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〜12章〜
ルナシリス童話
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昔々、小さな星に『ヒト』は生まれました。
七色に輝く美しい星には、たくさんの生き物が手を取り合い、仲良く暮らしていました。
新たに生まれついた『ヒト』は、広大に広がる世界に心を震わせ、その命に感謝しました。
その生き物たちは『ヒト』を歓迎し、すぐに共に手を取り合うようになりました。
空を見上げると真っ青な空に鳥が羽ばたき、黄金に輝く大地はどこまでも果てしなく続いています。
森に聳え立つ大きな樹にはリスが歌い、鹿や犬などがその音色に耳を澄ませています。
海や川を覗いてみると、そこにはキラキラと輝く魚が群れを成して優雅に踊っていました。
聳え立つ山は銀色に輝き、優しく見守ってくれています。
広すぎる世界を隅々まで探検した『ヒト』は、木陰に身を預けこの美しい世界の住人になれたことを、心から感謝しました。
束の間の休憩の後、すっと涼しげな風が頬をくすぐりました。
空を見上げると、先ほどまで澄んだ青色だった空は消え、今では橙色に輝いています。
慌てて森を抜けると、なんと今度は空が真っ赤に輝いているではありませんか。
つい先ほどまで、歌ったり踊ったり、命の息吹を満々と吹かせていた生き物たちは、今では息を潜め静かに何かを待っているようでした。
地平線に太陽が飲み込まれる頃、世界は少しずつ闇に飲み込まれていきました。
闇を恐れた『ヒト』は涙を流し、『何者』かに助けを求めました。
するとすぐに優しい光がその足元を照らし、そっと抱きしめてくれました。
恐る恐る顔を上げると、そこには無数に輝く星々が微笑んでいました。
その中でひときわ輝く巨大な月が言いました。
何も心配いらないよ。ゆっくりおやすみ。
その言葉に安心した『ヒト』はゆっくりと瞳を閉じて、深い眠りに落ちていくのでした。
突如、深い眠りから引き離された『ヒト』は、大地が怯えているのを感じました。
慌てて起き上がると再び世界は闇に包まれていました。 星たちはどこに行ってしまったのだろう。あの優しく大きな月は? 空に問いかけると返事はなく、分厚い雲が蠢き、ピリピリと地上の者たちを威嚇していました。
怯える大地の揺れが段々と大きくなっていきます。
ふと、東の空に目を向けると、まるで何かから逃げるかのように、闇が少しずつ消えていきます。
その様子に目を凝らしていると、その闇を切り裂くように巨大な影がこちらへ向かって歩いてくるではありませんか。
暁が訪れ、その巨大な影が少しずつ照らし出されます。
『ヒト』は恐る恐るその影を見上げました。
そこには、全身が真っ黒に妖しく光る巨影神が仁王立ちしていました。
その巨影神は自らを『アイアス』と呼びました。
スベテヲサシダセ
巨影神『アイアス』の目が真っ赤に光り、やがてその赤い光がドロドロと溢れ出しました。
それは空を覆い尽くし、森を焼き、大地を割りました。
辺りは一瞬にして炎に包まれ、『ヒト』はあっという間に逃げ場を無くしました。
友達だった星や月、狐や猿など、『ヒト』の大切なものは、一瞬にして消えて無くなってしまったのです。
怒りよりも先に、恐怖が『ヒト』の心を支配しました。
助けて。
『ヒト』はまたしても、思わず『何者か』に助けを求めました。
巨影神『アイアス』はこちらに向かって歩いてきます。
そして巨影神『アイアス』の目が再び真っ赤に燃え始めます。
大きく地面が揺れ、銀色に輝く山が崩れ始めました。
『ヒト』はその様子を眺め、絶望にも似たため息をつきました。
あぁ、全て失うんだ。
夢も希望も友達も、そしてこの命も。
自身の死を覚悟した『ヒト』は静かに目を閉じました。
その瞬間、さっと優しい風が全身を吹き抜けていきました。
その風は暖かくて、優しくて、まるで心がふわりと羽になったかのようでした。
あぁ、もう一度この世界に生まれてきたい。
清々しい気持ちでそっと目を開けると、辺りは静まり返っています。
世界を蹂躙していた巨影神『アイアス』は消え失せていました。
ふと気配を感じ西の空へと目を向けると、そこには七色に輝く宝石を纏った巨大な獣が空を舞っていました。
どこか悲しげに、ゆらりゆらりと天を舞っています。
あなたが助けてくれたの?
その巨神獣は返事を返してはくれませんでした。
七色の宝石が強い光を放ち始めたかと思うと、やがて砕け散ってしまいました。
その宝石の欠片が星を覆うかのように散らばっていきます。
ツミヲツグナイシメイヲハタセ
そう言い残し、巨神獣は天に登っていきました。
巨神獣の消えた空には大きな虹がかかり、やがて焼け焦げた大地を慰めるかのように、雨が降り始めました。
その雨は実に十三日間にも及び降り続けました。
全てが母なる大地に還るのと同じように、『ヒト』もまた、長い眠りへとつきました。
やがて、悠久の時を経て、大地の傷が癒える頃、一つの命が生まれました。
それは、新しい『ヒト』でした。
その無垢の命は、生まれたばかりの孤独に一人、声を上げて泣きました。
誰も抱きしめてはくれませんでした。
泣きつかれた『ヒト』はふと空を見上げました。
そこには満点の星空が輝いています。
あぁ、僕は一人じゃなかったんだ。
なんて美しいのだろう。
・・・・
それでも、何かが足りない。
『ヒト』は少しずつ記憶を取り戻し始めていました。
もっと空は広かった。
もっと大地は果てしなかった。
もっと海は深かった。
もっと友達がたくさんいた。
何より、この星はもっと美しかった。
交錯する現実と記憶の波に押しやられ、『ヒト』は正気を失いかけ、そっと涙するのでした。
そうして何日もの間、もしかしたら何年もの間、『ヒト』はひたすら涙を流し続けました。
やがて、涙も枯れ果て今にも錆びつきそうな『ヒト』の前に、一輪の花が咲きました。
新たに生を受けたその花は、純粋で好奇心に溢れ、自身の生を存分に燃やしています。
新芽の萌ゆる命を目の当たりにした『ヒト』は心の中に何かが渦巻いているのを感じ取りました。
『ヒト』は頬に残った涙の跡を拭い隠し、勇気を出して花に話しかけました。
何してるの?
そっと振り返った花は言います。
夢を見ているの。
花はそっと笑い手を差し出しました。
やがてその花に導かれるままに『ヒト】は旅に出ました。
どこに行くの?
わからない。
花はそっと笑います。
何のために?
使命を果たすため。
花はまたしてもそっと笑います。
『ヒト』にはよくわかりませんでした。ただ、自身の命が高揚するのを感じとりました。
使命を果たすんだ。
二人は手を取り合い、凍てつく銀山を越え、黄金に輝く砂丘を渡り、大陸を越えました。
神様が落とした宝石の欠片が、二人を導いてくれていたので、決して道に迷うことはありませんでした。
さまざまな困難が二人の前に立ちはだかりましたが、その度に二人は手を取り合いその困難を乗り越えてきました。
気がつけば故郷を捨て、果てしない旅を続けてきました。
ふと郷愁に駆られた『ヒト』でしたが、振り返ることはしませんでした。
使命を果たすため。
使命が何なのかはわかりません。
それでも、命を燃やし生きること。それを教えてくれた花のために、歩き続けました。
悲しみはとうに無くなっていました。
今はただ、その花が求める何かを見つけるためだけに、ただ一心に歩みを進めます。
あくる日の黄昏時、小高い丘の上に辿り着いた花はそっと呟きました。
やっと見つけた。
そこには何もありません。
何を見つけたの?
そう尋ねると、花はそっと微笑み静かに言った。
目を閉じて。
『ヒト』は言われるがままに目を閉じました。
どのくらいの間、目を閉じていたでしょうか。
そっと目を開けると、そこには一本の木が生えていました。
逝ってしまった。
花はもう二度と言葉を発することはありませんでした。
大樹となった花の幹にそっと身を預け、花との思い出を心に浮かべました。
すーっと一筋の涙が頬を伝いました。
もう隠す必要もありません。
とめどなく流れる涙をそのままに、笑い声をあげ泣きました。
やがてすぐに涙も枯れ、疲れ果てた『ヒト』はそっと目を閉じて耳を澄まします。
すると、花の声が心の中で響き渡りました。
ついに夢が叶った。
花のその言葉に、最後の一滴が頬を伝いました。
その瞬間、パッと瞼の裏で何かが爆ぜました。
思わず目を開けると、そこには大きな大きな虹がかかっているではありませんか。
とてつもなく鮮やかな色彩が星を彩り大地を照らしています。
星は取り戻したのです。
ゆっくりと優しく包み込むように抱きしめてくれる花。
やがて、いつの間にか『ヒト』は花と一つになっていました。
あぁ、やっとこれで眠れる。
露を纏った花の葉が、虹を反射していつまでもキラキラと輝いていました。
ありがとう。
二人はそっと目を閉じて、深い深い眠りへと落ちていくのでした。
七色に輝く美しい星には、たくさんの生き物が手を取り合い、仲良く暮らしていました。
新たに生まれついた『ヒト』は、広大に広がる世界に心を震わせ、その命に感謝しました。
その生き物たちは『ヒト』を歓迎し、すぐに共に手を取り合うようになりました。
空を見上げると真っ青な空に鳥が羽ばたき、黄金に輝く大地はどこまでも果てしなく続いています。
森に聳え立つ大きな樹にはリスが歌い、鹿や犬などがその音色に耳を澄ませています。
海や川を覗いてみると、そこにはキラキラと輝く魚が群れを成して優雅に踊っていました。
聳え立つ山は銀色に輝き、優しく見守ってくれています。
広すぎる世界を隅々まで探検した『ヒト』は、木陰に身を預けこの美しい世界の住人になれたことを、心から感謝しました。
束の間の休憩の後、すっと涼しげな風が頬をくすぐりました。
空を見上げると、先ほどまで澄んだ青色だった空は消え、今では橙色に輝いています。
慌てて森を抜けると、なんと今度は空が真っ赤に輝いているではありませんか。
つい先ほどまで、歌ったり踊ったり、命の息吹を満々と吹かせていた生き物たちは、今では息を潜め静かに何かを待っているようでした。
地平線に太陽が飲み込まれる頃、世界は少しずつ闇に飲み込まれていきました。
闇を恐れた『ヒト』は涙を流し、『何者』かに助けを求めました。
するとすぐに優しい光がその足元を照らし、そっと抱きしめてくれました。
恐る恐る顔を上げると、そこには無数に輝く星々が微笑んでいました。
その中でひときわ輝く巨大な月が言いました。
何も心配いらないよ。ゆっくりおやすみ。
その言葉に安心した『ヒト』はゆっくりと瞳を閉じて、深い眠りに落ちていくのでした。
突如、深い眠りから引き離された『ヒト』は、大地が怯えているのを感じました。
慌てて起き上がると再び世界は闇に包まれていました。 星たちはどこに行ってしまったのだろう。あの優しく大きな月は? 空に問いかけると返事はなく、分厚い雲が蠢き、ピリピリと地上の者たちを威嚇していました。
怯える大地の揺れが段々と大きくなっていきます。
ふと、東の空に目を向けると、まるで何かから逃げるかのように、闇が少しずつ消えていきます。
その様子に目を凝らしていると、その闇を切り裂くように巨大な影がこちらへ向かって歩いてくるではありませんか。
暁が訪れ、その巨大な影が少しずつ照らし出されます。
『ヒト』は恐る恐るその影を見上げました。
そこには、全身が真っ黒に妖しく光る巨影神が仁王立ちしていました。
その巨影神は自らを『アイアス』と呼びました。
スベテヲサシダセ
巨影神『アイアス』の目が真っ赤に光り、やがてその赤い光がドロドロと溢れ出しました。
それは空を覆い尽くし、森を焼き、大地を割りました。
辺りは一瞬にして炎に包まれ、『ヒト』はあっという間に逃げ場を無くしました。
友達だった星や月、狐や猿など、『ヒト』の大切なものは、一瞬にして消えて無くなってしまったのです。
怒りよりも先に、恐怖が『ヒト』の心を支配しました。
助けて。
『ヒト』はまたしても、思わず『何者か』に助けを求めました。
巨影神『アイアス』はこちらに向かって歩いてきます。
そして巨影神『アイアス』の目が再び真っ赤に燃え始めます。
大きく地面が揺れ、銀色に輝く山が崩れ始めました。
『ヒト』はその様子を眺め、絶望にも似たため息をつきました。
あぁ、全て失うんだ。
夢も希望も友達も、そしてこの命も。
自身の死を覚悟した『ヒト』は静かに目を閉じました。
その瞬間、さっと優しい風が全身を吹き抜けていきました。
その風は暖かくて、優しくて、まるで心がふわりと羽になったかのようでした。
あぁ、もう一度この世界に生まれてきたい。
清々しい気持ちでそっと目を開けると、辺りは静まり返っています。
世界を蹂躙していた巨影神『アイアス』は消え失せていました。
ふと気配を感じ西の空へと目を向けると、そこには七色に輝く宝石を纏った巨大な獣が空を舞っていました。
どこか悲しげに、ゆらりゆらりと天を舞っています。
あなたが助けてくれたの?
その巨神獣は返事を返してはくれませんでした。
七色の宝石が強い光を放ち始めたかと思うと、やがて砕け散ってしまいました。
その宝石の欠片が星を覆うかのように散らばっていきます。
ツミヲツグナイシメイヲハタセ
そう言い残し、巨神獣は天に登っていきました。
巨神獣の消えた空には大きな虹がかかり、やがて焼け焦げた大地を慰めるかのように、雨が降り始めました。
その雨は実に十三日間にも及び降り続けました。
全てが母なる大地に還るのと同じように、『ヒト』もまた、長い眠りへとつきました。
やがて、悠久の時を経て、大地の傷が癒える頃、一つの命が生まれました。
それは、新しい『ヒト』でした。
その無垢の命は、生まれたばかりの孤独に一人、声を上げて泣きました。
誰も抱きしめてはくれませんでした。
泣きつかれた『ヒト』はふと空を見上げました。
そこには満点の星空が輝いています。
あぁ、僕は一人じゃなかったんだ。
なんて美しいのだろう。
・・・・
それでも、何かが足りない。
『ヒト』は少しずつ記憶を取り戻し始めていました。
もっと空は広かった。
もっと大地は果てしなかった。
もっと海は深かった。
もっと友達がたくさんいた。
何より、この星はもっと美しかった。
交錯する現実と記憶の波に押しやられ、『ヒト』は正気を失いかけ、そっと涙するのでした。
そうして何日もの間、もしかしたら何年もの間、『ヒト』はひたすら涙を流し続けました。
やがて、涙も枯れ果て今にも錆びつきそうな『ヒト』の前に、一輪の花が咲きました。
新たに生を受けたその花は、純粋で好奇心に溢れ、自身の生を存分に燃やしています。
新芽の萌ゆる命を目の当たりにした『ヒト』は心の中に何かが渦巻いているのを感じ取りました。
『ヒト』は頬に残った涙の跡を拭い隠し、勇気を出して花に話しかけました。
何してるの?
そっと振り返った花は言います。
夢を見ているの。
花はそっと笑い手を差し出しました。
やがてその花に導かれるままに『ヒト】は旅に出ました。
どこに行くの?
わからない。
花はそっと笑います。
何のために?
使命を果たすため。
花はまたしてもそっと笑います。
『ヒト』にはよくわかりませんでした。ただ、自身の命が高揚するのを感じとりました。
使命を果たすんだ。
二人は手を取り合い、凍てつく銀山を越え、黄金に輝く砂丘を渡り、大陸を越えました。
神様が落とした宝石の欠片が、二人を導いてくれていたので、決して道に迷うことはありませんでした。
さまざまな困難が二人の前に立ちはだかりましたが、その度に二人は手を取り合いその困難を乗り越えてきました。
気がつけば故郷を捨て、果てしない旅を続けてきました。
ふと郷愁に駆られた『ヒト』でしたが、振り返ることはしませんでした。
使命を果たすため。
使命が何なのかはわかりません。
それでも、命を燃やし生きること。それを教えてくれた花のために、歩き続けました。
悲しみはとうに無くなっていました。
今はただ、その花が求める何かを見つけるためだけに、ただ一心に歩みを進めます。
あくる日の黄昏時、小高い丘の上に辿り着いた花はそっと呟きました。
やっと見つけた。
そこには何もありません。
何を見つけたの?
そう尋ねると、花はそっと微笑み静かに言った。
目を閉じて。
『ヒト』は言われるがままに目を閉じました。
どのくらいの間、目を閉じていたでしょうか。
そっと目を開けると、そこには一本の木が生えていました。
逝ってしまった。
花はもう二度と言葉を発することはありませんでした。
大樹となった花の幹にそっと身を預け、花との思い出を心に浮かべました。
すーっと一筋の涙が頬を伝いました。
もう隠す必要もありません。
とめどなく流れる涙をそのままに、笑い声をあげ泣きました。
やがてすぐに涙も枯れ、疲れ果てた『ヒト』はそっと目を閉じて耳を澄まします。
すると、花の声が心の中で響き渡りました。
ついに夢が叶った。
花のその言葉に、最後の一滴が頬を伝いました。
その瞬間、パッと瞼の裏で何かが爆ぜました。
思わず目を開けると、そこには大きな大きな虹がかかっているではありませんか。
とてつもなく鮮やかな色彩が星を彩り大地を照らしています。
星は取り戻したのです。
ゆっくりと優しく包み込むように抱きしめてくれる花。
やがて、いつの間にか『ヒト』は花と一つになっていました。
あぁ、やっとこれで眠れる。
露を纏った花の葉が、虹を反射していつまでもキラキラと輝いていました。
ありがとう。
二人はそっと目を閉じて、深い深い眠りへと落ちていくのでした。
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