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〜36章〜
空飛ぶ鉄と緑
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「すげーなぁ!」
コーモスはハハハっと豪快に笑い隣に座るソルの肩を叩いた。
二人は今ジョレスパオラ郊外のだだっ広い草原の上をはやての如く飛んでいた。
時折、獣たちが群れをなして草原を横断しているのが見える。
ミッキー・シックスから頂戴した魔法の小舟はまるで自らの四肢と一体化したかのように、自由に大空を飛んでいる。と、コーモスは言っている。
魔法に守られているのか、吹き付ける風は二人を避けるように抜けていく。
「魔法ってほんとすごいね!」
ソルも笑いながら大声でそう返す。
「俺らが知ってる魔法とは比べ物にならないぜ!こんなの見たことねぇ!」
モモンガのモケは小舟の上をふんわりと漂い、時折滑空したりしてみせた。
その様子に空へ投げ出されてしまうのではないかとドキドキしながらも、モケは見事に風を受け止め気持ちよさそうにしている。
「不思議なことだらけだ。ここ最近、今まで想像したこともないことばかりだよ」
口元が緩みっぱなしのソルはニヤニヤと眼下に広がる広大な大地に目を向けていた。
「俺もだよ。すげーことばかりだ。フォスナの奴らなんてぶっ飛んでるやつばっかりでさ。お前がミッキーさんとどっか行ってる間、こっちはこっちですげー面白かったよ」
ニヤリと笑ったコーモスは一呼吸置いて付け足した。
「お前が浜に流れ着いてから、俺たちの村に来てくれてから驚きの連続だぜ」
彼なりの愛情表現だろうか。非現実的な状況に思わず本音がこぼれたのだろう。
その微妙なニュアンスを受け取ったソルは、恥ずかしさを隠すかのように親指をグッと立てそれに応えた。
スーッとその指にモケが止まる。
「おぉ。モケちゃん。落ちないように気をつけてね」
優しく頭を撫でるとくすぐったそうに目を細め、スッとソルの服のポケットへと大人しく収まった。
ポンポンとモケの収まったポケットを優しく叩いたソルはコーモスに質問を投げかけた。
「僕がミッキーさんと過ごしている間、コーモスはどこで何してたの?」
前方に大きな雲が漂っている。
船の軌道を上げ上手にその雲を交わしたコーモスは口を開いた。
「ヨキっていう人と一緒に過ごしてた。色々見せてもらったよ、フォスナの生活を」
何かを思い出したかのように笑うコーモスに興味を惹かれ、ソルは話の続きを待った。
「そのヨキって人がさ、めっちゃ面白くてさ。男のフォスニアンなんだけど、心は女なんだってさ。体はゴリゴリに大きいのに、なんか仕草は女らしくてさ。最初はあまりの大きさにビビっちまったんだけど、話してみるとめっちゃ優しくてしかもノリが良くて面白い人でさ」
体は男で心は女。聞いたことがある。
体が完全に機械化する前は、生物学的な性別と心理的な性別の不一致が稀に起こるって習ったっけ。
なかなか社会の理解が得られずに苦労することが多かった、と言ってた気がする。
そのヨキって人は逆風の中、それでも自分の使命を全うし、また新たな生を受けたんだな。
ソルはそのことを羨ましく思い、自分の使命はなんなんだろうか、と思い耽った。
「でさ、いろんな染め物とか焼き物とか見せてもらってさ。いわゆる職人技ってやつ?すごかったよ。俺は芸術なんてものはよくわからないけど、それでもパッと見ただけで何か感じたんだ。この皿には何かすごいエネルギーが充満してるって」
お前にも見せてやりたかったぜ、と笑うコーモスは前方に何か見つけた様子でその身を乗り出した。
「おい、あれ。・・・もうドゥロルパまで着いちまうぞ」
ソルも慌てて眼下を覗き込むと確かに前方にはドゥロルパの美しい街並みが広がっていた。
上から見るとそれはまるで一枚の葉のような形をしており、葉脈が伸びるかのように家々が立ち並んでいた。
「葉っぱみたいなんだね、ドゥロルパって」
わぁっと感心したように覗き込むソルの背中をコーモスがグイッと引っ張る。
「落ち着け。落っこちまうぞ」
ごめんごめん、としっかりと身を船内に収めたソルは笑った。
「俺も初めて知ったわ。さすが首都だなぁ。とことんって感じだな」
感心したように覗き込むコーモスはふと大きな、そして少し調子の外れた声で叫び出した。
「やまごえ~!」
突然の大声に驚いたソルは、そのすっきょんとうなコーモスの物言いに思わず吹き出した。
「あはは、何それ」
コーモスの性格に似つかわしくない叫びに腹を抱えて笑うソル。コーモスも負けじと腹を捻じ曲げ笑っている。
「いや、これさ。ヨキさんの決め台詞みたいな?俺がソルマルクの生活のことを話して聞かせるたびに『やまごえ~!』って指を振りながら叫ぶんだよ。こうやって。それが面白くって面白くって」
人差し指をピンっと突き立て、左右に振ってみせるコーモス。
ひとしきり腹を抱えて笑った後、二人は目の端に浮かんだ涙を拭い、ホッとため息を吐き出した。
「ヨキさんが話すとさ、どんなに辛いことでもなんかどうでもよくなっちゃうんだよな。なんかこう全てを受け止めて上手にいなす、みたいな。変わった人だったけどすごい人だったわ」
懐かしむようにそう話すコーモスであったが、今にも笑い出しそうなのを我慢するかのように口元をギリギリと締めている。
コーモスはコーモスで、色々大切なことを学んできたようだ。
ソルは自身のミッキー・シックスとの思い出を振り返り、心がホッと温まるのを感じた。
それからもうしばらく飛んでいくと、間も無くドゥロルパの上空へと辿り着いた。
「あっという間だったね」
ゆっくりと上空を旋回するようにクルクルと飛ぶ小舟の上で、ソルは高鳴る胸を抑えた。
コーモスもこれから直面する困難に緊張しているのだろうか。
ソルの問いかけに、声には出さずゆっくりと頷いた。
「街に直接降りるのはまずいと思う。・・・近くの海岸で見つかりずらそうなところに降りよう」
ドゥロルパの浜辺を少し過ぎたあたりの海辺に岩が迫り出している海岸を見つけた二人は、その場所を目指し一気に高度を下げた。
胸のポケットの中で静かな鼓動を繰り返していたモケが慌ただしくぐるぐると動き出す。
そっと開き中を確認するとキョロキョロと目を見開き、何か問いかけるような表情をした。
その頭を優しく撫でたソルは「そろそろ着くよ。しっかり隠れててね」と呟いた。
瞬きを二回ほど繰り返したモケは再びポケットの底へと身を埋めた。
その一連の動きに癒されたソルはそっと微笑んだ。
「そろそろだ」
コーモスの呼びかけに船の下を覗き込む。気がつけばどんどんと地面が近づいてきている。
やっとこの時が来た。
ルーナは無事だろうか。・・・きっと大丈夫だ。
待っててね。
ソルは硬く握りしめた拳をゆっくりと解き着陸に備えた。
コーモスはハハハっと豪快に笑い隣に座るソルの肩を叩いた。
二人は今ジョレスパオラ郊外のだだっ広い草原の上をはやての如く飛んでいた。
時折、獣たちが群れをなして草原を横断しているのが見える。
ミッキー・シックスから頂戴した魔法の小舟はまるで自らの四肢と一体化したかのように、自由に大空を飛んでいる。と、コーモスは言っている。
魔法に守られているのか、吹き付ける風は二人を避けるように抜けていく。
「魔法ってほんとすごいね!」
ソルも笑いながら大声でそう返す。
「俺らが知ってる魔法とは比べ物にならないぜ!こんなの見たことねぇ!」
モモンガのモケは小舟の上をふんわりと漂い、時折滑空したりしてみせた。
その様子に空へ投げ出されてしまうのではないかとドキドキしながらも、モケは見事に風を受け止め気持ちよさそうにしている。
「不思議なことだらけだ。ここ最近、今まで想像したこともないことばかりだよ」
口元が緩みっぱなしのソルはニヤニヤと眼下に広がる広大な大地に目を向けていた。
「俺もだよ。すげーことばかりだ。フォスナの奴らなんてぶっ飛んでるやつばっかりでさ。お前がミッキーさんとどっか行ってる間、こっちはこっちですげー面白かったよ」
ニヤリと笑ったコーモスは一呼吸置いて付け足した。
「お前が浜に流れ着いてから、俺たちの村に来てくれてから驚きの連続だぜ」
彼なりの愛情表現だろうか。非現実的な状況に思わず本音がこぼれたのだろう。
その微妙なニュアンスを受け取ったソルは、恥ずかしさを隠すかのように親指をグッと立てそれに応えた。
スーッとその指にモケが止まる。
「おぉ。モケちゃん。落ちないように気をつけてね」
優しく頭を撫でるとくすぐったそうに目を細め、スッとソルの服のポケットへと大人しく収まった。
ポンポンとモケの収まったポケットを優しく叩いたソルはコーモスに質問を投げかけた。
「僕がミッキーさんと過ごしている間、コーモスはどこで何してたの?」
前方に大きな雲が漂っている。
船の軌道を上げ上手にその雲を交わしたコーモスは口を開いた。
「ヨキっていう人と一緒に過ごしてた。色々見せてもらったよ、フォスナの生活を」
何かを思い出したかのように笑うコーモスに興味を惹かれ、ソルは話の続きを待った。
「そのヨキって人がさ、めっちゃ面白くてさ。男のフォスニアンなんだけど、心は女なんだってさ。体はゴリゴリに大きいのに、なんか仕草は女らしくてさ。最初はあまりの大きさにビビっちまったんだけど、話してみるとめっちゃ優しくてしかもノリが良くて面白い人でさ」
体は男で心は女。聞いたことがある。
体が完全に機械化する前は、生物学的な性別と心理的な性別の不一致が稀に起こるって習ったっけ。
なかなか社会の理解が得られずに苦労することが多かった、と言ってた気がする。
そのヨキって人は逆風の中、それでも自分の使命を全うし、また新たな生を受けたんだな。
ソルはそのことを羨ましく思い、自分の使命はなんなんだろうか、と思い耽った。
「でさ、いろんな染め物とか焼き物とか見せてもらってさ。いわゆる職人技ってやつ?すごかったよ。俺は芸術なんてものはよくわからないけど、それでもパッと見ただけで何か感じたんだ。この皿には何かすごいエネルギーが充満してるって」
お前にも見せてやりたかったぜ、と笑うコーモスは前方に何か見つけた様子でその身を乗り出した。
「おい、あれ。・・・もうドゥロルパまで着いちまうぞ」
ソルも慌てて眼下を覗き込むと確かに前方にはドゥロルパの美しい街並みが広がっていた。
上から見るとそれはまるで一枚の葉のような形をしており、葉脈が伸びるかのように家々が立ち並んでいた。
「葉っぱみたいなんだね、ドゥロルパって」
わぁっと感心したように覗き込むソルの背中をコーモスがグイッと引っ張る。
「落ち着け。落っこちまうぞ」
ごめんごめん、としっかりと身を船内に収めたソルは笑った。
「俺も初めて知ったわ。さすが首都だなぁ。とことんって感じだな」
感心したように覗き込むコーモスはふと大きな、そして少し調子の外れた声で叫び出した。
「やまごえ~!」
突然の大声に驚いたソルは、そのすっきょんとうなコーモスの物言いに思わず吹き出した。
「あはは、何それ」
コーモスの性格に似つかわしくない叫びに腹を抱えて笑うソル。コーモスも負けじと腹を捻じ曲げ笑っている。
「いや、これさ。ヨキさんの決め台詞みたいな?俺がソルマルクの生活のことを話して聞かせるたびに『やまごえ~!』って指を振りながら叫ぶんだよ。こうやって。それが面白くって面白くって」
人差し指をピンっと突き立て、左右に振ってみせるコーモス。
ひとしきり腹を抱えて笑った後、二人は目の端に浮かんだ涙を拭い、ホッとため息を吐き出した。
「ヨキさんが話すとさ、どんなに辛いことでもなんかどうでもよくなっちゃうんだよな。なんかこう全てを受け止めて上手にいなす、みたいな。変わった人だったけどすごい人だったわ」
懐かしむようにそう話すコーモスであったが、今にも笑い出しそうなのを我慢するかのように口元をギリギリと締めている。
コーモスはコーモスで、色々大切なことを学んできたようだ。
ソルは自身のミッキー・シックスとの思い出を振り返り、心がホッと温まるのを感じた。
それからもうしばらく飛んでいくと、間も無くドゥロルパの上空へと辿り着いた。
「あっという間だったね」
ゆっくりと上空を旋回するようにクルクルと飛ぶ小舟の上で、ソルは高鳴る胸を抑えた。
コーモスもこれから直面する困難に緊張しているのだろうか。
ソルの問いかけに、声には出さずゆっくりと頷いた。
「街に直接降りるのはまずいと思う。・・・近くの海岸で見つかりずらそうなところに降りよう」
ドゥロルパの浜辺を少し過ぎたあたりの海辺に岩が迫り出している海岸を見つけた二人は、その場所を目指し一気に高度を下げた。
胸のポケットの中で静かな鼓動を繰り返していたモケが慌ただしくぐるぐると動き出す。
そっと開き中を確認するとキョロキョロと目を見開き、何か問いかけるような表情をした。
その頭を優しく撫でたソルは「そろそろ着くよ。しっかり隠れててね」と呟いた。
瞬きを二回ほど繰り返したモケは再びポケットの底へと身を埋めた。
その一連の動きに癒されたソルはそっと微笑んだ。
「そろそろだ」
コーモスの呼びかけに船の下を覗き込む。気がつけばどんどんと地面が近づいてきている。
やっとこの時が来た。
ルーナは無事だろうか。・・・きっと大丈夫だ。
待っててね。
ソルは硬く握りしめた拳をゆっくりと解き着陸に備えた。
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