143 / 492
第5章
142話 反撃開始?
しおりを挟む
ガルル、ググガを攻撃しようとしていた小型はロピの雷弾により仰け反った。
「おい、大丈夫か?」
「アトス助かった!」
「アトスさんありがとうございます」
かなり危ない所だったがなんとか間に合って良かった。
「二人とも大丈夫ー?」
「ロピ助けてくれてサンキュー」
「ロ、ロピさん……」
ガルルは泣きそうな顔でロピを見ていた。
「ん? どうしたの?」
「い、いえ。助けて頂きありがとうございます」
「無事で良かったよー」
ガルルとググガが俺達の登場で安心したのか笑みを浮かべている。
「アトスさん小型は二人捕食しています」
「俺達二人で攻撃しても傷一つ付かねぇーぜ」
「二人捕食してそんなに成長を……」
「お兄さんどうするの?」
二人捕食しただけで、ググガ達の攻撃が通らなくなったのか……。流石にチルの攻撃でも何発も入れないと倒せないかもな……。
「とにかくここから少し移動するぞ」
「オッケー」
「わかったぜ!」
「分かりました」
俺の言葉に頷き移動を始めようとすると、他の者から異議が唱えられた。
「おい、ちょっと待ってくれよ」
「お客としてウチの商品を買う分には良いが、命が掛かっている状況で、人間族の指示なんて聞きたくねぇーよ」
「そうだそうだ。俺らはガルルさんだから指示に従ってただけだぜ?」
商人の中に居た獣人族達が騒ぎ始める。周りにはピタみたいに人間族の商人達も居て、そっちの方は特に反論などは出てこなかったが獣人族達は納得出来ないでいるらしい。
「むー。お兄さんの指示に従ってればいいんだよ!!」
ロピは怒気を込めた口調で言うが聞く耳をもたない。
「おい、こんな状況で言っている場合じゃねぇーだろ!」
「ググガの言う通りだ。俺はアトスさんが纏めるのに異議など無いし逆に任せたい」
ガルルとググガが言ったことにより納得はして無い様だが大人しく移動する事になった。
「アトス、どこまで移動するんだ?」
「すぐそこだ。付いて来てくれ」
こうして俺を先頭に商人達も移動を始めた。もちろん俺達を捕食する為に小型も付いてくる。そして少し移動した所にはリガスが居て冒険者パーティと一緒に戦っているのが見える。
「魔族さん、来たよ!」
「ほっほっほ。お待ちしておりました」
「状況は?」
「どうやらこの小型も先程倒した奴と同様少しおかしいですな」
「そうか……」
俺達が連れて来た小型が二人を捕食した事も伝えてリガス達に合流し、即席で編成をする。
「よし、これからチルがもう一体小型を連れてくる」
「チルも無事なのか! 良かったぜ……」
ググガが安堵する。
そうしていると、二体の小型はお互い餌を目の前に縄張り争いを主張し合う様にモンスター同士で攻撃している。その間にチルがこちらに到着する。
「チルちゃん平気?」
「うん。それよりアトス様大変です!」
「どうした?」
「私が連れて来た小型は五人捕食しています!」
チルの言葉に俺だけでは無く周りの冒険者や商人達までも驚愕する。そして更にもう一体小型が現れて三体で争いを行なっている。このまま同士討ちして欲しいが多分無理だろう……。この時間で少しでも作戦を考えないとな。
「五人って事は、あの冒険者パーティは全滅か?」
「はい。私が到着した時には既に……」
あのチームワーク抜群だったパーティが殲滅かよ……。
「おい、アトスどうするんだよ」
クソ! 計算が狂った。まさか五人も捕食しているなんて思っていなかった。一体どれくらい強くなっているんだ?
「パーティを三つに分けようと思う」
「ふむ。それしかありませんな」
「小型一体を俺達パーティで担当する」
「よーし、やるぞー!」
「頑張ります!」
ロピとチルが気合を入れる。
「更にもう一体をイケメン達に任す!」
俺はハーレムパーティにいるイケメンの方を見て言う。
「も、もしかしてイケメンって僕の事かい?」
「ふふ、当たり前じゃない。この中の誰よりもカッコいいわよ」
「おう! ババァの言う通りだぜ」
「アナタ以外居ないですね。ですがあの紳士も素敵……」
「カッコイイ……」
む、ムカつくー! イケメン野郎め!
「そして最後の一体を商人達で相手を頼む」
「任せてください」
「おう! 任せろ」
五人捕食した小型を俺のパーティで相手をして、二人捕食した小型をイケメンパーティ、一人も捕食してない奴を商人達に相手して貰うように指示を出す。だが、それに又もや反論をする者が居た。
「ケッ! 結局さっきまでと何も変わってねぇじゃんかよ!」
先程、俺に反論した獣人の商人だった。それを見たチルが歩き出す。
「アトス様。アイツ消して来ます……」
「ちょ、ちょっと大丈夫だから! 消さないで問題無いから!」
「チルちゃんやっちゃえ!」
「ロピ、お前も煽るな!」
「ほっほっほ。チル様手を貸しましょうか?」
なんなんだよコイツら。こんな危ない状況なのに何を考えているんだよ!! 俺はなんとかチルを抑えて商人に理由を説明する。
「今までとは違うぞ?」
「何が違うんだよ。結局各パーティが対応するだけじゃねぇーかよ」
「いや違う。俺だけは全パーティの戦闘に参加するから」
俺の言葉にロピ達以外は首を傾げた。それはそうだよな、何を言っているか分からないか……。
「俺のスキルである、能力上昇を使って全パーティのサポートをする」
俺が自分のスキルを打ち明けると商人達だけでは無く冒険者達までもが一斉に大笑いする。
「あはははは。お前こんな危ない状況で良く冗談言えるな!」
「能力上昇なんて珍しいだけで、ただのハズレスキルなんだから、リーダー面するなよ!」
笑いは直ぐに止むが、周りからは馬鹿にする様な視線が降り注ぐ。
「アトス様小型を殲滅する前にコイツらを先に殲滅しましょ」
「1……2……3……」
「さて、チル様、どいつからいきましょうか?」
「ストップ、ストップ! そんな場合じゃ無いから! ロピもカウント止めろ」
本当に脳筋な人達怖い……。
「能力上昇が弱くて馬鹿にする気持ちは分かるが今はそんな場合じゃない。どうか今だけは我慢して欲しい」
俺は深々と頭を下げる。すると何人かが話し出す。
「ぼ、僕は良いと思う。この執事さんに助けてもらったし、その執事さんのパーティの方なら安心だし……」
イ、イケメン……。お前はなんて良い奴なんだ……。
「ふふ、なら私達も賛成ね」
イケメンパーティからは賛同を得られた。そして商人パーティからも賛同する声が上がる。
「私は先程も言ったがアトスさんが纏めるのに賛成だ」
「兄貴に同じく」
「私も賛成でございます。皆さん今は種族間の問題を忘れましょう!」
ガルル、ググガ、ピタの言い分と危機的な状況だからなのか商人達もなんとか納得してくれた。表情を見る限り俺の事を認めた訳では無さそうだが……。
そして小型達の争いも収まっていた。結果はやはり五人捕食した奴が圧倒し、一番最初に選ぶ権利を得たのか他の二体は大人しく待っている様だ。
「それじゃ、各自担当の小型を頼む!」
俺の掛け声と共にそれぞれのパーティが散らばり小型の前に行き構える。
さて、ここからは総力戦といきますか!! 俺は自分の頬を叩き気合を入れた……。
「おい、大丈夫か?」
「アトス助かった!」
「アトスさんありがとうございます」
かなり危ない所だったがなんとか間に合って良かった。
「二人とも大丈夫ー?」
「ロピ助けてくれてサンキュー」
「ロ、ロピさん……」
ガルルは泣きそうな顔でロピを見ていた。
「ん? どうしたの?」
「い、いえ。助けて頂きありがとうございます」
「無事で良かったよー」
ガルルとググガが俺達の登場で安心したのか笑みを浮かべている。
「アトスさん小型は二人捕食しています」
「俺達二人で攻撃しても傷一つ付かねぇーぜ」
「二人捕食してそんなに成長を……」
「お兄さんどうするの?」
二人捕食しただけで、ググガ達の攻撃が通らなくなったのか……。流石にチルの攻撃でも何発も入れないと倒せないかもな……。
「とにかくここから少し移動するぞ」
「オッケー」
「わかったぜ!」
「分かりました」
俺の言葉に頷き移動を始めようとすると、他の者から異議が唱えられた。
「おい、ちょっと待ってくれよ」
「お客としてウチの商品を買う分には良いが、命が掛かっている状況で、人間族の指示なんて聞きたくねぇーよ」
「そうだそうだ。俺らはガルルさんだから指示に従ってただけだぜ?」
商人の中に居た獣人族達が騒ぎ始める。周りにはピタみたいに人間族の商人達も居て、そっちの方は特に反論などは出てこなかったが獣人族達は納得出来ないでいるらしい。
「むー。お兄さんの指示に従ってればいいんだよ!!」
ロピは怒気を込めた口調で言うが聞く耳をもたない。
「おい、こんな状況で言っている場合じゃねぇーだろ!」
「ググガの言う通りだ。俺はアトスさんが纏めるのに異議など無いし逆に任せたい」
ガルルとググガが言ったことにより納得はして無い様だが大人しく移動する事になった。
「アトス、どこまで移動するんだ?」
「すぐそこだ。付いて来てくれ」
こうして俺を先頭に商人達も移動を始めた。もちろん俺達を捕食する為に小型も付いてくる。そして少し移動した所にはリガスが居て冒険者パーティと一緒に戦っているのが見える。
「魔族さん、来たよ!」
「ほっほっほ。お待ちしておりました」
「状況は?」
「どうやらこの小型も先程倒した奴と同様少しおかしいですな」
「そうか……」
俺達が連れて来た小型が二人を捕食した事も伝えてリガス達に合流し、即席で編成をする。
「よし、これからチルがもう一体小型を連れてくる」
「チルも無事なのか! 良かったぜ……」
ググガが安堵する。
そうしていると、二体の小型はお互い餌を目の前に縄張り争いを主張し合う様にモンスター同士で攻撃している。その間にチルがこちらに到着する。
「チルちゃん平気?」
「うん。それよりアトス様大変です!」
「どうした?」
「私が連れて来た小型は五人捕食しています!」
チルの言葉に俺だけでは無く周りの冒険者や商人達までも驚愕する。そして更にもう一体小型が現れて三体で争いを行なっている。このまま同士討ちして欲しいが多分無理だろう……。この時間で少しでも作戦を考えないとな。
「五人って事は、あの冒険者パーティは全滅か?」
「はい。私が到着した時には既に……」
あのチームワーク抜群だったパーティが殲滅かよ……。
「おい、アトスどうするんだよ」
クソ! 計算が狂った。まさか五人も捕食しているなんて思っていなかった。一体どれくらい強くなっているんだ?
「パーティを三つに分けようと思う」
「ふむ。それしかありませんな」
「小型一体を俺達パーティで担当する」
「よーし、やるぞー!」
「頑張ります!」
ロピとチルが気合を入れる。
「更にもう一体をイケメン達に任す!」
俺はハーレムパーティにいるイケメンの方を見て言う。
「も、もしかしてイケメンって僕の事かい?」
「ふふ、当たり前じゃない。この中の誰よりもカッコいいわよ」
「おう! ババァの言う通りだぜ」
「アナタ以外居ないですね。ですがあの紳士も素敵……」
「カッコイイ……」
む、ムカつくー! イケメン野郎め!
「そして最後の一体を商人達で相手を頼む」
「任せてください」
「おう! 任せろ」
五人捕食した小型を俺のパーティで相手をして、二人捕食した小型をイケメンパーティ、一人も捕食してない奴を商人達に相手して貰うように指示を出す。だが、それに又もや反論をする者が居た。
「ケッ! 結局さっきまでと何も変わってねぇじゃんかよ!」
先程、俺に反論した獣人の商人だった。それを見たチルが歩き出す。
「アトス様。アイツ消して来ます……」
「ちょ、ちょっと大丈夫だから! 消さないで問題無いから!」
「チルちゃんやっちゃえ!」
「ロピ、お前も煽るな!」
「ほっほっほ。チル様手を貸しましょうか?」
なんなんだよコイツら。こんな危ない状況なのに何を考えているんだよ!! 俺はなんとかチルを抑えて商人に理由を説明する。
「今までとは違うぞ?」
「何が違うんだよ。結局各パーティが対応するだけじゃねぇーかよ」
「いや違う。俺だけは全パーティの戦闘に参加するから」
俺の言葉にロピ達以外は首を傾げた。それはそうだよな、何を言っているか分からないか……。
「俺のスキルである、能力上昇を使って全パーティのサポートをする」
俺が自分のスキルを打ち明けると商人達だけでは無く冒険者達までもが一斉に大笑いする。
「あはははは。お前こんな危ない状況で良く冗談言えるな!」
「能力上昇なんて珍しいだけで、ただのハズレスキルなんだから、リーダー面するなよ!」
笑いは直ぐに止むが、周りからは馬鹿にする様な視線が降り注ぐ。
「アトス様小型を殲滅する前にコイツらを先に殲滅しましょ」
「1……2……3……」
「さて、チル様、どいつからいきましょうか?」
「ストップ、ストップ! そんな場合じゃ無いから! ロピもカウント止めろ」
本当に脳筋な人達怖い……。
「能力上昇が弱くて馬鹿にする気持ちは分かるが今はそんな場合じゃない。どうか今だけは我慢して欲しい」
俺は深々と頭を下げる。すると何人かが話し出す。
「ぼ、僕は良いと思う。この執事さんに助けてもらったし、その執事さんのパーティの方なら安心だし……」
イ、イケメン……。お前はなんて良い奴なんだ……。
「ふふ、なら私達も賛成ね」
イケメンパーティからは賛同を得られた。そして商人パーティからも賛同する声が上がる。
「私は先程も言ったがアトスさんが纏めるのに賛成だ」
「兄貴に同じく」
「私も賛成でございます。皆さん今は種族間の問題を忘れましょう!」
ガルル、ググガ、ピタの言い分と危機的な状況だからなのか商人達もなんとか納得してくれた。表情を見る限り俺の事を認めた訳では無さそうだが……。
そして小型達の争いも収まっていた。結果はやはり五人捕食した奴が圧倒し、一番最初に選ぶ権利を得たのか他の二体は大人しく待っている様だ。
「それじゃ、各自担当の小型を頼む!」
俺の掛け声と共にそれぞれのパーティが散らばり小型の前に行き構える。
さて、ここからは総力戦といきますか!! 俺は自分の頬を叩き気合を入れた……。
0
お気に入りに追加
73
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
異世界召喚された俺は余分な子でした
KeyBow
ファンタジー
異世界召喚を行うも本来の人数よりも1人多かった。召喚時にエラーが発生し余分な1人とは召喚に巻き込まれたおっさんだ。そして何故か若返った!また、理由が分からぬまま冤罪で捕らえられ、余分な異分子として処刑の為に危険な場所への放逐を実行される。果たしてその流刑された所から生きて出られるか?己の身に起こったエラーに苦しむ事になる。
サブタイトル
〜異世界召喚されたおっさんにはエラーがあり処刑の為放逐された!しかし真の勇者だった〜
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
わがまま令嬢の末路
遺灰
ファンタジー
清く正しく美しく、頑張って生きた先に待っていたのは断頭台でした。
悪役令嬢として死んだ私は、今度は自分勝手に我がままに生きると決めた。我慢なんてしないし、欲しいものは必ず手に入れてみせる。
あの薄暗い牢獄で夢見た未来も、あの子も必ずこの手にーーー。
***
これは悪役令嬢が人生をやり直すチャンスを手に入れ、自由を目指して生きる物語。彼女が辿り着くのは、地獄か天国か。例えどんな結末を迎えようとも、それを決めるのは彼女自身だ。
(※内容は小説家になろうに投稿されているものと同一)
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる