49 / 465
魔女の誕生編
ep49 想像外の相手が襲ってきた!?
しおりを挟む
「頼まれた……だって? 一体誰に?」
どうやらこの犯人二人、保育園を襲ったこと自体が目的ではなかったようだ。
どこかで何かしらの騒動を起こし、この空色の魔女をおびき寄せるための餌。この二人もただ雇われただけに過ぎない。
だが、それなら誰がこんなことを頼んだのだろうか? そもそも、何のために?
「お、俺らもそいつの顔は見てない。というか、全身を顔に至るまでの鎧で武装した男だったから……」
「全身を鎧で武装した男……?」
「あ、ああ。あんたをおびき寄せることだけ頼まれて、そこから先は何も……」
さらに犯人の話を聞いていくのだが、こいつらも詳細は知らないようだ。
全身鎧の男なんて、アタシの知り合いにもいない。
でも、アタシをおびき寄せたってことは、今もどこか近くで――
ゴォォォオンッ!!
「うんぐぅ!?」
――そう考えた途端、空気を震わせる音を響かせながら、アタシ目がけて誰かが突進してきた。
恐ろしいまでの突進力。まるで、車でも突っ込んできたようだ。アタシでなかったらお陀仏だったね。
こっちも吹き飛ばされながらだが、なんとかデバイスロッドに腰かけて空中飛行の態勢に入る。
思わずのけぞったせいで相手の顔も見れなかったが、後ろ向きに飛行しながら振り返ると――
「え!? そ、そんなバカな!? あ、あれって……ジェットアーマーじゃん!?」
「……!」
――そこにあったのは、両親が開発途中で亡くなり、アタシが引き継いだばかりのジェットアーマーの姿だった。
全身を覆い隠すアーマーを身に着けているが、各部に装備されているジェット推進は確かに機能している。
――間違いない。今あの中に誰かが入っている。
「見つけたぞ……空色の魔女ォオオ!!」
「くっ!? 全く状況が呑み込めないけど、狙いがアタシなのは確定みたいだね!」
色々と気になることはある。
それでも、ジェットアーマーを装着した人物はアタシに対し、怒りを込めた叫びをあげながら、執拗に追いかけてくる。
こっちも前方に体を向け直し、何度か後ろを確認しながらも振り切ろうと飛行を続ける。
保育園を離れた後、オフィス街へと突入し、あえて難しい場所へと入り込んで行く。
アタシ自身の飛行テクニックとスピードに信頼を置き、とにかく突き放そうとするが――
「俺から……逃げるなァアア!!」
「な、何てスピードだよ!? まだプロトタイプのはずなのに!?」
――飛行スピードもテクニックも、ジェットアーマーの方が上だ。
体中に装備されたジェット推進装置をうまく切り替え、アタシよりも巧みに空を飛んでいる。
入り込んだ場所で振り切るはずが、逆にこっちが先回りをされてしまう状況。これが初稼働とは思えないような飛行技術だ。
これほどまでに飛行技術に優れているのは、脊椎直結制御回路を始めとした両親の技術によるものだろう。
あれには制御を補助するAIも搭載されている。アタシもついさっき星皇社長に設計図を見せてもらったが、AIの補助のおかげでどんな人間であろうとも、熟練パイロットのようにジェットスーツを使いこなすことができる。
星皇カンパニーと両親の技術の結晶は素晴らしいのだが、今はその矛先がアタシに向いてしまっているという最悪の事態。
そして何より恐れるべきは、制御回路もAIもまだ未完成であるということ。
動作自体は十分すぎるほど補助できているようだが、肝心の改善点であった神経インタフェースによる精神汚染はそのままだ。
ジェットアーマーの装着者の正体は分からないが、アタシに対して激しく激昂しているのも、その精神汚染の影響で憎しみが増幅されている影響と考えられる。
「ちょ、ちょっと待ちなよ!? アタシ、あんたに何かしたのかい!?」
「待てェエエ!!」
「ぐっ!? 聞く耳すら持ってもらえないか……!」
なんとかこちらも高度を上げながら追走を掻い潜りつつあるが、気になるのはこのジェットアーマーがアタシをここまで執拗に追いかける理由だ。
精神汚染により、怒りの感情を過度に刺激されているのは分かる。だが、怒るにしても何か理由があるはずだ。
逃げながらその理由を尋ねてみるも、まるで話が通じそうにない。
精神汚染で感情も制御できていないためか、アタシを捕えること以外は頭に入っていないと見える。
このままでは本当に埒が明かない。
高度を上げながら逃げ続けてきたが、こちらももう最高高度に達している。
かなりの時間を逃げ回ったため、陽も落ち始めている。
アタシの生体コイルの稼働率も落ちてきているし、どうにか打開策を見つけないと――
「ちょこまかと……逃げるなァア!!」
ズグォォンッ!!
「ゲホッ!? な、何!? 今のは……!?」
――そうやって考えながら逃げていると、アタシの背中に突如衝撃が走った。
その衝撃でバランスを崩し、近くにあったビル屋上へと墜落してしまう。
ズシィンッ!!
「ぐふぅ!? い……いってぇ……!」
全身に激しい衝撃と痛みが走るが、なんとか頭から落ちることは回避できた。
デバイスロッドも近くに落ちてくれたので、すぐに拾って立ち上がる。
ジェットアーマーの方も、こちらに右手の平をかざしながら、徐々に屋上へと降り立ってくる。
「追い詰めたぞ……!」
「その手の平……何か仕込んであるね? ジェット推進力を攻撃へと転換した、衝撃波発生機構ってとこか……!」
その様子を見て、先程アタシを襲った衝撃の正体にも理解できた。
ジェットアーマーの手の平には、両親オリジナルのジェット推進機構と同じものが取り付けられている。
あれによって離れた距離からでも、相手を衝撃波で攻撃可能。アタシの両親が作ったものとはいえ、本当にデタラメでとんでもない武装だ。
「……とはいえ、逃げんのもここまでかね。生憎、アタシもおとなしくやられる気はないよ。こっちだって空色の魔女だ。その程度の衝撃波なんざ、屁でもないってもんよ」
これ以上の逃亡は難しく、今アタシ達がいる屋上には人の気配もない。
こうなったら、ここで勝負に出るしかない。
装着者は不明だが、相手はアタシの両親が開発していたジェットアーマー。まさか娘のアタシ自身がその戦闘試験第一号になるとは思わなかったが、もうやるしかない。
――アタシはデバイスロッドを構え、この場でジェットアーマーとの勝負に打って出た。
どうやらこの犯人二人、保育園を襲ったこと自体が目的ではなかったようだ。
どこかで何かしらの騒動を起こし、この空色の魔女をおびき寄せるための餌。この二人もただ雇われただけに過ぎない。
だが、それなら誰がこんなことを頼んだのだろうか? そもそも、何のために?
「お、俺らもそいつの顔は見てない。というか、全身を顔に至るまでの鎧で武装した男だったから……」
「全身を鎧で武装した男……?」
「あ、ああ。あんたをおびき寄せることだけ頼まれて、そこから先は何も……」
さらに犯人の話を聞いていくのだが、こいつらも詳細は知らないようだ。
全身鎧の男なんて、アタシの知り合いにもいない。
でも、アタシをおびき寄せたってことは、今もどこか近くで――
ゴォォォオンッ!!
「うんぐぅ!?」
――そう考えた途端、空気を震わせる音を響かせながら、アタシ目がけて誰かが突進してきた。
恐ろしいまでの突進力。まるで、車でも突っ込んできたようだ。アタシでなかったらお陀仏だったね。
こっちも吹き飛ばされながらだが、なんとかデバイスロッドに腰かけて空中飛行の態勢に入る。
思わずのけぞったせいで相手の顔も見れなかったが、後ろ向きに飛行しながら振り返ると――
「え!? そ、そんなバカな!? あ、あれって……ジェットアーマーじゃん!?」
「……!」
――そこにあったのは、両親が開発途中で亡くなり、アタシが引き継いだばかりのジェットアーマーの姿だった。
全身を覆い隠すアーマーを身に着けているが、各部に装備されているジェット推進は確かに機能している。
――間違いない。今あの中に誰かが入っている。
「見つけたぞ……空色の魔女ォオオ!!」
「くっ!? 全く状況が呑み込めないけど、狙いがアタシなのは確定みたいだね!」
色々と気になることはある。
それでも、ジェットアーマーを装着した人物はアタシに対し、怒りを込めた叫びをあげながら、執拗に追いかけてくる。
こっちも前方に体を向け直し、何度か後ろを確認しながらも振り切ろうと飛行を続ける。
保育園を離れた後、オフィス街へと突入し、あえて難しい場所へと入り込んで行く。
アタシ自身の飛行テクニックとスピードに信頼を置き、とにかく突き放そうとするが――
「俺から……逃げるなァアア!!」
「な、何てスピードだよ!? まだプロトタイプのはずなのに!?」
――飛行スピードもテクニックも、ジェットアーマーの方が上だ。
体中に装備されたジェット推進装置をうまく切り替え、アタシよりも巧みに空を飛んでいる。
入り込んだ場所で振り切るはずが、逆にこっちが先回りをされてしまう状況。これが初稼働とは思えないような飛行技術だ。
これほどまでに飛行技術に優れているのは、脊椎直結制御回路を始めとした両親の技術によるものだろう。
あれには制御を補助するAIも搭載されている。アタシもついさっき星皇社長に設計図を見せてもらったが、AIの補助のおかげでどんな人間であろうとも、熟練パイロットのようにジェットスーツを使いこなすことができる。
星皇カンパニーと両親の技術の結晶は素晴らしいのだが、今はその矛先がアタシに向いてしまっているという最悪の事態。
そして何より恐れるべきは、制御回路もAIもまだ未完成であるということ。
動作自体は十分すぎるほど補助できているようだが、肝心の改善点であった神経インタフェースによる精神汚染はそのままだ。
ジェットアーマーの装着者の正体は分からないが、アタシに対して激しく激昂しているのも、その精神汚染の影響で憎しみが増幅されている影響と考えられる。
「ちょ、ちょっと待ちなよ!? アタシ、あんたに何かしたのかい!?」
「待てェエエ!!」
「ぐっ!? 聞く耳すら持ってもらえないか……!」
なんとかこちらも高度を上げながら追走を掻い潜りつつあるが、気になるのはこのジェットアーマーがアタシをここまで執拗に追いかける理由だ。
精神汚染により、怒りの感情を過度に刺激されているのは分かる。だが、怒るにしても何か理由があるはずだ。
逃げながらその理由を尋ねてみるも、まるで話が通じそうにない。
精神汚染で感情も制御できていないためか、アタシを捕えること以外は頭に入っていないと見える。
このままでは本当に埒が明かない。
高度を上げながら逃げ続けてきたが、こちらももう最高高度に達している。
かなりの時間を逃げ回ったため、陽も落ち始めている。
アタシの生体コイルの稼働率も落ちてきているし、どうにか打開策を見つけないと――
「ちょこまかと……逃げるなァア!!」
ズグォォンッ!!
「ゲホッ!? な、何!? 今のは……!?」
――そうやって考えながら逃げていると、アタシの背中に突如衝撃が走った。
その衝撃でバランスを崩し、近くにあったビル屋上へと墜落してしまう。
ズシィンッ!!
「ぐふぅ!? い……いってぇ……!」
全身に激しい衝撃と痛みが走るが、なんとか頭から落ちることは回避できた。
デバイスロッドも近くに落ちてくれたので、すぐに拾って立ち上がる。
ジェットアーマーの方も、こちらに右手の平をかざしながら、徐々に屋上へと降り立ってくる。
「追い詰めたぞ……!」
「その手の平……何か仕込んであるね? ジェット推進力を攻撃へと転換した、衝撃波発生機構ってとこか……!」
その様子を見て、先程アタシを襲った衝撃の正体にも理解できた。
ジェットアーマーの手の平には、両親オリジナルのジェット推進機構と同じものが取り付けられている。
あれによって離れた距離からでも、相手を衝撃波で攻撃可能。アタシの両親が作ったものとはいえ、本当にデタラメでとんでもない武装だ。
「……とはいえ、逃げんのもここまでかね。生憎、アタシもおとなしくやられる気はないよ。こっちだって空色の魔女だ。その程度の衝撃波なんざ、屁でもないってもんよ」
これ以上の逃亡は難しく、今アタシ達がいる屋上には人の気配もない。
こうなったら、ここで勝負に出るしかない。
装着者は不明だが、相手はアタシの両親が開発していたジェットアーマー。まさか娘のアタシ自身がその戦闘試験第一号になるとは思わなかったが、もうやるしかない。
――アタシはデバイスロッドを構え、この場でジェットアーマーとの勝負に打って出た。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
婚約破棄したら食べられました(物理)
かぜかおる
恋愛
人族のリサは竜種のアレンに出会った時からいい匂いがするから食べたいと言われ続けている。
婚約者もいるから無理と言い続けるも、アレンもしつこく食べたいと言ってくる。
そんな日々が日常と化していたある日
リサは婚約者から婚約破棄を突きつけられる
グロは無し
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる