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あの、都市伝説が再び……
68話
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「ただいま戻りましたー」
オカとパークがパラノーマルの事務所に帰って来た様だ。
「二人共お帰りなさい、どうだった?」
「いやー、何も見つからなかったっす」
「それは、残念ね……」
「あれ、ヒューズさん達はどうしたんですか?」
「三人には、亡くなった方の関係者に話を聞いてもらっているわ」
(なるほど。そういうアプローチの仕方もあるのか)
「パーク君達はこれからどうするつもりなの?」
「オカの案で、俺達もヒューズ達みたいにエブダン動画で例の男を探してみようかと思って」
「疑わしい事は徹底的に調べ上げるべきよね」
「なんとしてでも、手掛かりが欲しいっす」
そう言うと、オカとパークが机に座り、作業を始める。
「何か、見つかれば良いけどな」
「そうですね」
二人はエブダン動画のページを開き、適当に動画を見ていった。
(かなりの投稿数無いか!?)
ここ最近になって、人気になって来た動画サイトの為、動画の投稿数がとても多かった。
(うーん、何も見つからないよな……)
動画に映り込む男を探すが、見る動画、見る動画全てが至って普通の動画であった。
「オカー、見つかったかー?」
「いえ、もうかなりの数動画見ましたが、それらしき男は見つからないですね……」
「俺も、かなり見ているぜ?」
結局、その日はヒューズ班が戻って来るまで探し続けたが見つける事が出来なかった様だ。
「ただいま、帰りました」
「あら、ヒューズ君達、お帰りなさい」
外が完全に暗くなった頃に、ヒューズ達が戻って来た。
「オカ、何か見つかった……?」
「いや、何も見つかって無いわ。そっちは?」
「俺らも、話を聞いて来たんだけど目ぼしい情報は無いなー」
オカ達が話していると、プルから集合が掛かる。
「夜も遅くなって来たけど、報告会議始めても良いかしら?」
「「「はーい」」」
六人は机を囲み、本日起きた事を報告し合う。
「俺ら、パーク班は現場調査したが、特に何も見つけられなかった」
「やはり、ダメだったか」
パークの言葉にヒューズが呟く。
「そして、俺達もヒューズ班同様、エブダン動画を調べる事にした。何時間か探したが今の所何も見つけられなかったから、明日も引き続き動画を見ると思う」
パークの言葉にフィブが反応する。
「もし、それでも見つからなかったら動画投稿してみたら……?」
「おー、それいいな。だけど、誰が踊るんだ?」
エブダンは主に踊ってみたな主流の様だ。
「ダルマが踊ればいいと思う……」
「また、俺かよ!」
「可愛く撮ってあげる……」
ポケットからスマホを取り出し、撮影する真似事をするフィブを嫌そうに見ているダルマであった。
「ふふ、それも面白そうね」
「じ、自分は絶対やりませんよ?!」
そこで、周囲から笑い声が上がる。
(ダルマの踊り、面白そうだな……)
どうやら、オカも見てみたいと思ったのか、ダルマを凝視する。
「な、なんだよ?」
「激しい系にしてくれよ?」
「お前達二人、うるせぇーよ!」
それから、続いてヒューズが報告する。
「俺達、ヒューズ班は少しだけ進捗がありました」
(流石、ヒューズさんだな……)
「先程、亡くなった方の友人に会って来ましたが、どうやら亡くなる少し前に出会い系サイトを使用していたらしいです」
「お!? それって、エブリデイか?」
「あぁ。今パークの言った通りエブリデイで、ある美人の女性と会う約束をしていたらしい」
(おいおい……それって当たりなんじゃないか?!)
「残念ながら、その女性がアケミだったかの確認は取れませんでした」
ヒューズの言葉に、オカ、パーク、プルはガッカリした様だ。
「ですが、その事が知れて今回の事件が都市伝説の可能性もあると改めて俺は思いました」
(流れ的には、都市伝説と似ているもんな……)
「俺達も、明日はパーク達と同じく出会い系サイトでアケミの事について調べていこうと思います」
「皆んな、今日はお疲れ様。まだ何も手掛かりは見つけられて無いけど今回の事件は十分気をつけて行動して頂戴ね」
プルの言葉で締めて、会議が終了する。
「それじゃ、お疲れ様でしたー!」
オカ、ダルマ、フィブは事務所を出て帰宅する。
「じゃーな二人共ー」
「おう。お前ら明日遅刻するなよ?」
「ばいばい……」
二人共別れたオカは真っ直ぐ家に帰る事にした。
(それにしても、全然手掛かりが掴めないな……)
自分の最寄駅を降りて、オカは家までゆっくりと歩いている。
(明日こそは、絶対見つけてやる!)
気合を入れたオカは家まで走り出そうと足に力を入れると、後ろから何かが転がる音が聞こえた。
(なんだ?)
後ろを振り向くと、空き缶が風でコロコロと転がっていた様だ。
(誰だよ……、ちゃんと捨てないと)
オカはわざわざ空き缶を拾い上げてゴミ箱に捨て再び歩き出す。
すると又もや何か音が聞こえ後ろを振り向くと、そこにはいま捨てた筈の空き缶がゴミ箱の外に転がっていた。
(え……? 俺確かに捨てた筈なのに……)
周囲が静まり返っている事もあり、怖くなったオカは家まで全力で走り帰った……
オカとパークがパラノーマルの事務所に帰って来た様だ。
「二人共お帰りなさい、どうだった?」
「いやー、何も見つからなかったっす」
「それは、残念ね……」
「あれ、ヒューズさん達はどうしたんですか?」
「三人には、亡くなった方の関係者に話を聞いてもらっているわ」
(なるほど。そういうアプローチの仕方もあるのか)
「パーク君達はこれからどうするつもりなの?」
「オカの案で、俺達もヒューズ達みたいにエブダン動画で例の男を探してみようかと思って」
「疑わしい事は徹底的に調べ上げるべきよね」
「なんとしてでも、手掛かりが欲しいっす」
そう言うと、オカとパークが机に座り、作業を始める。
「何か、見つかれば良いけどな」
「そうですね」
二人はエブダン動画のページを開き、適当に動画を見ていった。
(かなりの投稿数無いか!?)
ここ最近になって、人気になって来た動画サイトの為、動画の投稿数がとても多かった。
(うーん、何も見つからないよな……)
動画に映り込む男を探すが、見る動画、見る動画全てが至って普通の動画であった。
「オカー、見つかったかー?」
「いえ、もうかなりの数動画見ましたが、それらしき男は見つからないですね……」
「俺も、かなり見ているぜ?」
結局、その日はヒューズ班が戻って来るまで探し続けたが見つける事が出来なかった様だ。
「ただいま、帰りました」
「あら、ヒューズ君達、お帰りなさい」
外が完全に暗くなった頃に、ヒューズ達が戻って来た。
「オカ、何か見つかった……?」
「いや、何も見つかって無いわ。そっちは?」
「俺らも、話を聞いて来たんだけど目ぼしい情報は無いなー」
オカ達が話していると、プルから集合が掛かる。
「夜も遅くなって来たけど、報告会議始めても良いかしら?」
「「「はーい」」」
六人は机を囲み、本日起きた事を報告し合う。
「俺ら、パーク班は現場調査したが、特に何も見つけられなかった」
「やはり、ダメだったか」
パークの言葉にヒューズが呟く。
「そして、俺達もヒューズ班同様、エブダン動画を調べる事にした。何時間か探したが今の所何も見つけられなかったから、明日も引き続き動画を見ると思う」
パークの言葉にフィブが反応する。
「もし、それでも見つからなかったら動画投稿してみたら……?」
「おー、それいいな。だけど、誰が踊るんだ?」
エブダンは主に踊ってみたな主流の様だ。
「ダルマが踊ればいいと思う……」
「また、俺かよ!」
「可愛く撮ってあげる……」
ポケットからスマホを取り出し、撮影する真似事をするフィブを嫌そうに見ているダルマであった。
「ふふ、それも面白そうね」
「じ、自分は絶対やりませんよ?!」
そこで、周囲から笑い声が上がる。
(ダルマの踊り、面白そうだな……)
どうやら、オカも見てみたいと思ったのか、ダルマを凝視する。
「な、なんだよ?」
「激しい系にしてくれよ?」
「お前達二人、うるせぇーよ!」
それから、続いてヒューズが報告する。
「俺達、ヒューズ班は少しだけ進捗がありました」
(流石、ヒューズさんだな……)
「先程、亡くなった方の友人に会って来ましたが、どうやら亡くなる少し前に出会い系サイトを使用していたらしいです」
「お!? それって、エブリデイか?」
「あぁ。今パークの言った通りエブリデイで、ある美人の女性と会う約束をしていたらしい」
(おいおい……それって当たりなんじゃないか?!)
「残念ながら、その女性がアケミだったかの確認は取れませんでした」
ヒューズの言葉に、オカ、パーク、プルはガッカリした様だ。
「ですが、その事が知れて今回の事件が都市伝説の可能性もあると改めて俺は思いました」
(流れ的には、都市伝説と似ているもんな……)
「俺達も、明日はパーク達と同じく出会い系サイトでアケミの事について調べていこうと思います」
「皆んな、今日はお疲れ様。まだ何も手掛かりは見つけられて無いけど今回の事件は十分気をつけて行動して頂戴ね」
プルの言葉で締めて、会議が終了する。
「それじゃ、お疲れ様でしたー!」
オカ、ダルマ、フィブは事務所を出て帰宅する。
「じゃーな二人共ー」
「おう。お前ら明日遅刻するなよ?」
「ばいばい……」
二人共別れたオカは真っ直ぐ家に帰る事にした。
(それにしても、全然手掛かりが掴めないな……)
自分の最寄駅を降りて、オカは家までゆっくりと歩いている。
(明日こそは、絶対見つけてやる!)
気合を入れたオカは家まで走り出そうと足に力を入れると、後ろから何かが転がる音が聞こえた。
(なんだ?)
後ろを振り向くと、空き缶が風でコロコロと転がっていた様だ。
(誰だよ……、ちゃんと捨てないと)
オカはわざわざ空き缶を拾い上げてゴミ箱に捨て再び歩き出す。
すると又もや何か音が聞こえ後ろを振り向くと、そこにはいま捨てた筈の空き缶がゴミ箱の外に転がっていた。
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