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魔女と街のさらなる日常編
ep363 王子様の国へ招待されちゃった!?
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「え? アタシがウォリアールに? 話の脈絡がなさ過ぎてついていけないんだけど?」
【俺もどう説明すればいいのか分からねえが……こっちの上層部連中がそう願い出てるんだ】
フェリアさんがアタシ個人へ願い出てきたのは、まさかまさかのウォリアールへの招待案件。二人の婚約の流れから、どうしてそんな話になるのやら。
しかもフェリアさんが個人的に招待してるのではなく、ウォリアールという国家のお偉いさんからの依頼らしい。
ますます意味が分からない。アタシって、ただの街のヒーローなんだけど?
――『街のヒーロー』が『ただの』で済むかは知らないけど。
「ウォリアール上層部って……例えば誰が?」
【お前が知ってるところだと、将軍艦隊のボス、フロスト・エアロだな】
「うわぁ……。まーた将軍艦隊かぁ……」
話を進めてみると、最早お約束と言うべきか因縁と言うべきか、この話の背後にはフロスト博士の影が見えてくる。
大凍亜連合や星皇カンパニーの時から始まり、本当に将軍艦隊との関係は切っても切れない。しかもどれもこれもが戦いの話だし。
まあ、ウォリアールという軍事国家お抱えの傭兵軍団ならば、関係性がバトル一辺倒になるのも仕方ないか。
「もしかしてさ。アタシがウォリアールに呼ばれてる理由って『これまでことごとく将軍艦隊の邪魔をしてきたから』……とか?」
「いや、そうじゃねえんだ。内容としては穏便なんだが……俺の口からはまだ何も話せねえ。とりあえずは空鳥に来てもらわねえと、話も進まなくってさ」
仮にウォリアールへ行くとしても、気になるのは理由の方だ。フェリアさんいわく、お礼参りとかではないらしい。
ただ、内容自体は話してくれない。知っていそうな雰囲気だけど、口外しそうにない。
とはいえ、ウォリアール王族であるフェリアさんからのご要望とあれば、行かないというのも失礼な話か。
でも将軍艦隊が絡んでくると、大体ロクなことがないのよね。どうしても勇み足を踏んじゃう。
「……なあ、フェリア。どうしても隼がウォリアールに行かないといけないなら、俺も一緒について行って構わないか?」
【赤原がか? まあ、夫のお前が同席する分には構わねえし、なんだったらウォリアールには新婚旅行って名目で来てみねえか? お前達二人って、そういう機会もなかっただろ?】
「それで構わないならそうしてもらおうか。俺も隼を一人だけで真相の見えない場所に行かせられないからな」
そんなアタシの背中を押すように、タケゾーも話に入り込んでくる。本当にアタシのことが心配なのか、自分までウォリアールに行くと言い出す始末だ。
アタシとしても心強いし、新婚旅行という名目も悪くない。
結婚式すらまだだけど、タケゾーとは夫婦になってからそれらしいこともできなかったからね。アタシもそういうのをやってみたい。
ウォリアールは軍事国家だとは聞いてるけど、洗居さんが観光できるぐらいの場所ではあるみたいだし、たまには異国情緒にも触れたいよね。
将軍艦隊が絡んでくるのは気になるけど、クジャクさんにも会いたい。
先の一件であの人には大いにお世話になっている。改めてお礼も言いたい。
いっそ洗居さんとフェリアさんにも直接結婚祝いを言いたいし、そういう意味では一度ウォリアールに顔を見せるのも悪くないか。
【それじゃあ、空鳥と赤原の二人でウォリアールへ来るように頼む。行き方についてだが、そこはそっちにいるフクロウと相談してくれ】
「オレッチって将軍艦隊から謹慎処分を受けてる身だけど、そこは大丈夫なわけ?」
【んなもん、俺の方でフロストに取り消させる。変に逃げようとするなよ?】
「ウォリアールの王子様もおっかないことで。まあ、オレッチもソラッチャンとアカッチャンのことなら、喜んで引き受けるけどさ」
フェリアさんの方でもウォリアールへの行き方などといった準備の話が出てくる。流石はウォリアールの王子様というだけのことはあり、多少の無茶は押し通せるらしい。
行き方についてはフクロウさんに一任。時期についてはこちらにも準備がいるので、都合に応じて合わせてくれる。
アタシ達への結婚祝いという形で旅行費用も負担してくれるし、至れり尽くせりといったところだ。
まあ、将軍艦隊の本拠地に行くってのは気がかりだけどね。でも、新婚旅行だと思えば悪くないか。
それらの内容を語り終えるとフェリアさんも電話を切ったので、後はこっちで段取りだ。
「俺の方でも保育園の仕事で休みをとらないとな。確か新婚旅行休暇とかが使えたはずだ」
「わざわざアタシのためにありがとうね、タケゾー。でも、新婚旅行だと考えればアタシも俄然乗り気になってくるよ」
「まあ、俺も隼とはいつかそういうこともしたかったしな。ここはフェリアの依頼ついでに胸を借りさせてもらおうか」
思わぬところで機会が巡って来ちゃったけど、海外に新婚旅行というのは一つの憧れだ。
タケゾーも予定の調整はできそうだし、ひとまずはアタシも新婚旅行としてウォリアール行きを楽しむとしよう。
アタシの方でも色々と準備をして――
「ボクも二人の新婚旅行に賛成。こっちのことは気にせず、楽しんできて」
「あっ……!? し、しまった……!?」
「ショーちゃんのことをどうするか考えてなかった……!?」
――などと浮かれるアタシとタケゾーの夫婦だけど、ここで重大な問題を忘れていた。
そうじゃん。夫婦二人で新婚旅行となると、息子のショーちゃんが置いてけぼりじゃん。
なんて酷い両親なんだ。アタシもタケゾーもうつむいて反省せざるを得ない。
「ど、どうする? タケゾー? 今からもう一回フェリアさんに連絡して、ショーちゃんもメンバーに加えてもらう?」
「そ、そうだな。申し訳ない話だが、そうするしかないよな……」
「大丈夫。ボク、一人でお留守番する。お野菜も収入もある。一人で生活できる」
とりあえずはフェリアさんに連絡を入れようとするも、逆にショーちゃんの方が止めてくる。
どうにもショーちゃん的には、アタシとタケゾーの二人だけの時間を作りたいらしい。
確かにショーちゃんが家族になってから、夫婦だけの時間というものはなか――いや、あるにはあった。ショーちゃんの策略で夫婦の営みを行い、大人の階段を上ったりはした。
あの時のことも考えると、ショーちゃんはアタシとタケゾーが二人だけで楽しめる時間を作りたい気持ちが強いのは分かる。元々の中身はアタシの同級生だし、息子とはいえ変に大人びたもんだ。
「ショーちゃんの気持ちはありがたいけど、やっぱアタシ達的には一人にしておくのは……」
「だったら、坊主の面倒は俺や街の連中で見てやるよ。連絡すれば快く引き受けてくれるはずさ」
「玉杉さん……。なんだかいつも頼りっぱなしだけど、本当にいいのかな?」
「いいも何も、こっちこそ隼ちゃんにはいつも街の平和を守ってもらってる。これぐらいはお安い御用ってもんだ」
さらには玉杉さんまで街の人達を代表するように、ショーちゃんの意志に賛同してくる。
確かに玉杉さんならばショーちゃんの面倒についても信頼できる。街のみんなだって協力してくれるなら願ったり叶ったりだ。
ここまで気遣ってもらえると、反論はかえって駄々をこねることになりそうだね。
「……それじゃあ、お願いしてもいい? ショーちゃんも何かあったらすぐに連絡できるよね?」
「大丈夫。ボク、中身は隼さんと同い年。隼さんより料理も商売も上手」
「み、身も蓋もないことを言ってくれるもんだ……。事実だけに言い返せないけど……」
というわけで、アタシとタケゾーがウォリアールへ新婚旅行ってる間、ショーちゃんにはお留守番をお願いしよう。
もう親であるアタシ達が変に気遣う頃合いじゃないのかもね。見た目は小学生だけど、流石は転生した人造人間だ。
「……なあ、隼。俺もここまで言ってもらえた以上、ショーちゃん達の意見には賛成しようと思う。だが、一応一つだけ気がかりがある」
「一応の気がかり? まあ、急な話だから他にもありそうだけど……何が?」
タケゾーも渋い顔をしながら賛成してくれたけど、どうにも問題はまだあるらしい。
正直、アタシもまだ頭の回転が追い付いてないところがあるからね。他に何か問題があってもおかしくはない。
アタシってこういうのに鈍感だし、ここは我が家のブレインたるタケゾーの意見を聞こうじゃないか。
「俺達がいない間、この街のヒーローはショーちゃんだけになるよな? ……負担は大丈夫か?」
「……あっ」
【俺もどう説明すればいいのか分からねえが……こっちの上層部連中がそう願い出てるんだ】
フェリアさんがアタシ個人へ願い出てきたのは、まさかまさかのウォリアールへの招待案件。二人の婚約の流れから、どうしてそんな話になるのやら。
しかもフェリアさんが個人的に招待してるのではなく、ウォリアールという国家のお偉いさんからの依頼らしい。
ますます意味が分からない。アタシって、ただの街のヒーローなんだけど?
――『街のヒーロー』が『ただの』で済むかは知らないけど。
「ウォリアール上層部って……例えば誰が?」
【お前が知ってるところだと、将軍艦隊のボス、フロスト・エアロだな】
「うわぁ……。まーた将軍艦隊かぁ……」
話を進めてみると、最早お約束と言うべきか因縁と言うべきか、この話の背後にはフロスト博士の影が見えてくる。
大凍亜連合や星皇カンパニーの時から始まり、本当に将軍艦隊との関係は切っても切れない。しかもどれもこれもが戦いの話だし。
まあ、ウォリアールという軍事国家お抱えの傭兵軍団ならば、関係性がバトル一辺倒になるのも仕方ないか。
「もしかしてさ。アタシがウォリアールに呼ばれてる理由って『これまでことごとく将軍艦隊の邪魔をしてきたから』……とか?」
「いや、そうじゃねえんだ。内容としては穏便なんだが……俺の口からはまだ何も話せねえ。とりあえずは空鳥に来てもらわねえと、話も進まなくってさ」
仮にウォリアールへ行くとしても、気になるのは理由の方だ。フェリアさんいわく、お礼参りとかではないらしい。
ただ、内容自体は話してくれない。知っていそうな雰囲気だけど、口外しそうにない。
とはいえ、ウォリアール王族であるフェリアさんからのご要望とあれば、行かないというのも失礼な話か。
でも将軍艦隊が絡んでくると、大体ロクなことがないのよね。どうしても勇み足を踏んじゃう。
「……なあ、フェリア。どうしても隼がウォリアールに行かないといけないなら、俺も一緒について行って構わないか?」
【赤原がか? まあ、夫のお前が同席する分には構わねえし、なんだったらウォリアールには新婚旅行って名目で来てみねえか? お前達二人って、そういう機会もなかっただろ?】
「それで構わないならそうしてもらおうか。俺も隼を一人だけで真相の見えない場所に行かせられないからな」
そんなアタシの背中を押すように、タケゾーも話に入り込んでくる。本当にアタシのことが心配なのか、自分までウォリアールに行くと言い出す始末だ。
アタシとしても心強いし、新婚旅行という名目も悪くない。
結婚式すらまだだけど、タケゾーとは夫婦になってからそれらしいこともできなかったからね。アタシもそういうのをやってみたい。
ウォリアールは軍事国家だとは聞いてるけど、洗居さんが観光できるぐらいの場所ではあるみたいだし、たまには異国情緒にも触れたいよね。
将軍艦隊が絡んでくるのは気になるけど、クジャクさんにも会いたい。
先の一件であの人には大いにお世話になっている。改めてお礼も言いたい。
いっそ洗居さんとフェリアさんにも直接結婚祝いを言いたいし、そういう意味では一度ウォリアールに顔を見せるのも悪くないか。
【それじゃあ、空鳥と赤原の二人でウォリアールへ来るように頼む。行き方についてだが、そこはそっちにいるフクロウと相談してくれ】
「オレッチって将軍艦隊から謹慎処分を受けてる身だけど、そこは大丈夫なわけ?」
【んなもん、俺の方でフロストに取り消させる。変に逃げようとするなよ?】
「ウォリアールの王子様もおっかないことで。まあ、オレッチもソラッチャンとアカッチャンのことなら、喜んで引き受けるけどさ」
フェリアさんの方でもウォリアールへの行き方などといった準備の話が出てくる。流石はウォリアールの王子様というだけのことはあり、多少の無茶は押し通せるらしい。
行き方についてはフクロウさんに一任。時期についてはこちらにも準備がいるので、都合に応じて合わせてくれる。
アタシ達への結婚祝いという形で旅行費用も負担してくれるし、至れり尽くせりといったところだ。
まあ、将軍艦隊の本拠地に行くってのは気がかりだけどね。でも、新婚旅行だと思えば悪くないか。
それらの内容を語り終えるとフェリアさんも電話を切ったので、後はこっちで段取りだ。
「俺の方でも保育園の仕事で休みをとらないとな。確か新婚旅行休暇とかが使えたはずだ」
「わざわざアタシのためにありがとうね、タケゾー。でも、新婚旅行だと考えればアタシも俄然乗り気になってくるよ」
「まあ、俺も隼とはいつかそういうこともしたかったしな。ここはフェリアの依頼ついでに胸を借りさせてもらおうか」
思わぬところで機会が巡って来ちゃったけど、海外に新婚旅行というのは一つの憧れだ。
タケゾーも予定の調整はできそうだし、ひとまずはアタシも新婚旅行としてウォリアール行きを楽しむとしよう。
アタシの方でも色々と準備をして――
「ボクも二人の新婚旅行に賛成。こっちのことは気にせず、楽しんできて」
「あっ……!? し、しまった……!?」
「ショーちゃんのことをどうするか考えてなかった……!?」
――などと浮かれるアタシとタケゾーの夫婦だけど、ここで重大な問題を忘れていた。
そうじゃん。夫婦二人で新婚旅行となると、息子のショーちゃんが置いてけぼりじゃん。
なんて酷い両親なんだ。アタシもタケゾーもうつむいて反省せざるを得ない。
「ど、どうする? タケゾー? 今からもう一回フェリアさんに連絡して、ショーちゃんもメンバーに加えてもらう?」
「そ、そうだな。申し訳ない話だが、そうするしかないよな……」
「大丈夫。ボク、一人でお留守番する。お野菜も収入もある。一人で生活できる」
とりあえずはフェリアさんに連絡を入れようとするも、逆にショーちゃんの方が止めてくる。
どうにもショーちゃん的には、アタシとタケゾーの二人だけの時間を作りたいらしい。
確かにショーちゃんが家族になってから、夫婦だけの時間というものはなか――いや、あるにはあった。ショーちゃんの策略で夫婦の営みを行い、大人の階段を上ったりはした。
あの時のことも考えると、ショーちゃんはアタシとタケゾーが二人だけで楽しめる時間を作りたい気持ちが強いのは分かる。元々の中身はアタシの同級生だし、息子とはいえ変に大人びたもんだ。
「ショーちゃんの気持ちはありがたいけど、やっぱアタシ達的には一人にしておくのは……」
「だったら、坊主の面倒は俺や街の連中で見てやるよ。連絡すれば快く引き受けてくれるはずさ」
「玉杉さん……。なんだかいつも頼りっぱなしだけど、本当にいいのかな?」
「いいも何も、こっちこそ隼ちゃんにはいつも街の平和を守ってもらってる。これぐらいはお安い御用ってもんだ」
さらには玉杉さんまで街の人達を代表するように、ショーちゃんの意志に賛同してくる。
確かに玉杉さんならばショーちゃんの面倒についても信頼できる。街のみんなだって協力してくれるなら願ったり叶ったりだ。
ここまで気遣ってもらえると、反論はかえって駄々をこねることになりそうだね。
「……それじゃあ、お願いしてもいい? ショーちゃんも何かあったらすぐに連絡できるよね?」
「大丈夫。ボク、中身は隼さんと同い年。隼さんより料理も商売も上手」
「み、身も蓋もないことを言ってくれるもんだ……。事実だけに言い返せないけど……」
というわけで、アタシとタケゾーがウォリアールへ新婚旅行ってる間、ショーちゃんにはお留守番をお願いしよう。
もう親であるアタシ達が変に気遣う頃合いじゃないのかもね。見た目は小学生だけど、流石は転生した人造人間だ。
「……なあ、隼。俺もここまで言ってもらえた以上、ショーちゃん達の意見には賛成しようと思う。だが、一応一つだけ気がかりがある」
「一応の気がかり? まあ、急な話だから他にもありそうだけど……何が?」
タケゾーも渋い顔をしながら賛成してくれたけど、どうにも問題はまだあるらしい。
正直、アタシもまだ頭の回転が追い付いてないところがあるからね。他に何か問題があってもおかしくはない。
アタシってこういうのに鈍感だし、ここは我が家のブレインたるタケゾーの意見を聞こうじゃないか。
「俺達がいない間、この街のヒーローはショーちゃんだけになるよな? ……負担は大丈夫か?」
「……あっ」
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