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第8章
286話 エルフ軍……?
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小型を十体倒した日から少し経過した日──俺自身も大分傷の具合も良くなり走ったりと激しい動きをしても痛みを感じなくなった頃である。
「はぁはぁ、クソ体力が大分落ちているな」
「あはは、お兄さんもうバテバテ?」
「姉さん、煩い──アトス様は休養してたからしょうがない」
「う、うるさい……?!」
今日から身体を以前みたいに動ける様に走り込みをしている。前回のドワーフの村で起きた出来事で改めて感じた事は、このままではダメだと言う事だ。
「もっと強くならないとな……」
「アトス様は十分にお強いと思います」
「そうだよー! お兄さんが居なかったら絶対これまでの戦いで生きてなかったもん」
「ほっほっほ。ロピ殿の言う通りですな──敵を一人で倒す様な強さは無くとも人にモンスターを倒させる様に強くする事が出来るアトス殿が弱いはずありませんな」
三人の言葉はとても嬉しいが、何故か漠然とこのままではダメだと感じる──これは胸騒ぎ、虫の知らせ、なんと言って良いか分からないが心の中が何かモヤモヤとする。
「ふむ。ですが今以上に強くなる事は賛成ですな。最近のモンスターとの戦闘では常に劣勢な状況で、いつ死んでたか分からないくらいの戦いばかりでしたから」
「リガスの言う通り、ここ最近はギリギリの戦いばかりでした」
二人の言う通りである。結果的にはこうして生きているが、実際には何度も命を落としそうになっている。
「どうにかしないとな……」
「大丈夫! ──何かあっても私がお兄さんも守ってあげるよ!」
ロピの笑顔につい俺も笑ってしまう。
はは、父親代わりとして、これじゃ格好が付かないな
「私も姉さんと一緒にアトス様をお守りします」
「ほっほっほ。守る役目は私の最も得意とするものなのでご安心下さい」
なんとも頼もしい三人に笑いながら俺は再び走り出す。
「守ってばかりだと格好付かないしな、とにかく身体を鍛える!」
「ほっほっほ。それは良い事ですな」
「お供します」
「なら、私はここで待っているねー」
ロピが手を振り見送ろうとするが、チルが直ぐにロピの手を引っ張る。
「姉さんも」
「あはは、冗談だよ!」
なんとも判断し辛い笑みでロピも走り出す。
何か新しい戦闘スタイルや技を見付けないとな──いざ、そう思っても実際に何かアイディアがある訳では無いので今はひたすら身体を痛め付けて鍛えまくるぜ!
俺達はエルフの村を走り回る。そして、未だに怖がられたり、軽蔑する視線を感じるが、数日前の戦闘で一緒に戦ったエルフ達は何故か以前よりフレンドリーに接してくれる様になった……気がする──理由は分からないが……
「はぁはぁ……ん?」
暫く走っていると、村の入り口が騒がしい事に気がつく。
「何かあったのか?」
「さぁー?」
「とても騒がしいですね」
「ふむ。行ってみましょう」
俺達は一旦訓練をやめて騒ぎのする方に向かう。
「お?」
すると、村の入り口では一体どれくらいの人数が居るか分からない程のエルフ達が列を成して村の入り口に居た。
「なんだあれ?」
「すごーい! エルフさん達が沢山いるよ?」
「何事でしょうか?」
「あまり良い予感はしませんな」
少し遠目から見ていると、早足でシャレと二ネットが入り口に向かっているのが見えた。
「あ、大鎌さん達だ」
二人は村の門を開けてエルフ達を村の中に入れる。
「エルフ族ってこんなにいるんだな」
「私もこれ程の大勢のエルフ達を一度に見た事は無いですな」
シャレと二ネットは一人の男のエルフと話している。
「何話しているんだ? ──ロピかチル聞こえるか?」
「ううん、この距離からはむりー」
「流石に聞き取れません」
最初は表情の柔らかかったシャレだが、男エルフと少し話していると表情がどんどん険しくなっていくのが見て分かる。
暫く話し合った後にシャレは村の入り口で集まっていたエルフ達全員を村の中に引き入れた。
「全員入ってくるな」
「お泊りするのかなー?」
俺達が見ていると、男エルフが全体に指示を飛ばしたかと思えばエルフ達は荷物を置き、野営の準備を始めた。
「ふむ、どうやら暫くはこの村に居る様ですな」
「状況が分からないが何かあった事は分かるな」
「シャレに聞いてみましょう」
俺達はついさっき始めたばかりの訓練を引き上げてシャレの家に戻りシャレを待つ事にした。
そして、ゴタゴタとしていたのかシャレ自身が戻って来たのは日が完全に落ちてからであった。
何やら物音がした為俺達は玄関の方に移動すると疲れ切った表情のシャレが戻ってきた。
「あぁ──アトス達丁度良かった話したい事があるんだ」
「そ、それは良いけど少し休んだらどうだ?」
「お兄さんの言う通りだよ──大鎌さん顔色悪いよ?」
「少し寝てから聴かせてくれればいい」
その言葉にシャレは苦笑いしながら頷く。
「はは、悪いな。実は相当疲れたから少し休ませてくれ」
そう言って自身の部屋に行き扉を閉めるとバタンと音がした後は部屋から何一つ聞こえなくなった。
「余程疲れていたんだな」
なんか、聞くのが怖くなってきたぞ……?
「はぁはぁ、クソ体力が大分落ちているな」
「あはは、お兄さんもうバテバテ?」
「姉さん、煩い──アトス様は休養してたからしょうがない」
「う、うるさい……?!」
今日から身体を以前みたいに動ける様に走り込みをしている。前回のドワーフの村で起きた出来事で改めて感じた事は、このままではダメだと言う事だ。
「もっと強くならないとな……」
「アトス様は十分にお強いと思います」
「そうだよー! お兄さんが居なかったら絶対これまでの戦いで生きてなかったもん」
「ほっほっほ。ロピ殿の言う通りですな──敵を一人で倒す様な強さは無くとも人にモンスターを倒させる様に強くする事が出来るアトス殿が弱いはずありませんな」
三人の言葉はとても嬉しいが、何故か漠然とこのままではダメだと感じる──これは胸騒ぎ、虫の知らせ、なんと言って良いか分からないが心の中が何かモヤモヤとする。
「ふむ。ですが今以上に強くなる事は賛成ですな。最近のモンスターとの戦闘では常に劣勢な状況で、いつ死んでたか分からないくらいの戦いばかりでしたから」
「リガスの言う通り、ここ最近はギリギリの戦いばかりでした」
二人の言う通りである。結果的にはこうして生きているが、実際には何度も命を落としそうになっている。
「どうにかしないとな……」
「大丈夫! ──何かあっても私がお兄さんも守ってあげるよ!」
ロピの笑顔につい俺も笑ってしまう。
はは、父親代わりとして、これじゃ格好が付かないな
「私も姉さんと一緒にアトス様をお守りします」
「ほっほっほ。守る役目は私の最も得意とするものなのでご安心下さい」
なんとも頼もしい三人に笑いながら俺は再び走り出す。
「守ってばかりだと格好付かないしな、とにかく身体を鍛える!」
「ほっほっほ。それは良い事ですな」
「お供します」
「なら、私はここで待っているねー」
ロピが手を振り見送ろうとするが、チルが直ぐにロピの手を引っ張る。
「姉さんも」
「あはは、冗談だよ!」
なんとも判断し辛い笑みでロピも走り出す。
何か新しい戦闘スタイルや技を見付けないとな──いざ、そう思っても実際に何かアイディアがある訳では無いので今はひたすら身体を痛め付けて鍛えまくるぜ!
俺達はエルフの村を走り回る。そして、未だに怖がられたり、軽蔑する視線を感じるが、数日前の戦闘で一緒に戦ったエルフ達は何故か以前よりフレンドリーに接してくれる様になった……気がする──理由は分からないが……
「はぁはぁ……ん?」
暫く走っていると、村の入り口が騒がしい事に気がつく。
「何かあったのか?」
「さぁー?」
「とても騒がしいですね」
「ふむ。行ってみましょう」
俺達は一旦訓練をやめて騒ぎのする方に向かう。
「お?」
すると、村の入り口では一体どれくらいの人数が居るか分からない程のエルフ達が列を成して村の入り口に居た。
「なんだあれ?」
「すごーい! エルフさん達が沢山いるよ?」
「何事でしょうか?」
「あまり良い予感はしませんな」
少し遠目から見ていると、早足でシャレと二ネットが入り口に向かっているのが見えた。
「あ、大鎌さん達だ」
二人は村の門を開けてエルフ達を村の中に入れる。
「エルフ族ってこんなにいるんだな」
「私もこれ程の大勢のエルフ達を一度に見た事は無いですな」
シャレと二ネットは一人の男のエルフと話している。
「何話しているんだ? ──ロピかチル聞こえるか?」
「ううん、この距離からはむりー」
「流石に聞き取れません」
最初は表情の柔らかかったシャレだが、男エルフと少し話していると表情がどんどん険しくなっていくのが見て分かる。
暫く話し合った後にシャレは村の入り口で集まっていたエルフ達全員を村の中に引き入れた。
「全員入ってくるな」
「お泊りするのかなー?」
俺達が見ていると、男エルフが全体に指示を飛ばしたかと思えばエルフ達は荷物を置き、野営の準備を始めた。
「ふむ、どうやら暫くはこの村に居る様ですな」
「状況が分からないが何かあった事は分かるな」
「シャレに聞いてみましょう」
俺達はついさっき始めたばかりの訓練を引き上げてシャレの家に戻りシャレを待つ事にした。
そして、ゴタゴタとしていたのかシャレ自身が戻って来たのは日が完全に落ちてからであった。
何やら物音がした為俺達は玄関の方に移動すると疲れ切った表情のシャレが戻ってきた。
「あぁ──アトス達丁度良かった話したい事があるんだ」
「そ、それは良いけど少し休んだらどうだ?」
「お兄さんの言う通りだよ──大鎌さん顔色悪いよ?」
「少し寝てから聴かせてくれればいい」
その言葉にシャレは苦笑いしながら頷く。
「はは、悪いな。実は相当疲れたから少し休ませてくれ」
そう言って自身の部屋に行き扉を閉めるとバタンと音がした後は部屋から何一つ聞こえなくなった。
「余程疲れていたんだな」
なんか、聞くのが怖くなってきたぞ……?
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