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第36話 誕生 part3
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~エマ目線~
「私の後ろに隠れろ!!」
エレナがそう叫ぶと同時に、目の前に巨大な氷の壁が現れた。
しかし、一瞬で砕け散る。
「くそっ、。」
あれだけ大きな氷塊を一瞬で...。
とてつもない力だ。
しかし、追撃は来ない。
おそらく、誕生したばかりの超越者は自分の大きすぎる力に驚いているのだろう。
私たちと同様、状況を完全に理解できていない。
「エマ、今ここで超越者と対峙したことがあるのは君だけだ。情報と判断を。」
「超越者はコーディ隊長を一瞬で殺せるほどの力を持っています。でも、あの超越者は生まれたばかりで力の制御ができていない。今なら逃げれます。」
そう、今は逃げることが先決だ。
私たちはたった3人。
エレナ隊長は戦力としては十分だ。
でも、フィンは戦闘向きではないし、私も超越者と戦うには弱すぎる。
「なら、今のうちに倒すべきでは?」
フィンがそう言うと、エレナは頷いた。
「確かに。エマはどう思う?」
「エレナ隊長次第かと。隊長が負ければ私たちも負けます。」
「なら、やるだけやってみよう。」
ーーー
「最初から全力でいく。超越者が慣れるまでに倒そう。」
【完全解放】
エレナがそう呟くと、方舟に大きな氷が形成された。
彼女の体には大きすぎる大剣だ。
そして氷の鎧をが彼女を覆う。
私は彼女の体に触れ、能力で最大限軽くする。
これでエレナ隊長は最大火力かつ最速で戦える。
エレナはそのまま超越者に突進し、氷の大剣を振り下ろした。
すると、超越者の左肩から右脇腹にかけてパックリと割れる。
あまりにも簡単に超越者にダメージが入ったことに驚いた。
「エレナ隊長!畳み掛けてください!」
「ああ、分かっている。」
エレナはそう言うと、もう一度氷の大剣を振り上げた。
超越者は右腕でガードしたが、彼女の剣は右腕ごと超越者を吹き飛ばした。
「・・・」
吹き飛ばされた超越者は、何事もなかったかのようにスッと立ち上がる。
そして、失った右手を眺めている。
「フィン、あいつにダメージは入っているか?」
「はい、入ってはいます。でも、様子が変です。」
「ア...ア...ウウッ!」
超越者の右腕の切断面に大きく血管が浮きでた。
すると、みるみるうちに新しい右腕が生えてきた。
それと同時に体の傷も塞がる。
「嘘...でしょ...。」
なんなの、あの再生速度は。
ノアの覚醒者である私たちでも、小さな傷であれば、すぐに塞がる。
でも、欠損は別だ。
1ヶ月はかかる。
そんな傷をあいつは一瞬で再生させた。
「ア...。アア...。イタイ...。オマエカッ!!!」
気がつくと、私たちの目の前に超越者が迫っていた。
そして繰り出させる攻撃をエレナが受け止める。
早すぎる。
反応できなかった。
エレナ隊長がいなければ、私は死んだことにすら気づかなかっただろう。
「エレナ隊長!」
「私がやる、離れていろ!」
超越者から次々と繰り出される攻撃をエレナはギリギリのところでいなしている。
氷の鎧を作っては壊され、作っては壊され。
少しでも遅れたらエレナの体は大きく抉られてしまうだろう。
解放者の中で、エレナは決して弱い方ではない。
氷の鎧や氷の形によって自由自在に形を変える方舟。
攻守のバランスが最もとれた解放者だ。
そんな彼女が完全に押されている。
私も...私も何かしないと。
前のように逃げるのは嫌だ。
「エマ、だめだ。」
私も戦おうと一歩踏み出した時、フィンが私の肩を引っ張った。
「なんで!?このままじゃ、隊長が...。」
「俺たちじゃ足手纏いだ。俺たちが出るのは隊長が相手に大きなダメージを与えた時、もしくは隊長がやられた時だ。」
「でも...。」
それでも行こうとする私をフィンはより強く引っ張る。
「エマッ!あれを冷静に見てみろ!どうやったら俺たちがあの戦いで役に立つことができる?」
「・・・。」
フィンが指さす先では、エレナ隊長と超越者が激しく戦いを続けていた。
私とフィンが口論をしている間に、エレナ隊長の右腕は無くなり、氷で補って戦っている。
「どうだ、分かったか?」
「うん...。」
ーーー
私とフィンはエレナ隊長が戦うのを、ただ黙って見ていた。
エレナ隊長が作る絶好のタイミングを見逃さないために。
しかし、その絶好のタイミングがいつまで待っても来なかった。
エレナ隊長はどんどん超越者に押されていく。
先程まで残っていた彼女の左腕は既に無い。
「フィン....。」
「ああ、分かってる。隊長が負けたら、すぐに出る。」
フィンのその言葉から1分も経たないうちに、エレナ隊長は私たちの所まで吹き飛ばされた。
「エレナ隊長っ!」
「はっ、はっ、はっ、。」
良かった、息はある。
でも、もう戦える状態じゃない。
「フィン、超越者の状態は?」
「ダメージは入ってる。でも、まだまだ元気いっぱい、体力70%って感じだ。」
「私たちでいけそう?」
「分かりきった事を聞くなよ。100%無理だ。」
「最悪な状況ね。でも、やるしかない。」
私がそう言うと、フィンは私を突き飛ばした。
「俺が囮になる。エマ、君は逃げろ。」
フィンのその言葉を聞いた時、私の頭にはルーク君が浮かんだ。
あぁ、まただ。
また同じことの繰り返し。
また私のせいで誰かが傷ついてしまう。
「そんなのだめ!私も戦うわ!」
私のその言葉にフィンは首を横に振る。
「どちらかが囮になって、どちらかが逃げないと。俺と君とじゃ、逃げるのは君のほうが得意だ。それに、俺は他の覚醒者より目が良い。長く生き残れる。ほら、早くエレナ隊長を抱えて逃げるんだ。」
「私は、もう逃げない。」
「だめだ。」
「嫌よ。」
私が震える声で力強くそう言うと、フィンがフッと笑った。
「死ぬぞ?」
「逃げるよりマシ。」
方舟を構える。
「俺が囮なのは変わらない。君は俺が作った隙に全力で攻撃してくれ。隙を作れるかは分からないけど。」
「分かったわ。絶対にのがさない。」
「よし、行こうか。」
フィンが飛び出した。
超越者が出す無数の攻撃を紙一重でかわす。
私に注意を向けないよう、わざと近くで戦っている。
「っ...。」
私は固唾を飲んで、それを見守る。
フィンが作る一瞬の隙を決してのがさないように。
そしてフィンが戦い始めて数分が経った頃、その時は来た。
フィンが超越者の攻撃が自身に当たるのと同時に超越者の足を掴み、体勢を崩したのだ。
私は飛び出した。
体を出来る限り軽くし、最速で超越者に突っ込む。
そして最大重量にした大斧状の方舟を超越者の脳天めがけて振り下ろした。
ガコーンッという鈍い音が響く。
「はぁっ、はぁっ、...くそっ...。」
私の方舟は超越者の硬い皮膚を破り、左肩から胸の真ん中あたりまで食い込んでいた。
超越者はドス黒い血を吐いている。
しかし、命を奪うまでには至っていない。
「ウウッ、イタイナァァァァ」
超越者はそう叫ぶと、力づくで方舟を引き抜き、私ごと投げ飛ばした。
「ぐうっ!」
壁にぶつかると、骨が折れる音が聞こえた。
そして、そのまま地面に叩きつけられる。
意識が薄れていく。
やっぱり...ダメか...。
分かっていたことだけれど、ここまで強いとは。
どうせ死ぬのならルーク君のように...。
私は方舟を握りしめた。
「完全解...」
「おっと、それはちょっと待った。」
私が方舟の完全解放をしようとしたその時、聞き馴染みのある声が私を止めた。
目がかすみ、誰だかよく分からない。
「だれ...?」
目の前には前が見えなくなるほど大きな背中があった。
髭もじゃの顔がこちらを振り向く。
「エマちゃん、遅くなってすまない。もう大丈夫だ。」
「私の後ろに隠れろ!!」
エレナがそう叫ぶと同時に、目の前に巨大な氷の壁が現れた。
しかし、一瞬で砕け散る。
「くそっ、。」
あれだけ大きな氷塊を一瞬で...。
とてつもない力だ。
しかし、追撃は来ない。
おそらく、誕生したばかりの超越者は自分の大きすぎる力に驚いているのだろう。
私たちと同様、状況を完全に理解できていない。
「エマ、今ここで超越者と対峙したことがあるのは君だけだ。情報と判断を。」
「超越者はコーディ隊長を一瞬で殺せるほどの力を持っています。でも、あの超越者は生まれたばかりで力の制御ができていない。今なら逃げれます。」
そう、今は逃げることが先決だ。
私たちはたった3人。
エレナ隊長は戦力としては十分だ。
でも、フィンは戦闘向きではないし、私も超越者と戦うには弱すぎる。
「なら、今のうちに倒すべきでは?」
フィンがそう言うと、エレナは頷いた。
「確かに。エマはどう思う?」
「エレナ隊長次第かと。隊長が負ければ私たちも負けます。」
「なら、やるだけやってみよう。」
ーーー
「最初から全力でいく。超越者が慣れるまでに倒そう。」
【完全解放】
エレナがそう呟くと、方舟に大きな氷が形成された。
彼女の体には大きすぎる大剣だ。
そして氷の鎧をが彼女を覆う。
私は彼女の体に触れ、能力で最大限軽くする。
これでエレナ隊長は最大火力かつ最速で戦える。
エレナはそのまま超越者に突進し、氷の大剣を振り下ろした。
すると、超越者の左肩から右脇腹にかけてパックリと割れる。
あまりにも簡単に超越者にダメージが入ったことに驚いた。
「エレナ隊長!畳み掛けてください!」
「ああ、分かっている。」
エレナはそう言うと、もう一度氷の大剣を振り上げた。
超越者は右腕でガードしたが、彼女の剣は右腕ごと超越者を吹き飛ばした。
「・・・」
吹き飛ばされた超越者は、何事もなかったかのようにスッと立ち上がる。
そして、失った右手を眺めている。
「フィン、あいつにダメージは入っているか?」
「はい、入ってはいます。でも、様子が変です。」
「ア...ア...ウウッ!」
超越者の右腕の切断面に大きく血管が浮きでた。
すると、みるみるうちに新しい右腕が生えてきた。
それと同時に体の傷も塞がる。
「嘘...でしょ...。」
なんなの、あの再生速度は。
ノアの覚醒者である私たちでも、小さな傷であれば、すぐに塞がる。
でも、欠損は別だ。
1ヶ月はかかる。
そんな傷をあいつは一瞬で再生させた。
「ア...。アア...。イタイ...。オマエカッ!!!」
気がつくと、私たちの目の前に超越者が迫っていた。
そして繰り出させる攻撃をエレナが受け止める。
早すぎる。
反応できなかった。
エレナ隊長がいなければ、私は死んだことにすら気づかなかっただろう。
「エレナ隊長!」
「私がやる、離れていろ!」
超越者から次々と繰り出される攻撃をエレナはギリギリのところでいなしている。
氷の鎧を作っては壊され、作っては壊され。
少しでも遅れたらエレナの体は大きく抉られてしまうだろう。
解放者の中で、エレナは決して弱い方ではない。
氷の鎧や氷の形によって自由自在に形を変える方舟。
攻守のバランスが最もとれた解放者だ。
そんな彼女が完全に押されている。
私も...私も何かしないと。
前のように逃げるのは嫌だ。
「エマ、だめだ。」
私も戦おうと一歩踏み出した時、フィンが私の肩を引っ張った。
「なんで!?このままじゃ、隊長が...。」
「俺たちじゃ足手纏いだ。俺たちが出るのは隊長が相手に大きなダメージを与えた時、もしくは隊長がやられた時だ。」
「でも...。」
それでも行こうとする私をフィンはより強く引っ張る。
「エマッ!あれを冷静に見てみろ!どうやったら俺たちがあの戦いで役に立つことができる?」
「・・・。」
フィンが指さす先では、エレナ隊長と超越者が激しく戦いを続けていた。
私とフィンが口論をしている間に、エレナ隊長の右腕は無くなり、氷で補って戦っている。
「どうだ、分かったか?」
「うん...。」
ーーー
私とフィンはエレナ隊長が戦うのを、ただ黙って見ていた。
エレナ隊長が作る絶好のタイミングを見逃さないために。
しかし、その絶好のタイミングがいつまで待っても来なかった。
エレナ隊長はどんどん超越者に押されていく。
先程まで残っていた彼女の左腕は既に無い。
「フィン....。」
「ああ、分かってる。隊長が負けたら、すぐに出る。」
フィンのその言葉から1分も経たないうちに、エレナ隊長は私たちの所まで吹き飛ばされた。
「エレナ隊長っ!」
「はっ、はっ、はっ、。」
良かった、息はある。
でも、もう戦える状態じゃない。
「フィン、超越者の状態は?」
「ダメージは入ってる。でも、まだまだ元気いっぱい、体力70%って感じだ。」
「私たちでいけそう?」
「分かりきった事を聞くなよ。100%無理だ。」
「最悪な状況ね。でも、やるしかない。」
私がそう言うと、フィンは私を突き飛ばした。
「俺が囮になる。エマ、君は逃げろ。」
フィンのその言葉を聞いた時、私の頭にはルーク君が浮かんだ。
あぁ、まただ。
また同じことの繰り返し。
また私のせいで誰かが傷ついてしまう。
「そんなのだめ!私も戦うわ!」
私のその言葉にフィンは首を横に振る。
「どちらかが囮になって、どちらかが逃げないと。俺と君とじゃ、逃げるのは君のほうが得意だ。それに、俺は他の覚醒者より目が良い。長く生き残れる。ほら、早くエレナ隊長を抱えて逃げるんだ。」
「私は、もう逃げない。」
「だめだ。」
「嫌よ。」
私が震える声で力強くそう言うと、フィンがフッと笑った。
「死ぬぞ?」
「逃げるよりマシ。」
方舟を構える。
「俺が囮なのは変わらない。君は俺が作った隙に全力で攻撃してくれ。隙を作れるかは分からないけど。」
「分かったわ。絶対にのがさない。」
「よし、行こうか。」
フィンが飛び出した。
超越者が出す無数の攻撃を紙一重でかわす。
私に注意を向けないよう、わざと近くで戦っている。
「っ...。」
私は固唾を飲んで、それを見守る。
フィンが作る一瞬の隙を決してのがさないように。
そしてフィンが戦い始めて数分が経った頃、その時は来た。
フィンが超越者の攻撃が自身に当たるのと同時に超越者の足を掴み、体勢を崩したのだ。
私は飛び出した。
体を出来る限り軽くし、最速で超越者に突っ込む。
そして最大重量にした大斧状の方舟を超越者の脳天めがけて振り下ろした。
ガコーンッという鈍い音が響く。
「はぁっ、はぁっ、...くそっ...。」
私の方舟は超越者の硬い皮膚を破り、左肩から胸の真ん中あたりまで食い込んでいた。
超越者はドス黒い血を吐いている。
しかし、命を奪うまでには至っていない。
「ウウッ、イタイナァァァァ」
超越者はそう叫ぶと、力づくで方舟を引き抜き、私ごと投げ飛ばした。
「ぐうっ!」
壁にぶつかると、骨が折れる音が聞こえた。
そして、そのまま地面に叩きつけられる。
意識が薄れていく。
やっぱり...ダメか...。
分かっていたことだけれど、ここまで強いとは。
どうせ死ぬのならルーク君のように...。
私は方舟を握りしめた。
「完全解...」
「おっと、それはちょっと待った。」
私が方舟の完全解放をしようとしたその時、聞き馴染みのある声が私を止めた。
目がかすみ、誰だかよく分からない。
「だれ...?」
目の前には前が見えなくなるほど大きな背中があった。
髭もじゃの顔がこちらを振り向く。
「エマちゃん、遅くなってすまない。もう大丈夫だ。」
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