45 / 67
第1章 ヒーロー見参
44話 ウーヴェの実力
しおりを挟む
「スクエ、行け!」
「──ッおう!」
ノラの言葉に反応してスクエはウーヴェに向かって走る。
もう、この場にはウーヴェとスクエ、ノラ、そして腰を抜かして離れた場所で見ているロメイしか居ない。
「消えちまったか──グラッチ!」
スクエの握る鉄パイプの先端が再び赤い光に包まれる。
そして、スクエが大分ウーヴェとの距離を詰めると、ウーヴェが魔法を発動する。
「風よ──ウィンドショット!」
ウーヴェの手から、風の弾丸がスクエに向かって放たれる。
「み、見えねぇ?!」
魔法の特性なのか、何かが自身に向かって飛んで来るのは分かるが、一体どれ程の範囲なのか──又は何が飛んで来ているのか見えない為、スクエは不恰好になりながらも、横に飛び込む様に避けた。
「ほぅ……危機回避能力も高そうだな」
ウーヴェがスクエに関心している間にノラが魔法を唱えていた。
「炎よ──フレイムショット!」
ノラの手から野球ボール程の大きさの火球がウーヴェに向かって放たれた。
火球を視認したウーヴェは直ぐに手を伸ばし、足元から青い魔法陣が浮かび上がった。
「風よ──ウィンドショット」
「──ッな?!」
ウーヴェの魔法によりノラの放った火球は掻き消されてしまう。
そして、何故かノラは驚いた様子で固まっている。
「は、早すぎる……」
「ノラ、何が早いんだ!?」
ウーヴェの魔法の特性がよく分からないスクエは一度ノラの場所まで戻る。
「ウーヴェの魔法発動スピードが私が思っている以上に早い……」
ノラの額から冷や汗が滴る。
「ふははは、どうした、来ないのか?」
ウーヴェは再び手をスクエ達に向けて掲げる。
「風よ──ウィンドショット」
又もや、直ぐに魔法を放った。
「スクエ、よ、避けろ」
「言われなくても!」
二人は左右に移動して視認出来ない風の弾丸を避けた。
「ノラ──アイツの魔法特性を何でもいいから教えてくれ──これじゃ近づけねぇ!」
この世界での魔法を一切知らないスクエにはウーヴェが何の魔法を放っているかが分からない。
「ウーヴェの魔法特性は風だ──使用している魔法は初級で、私が使用している魔法と同じレベルだ」
「ノラと同じって火球のやつか?」
「あぁ、そうだ」
二人はウーヴェから目を離さず会話をする。
「風魔法の特性は見て分かる通り目視出来ない事だ……」
「厄介過ぎるだろ……」
二人が話しているとウーヴェから風魔法が飛んで来る。
だが、流石に距離が離れている為、二人は何となくの軌道を予測して魔法を避ける。
「風魔法は見え難い分威力は低いから、リプレスの場合は一発当たる程度なら問題無く動けるが──人間であるスクエでは恐らく一発耐えられるかどうか……」
スクエの方をチラリと見るノラ。
「マジかよ……本当に厄介だな……おい……」
今ではスクエの顔に余裕は無くなっている。
「それに、ウーヴェの処理速度が早い為、魔法を撃つのが速い──アレでは戦争で戦う兵士並だ……」
ウーヴェの詠唱速度はノラに比べて、大分早かった。
「何か策はあるか……?」
「……よし……私が盾になろう」
決意を固める様にノラがスクエに言い放つ。
「盾?」
「あぁ、スクエは私の背後に隠れてウーヴェに近付いたら、その鉄パイプでアイツを叩き斬れ」
「だ、大丈夫なのかの?」
いくら風魔法の威力が弱いとは言え、何度も当たって良いものでは無いだろう。
「それくらいしか、今は手が思い付かん──それに私の魔法はウーヴェに当たらないだろう……」
状況を見る限り、ノラが一発魔法を撃つ間にウーヴェは三発は魔法を撃てる様だ。
「私が魔法を放っても魔法をぶつけられて相殺されるだけだ──なら、スクエがその力を使って攻撃した方が確実だ」
ノラの説明にスクエは納得して無いながらも、首を縦に頷く。
「私は走りながら魔法を撃てないから、本当にタダ突っ込むだけになるが、なるだけ後ろを走るスクエには影響がない様にする」
「あ、あぁ分かった」
じっくり考えれば他にも良い手が思い付いたかも知れないが、この緊迫した状況で考える暇など無かった。
「くくく、作戦会議は終わったか?」
余裕を見せるウーヴェ。
「そこの女も魔法が使えるなら、部下として雇うのは全然問題無いが?」
ウーヴェの言葉には反応せずにノラとスクエは走り出す準備の為、腰を少し落とす。
「スクエ、準備はいいか?」
「あぁ、いつでも大丈夫だ」
ノラは一呼吸する──そして……
「──ッ行くぞ!」
スクエに声を掛けて走り出すノラ──その後ろを少し距離を置いて付いて行くスクエ。
「ふふふ、無駄な事を──」
二人が、どの様に出るか見ていたウーヴェだったが、ただ突っ込むだけと知ると再び魔法を発動させる。
「風よ──ウィンドショット」
まず、一発目の見えない風の弾丸がノラに放たれる。
ノラは走りながらも、顔の前で腕をクロスさせて少しでも衝撃を和らげる様にする。
「──ッく」
「ノラ!」
「大丈夫だ──しっかりついて来い!」
風魔法の威力がいくら弱いからと言っても直撃すればダメージは入る。
「ははは、頑張るでは無いか──まさか、そのまま私の所まで耐え続ける気か?」
魔法を一発受けただけで作戦がウーヴェにバレる──しかし、二人は関係無しに足を進める。
「ふむ、後二発は撃てるな」
ウーヴェの足元に魔法陣が浮かぶ。
「風よ──ウィンドショット」
二発目が放たれ、ノラに直撃する。
「──ッ……」
流石に連続で二発直撃はキツいのか、ノラの体勢少し崩れた──しかしノラは足を止めない。
「女よ──いいのか? もう一発食らったら流石に耐えられないだろ?」
ウーヴェの言葉には一切反応せずに、ノラは少しでもウーヴェに近づく為に足を動かす。
「まぁ、私は人間が手に入ればどうでも良いがな」
そして、三発目の魔法を放つ為の魔法陣が浮かび上がる。
──ノラの奴、本当に大丈夫なのかよ……
ノラの後ろを走っている為スクエは現在ノラにどれくらいのダメージがあるか分からない。
そして、三発目の魔法がウーヴェから放たれる……
「風よ──ウィンドショット」
ノラはクロスした腕に更に力を込めて、これから来るであろう衝撃に耐える。
そして、ノラに三発目の風の弾丸が直撃した──その瞬間ノラの身体は前にでは無く後ろに──更には折角修理した筈の部品があちこちに散らばり片腕だけその場に残して後方に吹き飛ばされる。
「──ッノラ?!」
「──私は大丈夫だから、行け!」
ノラの無事を声で判断したスクエは目の前のウーヴェに向かって鉄パイプを振り下ろす為に片足を踏み込む。
「グラッチ!」
鉄パイプの先端が赤い光に包まれた。
するとウーヴェから又もや魔法陣が浮かび上がった。
しかし、一発貰う覚悟は既に出来ているのかスクエは目の前のウーヴェに向かって鉄パイプを力のあらん限り全力で叩き付ける。
「──ッぶっ壊れろ!」
「風よ──ウィンドウォール」
「──ッ?!」
確実に攻撃が当たったと思ったスクエであったが、何か見えない障壁に阻まれて鉄パイプはウーヴェに到達しなかった……
そして、魔法の特性なのかスクエは後ろに吹き飛ばされ、再び走る前と同じ距離が開いてしまうのであった……
「──ッおう!」
ノラの言葉に反応してスクエはウーヴェに向かって走る。
もう、この場にはウーヴェとスクエ、ノラ、そして腰を抜かして離れた場所で見ているロメイしか居ない。
「消えちまったか──グラッチ!」
スクエの握る鉄パイプの先端が再び赤い光に包まれる。
そして、スクエが大分ウーヴェとの距離を詰めると、ウーヴェが魔法を発動する。
「風よ──ウィンドショット!」
ウーヴェの手から、風の弾丸がスクエに向かって放たれる。
「み、見えねぇ?!」
魔法の特性なのか、何かが自身に向かって飛んで来るのは分かるが、一体どれ程の範囲なのか──又は何が飛んで来ているのか見えない為、スクエは不恰好になりながらも、横に飛び込む様に避けた。
「ほぅ……危機回避能力も高そうだな」
ウーヴェがスクエに関心している間にノラが魔法を唱えていた。
「炎よ──フレイムショット!」
ノラの手から野球ボール程の大きさの火球がウーヴェに向かって放たれた。
火球を視認したウーヴェは直ぐに手を伸ばし、足元から青い魔法陣が浮かび上がった。
「風よ──ウィンドショット」
「──ッな?!」
ウーヴェの魔法によりノラの放った火球は掻き消されてしまう。
そして、何故かノラは驚いた様子で固まっている。
「は、早すぎる……」
「ノラ、何が早いんだ!?」
ウーヴェの魔法の特性がよく分からないスクエは一度ノラの場所まで戻る。
「ウーヴェの魔法発動スピードが私が思っている以上に早い……」
ノラの額から冷や汗が滴る。
「ふははは、どうした、来ないのか?」
ウーヴェは再び手をスクエ達に向けて掲げる。
「風よ──ウィンドショット」
又もや、直ぐに魔法を放った。
「スクエ、よ、避けろ」
「言われなくても!」
二人は左右に移動して視認出来ない風の弾丸を避けた。
「ノラ──アイツの魔法特性を何でもいいから教えてくれ──これじゃ近づけねぇ!」
この世界での魔法を一切知らないスクエにはウーヴェが何の魔法を放っているかが分からない。
「ウーヴェの魔法特性は風だ──使用している魔法は初級で、私が使用している魔法と同じレベルだ」
「ノラと同じって火球のやつか?」
「あぁ、そうだ」
二人はウーヴェから目を離さず会話をする。
「風魔法の特性は見て分かる通り目視出来ない事だ……」
「厄介過ぎるだろ……」
二人が話しているとウーヴェから風魔法が飛んで来る。
だが、流石に距離が離れている為、二人は何となくの軌道を予測して魔法を避ける。
「風魔法は見え難い分威力は低いから、リプレスの場合は一発当たる程度なら問題無く動けるが──人間であるスクエでは恐らく一発耐えられるかどうか……」
スクエの方をチラリと見るノラ。
「マジかよ……本当に厄介だな……おい……」
今ではスクエの顔に余裕は無くなっている。
「それに、ウーヴェの処理速度が早い為、魔法を撃つのが速い──アレでは戦争で戦う兵士並だ……」
ウーヴェの詠唱速度はノラに比べて、大分早かった。
「何か策はあるか……?」
「……よし……私が盾になろう」
決意を固める様にノラがスクエに言い放つ。
「盾?」
「あぁ、スクエは私の背後に隠れてウーヴェに近付いたら、その鉄パイプでアイツを叩き斬れ」
「だ、大丈夫なのかの?」
いくら風魔法の威力が弱いとは言え、何度も当たって良いものでは無いだろう。
「それくらいしか、今は手が思い付かん──それに私の魔法はウーヴェに当たらないだろう……」
状況を見る限り、ノラが一発魔法を撃つ間にウーヴェは三発は魔法を撃てる様だ。
「私が魔法を放っても魔法をぶつけられて相殺されるだけだ──なら、スクエがその力を使って攻撃した方が確実だ」
ノラの説明にスクエは納得して無いながらも、首を縦に頷く。
「私は走りながら魔法を撃てないから、本当にタダ突っ込むだけになるが、なるだけ後ろを走るスクエには影響がない様にする」
「あ、あぁ分かった」
じっくり考えれば他にも良い手が思い付いたかも知れないが、この緊迫した状況で考える暇など無かった。
「くくく、作戦会議は終わったか?」
余裕を見せるウーヴェ。
「そこの女も魔法が使えるなら、部下として雇うのは全然問題無いが?」
ウーヴェの言葉には反応せずにノラとスクエは走り出す準備の為、腰を少し落とす。
「スクエ、準備はいいか?」
「あぁ、いつでも大丈夫だ」
ノラは一呼吸する──そして……
「──ッ行くぞ!」
スクエに声を掛けて走り出すノラ──その後ろを少し距離を置いて付いて行くスクエ。
「ふふふ、無駄な事を──」
二人が、どの様に出るか見ていたウーヴェだったが、ただ突っ込むだけと知ると再び魔法を発動させる。
「風よ──ウィンドショット」
まず、一発目の見えない風の弾丸がノラに放たれる。
ノラは走りながらも、顔の前で腕をクロスさせて少しでも衝撃を和らげる様にする。
「──ッく」
「ノラ!」
「大丈夫だ──しっかりついて来い!」
風魔法の威力がいくら弱いからと言っても直撃すればダメージは入る。
「ははは、頑張るでは無いか──まさか、そのまま私の所まで耐え続ける気か?」
魔法を一発受けただけで作戦がウーヴェにバレる──しかし、二人は関係無しに足を進める。
「ふむ、後二発は撃てるな」
ウーヴェの足元に魔法陣が浮かぶ。
「風よ──ウィンドショット」
二発目が放たれ、ノラに直撃する。
「──ッ……」
流石に連続で二発直撃はキツいのか、ノラの体勢少し崩れた──しかしノラは足を止めない。
「女よ──いいのか? もう一発食らったら流石に耐えられないだろ?」
ウーヴェの言葉には一切反応せずに、ノラは少しでもウーヴェに近づく為に足を動かす。
「まぁ、私は人間が手に入ればどうでも良いがな」
そして、三発目の魔法を放つ為の魔法陣が浮かび上がる。
──ノラの奴、本当に大丈夫なのかよ……
ノラの後ろを走っている為スクエは現在ノラにどれくらいのダメージがあるか分からない。
そして、三発目の魔法がウーヴェから放たれる……
「風よ──ウィンドショット」
ノラはクロスした腕に更に力を込めて、これから来るであろう衝撃に耐える。
そして、ノラに三発目の風の弾丸が直撃した──その瞬間ノラの身体は前にでは無く後ろに──更には折角修理した筈の部品があちこちに散らばり片腕だけその場に残して後方に吹き飛ばされる。
「──ッノラ?!」
「──私は大丈夫だから、行け!」
ノラの無事を声で判断したスクエは目の前のウーヴェに向かって鉄パイプを振り下ろす為に片足を踏み込む。
「グラッチ!」
鉄パイプの先端が赤い光に包まれた。
するとウーヴェから又もや魔法陣が浮かび上がった。
しかし、一発貰う覚悟は既に出来ているのかスクエは目の前のウーヴェに向かって鉄パイプを力のあらん限り全力で叩き付ける。
「──ッぶっ壊れろ!」
「風よ──ウィンドウォール」
「──ッ?!」
確実に攻撃が当たったと思ったスクエであったが、何か見えない障壁に阻まれて鉄パイプはウーヴェに到達しなかった……
そして、魔法の特性なのかスクエは後ろに吹き飛ばされ、再び走る前と同じ距離が開いてしまうのであった……
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!

テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。

異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる