異世界転生した俺ですが、なんだか周りの奴らがおかしい気がする

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「ルーナ、着いたよ」


　そう言われて馬車の窓から外を覗くと、王都に来た時にちらっと見えたお城が目の前にあった。遠目から見てもすごいきれいで豪華だって思ったけど、近くで見たら迫力やばい。キラキラして見える。

　これから王様に会う。非公式の場だから緊張しなくていいって言われてるけど、いや王様だよ？普通の日本人として生きてた俺としては大事おおごとなんだからね。お城の中を執事みたいな人に案内されてどんどん奥に進んでいく。当たり前だけど、エレベーターもエスカレーターもないから上に上がる時は階段だけだ。途中で疲れて、レオ兄さんに抱っこされたのはしょうがない。みんな微笑ましい目で見てこないで欲しい。俺は今子供なんだからしょうがないのだ。


コンコンっ


　応接室に通されてしばらくした時だった。だれか来た。多分この人が王様だと思う。こちらに歩いてる姿だけは堂々としていて、すごい威厳がある。何より王冠被ってる。父様と学友と聞いていたけど、やっぱり俺の中の王様っておじいさんみたいなイメージがあったから、すごい若々しくて少しびっくりしてる。超絶イケメン。

　非公式といっても、礼儀は大事だ。公爵家の全員が立って深くお辞儀をした。俺も遅れながらお辞儀したよ。先に言っといて欲しかったとは思うけど。


「いやいや、頭を上げてくれ。俺とお前の仲だ。ここではそんなにかしこまらなくていい」

「あぁ、わかった。ありがとう」


　王様がそういうと部屋の空気が一気に柔らかくなった気がする。部屋に来たのは、王様だけでなくもう1人後ろにおじさんと俺と背丈が同じくらいの男の子がいる。おじさんの方は宰相様だと思うけど、もう1人は…？


　全員が椅子に座った。王様ともう2人が俺をガン見してくる。それはもうジーッと。
　言い忘れてたけど俺はお城に入ってくる時からフードがついたマントを着て髪と顔を隠してる。そしてこのマントがすごくてなんと俺目線だと外が見えるのだ。魔道具というものらしい。なんとも異世界らしいものだ。他の魔道具なるものも見てみたい。いやそれは置いといて。
　そういうことで俺は鼻先までフードを深くかぶっている。だからあちらからは俺の口元しか見えないはずだが…


「フラム、その…早速なんだが紹介してもらってもいいか？」

「あぁ、ルーナ、フードを取っていいよ。自己紹介できるかな」


　そう言われてフードから顔を出した。フード越しに見てた男の子と目が合う。この子もまあイケメンというよりかわいい系…？だな。この世界の人間は顔が整ってるのしかいないのかよ。俺はどうすればいいんだ。


「えっと、ルーナ=アンゲルス=グローリアです」
ペコッ


　ちょっとたどたどしくなってしまった。何回も練習したのに。自分の名前とはいっても、長いすぎる！


「……その、そうだな。なんていえばいいのか…
ひとまず、無事に見つかってよかったです、御使い様。貴方様が誘拐された7年前からずっと探していました。私はこの国の王をしている、アウルム=カルディア=アルバと申します」


　！？！？王様が俺に敬語を使ってきてすごく深いお辞儀をしている！


「いやっ、王様が俺に敬語なんて使わないでください！え、その、、お願いですから頭をあげてください…」

「アル王様の略称、この子はそういう扱いに慣れてないんだ。年相応な話し方にしてあげてほしい」

「わかった。ルーナ君と呼ばせてもらうよ。君とは幼い頃に会ったんだが…さすがに覚えていないかな。そうだ、こちらも自己紹介させてもらおう」


　王様は俺をすごい優しい目で見ている。父様たちから聞いてた話だと、王様と宰相様も俺がいなくなった時色々と頑張ってくれたらしい。



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お久しぶりです…

えぇ、正直に言います。

受験を終えて、全くやる気が出ないままはや半年。

そうです、さぼりです。

あ、一応大学生になれました。



思ったんですけど、まだこの作品読む人いるんでしょうか？？正直こんなに時間を開けてこんな駄作待ってる人なんかいない気がしてきました。

たまに読み返したりすると、文章力がゴミすぎて恥ずかしくなってきます。

私の気分次第でこの作品はこの世から消えます。
消えなくても、この作品の時が進むことはないでしょう。ご了承ください。



この作品は見切り発車のため、ちゃんとしたエンディングを考えてないです。毎回1話ごとに話を考えてるので、続けるとしたらどれくらいの長さになるかは私ですら分かりません…ごめんなさい…