R18「僕の手から逃げる事は許さない!」狂愛夫に、塔の上に囚われているが意外と純愛心を持っている【短編集/読み切り】

K.A.

文字の大きさ
33 / 47
【注※男が、超・鬼畜(オチつき)】【[※]他所で未発表原稿】終盤に『コメディ』部分があるので、適当にしてください(連載上必要な部分)

[機械姦]「僕の手術を受ける君の身体は美しいよ」※終盤コメディ部分あり(オチの落差に注意)

しおりを挟む
「あは……はあ……はあ……エリオット……そ、それ……どうするつもり?
 まさかっ!」

「言っただろ? 胸と陰部の両方が、手術対象だと。
 陰核いんかくの反応実験は、準備と考えてもらいたい。次に行う手術の為に、君に濡れてもらう必要があったからね。
 さあ、陰部の手術を行える身体になったのかな――」

「は……あ……手で……エリオットの手で……ひ、ひろげて……ゆ、ゆび……ああ。
 はあああああああっ!
 し、舌……あああああ……はああ……い、いま、なめられると……あううう!」

「……指三本が、余裕で入るようだ。
 ほんの少しめてやっただけで、陰核いんかくを差し出すような仕草しぐさをしてしまうとはな。
 胸の谷間をさわってやったら、どんな反応を見せてくれるんだ?」

「いいいいいいっ!
 あはあは……はあああん。
 あはん……っ。
 も、もうやめて……エリオット……あははん」

「ほう。
 縛りつけられていなかったら、いったいどんな乱れた動きを見せてくれたのか――それはそれで面白そうな反応をしてくれたんじゃないか。
 アリス。
 器具の中に見える君の胸の先、さっきよりも大きくなっているのではないかな? つまんでみたら、きっと、しっかりとした弾力を感じられるのだろうが、ふふ、一人で楽しそうな君を見ていたら、僕も楽しみたくなってきたよ」

「は……ど、どうする気……あの……エリオット……私の足もとに立って、どうする……っ!」

「もう悟っているんじゃないか。
 ははっ。
 僕に相槌あいづちを打ってほしいんだろっ! 君が、自身の期待を高める為にな!
 分かった、分かった。
 教えてやろう。
 アリス、君は、拘束されたまま、僕に貫かれる。
 次に予定していたのは、今しがた手にしていたプラグを、君の奥に押し込む実験だったんだ。
 くくっ。
 君が実験を受けやすいように、僕のもので処置させてもらう。
 手術台に身体を押しあてられたまま、入れられるんだ。実験動物として扱われているアリスには、否応いやおうなしなどという言葉すら当てはまらない。
 それが当然であったと思い、今から僕を受け入れるんだっ!
 陰核いんかくをいたぶっていた機械はのけさせてもらうが、再び、胸の器具に犯された状態でのぞんでもらう!」

「ひぎゃあああんっ! あっ! あっ! ああっ! あああああああんっ!」

「アリス……腰も振れず……身体もよじれず……はあ……くく……機械に胸を吸われ続けながら……この僕に入れられ……ははっ……まさに実験材料だな……はあ……これも、手術の一つだと思い……はあ……ぼくが、はげしく動いたら……声をあげて反応しろ……出された時に、感じた刺激を……おしえてくれ……ああああああ」

「ああああああああっ!
 あんっ!
 あああああっ!
 ひぃいいいいっ!
 む、むねが……ああああああんっ!」

「……あははははっ!
 実に面白い……僕が果てたのちも、胸を犯されたままだったな……はははっ。
 余韻に浸る行為の代わりに――このまま君の陰部に、プラグを入れさせてもらう……あははっ!」

「あああっ!
 あ……あうっ!
 うごいて……き、機械、動いて……あああっ!
 はんっ!
 い、いや……こっちに、こないで……いや……ああああ、いれない……で……ああああああああっ!」

「アリス、楽しそうだな。
 全身が感じやすくなる手術を受けたのちに、女性の身体に刺激を与えるのに最適にカスタマイズされた器具を、陰部の奥に押し込まれるという趣向。
 気に入ってもらえたかね。
 僕の妻になったら、君が望むがままの快楽を与えてやると約束しよう」

「ああああっ!
 お、おか……し……くんっ!
 なか……ああああっ!
 なかで動いて……あああっ!」

「そんなに激しい反応をすると、僕にまた貫かれてしまうぞ。
 ふふふ。
 まあ、いい。
 それを、アリスは希求ききゅうしてくれているという事だ。
 ああ。
 それにしても、僕の『未来の妻』の今の姿は美しい。むごたらしいまでに枷によって身体の自由を奪われた上、思考する事すら許されず、僕を楽しませる為だけにもてあそばれている。
 だが、仕方がないと考えてくれ。
 天王寺アリスという女性は、この実験を受けるべきだ。
 エリオット・ジールゲンの伴侶はんりょとなり、毎夜、楽しんでほしい。
 その為に、この手術が必要だと考える。
 あはっはははっ。
 四肢拘束されて、機械に繋がったコードを胸と陰部につけられているさまは、本当にうるわしいよ!
 アリスが甘えた声でお願いしてくれれば、これからもこの部屋での楽しい時間を用意してあげよう」

「いあああ……えりお……っと……たすけ……ああああ!」

「さて、そろそろ準備が整ったようだ。再び、僕を受け入れてもらう処置を始めよう。
 もちろん、胸の器具は動いたままさ。
 そして、僕が為終しおえたのち、また、陰部の奥にプラグを押し入れてやろう。
 くくっ。
 そのプラグは、抜く時に、アリスの身体にさらなる快楽を与えるように設計されている。どれほどまでに気が狂った姿をさらしてくれるか楽しみだ。
 入れられたり、抜かれたり、君は、自由を奪われたまま手術を続けられ、反応を記録される。
 機械というのは、相手に対してむごいと思う感情を持たないのだよ! アリスは、非人道的な扱いを受けながら、泣き叫ばされるんだっ」

「ああああああああっ!
 あ……あ……ぬ、ぬかない……で……ああああぁああ!」

「そうだ!
 次にプラグを押しあてる時は、上から下にゆっくりと、君の割れている部分を裂いていく動作をするように、設定しておいてやろう。
 どうかな。
 被験者のわめきがまるで無視され、執刀されたのちに、身体の奥を機械にいじられるという事だ。
 あははははははっ!
 好きなだけ、実験台にされる気分を味わってくれ――」


* * * * *


「――なあ、竹内イチロウ。
 お前、ファミリー向けの温泉宿で、おすすめのところはあるか?」

「は?」

「『』か。
 なるほど、露天風呂に浮かんでいると思いのほか、風流なおもむきとなるな。実に、みやびだ。
 よし、竹内イチロウ。すぐに見繕ってくれ」

「はぁ?
 あの……閣下? えっと……書類上も、事実上も完全『未婚』で、ファミリー向けと無縁の竹内イチロウに、何を下知げちしていますか? は?
 ええっと……今まで、無言で端末に目を落としておられましたよね……また、あの女の――天王寺アリスの書いた小説を読まれていたという事でしょうか。
 え?
 温泉宿で、浴衣帯ゆかたおびを握って回すとか……そういう小説ですか?」

「タケ。
 お前、このエリオット・ジールゲンの側近中の側近の癖に、潜考せんこうする事ができんのか? まったく、大学時代からの長い付き合いでなければ、この場で斬り捨てているところだ。
 ふふ。まあ、いい。
 この小説の内容は、僕とアリスの二人だけの秘めごとだからな。お前が、内容について心付こころづくところがあるとしたら、それはそれで不忠ふちゅうさまといえる。
 低層階だ。
 こころみとして、アリスをこのタワー『スカイ・オブ・パーツ』の低層階に連れて行こうと思う。
 連れ戻してはや数年、僕の私邸扱いになっている高層階から、一度も外に出した事がないが――せっかく、アリスが『未来の夫』の僕に、熱い夜を求めてくれているんだ。応じないなどできるはずがない。
 素晴らしいっ!
 これほど、僕の支配欲を満たしながらアリスの身体を好きにしてよいなど! さっそく、今宵の夜伽よとぎで採用しようと考えたんだ。
 なあ?」

「は?
 な、なあ……と、言われましても……はぁ?
 あれ?
 温泉の話は、何だったのですか?
 この場で斬り捨てられる覚悟で発言しますが、この竹内イチロウでなくても、今のエリオット・ジールゲン閣下のお考えをみ取るのは、到底不可能ではないかと。
 と、とりあえず、天王寺アリスを低層階に移動させる件は、いさめさせていただきます。あの女を低層階行きのエレベータにのせるなど、そんな事をして、万に一つも逃亡されたら、閣下の御心おこころが激しく乱れると推測できます!」

「もちろん、ハイリスクなのは認識しているさ。
 だが、アリスを私邸内から出しても逃亡させない致し方を確立できれば、タワー『スカイ・オブ・パーツ』の外にも連れ出せるじゃないか。
 子はかすがいというが、ルイーナがいるおかげで、僕とアリスはすっかり『普通の両親』としてリビングでは過ごしているだろ。
 いつ、僕の軍事政権を転覆する作戦を実行に移してくるか分からぬ――天王寺アリスは、そんな危険人物ではあるが、可愛い息子の母。
 そう、僕には家族がいるんだ。
 行ってみたいんだ。家族で温泉旅行にな」

「……御意」

「竹内イチロウ。
 お前、その『御意』、僕に絶対服従しないつもりで使ったのだろ? 別懇べっこんにしている故、『仰せのままに』と堅苦しく応じる必要はないが、せめて『御意のとおりに』と言え。
 まったく、お前という奴は、大学の後輩であるという私的な繋がりがなければ、黄昏たそがれを見る機会を二度と与えてやらないところだ。
 今すぐ僕の執務室を去って、飲み干した自販機コーヒーのカップを握り潰しながら『ふざけるなっ』と言うつもりだと顔に書いてある様子を見せているぐらいなら、めいに従えっ。
 ルイーナの奴は、アイドル『Lunaルナ』として連れ出す時と同じく、ゲーム機でも与えておけば問題ないはずだ。母親のアリスが、電子目隠しで視力と聴力を奪われた上に、手枷に足枷で拘束された状態で車に同乗となるが――そこは、家長かちょうの僕が、口八丁くちはっちょうに言い丸める。
 家族旅行に行くとは、こういうものだと思い込ませてしまえば大丈夫だ。最初が肝心だ。
 ああ。
 スーツケースに、軍服を忘れずに入れていこう。宿での夜の為に必要かもしれん。
 タケ。
 まずは、今宵、アリスを低層階で楽しませてやろうと思う。今から僕にめいじられる通り、準備をしろ」

「あの……エリオット・ジールゲン閣下の大学の後輩として、言ってもいいですか?
 大学の頃の気分で、言ってもいいですか?
 閣下の事を、先輩と呼んでいた頃に戻ったような発言をしてもいいですか?」

「なんだ、竹内イチロウ。
 嫌な予感しかしないが、言ってみろ。
 世界の支配者たるこのエリオット・ジールゲンが、特別に差し許そう」

「では、遠慮なく。
 ――いいか!
 あの女の罠としか思えない、あおりまくりの色仕掛け文章に惑わされて、この竹内イチロウに迷惑をかけるなよ!
 大学の頃だって、酒の勝負で負けたり、カラオケボックスで倒されただろっ。
 薄いふすまの向こうであの女を押さえつけながら『騒いだら、君の息子が起きてしまうぞ』をやりたいと、私に言ってくるつもりだったんだろ? いつも進言してやっているが、後輩の私の前だからといって大学時代のノリを見せるな!
 あと、あんたら『未婚』夫婦の夜の楽しみの為に、この竹内イチロウがどれだけ苦労していると思っているんだっ! 買い出しや発注させられている私のにもなれっ。
 これ以上、私の手をわずらわせずに、真面目まじめという言葉の意味を考えながら軍事政権のトップという仕事をしてくれるか?
 黙って世界の制圧者として君臨していろ。
 いいなっ!」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

処理中です...