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第6章 少年少女の思いの先
第61話 聖女様との会談
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「ガルペラ侯爵、ゼロラ様。遠路はるばる、よくぞおいで下さいました」
部屋に入るとソファーに座っていた聖女ミリア様が立ち上がり、こちらを出迎えてくれた。
……何かがおかしい。
ミリア様はラルフルと会ったときは豊かな表情みせて、それ以外の時は張り付いたような笑顔をしていたが、今のミリア様はそのどちらでもない。恐ろしいまでに無表情。それはまるで感情を押し殺すような冷たい顔。
「事前に書類で事情は伺っております。私に協力を申し出たいとのことで……」
「そのつもりだったのですが、別の件でお話を伺いたいのです」
「別の件?」
ミリア様は不思議そうな顔をするが、ガルペラは言葉を続ける。
「単刀直入に聞くのです。ミリア様はラルフル君と何があったのですか?」
「何が、とは?」
「ラルフル君はミリア様に『会いたくない』と言われてすごく落ち込んでたのです」
それこそこの世の終わりってぐらいに。
「そうですか」
「あのなぁ……。幼馴染のラルフルが落ち込んでたのに『そうですか』で終わらせられる話じゃねえだろ?」
ミリア様の態度にしびれを切らして口を挟む。
ミリア様は表情にこそ出さないが、体を震わせて何か気持ちを抑えている。やはり彼女もラルフルと縁を切ろうとしたのは本意ではないようだ。
「このように格式のある場で話すことではありません」
「……この場でなければ話してくれるんだな?」
この場でスタアラ魔法聖堂の"聖女"としては話せなくても、"ミリアという個人"としてなら話してくれるかもしれない。
ならまどろっこしいことは無しだ。ちょいと強引だが、まずは"この場"から離れるとしよう。
「ゼ、ゼロラさん? 何をする気です?」
「ガルペラ。お前、この聖堂内を衛兵の助けを借りながら一人の不審者から逃げることはできるか?」
「え? 言ってる意味は分からないですけど、衛兵さん達の助けがあるならできると思うですが……?」
ガルペラの言葉を確認した俺は次に部屋の外にいた衛兵に声をかけた。
「あれ? もうお帰りですか?」
「いや。それよりも俺はこれから"ミリア様と二人で聖女としてではなく個人的な話をするためにミリア様を借りる"ことにする」
「そ、それってミリア様を誘拐するということですか? でもなんでそのことをわざわざ……?」
「お前ら衛兵もミリア様の立場は知ってるのか?」
「立場……。まさかミリア様の心情を聞くために? 確かに聖堂内ではミリア様は本心を打ち明けてはくれませんし……」
話が早くて助かる。
「ですがミリア様が大人しくあなた様と二人で話してくれるでしょうか?」
「だから強引に行かせてもらう。これからひと騒動起こすが、ミリア様のためを思うなら大目に見てくれ」
「それってどういう……?」
衛兵が尋ね返す前に俺は大声で叫んだ。期待通りに動いてくれよ……!
「あー! ガルペラ侯爵様が会談を終えて部屋の外に出てきたぞー! 今ならガルペラ侯爵は一人だー!」
「えぇ!? ゼロラさん!? 急に何を言ってるで――」
「それは本当かい!? そんなのボクに『襲ってくれ』と言ってるようなものじゃないか!」
俺の大声に驚くガルペラ。そして期待通り現れたリョウ神官。
よし、今の内だ!
「ミリア様! 話の続きは人のいないところでするぜ!」
「え!? ちょ、ちょっと!?」
俺はミリア様を抱きかかえて聖堂内を走り抜ける。
「ゼロラさん何考えてるですかー!? 後、なんで私はリョウ大神官に追われてるですかー!?」
「そんなの君がかわいいからに決まってるじゃないかー!」
衛兵や神官達は俺を取り押さえようとするが、別方向でガルペラがリョウ神官に追われているのを見てどうしたらいいかと慌てふためく。
「こ、これってどっちを追えばいいんだ!?」
「そりゃ、ミリア様の身が第一だろ!」
「いや! ゼロラ様はミリア様の心情を聞いてくれると言ってたぞ!」
「なるほど! 俺らがいない方が、ミリア様にも都合がいいのか!」
「ゼロラ様の言い方、わざとらしかったもんな」
「だったら俺らがやることは一つだ!」
衛兵と神官達の意見が一致したようだ。
「「待てぇええ! リョウ大神官ー! ガルペラ侯爵に手を出すなぁああ!!」」
「なんでこの状況でこっちを追ってくるのかな!? 普通ミリア様の方を追わないかな!?」
よし! 計算通りだ! リョウ神官なら必ず俺の言葉に反応してガルペラを追ってくれる! 他の衛兵や神官達もリョウ神官を止めることの方が重要と判断してくれている! 普通ならこっちを追ってきそうなものだが、リョウ神官は普通じゃない!
ガルペラについては……その……また後で謝っておこう。
「ゼロラさんのアホー! 後で覚えてろなのですー!」
「君は大人しく止まってボクとイイコトしようじゃないかー! ガルペラ侯爵ー!」
「「止まるのはあんただー! リョウ大神官ー!」」
追われるガルペラを背に、俺はミリア様を抱えて人がいない方向へと走っていった。
部屋に入るとソファーに座っていた聖女ミリア様が立ち上がり、こちらを出迎えてくれた。
……何かがおかしい。
ミリア様はラルフルと会ったときは豊かな表情みせて、それ以外の時は張り付いたような笑顔をしていたが、今のミリア様はそのどちらでもない。恐ろしいまでに無表情。それはまるで感情を押し殺すような冷たい顔。
「事前に書類で事情は伺っております。私に協力を申し出たいとのことで……」
「そのつもりだったのですが、別の件でお話を伺いたいのです」
「別の件?」
ミリア様は不思議そうな顔をするが、ガルペラは言葉を続ける。
「単刀直入に聞くのです。ミリア様はラルフル君と何があったのですか?」
「何が、とは?」
「ラルフル君はミリア様に『会いたくない』と言われてすごく落ち込んでたのです」
それこそこの世の終わりってぐらいに。
「そうですか」
「あのなぁ……。幼馴染のラルフルが落ち込んでたのに『そうですか』で終わらせられる話じゃねえだろ?」
ミリア様の態度にしびれを切らして口を挟む。
ミリア様は表情にこそ出さないが、体を震わせて何か気持ちを抑えている。やはり彼女もラルフルと縁を切ろうとしたのは本意ではないようだ。
「このように格式のある場で話すことではありません」
「……この場でなければ話してくれるんだな?」
この場でスタアラ魔法聖堂の"聖女"としては話せなくても、"ミリアという個人"としてなら話してくれるかもしれない。
ならまどろっこしいことは無しだ。ちょいと強引だが、まずは"この場"から離れるとしよう。
「ゼ、ゼロラさん? 何をする気です?」
「ガルペラ。お前、この聖堂内を衛兵の助けを借りながら一人の不審者から逃げることはできるか?」
「え? 言ってる意味は分からないですけど、衛兵さん達の助けがあるならできると思うですが……?」
ガルペラの言葉を確認した俺は次に部屋の外にいた衛兵に声をかけた。
「あれ? もうお帰りですか?」
「いや。それよりも俺はこれから"ミリア様と二人で聖女としてではなく個人的な話をするためにミリア様を借りる"ことにする」
「そ、それってミリア様を誘拐するということですか? でもなんでそのことをわざわざ……?」
「お前ら衛兵もミリア様の立場は知ってるのか?」
「立場……。まさかミリア様の心情を聞くために? 確かに聖堂内ではミリア様は本心を打ち明けてはくれませんし……」
話が早くて助かる。
「ですがミリア様が大人しくあなた様と二人で話してくれるでしょうか?」
「だから強引に行かせてもらう。これからひと騒動起こすが、ミリア様のためを思うなら大目に見てくれ」
「それってどういう……?」
衛兵が尋ね返す前に俺は大声で叫んだ。期待通りに動いてくれよ……!
「あー! ガルペラ侯爵様が会談を終えて部屋の外に出てきたぞー! 今ならガルペラ侯爵は一人だー!」
「えぇ!? ゼロラさん!? 急に何を言ってるで――」
「それは本当かい!? そんなのボクに『襲ってくれ』と言ってるようなものじゃないか!」
俺の大声に驚くガルペラ。そして期待通り現れたリョウ神官。
よし、今の内だ!
「ミリア様! 話の続きは人のいないところでするぜ!」
「え!? ちょ、ちょっと!?」
俺はミリア様を抱きかかえて聖堂内を走り抜ける。
「ゼロラさん何考えてるですかー!? 後、なんで私はリョウ大神官に追われてるですかー!?」
「そんなの君がかわいいからに決まってるじゃないかー!」
衛兵や神官達は俺を取り押さえようとするが、別方向でガルペラがリョウ神官に追われているのを見てどうしたらいいかと慌てふためく。
「こ、これってどっちを追えばいいんだ!?」
「そりゃ、ミリア様の身が第一だろ!」
「いや! ゼロラ様はミリア様の心情を聞いてくれると言ってたぞ!」
「なるほど! 俺らがいない方が、ミリア様にも都合がいいのか!」
「ゼロラ様の言い方、わざとらしかったもんな」
「だったら俺らがやることは一つだ!」
衛兵と神官達の意見が一致したようだ。
「「待てぇええ! リョウ大神官ー! ガルペラ侯爵に手を出すなぁああ!!」」
「なんでこの状況でこっちを追ってくるのかな!? 普通ミリア様の方を追わないかな!?」
よし! 計算通りだ! リョウ神官なら必ず俺の言葉に反応してガルペラを追ってくれる! 他の衛兵や神官達もリョウ神官を止めることの方が重要と判断してくれている! 普通ならこっちを追ってきそうなものだが、リョウ神官は普通じゃない!
ガルペラについては……その……また後で謝っておこう。
「ゼロラさんのアホー! 後で覚えてろなのですー!」
「君は大人しく止まってボクとイイコトしようじゃないかー! ガルペラ侯爵ー!」
「「止まるのはあんただー! リョウ大神官ー!」」
追われるガルペラを背に、俺はミリア様を抱えて人がいない方向へと走っていった。
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