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第28話 絶望
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「あ、ホントにいた。」
聞こえたのは透き通った綺麗な声。
先ほどの大きな音を聞いた後だからなのか、スッと耳の中に入ってくる。
声の主は空に浮かぶ真っ白の男。
髪、瞳、肌、全身が透けるほどに白い。
「全員、今すぐ逃げろ!」
その姿を見た隊長が叫んだ。
全員がノア化する。
隊長が叫んだからではない。
ノアの本能がそうさせたのだ。
そして本能で分かる。
アレは厄災、もしくはそれ以上の何か。
少なくとも、俺が戦ってきたどの厄災よりも圧倒的に強いことが分かる。
戦うのか、それとも隊長に従って逃げるのか、そもそも逃げることなんて可能なのか、様々な思考が頭を駆け巡った。
「隊長、あれは一体...。」
「あれは超越者...、いや、説明はあとだ。」
「戦いますか?」
「ダメだ、君たちは逃げろ。くそっ、超越者がいるなんて。」
隊長は空に浮かぶ真っ白の男から目を離さすことなく答えた。
冷静で笑顔を絶やすことの無かった隊長の笑顔は消え、表情は焦りで歪んでいる。
そんな隊長の様子を見たカンカリが一歩前に出た。
「俺も残る。」
「ダメだ、君も逃げるんだ。」
隊長がカンナリを制止する。
しかし、カンナリはそれを聞く様子はない。
「いや、残る。」
「ダメだって言ってるだろ!!!」
隊長の怒号が静かな部屋に響き渡った。
空気がビリビリと揺れ、カンナリは後退った。
「カンナリ、逃げましょう。」
俺はカンナリの肩を引っ張って、彼にそう言った。
アークでも屈指の実力者である隊長が俺たちに逃げろと言っている。
おそらく、あの真っ白な男は隊長ですら勝てるかどうか分からない相手なのだろう。
そんな相手と今から戦うのならば、俺たちは完全な足手纏い。
つまり、隊長からすれば俺たちは邪魔なのだ。
「...っ。」
「カンナリッ!」
「...分かった。」
意外にもカンナリはあっさりと引き下がってくれた。
彼も自分が足手纏いということを理解しているのだろう。
「隊長、俺たちは一度引きます。」
「あぁ、すぐにアークに報告してくれ。」
「分かりました。」
「あと、戦力が揃っていなかったら、無理に応援をよこさなくてもいいとも伝えろ。」
「....はい。」
隊長が言わんとしてることは分かる。
俺が時間を稼ぐからお前たちは逃げろ、隊長はそう言いたいのだ。
俺とエマ、そしてカンナリの3人は全てを理解した。
「じゃあ、行け!」
「はい。」
俺を先頭に、階段の方へ向かおうとした時だった。
先程まで後ろにいたはずの白い男は、俺たちの目の前に立っていた。
「逃がさないよ。」
男の右腕が光る。
そして気づくと、俺の目の前に迫っていた。
俺は反射で全身から白い炎を出した。
しかし、そんなものでは防ぐのは不可能だ。
あぁ…無理だ。
俺はここで死ぬのか…。
俺は死を覚悟し、目を閉じた。
衝撃音が聞こえた。
一度ではなく、何度も。
俺は自分の死を実感するのが怖くて、目を開けることが出来なかった。
時間にして数秒間。
再び静かになり、俺は恐る恐る目を開いた。
「えっ...。」
まず目に入ったのは俺に迫っていたはずの白い男。そして、恐怖で動けなくなっているエマとカンナリ。
あれ...、隊長はどこに...?
「弱っ。」
男はそう呟くと、何かを投げた。
その何かは地面で2度跳ね、ゴロゴロと俺の足元まで転がってきた。
まさか...。
おい、嘘だろ!?
俺は地面に転がるその何かに見覚えがあった。
白目を剥き、表情は歪んでいるが、俺の見間違ではない。
そう、隊長の頭だ。
それを見た瞬間、俺は無意識にありったけの炎を拳に集め、男に向かっていた。
隊長を殺された怒りもあった。
しかし、1番の理由はノアの本能だ。
今すぐ、こいつをここで殺せと頭の中で叫ばれた気がした。
「うおぉぉぉぉっ!!」
【聖炎ホーリーフレイム】
大きな炎の塊が男を襲う。
しかし、男はそんな俺の攻撃をあっさりと弾いた。
そして一瞬で俺の目の前まで迫った男は手刀を俺に向かって振り下ろした。
衝撃が走る。
同時に右肘から下の感覚が無くなった。
「ぐうぁっ、。」
血がボタボタと流れ、地面に広がる。
エマは一瞬の出来事を理解することができず、切断された俺の右腕を見ていた。
「ルークく...」
「エマさんっ!」
エマはビクッと反応し、俺の目を見た。
「っ...。」
「逃げて...ください。この傷では俺は逃げられません。俺が...時間を...稼ぎます。」
決心した。
俺が残り、時間を稼ぐ。
これがベスト。
最も多くの覚醒者が生き残る手段だ。
「でも...。」
「早くっ!!!!」
俺がそう叫ぶと、カンナリが俺の肩をポンっと叩いた。
「頼むぞ。」
カンナリから出たとは考えられない言葉。
彼も今のベストを理解しているのだ。
彼は、そう一言俺の耳元で呟き、抵抗するエマを抑えて無くなった城の天井から飛び降りていった。
よし、これでいい。
あとは少しでも長く、時間を稼ぐだけだ。
しかし、隊長を一瞬で殺した敵を俺がどうやって相手するのか。
考え得る方法は答えは1つだった。
【完全解放】
気づくと、俺はそう呟いていた。
そう、この方法しかない。
これなら一瞬だけでも隊長を超えられるかもしれない。
方舟がボコボコと音を立て、壊すことに特化した禍々しい形に変わる。
第二次覚醒が起こっていない覚醒者が完全解放をすると...どうなるんだっけ?
まあ、そんなことどうでもいい。
今はエマさんとカンナリを逃すことだけを考えよう。
こんな力が今までどこの隠れていたのか、腹の底から力が湧き、白い炎もこれまでにない勢いで燃え上がる。
俺は再度、男の方へと攻撃を放った。
男は簡単に避ける。
その間に俺は男との距離を詰め、拳を叩きつけた。
確かな感触。
ここまでしっかり当たれば、ダメージ0とはいかないだろう。
俺はこの状態で長くは戦えない。
今、この瞬間に全てを出し切る。
【聖爆...
ゴキッッッ
最期の攻撃を出そうとした時、何かが折れるような音と共に俺はバンランスを崩し、地面に叩きつけられた。
あれっ...。
急に体が...。
声も...出ない...。
「ふぅー、びっくりした。」
男の声が聞こえた。
「っ...」
「あー、ごめんごめん。流石に危なそうだったから咄嗟に首折っちゃったよ。」
男はしゃがみ、俺を覗き込んだそう言った。
「あ...う...」
「うん、もう終わり。」
男の手が俺の胸に触れる。
そして、男はゆっくりと手を胸に突き刺した。
口の中に大量の血が溢れる。
っ...。
息がっ...。
男の手が心臓に近づいていくのが分かる。
最悪の感覚だ。
「バイバイ。」
目の前が真っ暗になった。
聞こえたのは透き通った綺麗な声。
先ほどの大きな音を聞いた後だからなのか、スッと耳の中に入ってくる。
声の主は空に浮かぶ真っ白の男。
髪、瞳、肌、全身が透けるほどに白い。
「全員、今すぐ逃げろ!」
その姿を見た隊長が叫んだ。
全員がノア化する。
隊長が叫んだからではない。
ノアの本能がそうさせたのだ。
そして本能で分かる。
アレは厄災、もしくはそれ以上の何か。
少なくとも、俺が戦ってきたどの厄災よりも圧倒的に強いことが分かる。
戦うのか、それとも隊長に従って逃げるのか、そもそも逃げることなんて可能なのか、様々な思考が頭を駆け巡った。
「隊長、あれは一体...。」
「あれは超越者...、いや、説明はあとだ。」
「戦いますか?」
「ダメだ、君たちは逃げろ。くそっ、超越者がいるなんて。」
隊長は空に浮かぶ真っ白の男から目を離さすことなく答えた。
冷静で笑顔を絶やすことの無かった隊長の笑顔は消え、表情は焦りで歪んでいる。
そんな隊長の様子を見たカンカリが一歩前に出た。
「俺も残る。」
「ダメだ、君も逃げるんだ。」
隊長がカンナリを制止する。
しかし、カンナリはそれを聞く様子はない。
「いや、残る。」
「ダメだって言ってるだろ!!!」
隊長の怒号が静かな部屋に響き渡った。
空気がビリビリと揺れ、カンナリは後退った。
「カンナリ、逃げましょう。」
俺はカンナリの肩を引っ張って、彼にそう言った。
アークでも屈指の実力者である隊長が俺たちに逃げろと言っている。
おそらく、あの真っ白な男は隊長ですら勝てるかどうか分からない相手なのだろう。
そんな相手と今から戦うのならば、俺たちは完全な足手纏い。
つまり、隊長からすれば俺たちは邪魔なのだ。
「...っ。」
「カンナリッ!」
「...分かった。」
意外にもカンナリはあっさりと引き下がってくれた。
彼も自分が足手纏いということを理解しているのだろう。
「隊長、俺たちは一度引きます。」
「あぁ、すぐにアークに報告してくれ。」
「分かりました。」
「あと、戦力が揃っていなかったら、無理に応援をよこさなくてもいいとも伝えろ。」
「....はい。」
隊長が言わんとしてることは分かる。
俺が時間を稼ぐからお前たちは逃げろ、隊長はそう言いたいのだ。
俺とエマ、そしてカンナリの3人は全てを理解した。
「じゃあ、行け!」
「はい。」
俺を先頭に、階段の方へ向かおうとした時だった。
先程まで後ろにいたはずの白い男は、俺たちの目の前に立っていた。
「逃がさないよ。」
男の右腕が光る。
そして気づくと、俺の目の前に迫っていた。
俺は反射で全身から白い炎を出した。
しかし、そんなものでは防ぐのは不可能だ。
あぁ…無理だ。
俺はここで死ぬのか…。
俺は死を覚悟し、目を閉じた。
衝撃音が聞こえた。
一度ではなく、何度も。
俺は自分の死を実感するのが怖くて、目を開けることが出来なかった。
時間にして数秒間。
再び静かになり、俺は恐る恐る目を開いた。
「えっ...。」
まず目に入ったのは俺に迫っていたはずの白い男。そして、恐怖で動けなくなっているエマとカンナリ。
あれ...、隊長はどこに...?
「弱っ。」
男はそう呟くと、何かを投げた。
その何かは地面で2度跳ね、ゴロゴロと俺の足元まで転がってきた。
まさか...。
おい、嘘だろ!?
俺は地面に転がるその何かに見覚えがあった。
白目を剥き、表情は歪んでいるが、俺の見間違ではない。
そう、隊長の頭だ。
それを見た瞬間、俺は無意識にありったけの炎を拳に集め、男に向かっていた。
隊長を殺された怒りもあった。
しかし、1番の理由はノアの本能だ。
今すぐ、こいつをここで殺せと頭の中で叫ばれた気がした。
「うおぉぉぉぉっ!!」
【聖炎ホーリーフレイム】
大きな炎の塊が男を襲う。
しかし、男はそんな俺の攻撃をあっさりと弾いた。
そして一瞬で俺の目の前まで迫った男は手刀を俺に向かって振り下ろした。
衝撃が走る。
同時に右肘から下の感覚が無くなった。
「ぐうぁっ、。」
血がボタボタと流れ、地面に広がる。
エマは一瞬の出来事を理解することができず、切断された俺の右腕を見ていた。
「ルークく...」
「エマさんっ!」
エマはビクッと反応し、俺の目を見た。
「っ...。」
「逃げて...ください。この傷では俺は逃げられません。俺が...時間を...稼ぎます。」
決心した。
俺が残り、時間を稼ぐ。
これがベスト。
最も多くの覚醒者が生き残る手段だ。
「でも...。」
「早くっ!!!!」
俺がそう叫ぶと、カンナリが俺の肩をポンっと叩いた。
「頼むぞ。」
カンナリから出たとは考えられない言葉。
彼も今のベストを理解しているのだ。
彼は、そう一言俺の耳元で呟き、抵抗するエマを抑えて無くなった城の天井から飛び降りていった。
よし、これでいい。
あとは少しでも長く、時間を稼ぐだけだ。
しかし、隊長を一瞬で殺した敵を俺がどうやって相手するのか。
考え得る方法は答えは1つだった。
【完全解放】
気づくと、俺はそう呟いていた。
そう、この方法しかない。
これなら一瞬だけでも隊長を超えられるかもしれない。
方舟がボコボコと音を立て、壊すことに特化した禍々しい形に変わる。
第二次覚醒が起こっていない覚醒者が完全解放をすると...どうなるんだっけ?
まあ、そんなことどうでもいい。
今はエマさんとカンナリを逃すことだけを考えよう。
こんな力が今までどこの隠れていたのか、腹の底から力が湧き、白い炎もこれまでにない勢いで燃え上がる。
俺は再度、男の方へと攻撃を放った。
男は簡単に避ける。
その間に俺は男との距離を詰め、拳を叩きつけた。
確かな感触。
ここまでしっかり当たれば、ダメージ0とはいかないだろう。
俺はこの状態で長くは戦えない。
今、この瞬間に全てを出し切る。
【聖爆...
ゴキッッッ
最期の攻撃を出そうとした時、何かが折れるような音と共に俺はバンランスを崩し、地面に叩きつけられた。
あれっ...。
急に体が...。
声も...出ない...。
「ふぅー、びっくりした。」
男の声が聞こえた。
「っ...」
「あー、ごめんごめん。流石に危なそうだったから咄嗟に首折っちゃったよ。」
男はしゃがみ、俺を覗き込んだそう言った。
「あ...う...」
「うん、もう終わり。」
男の手が俺の胸に触れる。
そして、男はゆっくりと手を胸に突き刺した。
口の中に大量の血が溢れる。
っ...。
息がっ...。
男の手が心臓に近づいていくのが分かる。
最悪の感覚だ。
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目の前が真っ暗になった。
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