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第3章
87話 山神様とレギュ
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「山神様、大分掘り進めてきましたね」
「あぁ。この調子で大穴の真ん中くらいまで行ければ後は自力で登りきれるだろう」
あれから、私とレギュはずっと穴を掘り続けている。レギュは体力が凄いあるらしく、朝から晩までずっと掘り続けても疲れた顔を見せない。
「山神様はこの大穴から出られたらどうするつもりなんですか?」
「頭の中に偶に出て来る男の子を探そうと思っている」
「それは、前に夢とかに出てくる人間族の男の子ですか?」
「あぁ。何処にいるかも分からないがな」
「私も手伝います!」
レギュは、もうあの村に未練が無いらしくこの大穴を出られたとしても村に戻るつもりは無いらしい。
「山神様の記憶が早く戻ればいいですね」
「あれから、三年程経っているしもう戻らないかもしれないな」
「男の子を見つければ記憶が戻るかもしれませんよ?」
レギュには記憶が消えている事を話した。そうすると私の話が聞けて嬉しかったのか幸せそうな顔をして気絶した。
レギュはどうやら、ちょっと残念な子の様だり
謎の人間族の男の子の事は未だに何の情報も思い出せないでいる。
それと、レギュには言ってないが何故か、男の子とは別に一人の獣人族も頭の中に映し出される様になった。
その獣人族は、いつも男の子の方を心配そうに見つめている。
「山神様、私もスキルが欲しいのですがどうすればいいですか?」
「私の記憶に依ると十歳になればスキル儀式を受ける事によって手に入れる事が出来るらしい」
私の記憶は都合が良いのか思い出部分だけ消えて、生活面の知識的な記憶は健在である。なので、スキルの知識もあるしモンスターの知識も頭の中にしっかりある。
「私も山神様みたいに拳に火を纏わせたいです!」
そう言ってレギュは虚空に向かってパンチを繰り出す。
「私の武器強化は珍しい部類に入るから儀式を受けても無理かもしれないな」
「なんのスキルが一番多いんです?」
「身体強化だな」
「それでも、今以上に強くなって山神様の役に立てるなら、私は何でもいいです!」
レギュは早くスキルを習得したいらしく、最近はスキルの話を良く聞いてくる。まぁ、三年前の生きる気力が皆無だった頃に比べれば今の元気なレギュの方が良いな。
「山神様、私はモンスターも見た事無いのですが、強いんですか?」
「強い」
「それは、山神様よりもですか?」
「私なんて、歯も立たない」
「またまたー、山神様でも冗談を言うんですね」
どうやらレギュは私の事を神格化し過ぎて最強だと思っている節があるな。
実際に私自身モンスターとの戦闘経験は無い……はずだ。知識としてモンスターの情報は知っているが思い出部分は全部記憶が消えている為過去にもしかしたらモンスターとの戦闘した可能性はあるが普通に考えて勝てないだろう。
「モンスターには三種類いるんですよね?」
本来は特大型も居るが見た人はいないのでお伽話的な存在とされている。
まぁ、大型すら本などの物語上にしか登場しないけどな……
「あぁ。大きさが全部で大中小と居る」
「ちょっと怖いけど、一度見て見たいかもです!」
レギュは好奇心旺盛で知識に貪欲だ。暇があれば私の話を聞きたがる。だが、私も知識としてしか知らない為実際に見たり触ったり、試したりした事が無いので本当に正しい内容なのか気になる。
「ふぅ。今日はここまでですかね?」
「そうだな。ご飯食べて寝るか」
私達は住処に戻る。住処と言っても、この穴を掘る際に屋根のある寝床が欲しかった為、少し大きい横穴を掘り。今はそこで睡眠をとっている。
最初はゴツゴツした土などで寝る時に痛かったりしたが、レギュの居た村人達が一週間に一度食料をこの大穴に投入して来る時に猪を丸々一匹投入してくる時もある。
そこで、毛皮を剥がして毛皮を敷いてその上に寝る事で身体の傷みなどが消えた為、今では気に入っている寝具になっている。レギュはゴツゴツした土も気にならないらしくて、猪の毛皮が無くても熟睡していたので、少し羨ましいと思ってしまった。
「後、どれくらいでこの大穴の半分までいけますかね?」
「ゴールは見えてきたが、時間的にはまだまだ掛かりそうだな」
「私もっと頑張りますね!」
「お前は十分やっていると思うが?」
「いえ! まだまだ山神様の為に頑張りたいです!」
レギュは真っ直ぐした目で私の事を見る。私は自然とレギュの頭を撫でていた。そしてレギュも嬉しそうに目を細めている。
「何故か頭を撫でていると懐かしい感覚に陥る」
「もしかしたら、過去にこうやって誰かを撫でてたのかもしれませんね!」
「そうか?」
「はい! 山神様のなでなでは心地よくて落ち着きます!」
「そうか」
「はい! えへへー」
レギュはホッペが落ちそうなくらい緩ませて笑う。
「よーし! 山神様のお陰でパワー全開! 美味しいご飯を作ります」
「肉か?」
「はい、山神様の大好きな肉です!」
「頼む」
レギュは寝床に着くとすぐに料理の準備に取り掛かるのだった。
この大穴から出たらモンスターとの戦闘も出て来るだろう。そうすると、私は逃げ切れるかもしれないが今のレギュには無理だ。そろそろ、レギュにも訓練をさせとくか。レギュがなんのスキルを習得するか分からないが、モンスターからの逃げ方だったり気配の消し方くらいは教えとくか。
「レギュ」
「はい?」
料理の準備をしていたレギュが手を止めてこちらに向く。
「明日からは戦闘訓練も加えるが体力的に大丈夫か?」
「え!? だ、大丈夫です!」
レギュは嬉しそうに返事をする。
「体力は持つか?」
「全然余裕ですよ!」
体力だけは大分鍛えられているな。これから更に忙しくなりそうだ。
「あぁ。この調子で大穴の真ん中くらいまで行ければ後は自力で登りきれるだろう」
あれから、私とレギュはずっと穴を掘り続けている。レギュは体力が凄いあるらしく、朝から晩までずっと掘り続けても疲れた顔を見せない。
「山神様はこの大穴から出られたらどうするつもりなんですか?」
「頭の中に偶に出て来る男の子を探そうと思っている」
「それは、前に夢とかに出てくる人間族の男の子ですか?」
「あぁ。何処にいるかも分からないがな」
「私も手伝います!」
レギュは、もうあの村に未練が無いらしくこの大穴を出られたとしても村に戻るつもりは無いらしい。
「山神様の記憶が早く戻ればいいですね」
「あれから、三年程経っているしもう戻らないかもしれないな」
「男の子を見つければ記憶が戻るかもしれませんよ?」
レギュには記憶が消えている事を話した。そうすると私の話が聞けて嬉しかったのか幸せそうな顔をして気絶した。
レギュはどうやら、ちょっと残念な子の様だり
謎の人間族の男の子の事は未だに何の情報も思い出せないでいる。
それと、レギュには言ってないが何故か、男の子とは別に一人の獣人族も頭の中に映し出される様になった。
その獣人族は、いつも男の子の方を心配そうに見つめている。
「山神様、私もスキルが欲しいのですがどうすればいいですか?」
「私の記憶に依ると十歳になればスキル儀式を受ける事によって手に入れる事が出来るらしい」
私の記憶は都合が良いのか思い出部分だけ消えて、生活面の知識的な記憶は健在である。なので、スキルの知識もあるしモンスターの知識も頭の中にしっかりある。
「私も山神様みたいに拳に火を纏わせたいです!」
そう言ってレギュは虚空に向かってパンチを繰り出す。
「私の武器強化は珍しい部類に入るから儀式を受けても無理かもしれないな」
「なんのスキルが一番多いんです?」
「身体強化だな」
「それでも、今以上に強くなって山神様の役に立てるなら、私は何でもいいです!」
レギュは早くスキルを習得したいらしく、最近はスキルの話を良く聞いてくる。まぁ、三年前の生きる気力が皆無だった頃に比べれば今の元気なレギュの方が良いな。
「山神様、私はモンスターも見た事無いのですが、強いんですか?」
「強い」
「それは、山神様よりもですか?」
「私なんて、歯も立たない」
「またまたー、山神様でも冗談を言うんですね」
どうやらレギュは私の事を神格化し過ぎて最強だと思っている節があるな。
実際に私自身モンスターとの戦闘経験は無い……はずだ。知識としてモンスターの情報は知っているが思い出部分は全部記憶が消えている為過去にもしかしたらモンスターとの戦闘した可能性はあるが普通に考えて勝てないだろう。
「モンスターには三種類いるんですよね?」
本来は特大型も居るが見た人はいないのでお伽話的な存在とされている。
まぁ、大型すら本などの物語上にしか登場しないけどな……
「あぁ。大きさが全部で大中小と居る」
「ちょっと怖いけど、一度見て見たいかもです!」
レギュは好奇心旺盛で知識に貪欲だ。暇があれば私の話を聞きたがる。だが、私も知識としてしか知らない為実際に見たり触ったり、試したりした事が無いので本当に正しい内容なのか気になる。
「ふぅ。今日はここまでですかね?」
「そうだな。ご飯食べて寝るか」
私達は住処に戻る。住処と言っても、この穴を掘る際に屋根のある寝床が欲しかった為、少し大きい横穴を掘り。今はそこで睡眠をとっている。
最初はゴツゴツした土などで寝る時に痛かったりしたが、レギュの居た村人達が一週間に一度食料をこの大穴に投入して来る時に猪を丸々一匹投入してくる時もある。
そこで、毛皮を剥がして毛皮を敷いてその上に寝る事で身体の傷みなどが消えた為、今では気に入っている寝具になっている。レギュはゴツゴツした土も気にならないらしくて、猪の毛皮が無くても熟睡していたので、少し羨ましいと思ってしまった。
「後、どれくらいでこの大穴の半分までいけますかね?」
「ゴールは見えてきたが、時間的にはまだまだ掛かりそうだな」
「私もっと頑張りますね!」
「お前は十分やっていると思うが?」
「いえ! まだまだ山神様の為に頑張りたいです!」
レギュは真っ直ぐした目で私の事を見る。私は自然とレギュの頭を撫でていた。そしてレギュも嬉しそうに目を細めている。
「何故か頭を撫でていると懐かしい感覚に陥る」
「もしかしたら、過去にこうやって誰かを撫でてたのかもしれませんね!」
「そうか?」
「はい! 山神様のなでなでは心地よくて落ち着きます!」
「そうか」
「はい! えへへー」
レギュはホッペが落ちそうなくらい緩ませて笑う。
「よーし! 山神様のお陰でパワー全開! 美味しいご飯を作ります」
「肉か?」
「はい、山神様の大好きな肉です!」
「頼む」
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「はい?」
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