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最終章 それが俺達の絆
第449話 明暗夜光のルクガイア・急②
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「ああ……あぁ……アアアァアアァアッ!!」
自らに注射で薬物を投与したのと同時に、リフィーは絶叫を上げてもがき始める。
「な、なんや!? あの賢者の姉ちゃん、どないしおったんや!?」
「魔力の増幅……身体レベルの向上……。マサカ、"魔の力"を取り込ンダノカ……?」
「"魔の力"……だと?」
リフィーの豹変にシシバは驚く。
その異変を明確に感じ取ることができたミライは、分析できる情報をゼロラ達に伝えた。
ミライの言う通り、リフィーはジャコウが作った"魔の力"を体内に直接注入し、その肉体を変化させ始めた。
肌は緑色に変色し、体も大きく膨れ上がる。
人のものとは到底思えない、爪と牙――
その姿はかつてラルフルがボーネス公爵と戦った時と同じく――
「アギャァアアア……!」
「これは……完全に人間辞めてるなぁ……」
「詳しいことは分からねえが……ここまでするかね……?」
――完全に人ではない怪物となっていた。
サイバラとジフウを始め、その場にいる全員が驚愕していた――
「……無駄にあがきやがるな。どうやらリフィーもレイキースに操られているようだが、そんなことは関係ない」
「せやな。多少は同情もしたるが、元々こいつも俺らに敵意丸出しやったしな」
――それでも怖気づきはしない。
ゼロラとシシバが前へと出て、異形の怪物となったリフィーに対して構えをとる。
「上等だぁ……! またオレがその両手両足を、へし折ってやるよぉ……!」
「陛下の命令は受けてないが、国王直轄黒蛇部隊の隊長として、これを見過ごすわけにはいかねえな……!」
サイバラとシシバも同じく、戦う構えをとる。
この期に及んで、たかが怪物一匹に怖気づくことなどない。
それだけの力を持ったゼロラとその仲間達にとって、どれだけリフィーが自らを強化しようとも、恐れるに足らなかった――
「ガァアアア!!」
「ふえ!? な、なんでー!? あの人、街のほうに向かったよー!?」
「ま、まさか……リフィーの狙いは王都か!? 何を考えて――いや、何も考えれていないのか!?」
――それでも恐ろしかったことは、リフィーが王宮を離れて王都を目指したことだ。
檻の中から様子を見ていた"本来のミライ"とリョウもその行動に気付き、慌てふためく。
リフィーにはもう理性など残っておらず、目的もなく人々が群がる王都の中心へと動き始めた。
「マズイな……! トニカク、リフィーを止めナイト……! コノママでは王都の人間ガ殺さレル……!」
「ちっ! 俺とゼロラはんに無理矢理戦わせた挙句、今度は暴走かいな……! 面倒極まりない賢者やが、見過ごすこともできひん。俺もあいつを止めに―― イダァ!?」
「シシバ!?」
"もう一人のミライ"を始めとする全員がリフィーを止めに向かおうとした時、シシバが体に走った激痛で膝をついた。
ゼロラもシシバの容態を心配して駆け寄るが、ゼロラとの戦いで積み重なった膨大なダメージにより、すでにシシバの体は限界近くに達していた。
「キシシシ……! どうにも上手いこと体が動かへんわ……。横槍で中断の入った勝負やったが、こりゃゼロラはんの勝ちかいのう……」
「シシバ……。お前はここで休んでろ。まだ囚われている二人のこともある。だから――」
「いや、俺はリフィーを止めに行くで。それよりも……ゼロラはんは先に進んでくれや」
シシバの体を心配するゼロラだったが、シシバはゼロラが先へ進むことを優先させた。
この事態を完全に止める方法は、元凶である勇者レイキースを倒すこと――
シシバもそれを理解した上で、それが可能な人間であるゼロラに全てを託すことを心に決めた。
「父ヨ。ワタシからも頼ム。レイキースを倒さないコトニハ、コノ戦いは終わらナイ」
「そうッスね。ここは俺達でなんとかするッス。だから――」
「お前は先に進め……ゼロラァ!」
"もう一人のミライ"もサイバラもジフウも、シシバと同じ思いをゼロラに託した。
【栄光の勇者】レイキースが起こしたこの騒動。
それを収めるのに相応しい者がいるならば――
「"勇者と魔王の戦い"……。今度こそ、きっちりケリ着けてこいやぁあ!! ゼロラァアア!!」
――【伝説の魔王】と呼ばれた、ゼロラのみ。
その場にいるゼロラの仲間達の意志は同じく、それを代表するようにシシバが檄を入れた。
「……分かった。皆……すまない! 俺がレイキースを倒してくるまで、少しだけ耐えていてくれ!」
ゼロラもその思いを理解し、脱ぎ捨てていた上着をすぐに着なおして気持ちを入れ替える。
そして王宮の中へと、一人駆けだし始めた。
「任セロ。【伝説の魔王】の娘トシテ、ワタシも全力ヲ尽くス」
「あの化け物女ぁ……。今度こそ立ち上がれねぇよぉに、してやるよぉ……!」
「【虎殺しの暴虎】と【龍殺しの狂龍】がいるんだ。安心して先に向かえ! ゼロラァア!!」
一人王宮の中へ入るゼロラの背中から聞こえるのは、かつて戦い、今は認め合った仲間達の声――
「パパー! がんばってぇええ!!」
「ゼロラ殿! この国の未来がかかってるんだ……頼むよ!!」
愛する我が子と、愛してくれた女性の声――
「絶対に勝って戻ってこいやぁあ!! ほんでまた俺と……喧嘩しようやないかぁああ!!」
――自らにすべてを託してくれた者達の声。
その思いに応えるべく、ゼロラは王宮の奥へと突き進む。
"勇者"を倒すため、"魔王"が城の中へと一心不乱に走っていった――
自らに注射で薬物を投与したのと同時に、リフィーは絶叫を上げてもがき始める。
「な、なんや!? あの賢者の姉ちゃん、どないしおったんや!?」
「魔力の増幅……身体レベルの向上……。マサカ、"魔の力"を取り込ンダノカ……?」
「"魔の力"……だと?」
リフィーの豹変にシシバは驚く。
その異変を明確に感じ取ることができたミライは、分析できる情報をゼロラ達に伝えた。
ミライの言う通り、リフィーはジャコウが作った"魔の力"を体内に直接注入し、その肉体を変化させ始めた。
肌は緑色に変色し、体も大きく膨れ上がる。
人のものとは到底思えない、爪と牙――
その姿はかつてラルフルがボーネス公爵と戦った時と同じく――
「アギャァアアア……!」
「これは……完全に人間辞めてるなぁ……」
「詳しいことは分からねえが……ここまでするかね……?」
――完全に人ではない怪物となっていた。
サイバラとジフウを始め、その場にいる全員が驚愕していた――
「……無駄にあがきやがるな。どうやらリフィーもレイキースに操られているようだが、そんなことは関係ない」
「せやな。多少は同情もしたるが、元々こいつも俺らに敵意丸出しやったしな」
――それでも怖気づきはしない。
ゼロラとシシバが前へと出て、異形の怪物となったリフィーに対して構えをとる。
「上等だぁ……! またオレがその両手両足を、へし折ってやるよぉ……!」
「陛下の命令は受けてないが、国王直轄黒蛇部隊の隊長として、これを見過ごすわけにはいかねえな……!」
サイバラとシシバも同じく、戦う構えをとる。
この期に及んで、たかが怪物一匹に怖気づくことなどない。
それだけの力を持ったゼロラとその仲間達にとって、どれだけリフィーが自らを強化しようとも、恐れるに足らなかった――
「ガァアアア!!」
「ふえ!? な、なんでー!? あの人、街のほうに向かったよー!?」
「ま、まさか……リフィーの狙いは王都か!? 何を考えて――いや、何も考えれていないのか!?」
――それでも恐ろしかったことは、リフィーが王宮を離れて王都を目指したことだ。
檻の中から様子を見ていた"本来のミライ"とリョウもその行動に気付き、慌てふためく。
リフィーにはもう理性など残っておらず、目的もなく人々が群がる王都の中心へと動き始めた。
「マズイな……! トニカク、リフィーを止めナイト……! コノママでは王都の人間ガ殺さレル……!」
「ちっ! 俺とゼロラはんに無理矢理戦わせた挙句、今度は暴走かいな……! 面倒極まりない賢者やが、見過ごすこともできひん。俺もあいつを止めに―― イダァ!?」
「シシバ!?」
"もう一人のミライ"を始めとする全員がリフィーを止めに向かおうとした時、シシバが体に走った激痛で膝をついた。
ゼロラもシシバの容態を心配して駆け寄るが、ゼロラとの戦いで積み重なった膨大なダメージにより、すでにシシバの体は限界近くに達していた。
「キシシシ……! どうにも上手いこと体が動かへんわ……。横槍で中断の入った勝負やったが、こりゃゼロラはんの勝ちかいのう……」
「シシバ……。お前はここで休んでろ。まだ囚われている二人のこともある。だから――」
「いや、俺はリフィーを止めに行くで。それよりも……ゼロラはんは先に進んでくれや」
シシバの体を心配するゼロラだったが、シシバはゼロラが先へ進むことを優先させた。
この事態を完全に止める方法は、元凶である勇者レイキースを倒すこと――
シシバもそれを理解した上で、それが可能な人間であるゼロラに全てを託すことを心に決めた。
「父ヨ。ワタシからも頼ム。レイキースを倒さないコトニハ、コノ戦いは終わらナイ」
「そうッスね。ここは俺達でなんとかするッス。だから――」
「お前は先に進め……ゼロラァ!」
"もう一人のミライ"もサイバラもジフウも、シシバと同じ思いをゼロラに託した。
【栄光の勇者】レイキースが起こしたこの騒動。
それを収めるのに相応しい者がいるならば――
「"勇者と魔王の戦い"……。今度こそ、きっちりケリ着けてこいやぁあ!! ゼロラァアア!!」
――【伝説の魔王】と呼ばれた、ゼロラのみ。
その場にいるゼロラの仲間達の意志は同じく、それを代表するようにシシバが檄を入れた。
「……分かった。皆……すまない! 俺がレイキースを倒してくるまで、少しだけ耐えていてくれ!」
ゼロラもその思いを理解し、脱ぎ捨てていた上着をすぐに着なおして気持ちを入れ替える。
そして王宮の中へと、一人駆けだし始めた。
「任セロ。【伝説の魔王】の娘トシテ、ワタシも全力ヲ尽くス」
「あの化け物女ぁ……。今度こそ立ち上がれねぇよぉに、してやるよぉ……!」
「【虎殺しの暴虎】と【龍殺しの狂龍】がいるんだ。安心して先に向かえ! ゼロラァア!!」
一人王宮の中へ入るゼロラの背中から聞こえるのは、かつて戦い、今は認め合った仲間達の声――
「パパー! がんばってぇええ!!」
「ゼロラ殿! この国の未来がかかってるんだ……頼むよ!!」
愛する我が子と、愛してくれた女性の声――
「絶対に勝って戻ってこいやぁあ!! ほんでまた俺と……喧嘩しようやないかぁああ!!」
――自らにすべてを託してくれた者達の声。
その思いに応えるべく、ゼロラは王宮の奥へと突き進む。
"勇者"を倒すため、"魔王"が城の中へと一心不乱に走っていった――
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