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VRワールド編
ep272 VRゲームの世界に潜入するぞ!
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ヘッドマウントディスプレイを起動させると、アタシの意識もいったん電子の海に溶け込んでいくのを感じる。
不思議な感覚だけど、特に不快感はない。こうやって『電子の海に溶け込む感覚』を頭で理解できることは不思議に思うけど、これもフルダイブの機能そのものということか。
それからしばらくすると、目の前が明るくなっていき――
「……ん? おおぉ!? すっげぇ!? これがフルダイブVRってこと!? まるで現実世界と同じ感覚じゃん!?」
――まず目に入ってくる光景は、辺り一面の草原。
さっきまで自宅の工場にいたのに、地平線が見えるほどの草原が広がっている。
軽く体も動かしてみるけど、普段と同じように動かせている。しゃがんで近くの草を摘まんでみると、その感触どころか草の香りまで感じられる。
――フルダイブとは聞いてたけど、ここまで人間の潜在意識にダイブできるなんてとんでもない技術だ。
元々は疑似ヒーロー体験のためのシステムだけど、いずれもっと多くの分野に広げられれば、色々と可能性を見出せそうで心も踊る。
「お? もしかして、あそこにいるのが隼か?」
「多分そう。格好からして、隼さんっぽい」
フルダイブ体験に一人ではしゃいでいると、少し離れたところからタケゾーとショーちゃんの声が聞こえてきた。
どうやら、スタート地点は一緒のようだ。アタシとしてもみんなで一緒に冒険してみたいし、願ったり叶ったりだね。
「おーい! タケゾーにショーちゃん――って、その格好は!?」
「ああ、これか。どうやらゲーム内の自動判定で、そのプレイヤーに応じたアバターが設定されるみたいだ」
「だけど、ボクは普段と変わってない。でも、これはこれでいい」
二人の方を振り向いて確認してみたのだが、その姿もゲームに応じたものに変わっていた。
と言っても、ショーちゃんの方は普段のヒーロースタイルと変わっていない。フルフェイスのメットにマントを身に着け、腰には居合刀が携えられている。
成程。そのプレイヤーの潜在意識に応じて、ゲーム内AIが自動で姿を設定してくれるのか。
本当はキャラメイクとかもやってみたかったけど、このゲームは本来『ゲーム内での体験を現実にフィードバックする』という設計のもとに作られている。
そうなってくると、現実世界でも通用するような姿に収まるのは仕方がないか。ちょっと残念。
「てか、タケゾーの姿っていつぞやのジェットアーマーだよね? アタシも苦い思い出が蘇っちゃう」
「そうは言っても、俺だってどうしようもないぞ……。まあ、レベルを上げるとあの時と同じ機能を、ゲーム内で自由に使えるようになるみたいだ」
タケゾーの方はかつてアタシと戦った時の影響なのか、全身漆黒のジェットアーマーの姿をしている。
あくまでそういうアバターってことだけど、ジェットアーマーには両親の研究やボコボコにやられた経験やらで、アタシもなんだか複雑な気分。
ただそこについてもゲームの機能なのか、レベルアップであの当時のジェットアーマーの能力まで使えるらしい。
確かに経験を積むことで現実にフィードバックさせれば、脊椎直結神経回路の負担も減らしてより安全な形でジェットアーマーも装備できそうだ。
――でも、そのジェットアーマーがないんだよね。プロトタイプの一台はアタシがぶっ壊しちゃったし。
「それより、隼の格好が一番気になるな……」
「アタシの格好? 見た感じ、空色の魔女と同じ姿だよね? アタシならこの姿で納得じゃないかな?」
「服装は納得できる。問題は顔」
そして肝心のアタシの姿なのだが、やはり潜在意識をベースにデザインされたせいか、空色の魔女の格好となっている。
髪の色も空色だし、生体コイルを稼働させなくても姿だけは常時魔女モードといったところか。そもそも、VR空間じゃ生体コイルも稼働できないけど。
ただ、アタシ的には納得してるのに、ショーちゃんとタケゾーはどこか不思議な様子でこちらの顔を覗き込んでくる。
なんだか、顔が気になってるみたいだね。まさか、変なモンタージュでもされてんのかな?
そういう時はステータス画面を見てみよう。アバターの顔画像もついてるし、アタシ自身の能力も確認できるからね。
ステータスの見方についても、アタシには自然と理解できる。
なんとなく空間にステータスを映し出すようにイメージして――
「な、何これぇえ!? アタシ、顔だけ黒猫じゃんかぁああ!?」
「以前に作ったウィッチキャットの影響だろうな……」
――表示されたステータス画面を確認してみると、そこには確かにアタシのアバターの顔画像も一緒に映っていた。
三角帽や空色の髪も普段の空色の魔女っぽいのに、何故だか顔だけが黒猫になっている。
手は普通に人間の手なのに、どうして顔だけこうなっちゃったのよ? プライバシーの保護か何か?
触って確認してみると、確かに猫っぽい髭の感触もする。なんでまたこんなところでリアルを追求したのか。
――まさか『魔女といえば黒猫だよね!』というノリでウィッチキャットを作った経験が、こんなところで尻尾を引っ張るとは思わなかった。
なんだろうね、この中途半端な猫獣人魔女ルックは?
「……でもまあ、いっか。アタシも黒猫は好きだし。それより、ステータスの方も気になるよね」
「俺とショーちゃんもさっき自分達のを確認したんだが、レベルが上がればそれぞれに応じたスキルを覚えるみたいだ」
「逆に言うと、普段できることがここではすぐにできない。もどかしい」
もう見た目に関しては仕方ない。このゲーム内では後からのアバター変更すらできない。
気を取り直してステータスの方を確認してみる。ステータスは他の人も見れるけど、名前については表記もされてないか。ネットゲームって、匿名性も重要だからね。
能力についてはアタシの潜在意識を解析してくれたのか、空色の魔女としてのスキルがずらりと並んでいる。
でも、どれもレベルアップで覚える感じで、現在はロック状態。アンロックするにはやはりレベリングが必要ということか。
普通の人からすれば希望のある話なんだろうけど、アタシやショーちゃんみたいに元々の能力が使えないというのはやっぱりもどかしい。
「えーっと。レベルを上げるには、敵を倒したりクエストをこなしたり――って、この辺は王道のゲーム感覚か」
「一番効率がいいのは、同じゲーム内にいる他のプレイヤーを倒すことみたいだな。相手のレベルが高ければ高いほど、こっちにも大量の経験値が入るみたいだ」
「だったら、強そうな人を見つけて倒そう。早くレベルアップして、元の能力を使いたい」
「そうは言うけど、この世界じゃアタシ達の方が貧弱だからねぇ……。まだ始めたばっかしだから、初期状態のレベル1だし」
別にこのゲームの攻略が目的ではないけど、やっぱりアタシもある程度のレベルにはなっておきたい。
この世界を調査するにあたって、空色の魔女としての能力はあるに越したことはない。戦う必要が出てきた時にレベル1のままじゃ、流石に心許ない。
そういえばアタシも少しだけ聞いたことがあるんだよね。
こういう多人数参加型のゲームの中では、まだ始めたばかりの低レベルプレイヤーを狙う初心者狩りがあるとかないとか――
「む!? あそこに見えるのは始めたばかりの初心者か!?」
「これはチャンスだよね! 『他プレイヤーを倒した』の実績を埋めるためにも、私達で倒しちゃおう!」
――なんて考えてる時に限って、本当に初心者狩りが出てこられても困る。
どうせだったら『初心者をサポートした』なんて実績を用意した方がいいんじゃないかな?
詳しい仕様とかよく分かんないけど、新規参入プレイヤーには鬼門だよね。
不思議な感覚だけど、特に不快感はない。こうやって『電子の海に溶け込む感覚』を頭で理解できることは不思議に思うけど、これもフルダイブの機能そのものということか。
それからしばらくすると、目の前が明るくなっていき――
「……ん? おおぉ!? すっげぇ!? これがフルダイブVRってこと!? まるで現実世界と同じ感覚じゃん!?」
――まず目に入ってくる光景は、辺り一面の草原。
さっきまで自宅の工場にいたのに、地平線が見えるほどの草原が広がっている。
軽く体も動かしてみるけど、普段と同じように動かせている。しゃがんで近くの草を摘まんでみると、その感触どころか草の香りまで感じられる。
――フルダイブとは聞いてたけど、ここまで人間の潜在意識にダイブできるなんてとんでもない技術だ。
元々は疑似ヒーロー体験のためのシステムだけど、いずれもっと多くの分野に広げられれば、色々と可能性を見出せそうで心も踊る。
「お? もしかして、あそこにいるのが隼か?」
「多分そう。格好からして、隼さんっぽい」
フルダイブ体験に一人ではしゃいでいると、少し離れたところからタケゾーとショーちゃんの声が聞こえてきた。
どうやら、スタート地点は一緒のようだ。アタシとしてもみんなで一緒に冒険してみたいし、願ったり叶ったりだね。
「おーい! タケゾーにショーちゃん――って、その格好は!?」
「ああ、これか。どうやらゲーム内の自動判定で、そのプレイヤーに応じたアバターが設定されるみたいだ」
「だけど、ボクは普段と変わってない。でも、これはこれでいい」
二人の方を振り向いて確認してみたのだが、その姿もゲームに応じたものに変わっていた。
と言っても、ショーちゃんの方は普段のヒーロースタイルと変わっていない。フルフェイスのメットにマントを身に着け、腰には居合刀が携えられている。
成程。そのプレイヤーの潜在意識に応じて、ゲーム内AIが自動で姿を設定してくれるのか。
本当はキャラメイクとかもやってみたかったけど、このゲームは本来『ゲーム内での体験を現実にフィードバックする』という設計のもとに作られている。
そうなってくると、現実世界でも通用するような姿に収まるのは仕方がないか。ちょっと残念。
「てか、タケゾーの姿っていつぞやのジェットアーマーだよね? アタシも苦い思い出が蘇っちゃう」
「そうは言っても、俺だってどうしようもないぞ……。まあ、レベルを上げるとあの時と同じ機能を、ゲーム内で自由に使えるようになるみたいだ」
タケゾーの方はかつてアタシと戦った時の影響なのか、全身漆黒のジェットアーマーの姿をしている。
あくまでそういうアバターってことだけど、ジェットアーマーには両親の研究やボコボコにやられた経験やらで、アタシもなんだか複雑な気分。
ただそこについてもゲームの機能なのか、レベルアップであの当時のジェットアーマーの能力まで使えるらしい。
確かに経験を積むことで現実にフィードバックさせれば、脊椎直結神経回路の負担も減らしてより安全な形でジェットアーマーも装備できそうだ。
――でも、そのジェットアーマーがないんだよね。プロトタイプの一台はアタシがぶっ壊しちゃったし。
「それより、隼の格好が一番気になるな……」
「アタシの格好? 見た感じ、空色の魔女と同じ姿だよね? アタシならこの姿で納得じゃないかな?」
「服装は納得できる。問題は顔」
そして肝心のアタシの姿なのだが、やはり潜在意識をベースにデザインされたせいか、空色の魔女の格好となっている。
髪の色も空色だし、生体コイルを稼働させなくても姿だけは常時魔女モードといったところか。そもそも、VR空間じゃ生体コイルも稼働できないけど。
ただ、アタシ的には納得してるのに、ショーちゃんとタケゾーはどこか不思議な様子でこちらの顔を覗き込んでくる。
なんだか、顔が気になってるみたいだね。まさか、変なモンタージュでもされてんのかな?
そういう時はステータス画面を見てみよう。アバターの顔画像もついてるし、アタシ自身の能力も確認できるからね。
ステータスの見方についても、アタシには自然と理解できる。
なんとなく空間にステータスを映し出すようにイメージして――
「な、何これぇえ!? アタシ、顔だけ黒猫じゃんかぁああ!?」
「以前に作ったウィッチキャットの影響だろうな……」
――表示されたステータス画面を確認してみると、そこには確かにアタシのアバターの顔画像も一緒に映っていた。
三角帽や空色の髪も普段の空色の魔女っぽいのに、何故だか顔だけが黒猫になっている。
手は普通に人間の手なのに、どうして顔だけこうなっちゃったのよ? プライバシーの保護か何か?
触って確認してみると、確かに猫っぽい髭の感触もする。なんでまたこんなところでリアルを追求したのか。
――まさか『魔女といえば黒猫だよね!』というノリでウィッチキャットを作った経験が、こんなところで尻尾を引っ張るとは思わなかった。
なんだろうね、この中途半端な猫獣人魔女ルックは?
「……でもまあ、いっか。アタシも黒猫は好きだし。それより、ステータスの方も気になるよね」
「俺とショーちゃんもさっき自分達のを確認したんだが、レベルが上がればそれぞれに応じたスキルを覚えるみたいだ」
「逆に言うと、普段できることがここではすぐにできない。もどかしい」
もう見た目に関しては仕方ない。このゲーム内では後からのアバター変更すらできない。
気を取り直してステータスの方を確認してみる。ステータスは他の人も見れるけど、名前については表記もされてないか。ネットゲームって、匿名性も重要だからね。
能力についてはアタシの潜在意識を解析してくれたのか、空色の魔女としてのスキルがずらりと並んでいる。
でも、どれもレベルアップで覚える感じで、現在はロック状態。アンロックするにはやはりレベリングが必要ということか。
普通の人からすれば希望のある話なんだろうけど、アタシやショーちゃんみたいに元々の能力が使えないというのはやっぱりもどかしい。
「えーっと。レベルを上げるには、敵を倒したりクエストをこなしたり――って、この辺は王道のゲーム感覚か」
「一番効率がいいのは、同じゲーム内にいる他のプレイヤーを倒すことみたいだな。相手のレベルが高ければ高いほど、こっちにも大量の経験値が入るみたいだ」
「だったら、強そうな人を見つけて倒そう。早くレベルアップして、元の能力を使いたい」
「そうは言うけど、この世界じゃアタシ達の方が貧弱だからねぇ……。まだ始めたばっかしだから、初期状態のレベル1だし」
別にこのゲームの攻略が目的ではないけど、やっぱりアタシもある程度のレベルにはなっておきたい。
この世界を調査するにあたって、空色の魔女としての能力はあるに越したことはない。戦う必要が出てきた時にレベル1のままじゃ、流石に心許ない。
そういえばアタシも少しだけ聞いたことがあるんだよね。
こういう多人数参加型のゲームの中では、まだ始めたばかりの低レベルプレイヤーを狙う初心者狩りがあるとかないとか――
「む!? あそこに見えるのは始めたばかりの初心者か!?」
「これはチャンスだよね! 『他プレイヤーを倒した』の実績を埋めるためにも、私達で倒しちゃおう!」
――なんて考えてる時に限って、本当に初心者狩りが出てこられても困る。
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