185 / 492
第6章
184話 水場での出来事
しおりを挟む「リガスさん、そろそろ水場だと思います」
「ほっほっほ。ありがとうございます」
「ロピさん、私は貴方より遠距離火力が弱いのでサポート寄りになると思います」
「あはは、私に任せなさい!」
「姉さん素敵」
「いえいえ、チルさんも剛腕としての噂は聞いています、期待していますよ」
「恥ずかしい……」
新しくチームになった斥候と遠距離の二人は敬意を持って接して来るので、とても好感が持てるな。
すると、二人は俺にも話しかけて来る。
「おい、俺達は三人の邪魔にならない様に頑張ろうぜ」
「……」
「だな、遠距離としてロピさんの隣に立つ以上恥ずかしい真似は出来ねぇ。お前も後衛として協力して頑張ろうぜ」
「……」
まぁ、いいんだけどね……。俺は影の立役者として謎の男として生きてやる!
それから少し進むと水場を見つける事が出来た。
「おー。凄いな本当に見つかった」
「当たり前よ! 俺はこの聴力で生き抜いてきたんだ」
水場は結構な広さがあり、湖の様になっていた。
そして、とても澄んだ水で周りの静けさなどで幻想的な雰囲気を出していた。
「ふむ。それにしても景色の良い場所ですな」
「綺麗……」
リガスとチルは景色に感動しているのか、しばらく湖を見ていた。
「魚居るかなー?」
「魚?」
「そう。居たら捕まえて食べようと思って!」
「ロピ、お前……」
ヨダレを垂らし、この素晴らしい景色を一切見ないで、ロピは湖の中に魚がいないかと見渡している。
なんて、残念な子なんだ……。育て方を間違えたか……?
だが、ここで生き抜く為にはロピが正解だし、なんとも言えないのが心境的に微妙である。
「ほらほら、お兄さん魚いた!」
「そ、そうか。獲れそうか?」
「やってみる!」
そう言って、ロピともう一人の遠距離担当は魚を捕ろうと向かって行く。
「ほっほっほ。ロピ殿は本当にいつも楽しそうで清々しいですな」
「だな、良い事だ」
それから俺達は出来るだけ水袋に水を入れて戻る事にした。
結局ロピ達は魚を捕まえる事が出来なかったらしい。
「あと少しだったのにー」
「全然、そんな風に見えなかったぞ?」
「ムッ! 次は獲るもん!」
「姉さん、次は私も手伝うね」
「うん!」
そして。俺達は住処に戻ろうと移動しようとすると、斥候が緊張した様子で呟いた。
「待ってくれ!」
鋭い声を発して俺達の動きを止める。斥候は耳に手を添えて目を瞑る。
「不味いかもしれないな……」
「どうした?」
「モンスターの足音がこちらに向かっている」
「俺達に気付いているのか?」
「いや、そんな感じの歩調では無いな……。だが複数のモンスターがこっちに向かっている」
斥候は更に地面に手を付ける。
「結構近いぞ……」
すると、地面が小刻みに揺れるのを感じる。
「よし、直ぐに出発しよう」
「いや、それはやめた方がいいな」
「ふむ、どうしてですかな?」
「どうやら、色々な箇所からここに向かって来ているから、何処に逃げても見つかっちまう」
どうする……?
「ふむ。困りましたな」
「お兄さん、どうする?」
「戦いますか?」
「いや、この人数でどうにか出来る数じゃねぇーぞ?」
チルの言葉に斥候が答える。
「隠れながら移動しよう」
「隠れるですか……?」
戦わない事に少し不満を持っているのか表情が少し変わる。
「あぁ、このまま逃げても確実に遭遇するんだろ?」
「あ、あぁ。それは間違えねぇ」
「なら、まずは彼処に隠れるぞ」
俺が指したのは木の上である。マーズの知識をヒントに咄嗟に思いついたのである。
「木の上に隠れたら、見つからないのー?」
「それは分からないが、普通に逃げてもダメなら、木の上を移動してみよう」
「ほっほっほ。やらないよりはマシですな」
こうして俺達は一度全員で木の上に登った。モンスター達が通過するのを一度待ってみようと意見があったので暫く木の上でやり過ごそうとモンスターに見えない様に一番上まで登る。
「ほぇー、結構高いねー」
「これは、落ちたら死ぬな……」
「お任せ下さい。アトス様が落ちたら私がクッションになりますので」
「あ、ありがとう……」
チルの忠誠心に若干戸惑う俺は話題を変える。
「モンスター達はなんでココを目指しているんだ?」
「やっぱり、私達人間に気付いて捕食する為に向かっているんじゃないのー?」
「いや、モンスターの足取りは普段と変わらずゆったりしているから、俺達には気付いてねぇ」
なら、一体何故?
「分かったよ!」
「姉さん、何が分かったの?」
「モンスターがここに向かってくる理由」
「ふむ。なんで向かってくるのですかな?」
「お魚を食べに来たんだよ!」
「「「「「……」」」」」
一瞬の静寂の後にモンスターの何体かが現れた。
そして、何をするか見ていたら、ロピの予想が当たらずとも遠からずであった事が判明した。
「水を飲んでいる……?」
「ふむ。ここはモンスター達の水飲み場でもあったのですな」
モンスターが水を実際に飲むかは分からないが、確かに湖に顔を付けたり、身体を洗っているのか浸かるモンスターまで居た。
「この水場で水を汲みに来る時は注意が必要だな」
「たまたま、私達が着いた時は居なかっただけなんだね」
そして、少し経つと次々とモンスター達が現れて水場で止まっていた。
「通り過ぎる感じでは無いし予定通り木の上を移動しよう」
俺の言葉に全員が頷き、俺達は移動を始める……。
「ほっほっほ。ありがとうございます」
「ロピさん、私は貴方より遠距離火力が弱いのでサポート寄りになると思います」
「あはは、私に任せなさい!」
「姉さん素敵」
「いえいえ、チルさんも剛腕としての噂は聞いています、期待していますよ」
「恥ずかしい……」
新しくチームになった斥候と遠距離の二人は敬意を持って接して来るので、とても好感が持てるな。
すると、二人は俺にも話しかけて来る。
「おい、俺達は三人の邪魔にならない様に頑張ろうぜ」
「……」
「だな、遠距離としてロピさんの隣に立つ以上恥ずかしい真似は出来ねぇ。お前も後衛として協力して頑張ろうぜ」
「……」
まぁ、いいんだけどね……。俺は影の立役者として謎の男として生きてやる!
それから少し進むと水場を見つける事が出来た。
「おー。凄いな本当に見つかった」
「当たり前よ! 俺はこの聴力で生き抜いてきたんだ」
水場は結構な広さがあり、湖の様になっていた。
そして、とても澄んだ水で周りの静けさなどで幻想的な雰囲気を出していた。
「ふむ。それにしても景色の良い場所ですな」
「綺麗……」
リガスとチルは景色に感動しているのか、しばらく湖を見ていた。
「魚居るかなー?」
「魚?」
「そう。居たら捕まえて食べようと思って!」
「ロピ、お前……」
ヨダレを垂らし、この素晴らしい景色を一切見ないで、ロピは湖の中に魚がいないかと見渡している。
なんて、残念な子なんだ……。育て方を間違えたか……?
だが、ここで生き抜く為にはロピが正解だし、なんとも言えないのが心境的に微妙である。
「ほらほら、お兄さん魚いた!」
「そ、そうか。獲れそうか?」
「やってみる!」
そう言って、ロピともう一人の遠距離担当は魚を捕ろうと向かって行く。
「ほっほっほ。ロピ殿は本当にいつも楽しそうで清々しいですな」
「だな、良い事だ」
それから俺達は出来るだけ水袋に水を入れて戻る事にした。
結局ロピ達は魚を捕まえる事が出来なかったらしい。
「あと少しだったのにー」
「全然、そんな風に見えなかったぞ?」
「ムッ! 次は獲るもん!」
「姉さん、次は私も手伝うね」
「うん!」
そして。俺達は住処に戻ろうと移動しようとすると、斥候が緊張した様子で呟いた。
「待ってくれ!」
鋭い声を発して俺達の動きを止める。斥候は耳に手を添えて目を瞑る。
「不味いかもしれないな……」
「どうした?」
「モンスターの足音がこちらに向かっている」
「俺達に気付いているのか?」
「いや、そんな感じの歩調では無いな……。だが複数のモンスターがこっちに向かっている」
斥候は更に地面に手を付ける。
「結構近いぞ……」
すると、地面が小刻みに揺れるのを感じる。
「よし、直ぐに出発しよう」
「いや、それはやめた方がいいな」
「ふむ、どうしてですかな?」
「どうやら、色々な箇所からここに向かって来ているから、何処に逃げても見つかっちまう」
どうする……?
「ふむ。困りましたな」
「お兄さん、どうする?」
「戦いますか?」
「いや、この人数でどうにか出来る数じゃねぇーぞ?」
チルの言葉に斥候が答える。
「隠れながら移動しよう」
「隠れるですか……?」
戦わない事に少し不満を持っているのか表情が少し変わる。
「あぁ、このまま逃げても確実に遭遇するんだろ?」
「あ、あぁ。それは間違えねぇ」
「なら、まずは彼処に隠れるぞ」
俺が指したのは木の上である。マーズの知識をヒントに咄嗟に思いついたのである。
「木の上に隠れたら、見つからないのー?」
「それは分からないが、普通に逃げてもダメなら、木の上を移動してみよう」
「ほっほっほ。やらないよりはマシですな」
こうして俺達は一度全員で木の上に登った。モンスター達が通過するのを一度待ってみようと意見があったので暫く木の上でやり過ごそうとモンスターに見えない様に一番上まで登る。
「ほぇー、結構高いねー」
「これは、落ちたら死ぬな……」
「お任せ下さい。アトス様が落ちたら私がクッションになりますので」
「あ、ありがとう……」
チルの忠誠心に若干戸惑う俺は話題を変える。
「モンスター達はなんでココを目指しているんだ?」
「やっぱり、私達人間に気付いて捕食する為に向かっているんじゃないのー?」
「いや、モンスターの足取りは普段と変わらずゆったりしているから、俺達には気付いてねぇ」
なら、一体何故?
「分かったよ!」
「姉さん、何が分かったの?」
「モンスターがここに向かってくる理由」
「ふむ。なんで向かってくるのですかな?」
「お魚を食べに来たんだよ!」
「「「「「……」」」」」
一瞬の静寂の後にモンスターの何体かが現れた。
そして、何をするか見ていたら、ロピの予想が当たらずとも遠からずであった事が判明した。
「水を飲んでいる……?」
「ふむ。ここはモンスター達の水飲み場でもあったのですな」
モンスターが水を実際に飲むかは分からないが、確かに湖に顔を付けたり、身体を洗っているのか浸かるモンスターまで居た。
「この水場で水を汲みに来る時は注意が必要だな」
「たまたま、私達が着いた時は居なかっただけなんだね」
そして、少し経つと次々とモンスター達が現れて水場で止まっていた。
「通り過ぎる感じでは無いし予定通り木の上を移動しよう」
俺の言葉に全員が頷き、俺達は移動を始める……。
0
お気に入りに追加
74
あなたにおすすめの小説
せっかく転生したのに田舎の鍛冶屋でした!?〜才能なしと追い出された俺が300年鍛冶師を続けたら今さらスキルに目覚めた〜
パクパク
ファンタジー
かつて剣と魔法に彩られた世界に転生した主人公は、期待に胸を膨らませて目覚めた──
……はずだった。
生まれたのは、田舎の鍛冶屋の家。
冒険も魔法も遠く、毎日火を起こしては鉄を叩くばかりの“地味すぎる”人生が始まった。
「スキル《鍛冶師》さえ手に入れば…」という一縷の望みにすがり、10年、20年、果ては100年、200年と、
鍛冶だけを続ける孤独な歳月。
だが《鍛冶師》のスキルは、彼に訪れなかった。
──代わりに発現したのは、《鍛眼》。
鉄や魔石に宿る“思い”を感じ取り、鍛冶に宿せるスキル。だがそれは、感情の奔流を直接受け取る、魂を削るような代物だった。
──これは、鍛冶の物語。
剣に宿った願いを、今ふたたび打ち直す者の、物語。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生してテイマーになった僕の異世界冒険譚
ノデミチ
ファンタジー
田中六朗、18歳。
原因不明の発熱が続き、ほぼ寝たきりの生活。結果死亡。
気が付けば異世界。10歳の少年に!
女神が現れ話を聞くと、六朗は本来、この異世界ルーセリアに生まれるはずが、間違えて地球に生まれてしまったとの事。莫大な魔力を持ったが為に、地球では使う事が出来ず魔力過多で燃え尽きてしまったらしい。
お詫びの転生ということで、病気にならないチートな身体と莫大な魔力を授かり、「この世界では思う存分人生を楽しんでください」と。
寝たきりだった六朗は、ライトノベルやゲームが大好き。今、自分がその世界にいる!
勇者? 王様? 何になる? ライトノベルで好きだった「魔物使い=モンスターテイマー」をやってみよう!
六朗=ロックと名乗り、チートな身体と莫大な魔力で異世界を自由に生きる!
カクヨムでも公開しました。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

生活魔法しか使えない少年、浄化(クリーン)を極めて無双します(仮)(習作3)
田中寿郎
ファンタジー
壁しか見えない街(城郭都市)の中は嫌いだ。孤児院でイジメに遭い、無実の罪を着せられた幼い少年は、街を抜け出し、一人森の中で生きる事を選んだ。武器は生活魔法の浄化(クリーン)と乾燥(ドライ)。浄化と乾燥だけでも極めれば結構役に立ちますよ?
コメントはたまに気まぐれに返す事がありますが、全レスは致しません。悪しからずご了承願います。
(あと、敬語が使えない呪いに掛かっているので言葉遣いに粗いところがあってもご容赦をw)
台本風(セリフの前に名前が入る)です、これに関しては助言は無用です、そういうスタイルだと思ってあきらめてください。
読みにくい、面白くないという方は、フォローを外してそっ閉じをお願いします。
(カクヨムにも投稿しております)

勇者育成機関で育てられた僕よりも異世界から呼ぶ勇者のほうが楽で簡単で強いそうなので無用となりました
無謀突撃娘
ファンタジー
『勇者』
それは異世界に存在する脅威に対抗するための希望であり旗印であり正義を成すものの呼称である。
その選別を行いを育成するための組織に僕は所属していた。過去形なのはもうすでにそれはなくなってしまったからだ。
その選別は悪夢か地獄か絶望か、数えきれないほどの人材が集まったが教える側も教わる側も文字通り死にさらされた。
血反吐を吐く訓練、頭の中身を直接弄るかのような実験、生き残るために餓死を覚悟の上での野外訓練、数えきれないほどのモンスターとの戦いを延々繰り返す、膨大な量の書物を短時間ですべて覚える、その他諸々。まさにそれはこの世の地獄そのものであった
個別に名前は与えられずただ番号と数字の組み合わせとだけ呼ばれベッドしかない広い部屋だけが僕のすべてだった。同じような仲間は最初こそ多数いたけど一人また一人と大人たちに連れていかれて戻ってこず帰ってこれたとしても壊れてしまっていた。
それは延々と続けられ数は確実に減っていく、生き残りも壊れるしか答えが残っていなかった。逃げ場のない地獄だけが僕と仲間たちに許された現実だったのだ。
反論したり抵抗の意思を示すと大人たちは荒縄の鞭と鉄の棒を持ち出して容赦なく延々と殴り続けた。それを見て全員から「逃げられない現実」というのを思い知る。使えないと判断されれば即座にどこかへと連れていかれ二度と戻ってはこなかった。
それをどれだけ繰り返されたのだろうか。僕にはもうそれすらもわからなかった。部屋にはだれもおらず僕だけしかいない。
だが、その運命に大きな一石が投じられることになる。
『他の世界から強大な力を持つ勇者を召喚する奇跡が実現した』
それはまさに吉報でありこれにより勇者育成機関そのものの価値がなくなり組織は解散することになった。でも、僕はどうなるのだろうか?外の世界のことなんて全く知らない僕はどうやって生きていけばいいのだろうかと。
「勇者として選別され育てられた責任を果たしてほしい」
大人たちはそう言って僕を馬車に乗せどこかへ連れて行ってくれた。
そして、どこなのかもわからないが場所に連れていかれた、そこにはモンスターが溢れかえっていて力なき民たちは苦しんでいる。
僕はただひたすら勇者となるために選別され訓練し生き延びてきた。だから、武器をとって戦い希望の旗を振ることしかできない。最後に関わった老人からすごく豪華な鞘に納まった剣を渡される
「この武器は君の母上が残したものだ。これが君を何者なのかを証明してくれるだろう」
馬車は僕をそこに降ろした後立ち去ってしまう。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる