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第6章
175話 自己紹介
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「はぁはぁ、ロピ、チル大丈夫か?!」
「はぁはぁ……大丈夫です……まだ余裕があります」
「ムリー、はぁはぁ……死んじゃう……」
「よし、ロピは大丈夫そうだな」
「なんでよ!? お兄さん、私限界だよ、助けてよ!」
こいつ、まだ全然余裕ありそうだな……。
「ほっほっほ。アトス殿、私の心配はして下さらないのですか?」
「必要ねぇーだろ……」
「ほっほっほ。これは手厳しい」
リガスはいつも通り余裕そうである。他の三班を見てみると、皆も俺と同じくらいの疲労度なのか、息切れはしているが、まだ余裕がありそうである。
「おい、テメェ! どうするんだよ?」
一人の参加者が大きな声で呼び掛ける。
先程、三人を囮にした事により、中型も含めて殆どのモンスターが捕食に集中し追い掛けるのをやめてくれたが、残りの小型はまだ俺達を追い掛けて来ている様だ。
「お兄さん、小型しか居ないし倒しちゃった方がいいんじゃない?」
俺達の後ろを追い掛けて来る小型は五体である。
「いや、五体も居るからな……この人数で犠牲を出さずに倒せるか……」
「ふむ。恐らく何人かは犠牲者が出そうですな」
俺達パーティ以外なら犠牲になってもいいが、結局は人数が減れば後になって大変な事になりそうだし、出来れば犠牲者を出さない方向で、この状況を解決したい。
「皆さん、先程の集団が捕食が終わり私達を再び追い掛けて来る可能性もありますので、もう暫くこのまま逃げようと思います」
そう言ってリーダーは黙り込み周囲や先にモンスターの気配が無いか集中し始める。
「ッチ、臆病者が……」
「けど、流石に五体は全員で殺さねぇーとムリだぜ?」
「分かっている!」
参加者の何人かが荒れてきたな……。
「ほっほっほ。皆、殺気立っておりますな」
「なんで、嬉しげに言うんだよ……」
「殺気立っている所に身を置くと戦闘欲が昂ぶるのですよ」
「分かる……」
そう言って、リガスとチルは頷き合う。
「お兄さん、わ、私全然分かんない……」
「安心しろ、俺もだ……」
「チルちゃんはどこから、こんな風になっちゃったのかな……?」
「安心しろ、お前の妹は立派に成長している……」
それから、半日程逃げ続け太陽が傾き始めた頃に、リーダーが話し始める。
「皆さん、どうやら残りの三体を振り切れそうに有りません、倒しましょう」
リーダーの言葉に、待ってましたと言わんばかりに参加者は武器を持つ。
「何だかんだ、二体程撒けたねー」
「ふむ。やはりあの男は優秀ですな」
半日で二体も撒くことが出来るのは凄いな……。
そして俺達は戦いやすそうな場所を見つけて足を止める。
「皆さん、討伐人数を満たしているからと言っても、油断しないで下さい」
「誰にモノを言っているんだよ」
「そうだぜ! 俺らはアンタ達より、よっぽどモンスターの相手をしているんだ、任せな!」
逃げ続けたストレスを発散するが如く、参加者達が武器を振り回しながら小型に向かって突っ込んで行く。
「こちとら、逃げるのは性に合わないんだよ!」
大剣使いが、小型の外装を切り裂く。
「あはは、それはお前だけじゃねぇーがな」
続いて短刀使いが、大剣使いが切り裂いた傷を武器で更に広げて、手に持っていた怪しげな液体を傷口に垂れ流す。
「あれって何しているんだ?」
「ふむ。恐らく毒を垂らしたのでしょう」
リガスの説明を聞いていると、先程液体を傷口に垂れ流された小型が急に暴れ出す。
そして、大暴れした後に力尽きたのか地面に倒れ込み、痙攣した様に触覚や手脚が震えていた。
「俺の毒は、やっぱり効くなー」
「物騒なもん持っているな……」
倒れて痙攣している小型を参加者達が滅多刺しにしていた。
「すごーい。あんな戦い方もあるんだね」
「毒……」
自身の戦闘力の低さを他の物で補うか……。
「ほっほっほ。理由は分かりますが理解は出来ませんな。やはり最後に頼れるのは自身の身体です」
「私もそう思う」
これだから脳筋は……。
「私は、あっちの人に共感するかなー」
「俺もだ……」
周囲を見ると他の者達も難なく小型を討伐していた。
「皆さん、お疲れ様です」
リーダーが労いの言葉を掛けた瞬間に参加者の一人がリーダーを殴り飛ばす。
「お疲れ様じゃねぇーだろ。なんで三人を切り捨てた?」
それから、三班全員でリーダーを囲む様に問いただす。
「ここまで来たら全てお話します」
そう言って、リーダーは煙玉の件や三班が捨て駒班の事、前回の遠征時の事を話した。
「そうか……」
先程リーダーを殴った男は一度目を瞑り考えをまとめた後にもう一度リーダーを殴り飛ばした。
え……?
「え? なんでまた殴った!?」
俺の気持ちを代弁する様に短刀を持った毒使いが聞く。
「これで俺は許してやる。お前が努力して俺達を生かす様にした事は認めているから」
それを聞き他の参加者達もリーダーを次々殴り合計15発程顔面に拳を貰ったリーダーは許して貰えたらしい。
「はは、イッ、てて。皆さんありがとうございます」
「良いってことよ!」
一番最初に殴った男が笑いながら答える。そして直ぐに真剣な表情に戻った。
「だが、お前を今後リーダーとは認めない」
「えぇ。それは理解出来ます」
「だが、お前以上に纏め上げる能力を持った者も居ない」
リーダーと大剣使いが話し合っているのを周りの男達は黙って聞いているが、一人反論する者が居た。
「統率者なら、ここに神が」
何やら言い出しそうなチルの口を慌ててロピが押さえ込む。
「チ、チルちゃんは少し黙ってようか」
「むーむー」
ロピ、ナイスだ。
「お前の、その察知能力も、俺達が生き残るのに必要だからな、リーダーとは認めないがこれまで通り俺達に指示は与えてくれ」
そして大剣使いは、ニカッと笑顔を浮かべてリーダーの手を取り起き上がらせる。
「立場は俺らと対等だぞ?」
「えぇ。分かっております」
「それと、納得出来ない指示には従わねぇ」
「存じております」
二人は硬い握手を交わしながら笑いあっている。
「そんじゃ、まぁお前の名前を教えてくれよ」
「名前?」
「当たり前だろ? リーダーじゃ無くなったんだから、名前で呼び合うしかねぇーだろ」
大剣使いの言葉に毒使いも何度も頷いている。
「分かりました。私の名前はマーズと言います」
「マーズだな、俺はフィールだ宜しくな」
「へッヘ。オイラの名前はトインだ。
この毒で小型すら倒せるぜ?」
そこからは、三班全員の自己紹介が始まった……。
「はぁはぁ……大丈夫です……まだ余裕があります」
「ムリー、はぁはぁ……死んじゃう……」
「よし、ロピは大丈夫そうだな」
「なんでよ!? お兄さん、私限界だよ、助けてよ!」
こいつ、まだ全然余裕ありそうだな……。
「ほっほっほ。アトス殿、私の心配はして下さらないのですか?」
「必要ねぇーだろ……」
「ほっほっほ。これは手厳しい」
リガスはいつも通り余裕そうである。他の三班を見てみると、皆も俺と同じくらいの疲労度なのか、息切れはしているが、まだ余裕がありそうである。
「おい、テメェ! どうするんだよ?」
一人の参加者が大きな声で呼び掛ける。
先程、三人を囮にした事により、中型も含めて殆どのモンスターが捕食に集中し追い掛けるのをやめてくれたが、残りの小型はまだ俺達を追い掛けて来ている様だ。
「お兄さん、小型しか居ないし倒しちゃった方がいいんじゃない?」
俺達の後ろを追い掛けて来る小型は五体である。
「いや、五体も居るからな……この人数で犠牲を出さずに倒せるか……」
「ふむ。恐らく何人かは犠牲者が出そうですな」
俺達パーティ以外なら犠牲になってもいいが、結局は人数が減れば後になって大変な事になりそうだし、出来れば犠牲者を出さない方向で、この状況を解決したい。
「皆さん、先程の集団が捕食が終わり私達を再び追い掛けて来る可能性もありますので、もう暫くこのまま逃げようと思います」
そう言ってリーダーは黙り込み周囲や先にモンスターの気配が無いか集中し始める。
「ッチ、臆病者が……」
「けど、流石に五体は全員で殺さねぇーとムリだぜ?」
「分かっている!」
参加者の何人かが荒れてきたな……。
「ほっほっほ。皆、殺気立っておりますな」
「なんで、嬉しげに言うんだよ……」
「殺気立っている所に身を置くと戦闘欲が昂ぶるのですよ」
「分かる……」
そう言って、リガスとチルは頷き合う。
「お兄さん、わ、私全然分かんない……」
「安心しろ、俺もだ……」
「チルちゃんはどこから、こんな風になっちゃったのかな……?」
「安心しろ、お前の妹は立派に成長している……」
それから、半日程逃げ続け太陽が傾き始めた頃に、リーダーが話し始める。
「皆さん、どうやら残りの三体を振り切れそうに有りません、倒しましょう」
リーダーの言葉に、待ってましたと言わんばかりに参加者は武器を持つ。
「何だかんだ、二体程撒けたねー」
「ふむ。やはりあの男は優秀ですな」
半日で二体も撒くことが出来るのは凄いな……。
そして俺達は戦いやすそうな場所を見つけて足を止める。
「皆さん、討伐人数を満たしているからと言っても、油断しないで下さい」
「誰にモノを言っているんだよ」
「そうだぜ! 俺らはアンタ達より、よっぽどモンスターの相手をしているんだ、任せな!」
逃げ続けたストレスを発散するが如く、参加者達が武器を振り回しながら小型に向かって突っ込んで行く。
「こちとら、逃げるのは性に合わないんだよ!」
大剣使いが、小型の外装を切り裂く。
「あはは、それはお前だけじゃねぇーがな」
続いて短刀使いが、大剣使いが切り裂いた傷を武器で更に広げて、手に持っていた怪しげな液体を傷口に垂れ流す。
「あれって何しているんだ?」
「ふむ。恐らく毒を垂らしたのでしょう」
リガスの説明を聞いていると、先程液体を傷口に垂れ流された小型が急に暴れ出す。
そして、大暴れした後に力尽きたのか地面に倒れ込み、痙攣した様に触覚や手脚が震えていた。
「俺の毒は、やっぱり効くなー」
「物騒なもん持っているな……」
倒れて痙攣している小型を参加者達が滅多刺しにしていた。
「すごーい。あんな戦い方もあるんだね」
「毒……」
自身の戦闘力の低さを他の物で補うか……。
「ほっほっほ。理由は分かりますが理解は出来ませんな。やはり最後に頼れるのは自身の身体です」
「私もそう思う」
これだから脳筋は……。
「私は、あっちの人に共感するかなー」
「俺もだ……」
周囲を見ると他の者達も難なく小型を討伐していた。
「皆さん、お疲れ様です」
リーダーが労いの言葉を掛けた瞬間に参加者の一人がリーダーを殴り飛ばす。
「お疲れ様じゃねぇーだろ。なんで三人を切り捨てた?」
それから、三班全員でリーダーを囲む様に問いただす。
「ここまで来たら全てお話します」
そう言って、リーダーは煙玉の件や三班が捨て駒班の事、前回の遠征時の事を話した。
「そうか……」
先程リーダーを殴った男は一度目を瞑り考えをまとめた後にもう一度リーダーを殴り飛ばした。
え……?
「え? なんでまた殴った!?」
俺の気持ちを代弁する様に短刀を持った毒使いが聞く。
「これで俺は許してやる。お前が努力して俺達を生かす様にした事は認めているから」
それを聞き他の参加者達もリーダーを次々殴り合計15発程顔面に拳を貰ったリーダーは許して貰えたらしい。
「はは、イッ、てて。皆さんありがとうございます」
「良いってことよ!」
一番最初に殴った男が笑いながら答える。そして直ぐに真剣な表情に戻った。
「だが、お前を今後リーダーとは認めない」
「えぇ。それは理解出来ます」
「だが、お前以上に纏め上げる能力を持った者も居ない」
リーダーと大剣使いが話し合っているのを周りの男達は黙って聞いているが、一人反論する者が居た。
「統率者なら、ここに神が」
何やら言い出しそうなチルの口を慌ててロピが押さえ込む。
「チ、チルちゃんは少し黙ってようか」
「むーむー」
ロピ、ナイスだ。
「お前の、その察知能力も、俺達が生き残るのに必要だからな、リーダーとは認めないがこれまで通り俺達に指示は与えてくれ」
そして大剣使いは、ニカッと笑顔を浮かべてリーダーの手を取り起き上がらせる。
「立場は俺らと対等だぞ?」
「えぇ。分かっております」
「それと、納得出来ない指示には従わねぇ」
「存じております」
二人は硬い握手を交わしながら笑いあっている。
「そんじゃ、まぁお前の名前を教えてくれよ」
「名前?」
「当たり前だろ? リーダーじゃ無くなったんだから、名前で呼び合うしかねぇーだろ」
大剣使いの言葉に毒使いも何度も頷いている。
「分かりました。私の名前はマーズと言います」
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