化け物ですこいつ!」
「わかりました……無念ですが全軍撤収!」
逃げようとするイノコ。
ここで逃がしたら面倒だと思い、俺は必死に追撃する。スキル【狂化】を使い、一気に突破を図る。
だが――。
「母上はやらせない!」
「ちっ、邪魔臭い!」
次から次へとオークたちが肉壁になり、行く手を阻む。ザコオークの死体が積み重なるだけで、イノコには届かない。その隙に、イノコは遥か遠くに逃げてしまう。
(これ以上は危ないな。追撃した先にシブヘイとやらがいたら不味い)
適当な所で、俺は追撃を諦めることにした。これ以上の追撃は危険そうだと思ったからだ。スキル【狂化】の効果も切れる頃合だしな。
「はぁはぁ」
「吸血鬼が弱っているぞ! 今が好機だぞ!」
スキル【狂化】の発動後のクーリングタイムのせいで、疲れて動きが鈍る。このチャンスを逃がさないとばかりに、オークたちが俺を仕留めようと襲ってくる。
ちょっとピンチになるかと思ったが、そんな心配はなかった。
「汚い手でご主人様に触らないでくれますか」
一つの影が空中からふわりと舞い降りてくる。エリザだった。
スキル【狂化】を発動する前に、連絡蝙蝠を飛ばしてエリザに増援に来るように伝えていたのだ。それでちょうど到着したようだ。ナイスタイミングだぜエリザ。
「エリザ、周りのザコは任せたぞ。俺は少し休憩する」
「ええお任せ下さいませ」
エリザに露払いを負かせ、俺はそこらへんにあるオークの死体を掴み、吸血して栄養補給することにした。
「まっず。おえっ」
不味いが多少は体力を回復するのに役立つのでどんどん吸っていく。そうしている間に、エリザは周囲のオークたちを全て屠った。
「ご主人様、周囲にいた豚共は蹴散らしましたわ」
「ご苦労さん。レベリングのチャンスだ。エリザも栄養補給がてらどうだ。豚の血も乙なもんだぞ」
「ええ頂きますわ」
エリザと二人、そこらへんにあるオークの死骸の血を吸っていく。森に隠していた蝙蝠たちも姿を現し、ちゅうちゅうと吸い始める。みんなでちゅうちゅうタイムだ。
吸血しつつ、エリザと情報交換をする。
「村の方はどうだ?」
「村のオーク共は私が抜ける前に撤収していきましたので、残党は今頃片付いている頃かと。あのトロール男もいますし、大丈夫かと思いますわ」
「そうか。レイラにはスキル【癒光】を覚えさせてあるし、まあ大丈夫だろう。いざという時の回復ポーションも渡してあるしな」
「それよりも、私はご主人様をここまで追い詰めた輩について教えて頂きたいですわ」
「ああそれなんだが……」
俺が知り得たイノコやシブヘイについての情報をエリザにも伝える。ダンジョンマスターとその従者である可能性があることを伝えると、エリザの表情が曇った。
「その可能性は十分にございますわね」
「エリザの神から与えられた知識の中には、他のダンジョンマスターについての知識はないのか? その存在について触れる知識はないのか?」
「ええ残念ながら。何もわかりませんわ。そんな情報は与えられておりません」
「そうか。なら仕方ないな」
エリザは他のダンジョンマスターの存在については何も知らないという。
転生直後に聞いた話では必要最低限の知識しか与えられていないという話だったから、仮に他にダンジョンマスターが存在していても、その存在についてはわからないのだろう。
(俺以外のダンジョンマスターか。あり得るかもな)
夕方からのたった数時間の内に急に現れた本陣と装備の整った大軍。
ダンジョンマスターがそれを用意したと考えれば、納得できる話だ。今回の事件の裏にいるのは、ダンジョンマスターとその従者かもしれない。
無論、この世界には転移できる魔道具もあるようだし、この世界の住人が主犯という可能性もある。その可能性もあるが、ダンジョンマスターが相手だと考えた方がいいだろう。
常に最悪の事態を想定して、警戒しておくに越したことはない。敵は俺たちと同格のダンジョンマスターとして考えた方が良さそうだ。
(たかが鉄等級のオーク討伐任務かと思ったら、意外と大事だったな。だが面白い)
周囲を満たす咽返るようなオークの血臭と、戦闘後の心地良い疲労感に浸りながら、俺は月を見上げて獰猛に笑った。
前世の俺はともかくとして、吸血鬼となった俺は闘争を心から楽しめるような身体になっているらしい。
強大な敵、望むところだ。オークだろうが同じ吸血鬼だろうが、食らってやるぜ。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.57) 種族:吸血鬼(ハイ)
HP:1055/1055 MP:957/957
【変化】【魅了】【吸血】【鬼語】【粗食】【獣の嗅覚】【獣の視覚】【獣の聴覚】【獣の味覚】
【剣術】【我慢】【起床】【睡眠】【威圧】【料理】【伐採】【裁縫】【農耕】【投擲】
【風刃】【天才】【火球】【洗脳】【狂化】【商人】【販売】【交渉】【売春】【性技】
【避妊】【癒光】【洗浄】【解体】【斧術】【槍術】【穴掘】【格闘】【毒牙】【硬化】
【舞踏】【鎚術】【怪力】【豚語】【咆哮】【免疫】【激励】
0
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説
初期ステータスが0!かと思ったら、よく見るとΩ(オメガ)ってなってたんですけどこれは最強ってことでいいんでしょうか?
夜ふかし
ファンタジー
気がついたらよくわからない所でよくわからない死を司る神と対面した須木透(スキトオル)。
1人目は美味しいとの話につられて、ある世界の初転生者となることに。
転生先で期待して初期ステータスを確認すると0!
かと思いきや、よく見ると下が開いていたΩ(オメガ)だった。
Ωといえば、なんか強そうな気がする!
この世界での冒険の幕が開いた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!(改訂版)
IXA
ファンタジー
凡そ三十年前、この世界は一変した。
世界各地に次々と現れた天を突く蒼の塔、それとほぼ同時期に発見されたのが、『ダンジョン』と呼ばれる奇妙な空間だ。
不気味で異質、しかしながらダンジョン内で手に入る資源は欲望を刺激し、ダンジョン内で戦い続ける『探索者』と呼ばれる職業すら生まれた。そしていつしか人類は拒否感を拭いきれずも、ダンジョンに依存する生活へ移行していく。
そんなある日、ちっぽけな少女が探索者協会の扉を叩いた。
諸事情により金欠な彼女が探索者となった時、世界の流れは大きく変わっていくこととなる……
人との出会い、無数に折り重なる悪意、そして隠された真実と絶望。
夢見る少女の戦いの果て、ちっぽけな彼女は一体何を選ぶ?
絶望に、立ち向かえ。

幼少期に溜め込んだ魔力で、一生のんびり暮らしたいと思います。~こう見えて、迷宮育ちの村人です~
月並 瑠花
ファンタジー
※ファンタジー大賞に微力ながら参加させていただいております。応援のほど、よろしくお願いします。
「出て行けっ! この家にお前の居場所はない!」――父にそう告げられ、家を追い出された澪は、一人途方に暮れていた。
そんな時、幻聴が頭の中に聞こえてくる。
『秋篠澪。お前は人生をリセットしたいか?』。澪は迷いを一切見せることなく、答えてしまった――「やり直したい」と。
その瞬間、トラックに引かれた澪は異世界へと飛ばされることになった。
スキル『倉庫(アイテムボックス)』を与えられた澪は、一人でのんびり二度目の人生を過ごすことにした。だが転生直後、レイは騎士によって迷宮へ落とされる。
※2018.10.31 hotランキング一位をいただきました。(11/1と11/2、続けて一位でした。ありがとうございます。)
※2018.11.12 ブクマ3800達成。ありがとうございます。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる