5 / 83
Bloody hood A
夜明けと支度
しおりを挟む
部屋のあちこちには小さな水晶がたくさん転がっています。
僕は踏みつけないように気をつけながら僕は部屋から出ました。
約束の時間まであと少しです。
別に先輩との約束じゃないのだから守らなくても良いじゃないか、なんて思いもありますが、先輩はいつも女性に優しくしろと言っていたのできちんと守ることにしました。
さて、今日はどこで眠りましょうか。
できれば僕はソファーで眠りたいです。
そりゃあ普段ならベッドで眠りますが、今はマリィがいます。
女子と二人でベッドに眠るというのも何だか嫌な感じですし、何よりその様子を先輩に見られたらと思うと寒気がします。
僕は先輩一筋なのに、他の人間にも気があると思われたら...
そしてそれがきっかけで他の人と付き合ってしまったら...
なんて想像をするだけで何だか死にたくなってしまいます。
まぁ、そんなことありえないのですが。
でもそんなこと以前に僕が一緒に寝たくないのでソファーで寝るということをマリィに伝えました。
マリィはとても不服そうでしたが、僕が一生懸命説得した結果、ため息付きで了承を得ました。
さて、ソファーで横になりましょうか。
明日も晴れてくれると嬉しいなぁ、なんて思いました。
だって僕は雨が嫌いなんですもの。
明け方に目が覚めました。
まだ、日が昇り始めるくらいでしょうか。
窓の外がほんのり明るいです。
この村でこのくらいということは街の方ではまだ深夜と言ったところでしょう。
マリィもぐっすりと眠っています。
起こすのは可哀想だな、なんて思ったので声をかけないでおくことにしました。
僕は朝食の支度をしようと思い、キッチンへと向かいました。
普段ならパンを食べて終了にするのですが、今日はマリィというお客さんがいるわけですし、パンだけで済ますのも酷というものでしょう。
なのできちんとした料理でも作ろうかと思いました。
でも、それもいつか先輩に褒めてもらうためという気持ちがありますが。
颯太は料理上手で凄いとか、そんな風に褒められながら頭を撫でて欲しいのです。
先輩は甘いものが好きだったけな、なんてことを思いながら、今日は何を作ろうか考えます。
そうだな、甘いものと言ったらやっぱりケーキなどのスイーツでしょうか...
じゃあ今日はケーキやタルトを作りましょう。
僕は早速材料を取り出して調理に取り掛かることにしました。
甘い甘いホイップクリームに甘酸っぱい苺の乗ったケーキ、カスタードクリームで作った土台の上にたくさんの果物を散りばめたフルーツタルト。
先輩の大好物のロイヤルミルクティーと共に机の上に並べます。
僕は踏みつけないように気をつけながら僕は部屋から出ました。
約束の時間まであと少しです。
別に先輩との約束じゃないのだから守らなくても良いじゃないか、なんて思いもありますが、先輩はいつも女性に優しくしろと言っていたのできちんと守ることにしました。
さて、今日はどこで眠りましょうか。
できれば僕はソファーで眠りたいです。
そりゃあ普段ならベッドで眠りますが、今はマリィがいます。
女子と二人でベッドに眠るというのも何だか嫌な感じですし、何よりその様子を先輩に見られたらと思うと寒気がします。
僕は先輩一筋なのに、他の人間にも気があると思われたら...
そしてそれがきっかけで他の人と付き合ってしまったら...
なんて想像をするだけで何だか死にたくなってしまいます。
まぁ、そんなことありえないのですが。
でもそんなこと以前に僕が一緒に寝たくないのでソファーで寝るということをマリィに伝えました。
マリィはとても不服そうでしたが、僕が一生懸命説得した結果、ため息付きで了承を得ました。
さて、ソファーで横になりましょうか。
明日も晴れてくれると嬉しいなぁ、なんて思いました。
だって僕は雨が嫌いなんですもの。
明け方に目が覚めました。
まだ、日が昇り始めるくらいでしょうか。
窓の外がほんのり明るいです。
この村でこのくらいということは街の方ではまだ深夜と言ったところでしょう。
マリィもぐっすりと眠っています。
起こすのは可哀想だな、なんて思ったので声をかけないでおくことにしました。
僕は朝食の支度をしようと思い、キッチンへと向かいました。
普段ならパンを食べて終了にするのですが、今日はマリィというお客さんがいるわけですし、パンだけで済ますのも酷というものでしょう。
なのできちんとした料理でも作ろうかと思いました。
でも、それもいつか先輩に褒めてもらうためという気持ちがありますが。
颯太は料理上手で凄いとか、そんな風に褒められながら頭を撫でて欲しいのです。
先輩は甘いものが好きだったけな、なんてことを思いながら、今日は何を作ろうか考えます。
そうだな、甘いものと言ったらやっぱりケーキなどのスイーツでしょうか...
じゃあ今日はケーキやタルトを作りましょう。
僕は早速材料を取り出して調理に取り掛かることにしました。
甘い甘いホイップクリームに甘酸っぱい苺の乗ったケーキ、カスタードクリームで作った土台の上にたくさんの果物を散りばめたフルーツタルト。
先輩の大好物のロイヤルミルクティーと共に机の上に並べます。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
すべて実話
さつきのいろどり
ホラー
タイトル通り全て実話のホラー体験です。
友人から聞いたものや著者本人の実体験を書かせていただきます。
長編として登録していますが、短編をいつくか載せていこうと思っていますので、追加配信しましたら覗きに来て下さいね^^*
【完結】わたしの娘を返してっ!
月白ヤトヒコ
ホラー
妻と離縁した。
学生時代に一目惚れをして、自ら望んだ妻だった。
病弱だった、妹のように可愛がっていたイトコが亡くなったりと不幸なことはあったが、彼女と結婚できた。
しかし、妻は子供が生まれると、段々おかしくなって行った。
妻も娘を可愛がっていた筈なのに――――
病弱な娘を育てるうち、育児ノイローゼになったのか、段々と娘に当たり散らすようになった。そんな妻に耐え切れず、俺は妻と別れることにした。
それから何年も経ち、妻の残した日記を読むと――――
俺が悪かったっ!?
だから、頼むからっ……
俺の娘を返してくれっ!?
ツギハギドール
広茂実理
ホラー
※グロ系統描写あります。苦手な方はご注意を
憧れてやまない同級生の死――
目の前で大事な友人を失った少女、斉藤初は、希望のない日々を過ごしていた。
彼女の心の拠り所はたった一つ……可愛らしい姿のプリンセスドールで。そのドールは、失われた同級生にそっくりだった。
そんなある日、友人の死に関わった人物が、無残な姿で命を落とす。一見事故かと思われた遺体のそばには、謎のドールが発見され、世間では亡くなった少女の呪いとして騒がれる始末。
命を落として尚も引き合いに出され、侮辱されるのか――我慢がならなかった斉藤初は、独自に事件を調査することを決意するが――
事故か自殺か他殺か。ドールの目撃情報とはいったい。本当に呪いが存在するのか。
ミステリーxサイコxサスペンスxホラーストーリー。
本当にあった怖い話
邪神 白猫
ホラー
リスナーさんや読者の方から聞いた体験談【本当にあった怖い話】を基にして書いたオムニバスになります。
完結としますが、体験談が追加され次第更新します。
LINEオプチャにて、体験談募集中✨
あなたの体験談、投稿してみませんか?
投稿された体験談は、YouTubeにて朗読させて頂く場合があります。
【邪神白猫】で検索してみてね🐱
↓YouTubeにて、朗読中(コピペで飛んでください)
https://youtube.com/@yuachanRio
※登場する施設名や人物名などは全て架空です。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
ぐちょべちょラ/惨酷の定義
握夢(グーム)
ホラー
意識が戻った時に記憶が無かった。動けない。目も見えない。
ただいえることは、おれは、……喰われていた!?
なぜこんなことになったのか。―――そしておれは一体何者なんだ!?
15分で読める、ミステリーテイストの強い、怖さ&残酷描写が軽めのライトホラーです。
阿修羅の道の十字路で
板倉恭司
ホラー
都内でも屈指の低偏差値高校に通う翔には、イジメられっ子の過去があった。未来に何の希望も持てず憂鬱な人生を送る彼が、些細な理由から何の興味もない修学旅行に参加する。あまりにも異様な同級生・明との接触から始まる恐怖の一夜。やがて、最凶の男が目覚める──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる