246 / 476
第18章 光と闇の分岐点
第246話 ナイトメアハザード・対
しおりを挟む
ゼロラ達が王国との戦いのために戦備を整える一方、王宮・ルクガイア城でも少しずつ事態は動き始めていた。
「……すでに理解はしているであろう。【栄光の勇者】レイキースと賢者リフィー、戦士バルカウスの当代勇者パーティー三人を、魔王城の捜索に向かわせる」
玉座に座り、座った目つきでルクガイア王国の国王・ルクベール三世は自らの足元にいる人物達を見下しながら、冷たい口調でそう述べた。
「ま、待ってください! 陛下! 今レイキース達に王都を離れられては――」
「己が身が怖いと申すか? レーコ公爵よ」
国王の提案に激しく反論しようとするレーコ公爵だったが、その願いはあっけなく跳ねのけられる。
ルクガイア王国の沖合にある魔王城から発せられる"黒い霧"。
それがここ最近になって急激に拡大を始めており、今や一番近くにある港町ウォウサカさえも飲み込もうとし始めている。
「あの黒い霧は<ナイトメアハザード>という言葉を発しながら、飲み込んだ人間に"悪夢を見た感覚に襲わせる"のだったな? ジフウよ」
「はい。【伝説の魔王】がいなくなったとはいえ、その発生源は魔王城。ルクガイア王国へと近づいてきている以上、見過ごすわけにはいきません」
国王の問いに、横で立って話を聞いていた黒蛇部隊隊長のジフウが答える。
これまで王国側で完全に把握できていなかった黒い霧――<ナイトメアハザード>の動き。
「ボーネス公爵も問題ないな?」
「は、はい……」
それはボーネス公爵と軍師ジャコウの画策によって、対処を遅らされていた事案だった。
国王はこれまでとは違い、ボーネス公爵やレーコ公爵に対しても厳格な態度を崩さない。
配下を見下す国王の横では、ジフウがいつでも<黒蛇の右>を放てるよう、すでに<蛇の予告>を済ませて右の拳を構えている。
これまでボーネス公爵とレーコ公爵がそうしてきたように、今度は国王・ルクベール三世自らが力で配下を従えさせている。
国王自身もこのような暴力的な行いが間違っていることは百も承知だ。
それでも自らを含めたルクガイア王国の腐敗を一掃するためには、この手が一番だと考えた。
『国王自らが腐敗した政権の頂点に再び立ち、それをゼロラ達改革派に倒させる』
それこそが長きに渡って続いたルクガイア王国の貴族優勢政権を打破し、新しい時代を開く活路であると考えていた。
国王のその考えはジフウも承知の上だ。承知の上ではあるが、国王に忠誠を誓っているジフウとしては心が痛む。
それでも国王が望むのならば、自らもその意志に従う。
ジフウも覚悟を決めて"暴力的な忠臣"を演じていた。
「お、お願いします! レイキース達がいないと私の身が――」
「何度も言っておるであろう? この決定は覆らない。レイキース達にはすぐにでも魔王城へ向かって、<ナイトメアハザード>の根源を調べてきてもらう」
レーコ公爵は必死に嘆願するも、その言葉を国王が聞き入れることはなかった。
改革派へのドクター・フロストの協力。
それがレーコ公爵にとって最大の恐怖であった。
勇者レイキース達が自らの元を離れてしまえば、自身の命はフロストという復讐鬼に狙われる。
レーコ公爵にも身に覚えのある話なので、自らの身を守るためにもレイキース達勇者パーティーの存在は必要不可欠だった。
だが――
「レーコ公爵。王国騎士団団長である拙者としても、この<ナイトメアハザード>という事態を見過ごすわけにはいきませぬ。どうかご理解をお願いします」
勇者パーティーの一人であり、王国騎士団長でもあるバルカウス。
彼も国王の意志を汲み、王国騎士団を動かすようになってしまったのだ。
バルカウスが個人で動かせる王国騎士団は少なく、今だその大半は腐敗した貴族の手中にある。
とはいえ、それはバルカウスにとって大きな一歩だった。
ラルフルから魔力を奪った件への決別と決着。
あの日以降、バルカウスは魔法を捨てて再び剣術の道のみに専念するようになり、一介の戦士として、また一介の騎士団長として考えを改めるようになった。
魔法こそ使えなくなったとはいえ、バルカウスの純粋な実力も気高さも、"魔法戦士"の時以上になっていた。
もう、バルカウスの耳にレーコ公爵の甘言は届かない。
周囲に配備された王国騎士団は、ジフウと同じように万一の事態に備えている。
「レーコ公爵、ご安心ください。僕達は必ずや<ナイトメアハザード>の元凶を絶ち、すぐにここへと戻ってきます」
「わたくし達がいない間、しばしお待ちください。レーコ公爵……」
勇者レイキースと賢者リフィーも<ナイトメアハザード>の調査を優先することをレーコ公爵に提言する。
この二人にとっては今尚レーコ公爵は強力なバックアップではあるが、勇者パーティーとしての使命がある以上、今は<ナイトメアハザード>への対策が優先だと考えた。
「ああ……。そ、そんな……」
自らを守る盾を失うことに落胆するレーコ公爵。
レイキース達はいなければ、レーコ公爵になす術はない。
「ぐぬぬぅ……!」
ボーネス公爵もこの状況に歯を食いしばるしかなかった。
国王の思惑についてはボーネス公爵もレーコ公爵も理解している。
国王は自らを暴君とし、それを打倒させることでこれまでの過去を完全に払しょくさせようとしていることを――
このままいけば、自分達貴族が築き上げてきた地位も名声も、全てが無駄となることを――
■
「ジャコウ! 例の研究はなんとかならぬのか!?」
故にボーネス公爵は焦った。
以前から進めていた<ナイトメアハザード>を利用したジャコウによる術の開発。
完成すれば、<絶対王権>と同じように他者の意思さえも思うがままに操ることが可能と思われる禁術――
「い、今の状況でもとりあえず発動は可能ですじゃ。じゃが……まだ安定させられる保証は――」
「そんなものはどうでもよい! こうなった以上、悠長なことは言ってられぬ! すぐに術の発動準備をするのだ!」
窮地に追い込まれたボーネス公爵は王国騎士団軍師のジャコウに術の発動を押し通すように命じた。
「か、かしこまりました……。では、リョウ大神官をすぐにこの魔幻塔へと呼び戻しましょう。わしがちょいとあの女の魔力に干渉して苦しめれば、すぐに戻ってくるでしょう」
「ああ、最早黒蛇部隊もギャングレオ盗賊団も無視して構わん! とにかく急げ!」
こうしてリョウを生贄としたボーネス公爵とジャコウの計画が始まろうとしていた。
新たなる<魔王の闇>の発現への計画が――
「……すでに理解はしているであろう。【栄光の勇者】レイキースと賢者リフィー、戦士バルカウスの当代勇者パーティー三人を、魔王城の捜索に向かわせる」
玉座に座り、座った目つきでルクガイア王国の国王・ルクベール三世は自らの足元にいる人物達を見下しながら、冷たい口調でそう述べた。
「ま、待ってください! 陛下! 今レイキース達に王都を離れられては――」
「己が身が怖いと申すか? レーコ公爵よ」
国王の提案に激しく反論しようとするレーコ公爵だったが、その願いはあっけなく跳ねのけられる。
ルクガイア王国の沖合にある魔王城から発せられる"黒い霧"。
それがここ最近になって急激に拡大を始めており、今や一番近くにある港町ウォウサカさえも飲み込もうとし始めている。
「あの黒い霧は<ナイトメアハザード>という言葉を発しながら、飲み込んだ人間に"悪夢を見た感覚に襲わせる"のだったな? ジフウよ」
「はい。【伝説の魔王】がいなくなったとはいえ、その発生源は魔王城。ルクガイア王国へと近づいてきている以上、見過ごすわけにはいきません」
国王の問いに、横で立って話を聞いていた黒蛇部隊隊長のジフウが答える。
これまで王国側で完全に把握できていなかった黒い霧――<ナイトメアハザード>の動き。
「ボーネス公爵も問題ないな?」
「は、はい……」
それはボーネス公爵と軍師ジャコウの画策によって、対処を遅らされていた事案だった。
国王はこれまでとは違い、ボーネス公爵やレーコ公爵に対しても厳格な態度を崩さない。
配下を見下す国王の横では、ジフウがいつでも<黒蛇の右>を放てるよう、すでに<蛇の予告>を済ませて右の拳を構えている。
これまでボーネス公爵とレーコ公爵がそうしてきたように、今度は国王・ルクベール三世自らが力で配下を従えさせている。
国王自身もこのような暴力的な行いが間違っていることは百も承知だ。
それでも自らを含めたルクガイア王国の腐敗を一掃するためには、この手が一番だと考えた。
『国王自らが腐敗した政権の頂点に再び立ち、それをゼロラ達改革派に倒させる』
それこそが長きに渡って続いたルクガイア王国の貴族優勢政権を打破し、新しい時代を開く活路であると考えていた。
国王のその考えはジフウも承知の上だ。承知の上ではあるが、国王に忠誠を誓っているジフウとしては心が痛む。
それでも国王が望むのならば、自らもその意志に従う。
ジフウも覚悟を決めて"暴力的な忠臣"を演じていた。
「お、お願いします! レイキース達がいないと私の身が――」
「何度も言っておるであろう? この決定は覆らない。レイキース達にはすぐにでも魔王城へ向かって、<ナイトメアハザード>の根源を調べてきてもらう」
レーコ公爵は必死に嘆願するも、その言葉を国王が聞き入れることはなかった。
改革派へのドクター・フロストの協力。
それがレーコ公爵にとって最大の恐怖であった。
勇者レイキース達が自らの元を離れてしまえば、自身の命はフロストという復讐鬼に狙われる。
レーコ公爵にも身に覚えのある話なので、自らの身を守るためにもレイキース達勇者パーティーの存在は必要不可欠だった。
だが――
「レーコ公爵。王国騎士団団長である拙者としても、この<ナイトメアハザード>という事態を見過ごすわけにはいきませぬ。どうかご理解をお願いします」
勇者パーティーの一人であり、王国騎士団長でもあるバルカウス。
彼も国王の意志を汲み、王国騎士団を動かすようになってしまったのだ。
バルカウスが個人で動かせる王国騎士団は少なく、今だその大半は腐敗した貴族の手中にある。
とはいえ、それはバルカウスにとって大きな一歩だった。
ラルフルから魔力を奪った件への決別と決着。
あの日以降、バルカウスは魔法を捨てて再び剣術の道のみに専念するようになり、一介の戦士として、また一介の騎士団長として考えを改めるようになった。
魔法こそ使えなくなったとはいえ、バルカウスの純粋な実力も気高さも、"魔法戦士"の時以上になっていた。
もう、バルカウスの耳にレーコ公爵の甘言は届かない。
周囲に配備された王国騎士団は、ジフウと同じように万一の事態に備えている。
「レーコ公爵、ご安心ください。僕達は必ずや<ナイトメアハザード>の元凶を絶ち、すぐにここへと戻ってきます」
「わたくし達がいない間、しばしお待ちください。レーコ公爵……」
勇者レイキースと賢者リフィーも<ナイトメアハザード>の調査を優先することをレーコ公爵に提言する。
この二人にとっては今尚レーコ公爵は強力なバックアップではあるが、勇者パーティーとしての使命がある以上、今は<ナイトメアハザード>への対策が優先だと考えた。
「ああ……。そ、そんな……」
自らを守る盾を失うことに落胆するレーコ公爵。
レイキース達はいなければ、レーコ公爵になす術はない。
「ぐぬぬぅ……!」
ボーネス公爵もこの状況に歯を食いしばるしかなかった。
国王の思惑についてはボーネス公爵もレーコ公爵も理解している。
国王は自らを暴君とし、それを打倒させることでこれまでの過去を完全に払しょくさせようとしていることを――
このままいけば、自分達貴族が築き上げてきた地位も名声も、全てが無駄となることを――
■
「ジャコウ! 例の研究はなんとかならぬのか!?」
故にボーネス公爵は焦った。
以前から進めていた<ナイトメアハザード>を利用したジャコウによる術の開発。
完成すれば、<絶対王権>と同じように他者の意思さえも思うがままに操ることが可能と思われる禁術――
「い、今の状況でもとりあえず発動は可能ですじゃ。じゃが……まだ安定させられる保証は――」
「そんなものはどうでもよい! こうなった以上、悠長なことは言ってられぬ! すぐに術の発動準備をするのだ!」
窮地に追い込まれたボーネス公爵は王国騎士団軍師のジャコウに術の発動を押し通すように命じた。
「か、かしこまりました……。では、リョウ大神官をすぐにこの魔幻塔へと呼び戻しましょう。わしがちょいとあの女の魔力に干渉して苦しめれば、すぐに戻ってくるでしょう」
「ああ、最早黒蛇部隊もギャングレオ盗賊団も無視して構わん! とにかく急げ!」
こうしてリョウを生贄としたボーネス公爵とジャコウの計画が始まろうとしていた。
新たなる<魔王の闇>の発現への計画が――
0
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説


元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
王国の女王即位を巡るレイラとカンナの双子王女姉妹バトル
ヒロワークス
ファンタジー
豊かな大国アピル国の国王は、自らの跡継ぎに悩んでいた。長男がおらず、2人の双子姉妹しかいないからだ。
しかも、その双子姉妹レイラとカンナは、2人とも王妃の美貌を引き継ぎ、学問にも武術にも優れている。
甲乙つけがたい実力を持つ2人に、国王は、相談してどちらが女王になるか決めるよう命じる。
2人の相談は決裂し、体を使った激しいバトルで決着を図ろうとするのだった。

精霊さんと一緒にスローライフ ~異世界でも現代知識とチートな精霊さんがいれば安心です~
舞
ファンタジー
かわいい精霊さんと送る、スローライフ。
異世界に送り込まれたおっさんは、精霊さんと手を取り、スローライフをおくる。
夢は優しい国づくり。
『くに、つくりますか?』
『あめのぬぼこ、ぐるぐる』
『みぎまわりか、ひだりまわりか。それがもんだいなの』
いや、それはもう過ぎてますから。

転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる