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『エルフ国』について
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『エルフ国』は正式国名を『世界樹共和国』と言い、『ユグドラシルの十長老』と呼ばれる十人の長老を代表とする複数種族の共存する共和国である。
【『ユグドラシルの十長老』について】
●オメテオトル:ノヴァステカ種族
ユグドラシルの十長老の一人。天上都市オメヨカンに住まう。
元ネタとしては、アステカ神話の創造神オメテオトル。 別名オメテクトリ(Ometecutli)またはオメシワトル(Omecihuatl)。
その名は「二面性の神」を意味し、 対立する二つ(男と女、光と闇、秩序と混沌、静と動、是と非など)を兼ね備えた完全なる存在。
「身近なるものの神」、「環の中にいる者」、「我らの肉の男神にして女神」など数多くの異名をもち、神の中の神「万物の主」として崇められた。
ケツァルコアトルやテスカトリポカなどの神々を生み出した後、創造をやめ、 世界を創造する役目を自身の子供(神)達に譲った。 そして天の最上部で、神々と世界と人間が移ろいゆく所を、ただ静かに見守り続けているという。
●トラロック:ノヴァステカ種族
ユグドラシルの十長老の一人。天上都市オメヨカン付近の山の洞窟に住まう。
雨の神。メソアメリカ文明の宗教で広く信仰された雨と雷(稲妻)の神。ヌウアルピリ(Nuhualpilli)とも呼ばれる。トラロックは山の中の洞窟に住むと考えられ、大地に含まれる水とも関係が深いと考える見方もある。
●ホルダ:白エルフ種族
ユグドラシルの十長老の一人。妖精の女王。
元ネタとしては、Der Marner という13世紀のローレライ伝説の妖精女王ホルダです。
ローレライの岩の下にはニーベルングの黄金が眠っていると伝えているが、この話は、妖精の女王ホルダの伝承と関連がある。13世紀の伝説には、髪を梳(す)く女王ホルダの姿がなまめしく、ホルダを見た者は視界を失い、ホルダの声に見せられたという話があります。彼女はおそらく、フレンシュタインで髪を梳いており、彼女を見た者は視界を失って、訳も分からずに彼女の声に魅了されてしまうのであろう。この伝説は、クレメンス・ブレンターノが、自身の作として1801年に発表した "Godwi" という小説の作中の "Zu Bacharach am Rheine" という詩で有名な神話群の仲間入りをした。
●オベロン・アーサー・ペンドラゴン:白エルフ種族
ユグドラシルの十長老の一人。妖精王であり、都市の警備隊スプリガンズの隊長。
元ネタとしてはシェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』からです。
オーベロンまたはオベロン(Oberon、Auberon)は、中世およびルネサンス期の文学・伝承上の妖精王である。
1590年代半ばに書かれたウィリアム・シェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』の登場人物としてよく知られており、作品中では妖精の女王タイターニアの王配とされている。
●コニラヤ・ビラコチャ(クニラヤ):シンインカ種族
ユグドラシルの十長老の一人。
元ネタとしては、ペルー南部の高地で創造神として崇められていた。白人であご鬚をたくわえた大柄な男性として表される。
彼はアンデスの人々に慈愛や親愛について説き、灌漑水路の作り方や家畜の飼い方などを教え、また、行く先々で数多の病人を癒したという。
ペルー中部高地のワロチリ地方の神話に出てくる神。
4人いたとされた創造神の一人。
言葉を発するだけで、村や高地や畑を作り出したという。
●ウッコ:ニュースオミ
ユグドラシルの十長老の一人。
元ネタとしては、フィンランド神話中の主神であり、天空・天気・農作物(収穫期)とその他の自然の事象を司る神でもある。現在のフィンランド語の「雷 (ukkonen)」がウッコの名前から派生したように、雷を司る事でも知られている。雷神としてのウッコは、彼のもつウコンバサラと呼ばれるハンマーから、稲光を発したという。
●タイオワ:ネイチャメリカ種族
ユグドラシルの十長老の一人。
元ネタとしては、ホピ族の神話の創造主タイオワ。ホピの神話の中では、世界は3世代にわたる過去を持ち、今は第4世代を生きている事になっています。
第1世代「火」、第2世代「氷」、第3世代「水」にそれぞれ人間は生きました。人口が増え文明が発展すると創造主タイオワへの信仰を忘れるものが多くなり、次第に人間は堕落していったのです。その度にタイオワは世界を滅ぼして作り変えました。タイオワに選ばれた信仰深い者たちとあらゆる動物はこの破壊から救われて次の世界を担ったのです。
●エーギル:海エルフ種族
ユグドラシルの十長老の一人。
元ネタとしてはギリシャ神話の海の神であるエーギルからです。
彼は波飛沫を思わせる白髪・白髭の姿をしているといわれる。 船に噛みついて破壊することがあり、詩では「エーギルのあぎと」という表現もあるという。
●フラカン:ネオマヤ種族
ユグドラシルの十長老の一人。
元ネタとしては、マヤ神話に登場する風、嵐、火などを司る創造神。ウラカンとも。
●カーネ・ミロハイ:ノイポリ種族
ユグドラシルの十長老の一人。
元ネタとしては、ハワイ4大神カーネ。ペレの弟。ハワイ神話の生殖の神で、その中でもカーネはクー、ロノ、カナロアと共に4大神をなす。ポリネシア神話ではターネ(Tāne)に相当する。
【種族について】
●ノヴァステカ種族
アステカ神話の種族。中心都市は『天上都市オメヨカン』。
●ネオマヤ種族
マヤ神話の種族。中心都市は『樹上都市トゥラン』。
●シンインカ種族
インカ神話の種族。中心都市は『空中都市マチュピチュ』。
●ネイチャメリカ種族
アメリカ先住民の神話の種族。中心都市は『ミタクェ・オヤシン』
『ミタクエ・オヤシン』は、ラコタ族の言葉。で、「私につながるすべてのものたちよ」という意味。
●ニュースオミ種族
フィンランド神話の種族。中心都市は『黄金都市エル・ドラード』。
スオミ (Suomi) とは、. フィンランド語でフィンランドそのものを表す。
●ノイポリ種族
ハワイ神話やポリネシア神話の種族。
●海エルフ種族
海に棲むエルフ種族。
●白エルフ種族。
一般的なエルフ種族。
●黒エルフ種族
黒いエルフ。北欧神話の闇のエルフ。空には「アルフヘイム(エルフの故郷)」と呼ばれる土地がある。「光のエルフ」と呼ばれる人々がそこに住んでいる。しかし、「闇のエルフ」は地下に住み、外見は彼らと違っているが、中身はもっと違っている。光のエルフは太陽よりも明るいが、闇のエルフはピッチよりも黒い。
●レッドキャップ種族
遥か過去に戦時に活躍した英雄の種族だった。
●アマゾネス種族
商集団の種族。
元ネタとしてはギリシャ神話のアマゾーンから。また、宅配や販売が得意だという設定は企業のアマゾンからです。
アマゾーンは馬を飼い慣らし戦闘を得意とする狩猟民族だったと言われる。最初に馬を飼い慣らしたともいわれ、騎馬民族であったようだ。アマゾーンは弓の他に、槍や斧、スキタイ風の半月型の盾で武装した騎士として、ギリシア神話中多くの戦闘に参加している。
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