311 / 476
第22章 改革の歌
第311話 改革二重奏王都開戦①
しおりを挟む
こちらは俺とジフウの二人。敵は多数の王国騎士団一番隊。
――それでも俺に臆するものなど何もなかった。
「ドォオラァアア!!」
「ゴフゥ!? す、素手で鎧を砕くだと……!?」
「ダァウラァアア!!」
「こ、これが黒蛇部隊隊長、【龍殺しの狂龍】の実力……!?」
一番隊は確かに他の王国騎士団よりも強い。
だが俺とジフウが手を組んだ以上、恐れる相手ではない!
俺の拳が、蹴りが、王国騎士団の鎧を貫き吹き飛ばす!
ジフウの投げが、関節技が、王国騎士団をどんどんと打ち倒す!
「ウハハハハ! どうした!? もっとじゃんじゃんかかってきやがれぇえ!!」
ジフウはかつてないほど楽しそうに王国騎士団をなぎ倒していく。
これまでジフウを縛り付けていた、"権力の渦中"という鎖はもうない。
<絶対王権>によって、ジャコウと完全に袂を絶った【龍殺しの狂龍】――
首輪を外された"本物の龍"が狂ったように暴れ、戦場を蹂躙する。
「こっちにも来い! 俺とジフウで、まとめて面倒見てやるぜぇえ!!」
俺も負けてはいられない。
ジフウが相手しているのとは別の王国騎士団を、怒涛の勢いで蹂躙する。
<絶対王権>で賊軍となった王国騎士団――
こいつらを倒せば、俺達改革派の勝利となる!
「合わせるぞ! ジフウ!」
「任せろ! ゼロラ!」
俺とジフウはそれぞれ掴んでいた騎士を、背中合わせになるように投げ飛ばす!
「オォラァア!!」
「ダラァアア!!」
バギャン!!
そして同時に二人の騎士それぞれへと放たれる飛び膝蹴り。
お互いの顔面へと直撃した衝撃は逃げ場なく、二人の騎士にまともに流れ込んで行った。
「さあ! どんどん来やがれ! てめぇら全員……一人残らず面倒見てやるよぉお!!」
「ウハハハハ! ジャコウの犬どもが! この黒蛇部隊隊長ジフウ様に……勝てると思うなぁあ!!」
俺とジフウの勢いに王国騎士団はたじろいでいる。
数も力もこれまで戦った王国騎士団の中で最強の相手――
だが、今の俺達二人は止められない!
王国騎士団は剣や魔法で応戦するも、そのこと如くを俺とジフウによって打ち破る!
「え、ええい! 何をしておるのじゃ! 魔法使いどもよ! 早く<極大火球魔法>を放つのじゃ!」
そんな戦いの様子を後方で見ていたジャコウは、自身の前方に魔法使いを横一列に並ばせて、何やら魔法の準備をさせていた。
「<極大火球魔法>だ! 避けろ! ゼロラ!!」
ジフウの言葉を聞いたと同時に――
ボォウゥン!!
――魔法使い達の連携で、巨大な火球が二つこちらに迫ってきた!
「小賢しいな……」
弾き返すのは難しい大きさの火球。しかもそれが二つ――
だが、俺にはその火球の軌道が完全に読めていた。
その場から動くことなく、体を反らして火球をやり過ごす。
ドゴォオン!
「ぐ、ぐはっ!?」
「あ、熱い!?」
俺が交わした火球はそのまま後方にいた王国騎士団へと被弾した。
最早ジャコウはヤケクソになっているようだ。
少し挑発すればこっちの思い通りに行きそうだな――
「ジフウ。お前も魔法を素手で弾き返すことはできるな?」
「当たり前だ! お前にできて、俺にできないわけねえだろ!」
ジフウは余裕綽々といった感じだ。
だったら手っ取り早く行くとするか――
「ジャコウ。俺達二人を倒す気なら、もっとガンガン魔法を打ち込んでこないと無茶な話だぜ?」
俺は笑みを浮かべながらジャコウを挑発してやった。
「お、おのれ~! わしを小馬鹿にするでないわ! 魔法使いどもよ! あの二人に火球魔法の雨を浴びせてやるのじゃ!」
俺の挑発に簡単に乗ってくれたジャコウは、魔法使いに火球魔法を使うよう命じる。
馬鹿な男だ。俺達の考えも知らずに――
「行くぞ! ジフウ!」
「おうよ! ゼロラ!」
俺とジフウで大量に放たれた火球魔法へと突っ込み――
「オラオラオラァアア!!」
「ダラダラダラァアア!!」
――手当たり次第にその火球を周囲へと弾き飛ばしていった!
「な!? あれだけの火球を素手で―― ゴフゥ!?」
「だ、ダメだ! 捌ききれない!」
俺とジフウが弾き飛ばした火球は、王国騎士団へと流れていった。
大量の火球を俺達に放ったがために、王国騎士団は次々と流れ弾で倒れていく。
「き、貴様ら~! よくもぉお!!」
「てめぇが考えなしに挑発に乗るからだろ」
「フナ虫ジャコウが。てめぇはそもそも軍師なんて器じゃねえんだよ。ウハハハ!」
俺とジフウに嵌められて、ますます激昂するジャコウ。
ジフウが言う通り、こんなに感情的に動いていては軍師なんて務まらない。
改革派にはロギウスという名軍師がいる。
ジャコウもあいつを見習えばいいものを――
「ま、まだじゃ! 障壁魔法の準備はできておるな!?」
「は、はい! 先程整いました!」
――どうやら、ジャコウにもまだ策があったようだ。
ジャコウの元に集められた先程とは別の魔法使い達が、何やら魔法を唱え始める――
ガキィイン――
「成程……。障壁魔法で俺とジフウを分断させてきたか」
「悪あがきばっかりするフナ虫だぜ……まったく」
俺とジフウは障壁魔法によって二手に分断された。
確かにこれで連携して動くことは難しくなったが、それでも負ける気はしない。
――そして、ジャコウは俺の方にいる。
「ゼロラ。ジャコウへの止めは任せる。俺もこっちの連中を蹴散らし次第、どうにかそっちへ回り込む」
「分かった。お前が来る前にケリをつけておくぜ」
王国騎士団総大将、軍師ジャコウの討伐は俺に託された。
こいつを倒せばこの戦いは終わりだ――
貴族によるこの国の腐敗、この国の新たなる未来――
その実現のためにも、俺に倒されてもらうぞ……ジャコウ!
――それでも俺に臆するものなど何もなかった。
「ドォオラァアア!!」
「ゴフゥ!? す、素手で鎧を砕くだと……!?」
「ダァウラァアア!!」
「こ、これが黒蛇部隊隊長、【龍殺しの狂龍】の実力……!?」
一番隊は確かに他の王国騎士団よりも強い。
だが俺とジフウが手を組んだ以上、恐れる相手ではない!
俺の拳が、蹴りが、王国騎士団の鎧を貫き吹き飛ばす!
ジフウの投げが、関節技が、王国騎士団をどんどんと打ち倒す!
「ウハハハハ! どうした!? もっとじゃんじゃんかかってきやがれぇえ!!」
ジフウはかつてないほど楽しそうに王国騎士団をなぎ倒していく。
これまでジフウを縛り付けていた、"権力の渦中"という鎖はもうない。
<絶対王権>によって、ジャコウと完全に袂を絶った【龍殺しの狂龍】――
首輪を外された"本物の龍"が狂ったように暴れ、戦場を蹂躙する。
「こっちにも来い! 俺とジフウで、まとめて面倒見てやるぜぇえ!!」
俺も負けてはいられない。
ジフウが相手しているのとは別の王国騎士団を、怒涛の勢いで蹂躙する。
<絶対王権>で賊軍となった王国騎士団――
こいつらを倒せば、俺達改革派の勝利となる!
「合わせるぞ! ジフウ!」
「任せろ! ゼロラ!」
俺とジフウはそれぞれ掴んでいた騎士を、背中合わせになるように投げ飛ばす!
「オォラァア!!」
「ダラァアア!!」
バギャン!!
そして同時に二人の騎士それぞれへと放たれる飛び膝蹴り。
お互いの顔面へと直撃した衝撃は逃げ場なく、二人の騎士にまともに流れ込んで行った。
「さあ! どんどん来やがれ! てめぇら全員……一人残らず面倒見てやるよぉお!!」
「ウハハハハ! ジャコウの犬どもが! この黒蛇部隊隊長ジフウ様に……勝てると思うなぁあ!!」
俺とジフウの勢いに王国騎士団はたじろいでいる。
数も力もこれまで戦った王国騎士団の中で最強の相手――
だが、今の俺達二人は止められない!
王国騎士団は剣や魔法で応戦するも、そのこと如くを俺とジフウによって打ち破る!
「え、ええい! 何をしておるのじゃ! 魔法使いどもよ! 早く<極大火球魔法>を放つのじゃ!」
そんな戦いの様子を後方で見ていたジャコウは、自身の前方に魔法使いを横一列に並ばせて、何やら魔法の準備をさせていた。
「<極大火球魔法>だ! 避けろ! ゼロラ!!」
ジフウの言葉を聞いたと同時に――
ボォウゥン!!
――魔法使い達の連携で、巨大な火球が二つこちらに迫ってきた!
「小賢しいな……」
弾き返すのは難しい大きさの火球。しかもそれが二つ――
だが、俺にはその火球の軌道が完全に読めていた。
その場から動くことなく、体を反らして火球をやり過ごす。
ドゴォオン!
「ぐ、ぐはっ!?」
「あ、熱い!?」
俺が交わした火球はそのまま後方にいた王国騎士団へと被弾した。
最早ジャコウはヤケクソになっているようだ。
少し挑発すればこっちの思い通りに行きそうだな――
「ジフウ。お前も魔法を素手で弾き返すことはできるな?」
「当たり前だ! お前にできて、俺にできないわけねえだろ!」
ジフウは余裕綽々といった感じだ。
だったら手っ取り早く行くとするか――
「ジャコウ。俺達二人を倒す気なら、もっとガンガン魔法を打ち込んでこないと無茶な話だぜ?」
俺は笑みを浮かべながらジャコウを挑発してやった。
「お、おのれ~! わしを小馬鹿にするでないわ! 魔法使いどもよ! あの二人に火球魔法の雨を浴びせてやるのじゃ!」
俺の挑発に簡単に乗ってくれたジャコウは、魔法使いに火球魔法を使うよう命じる。
馬鹿な男だ。俺達の考えも知らずに――
「行くぞ! ジフウ!」
「おうよ! ゼロラ!」
俺とジフウで大量に放たれた火球魔法へと突っ込み――
「オラオラオラァアア!!」
「ダラダラダラァアア!!」
――手当たり次第にその火球を周囲へと弾き飛ばしていった!
「な!? あれだけの火球を素手で―― ゴフゥ!?」
「だ、ダメだ! 捌ききれない!」
俺とジフウが弾き飛ばした火球は、王国騎士団へと流れていった。
大量の火球を俺達に放ったがために、王国騎士団は次々と流れ弾で倒れていく。
「き、貴様ら~! よくもぉお!!」
「てめぇが考えなしに挑発に乗るからだろ」
「フナ虫ジャコウが。てめぇはそもそも軍師なんて器じゃねえんだよ。ウハハハ!」
俺とジフウに嵌められて、ますます激昂するジャコウ。
ジフウが言う通り、こんなに感情的に動いていては軍師なんて務まらない。
改革派にはロギウスという名軍師がいる。
ジャコウもあいつを見習えばいいものを――
「ま、まだじゃ! 障壁魔法の準備はできておるな!?」
「は、はい! 先程整いました!」
――どうやら、ジャコウにもまだ策があったようだ。
ジャコウの元に集められた先程とは別の魔法使い達が、何やら魔法を唱え始める――
ガキィイン――
「成程……。障壁魔法で俺とジフウを分断させてきたか」
「悪あがきばっかりするフナ虫だぜ……まったく」
俺とジフウは障壁魔法によって二手に分断された。
確かにこれで連携して動くことは難しくなったが、それでも負ける気はしない。
――そして、ジャコウは俺の方にいる。
「ゼロラ。ジャコウへの止めは任せる。俺もこっちの連中を蹴散らし次第、どうにかそっちへ回り込む」
「分かった。お前が来る前にケリをつけておくぜ」
王国騎士団総大将、軍師ジャコウの討伐は俺に託された。
こいつを倒せばこの戦いは終わりだ――
貴族によるこの国の腐敗、この国の新たなる未来――
その実現のためにも、俺に倒されてもらうぞ……ジャコウ!
0
お気に入りに追加
135
あなたにおすすめの小説
アリーチェ・オランジュ夫人の幸せな政略結婚
里見しおん
恋愛
「私のジーナにした仕打ち、許し難い! 婚約破棄だ!」
なーんて抜かしやがった婚約者様と、本日結婚しました。
アリーチェ・オランジュ夫人の結婚生活のお話。
転生騎士団長の歩き方
Akila
ファンタジー
【第2章 完 約13万字】&【第1章 完 約12万字】
たまたま運よく掴んだ功績で第7騎士団の団長になってしまった女性騎士のラモン。そんなラモンの中身は地球から転生した『鈴木ゆり』だった。女神様に転生するに当たってギフトを授かったのだが、これがとっても役立った。ありがとう女神さま! と言う訳で、小娘団長が汗臭い騎士団をどうにか立て直す為、ドーン副団長や団員達とキレイにしたり、旨〜いしたり、キュンキュンしたりするほのぼの物語です。
【第1章 ようこそ第7騎士団へ】 騎士団の中で窓際? 島流し先? と囁かれる第7騎士団を立て直すべく、前世の知識で働き方改革を強行するモラン。 第7は改善されるのか? 副団長のドーンと共にあれこれと毎日大忙しです。
【第2章 王城と私】 第7騎士団での功績が認められて、次は第3騎士団へ行く事になったラモン。勤務地である王城では毎日誰かと何かやらかしてます。第3騎士団には馴染めるかな? って、またまた異動? 果たしてラモンの行き着く先はどこに?
※誤字脱字マジですみません。懲りずに読んで下さい。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
母は何処? 父はだぁれ?
穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。
産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。
妹も、実妹なのか不明だ。
そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。
父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。
母は、どこへ行ってしまったんだろう!
というところからスタートする、
さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。
変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、
家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。
意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。
前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。
もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。
単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。
また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。
「小説家になろう」で連載していたものです。
生贄公爵と蛇の王
荒瀬ヤヒロ
ファンタジー
妹に婚約者を奪われ、歳の離れた女好きに嫁がされそうになったことに反発し家を捨てたレイチェル。彼女が向かったのは「蛇に呪われた公爵」が住む離宮だった。
「お願いします、私と結婚してください!」
「はあ?」
幼い頃に蛇に呪われたと言われ「生贄公爵」と呼ばれて人目に触れないように離宮で暮らしていた青年ヴェンディグ。
そこへ飛び込んできた侯爵令嬢にいきなり求婚され、成り行きで婚約することに。
しかし、「蛇に呪われた生贄公爵」には、誰も知らない秘密があった。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる