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俺はやはり人気者だ
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「悟!昨日のテレビみたか?」
クラスメイトの1人が話しかけてくる
「見たよ。あれだろ。ドッキリの奴だろ?」
「そうそう、さすが悟。なんでも見てるよなぁ」
「黄泉嶋君、ここの問題教えて欲しいんだけど…」
クラスメイトの1人が話しかけてくる
「ここの問題難しいよなぁ。ここはXにここの数を代入するといいんだぜ」
「なるほど!ありがとう。さすが黄泉嶋君だね。」
「さっちん今日遊び行こうぜ。」
クラスメイトの1人が話しかけてくる
「悪いな。今日はちと用事があってな。また今度にしてくれ。」
「そうなのか、残念だなぁ。まぁまた今度一緒に行こうや」
俺は控えめに言ってこのクラスの人気者である。何故それが断言できるかって?俺には人の心を読む力がある。人の表情や仕草、癖などを見抜いて心を読むなんてチャチなものではない。正真正銘聞こえるのだ。『こころの声』というやつが。
しかも人間というのは単純なもので自分に共感しかつ協力的なものには好感を抱くようにできている。
この能力を使えば人気を取るなんて朝飯前なのだ。
キーンコーンカーンコーン
始業のチャイムが鳴る。それぞれクラスの人間が席につく。朝のホームルームが始まる。
「みんなおはようございまーす」
そう言いながら入ってきたのは1ーAの担任水瀬葵である。ほんわかしておりふわふわ系の女性でありそのため校内でも人気が高い。しかも美人であるため多くの生徒は葵ちゃんと呼んでいる。水瀬先生はいつものようにテキパキと連絡を言い終えると
「黄泉嶋くーん、ホームルームが終わったら先生と一緒に来てちょうだい。」
「わかりました!」
と俺は快く答えた。外面はよくするに越したことはないからな。
「悟なんかしたのかー!」
そうクラスメイトの1人が言うとクラス中がどっと湧いた。
「やかましい、やっとらんわ」
と笑いながら言い返すともっとクラス中が湧いた。
やはり俺はクラスの人気者である
クラスメイトの1人が話しかけてくる
「見たよ。あれだろ。ドッキリの奴だろ?」
「そうそう、さすが悟。なんでも見てるよなぁ」
「黄泉嶋君、ここの問題教えて欲しいんだけど…」
クラスメイトの1人が話しかけてくる
「ここの問題難しいよなぁ。ここはXにここの数を代入するといいんだぜ」
「なるほど!ありがとう。さすが黄泉嶋君だね。」
「さっちん今日遊び行こうぜ。」
クラスメイトの1人が話しかけてくる
「悪いな。今日はちと用事があってな。また今度にしてくれ。」
「そうなのか、残念だなぁ。まぁまた今度一緒に行こうや」
俺は控えめに言ってこのクラスの人気者である。何故それが断言できるかって?俺には人の心を読む力がある。人の表情や仕草、癖などを見抜いて心を読むなんてチャチなものではない。正真正銘聞こえるのだ。『こころの声』というやつが。
しかも人間というのは単純なもので自分に共感しかつ協力的なものには好感を抱くようにできている。
この能力を使えば人気を取るなんて朝飯前なのだ。
キーンコーンカーンコーン
始業のチャイムが鳴る。それぞれクラスの人間が席につく。朝のホームルームが始まる。
「みんなおはようございまーす」
そう言いながら入ってきたのは1ーAの担任水瀬葵である。ほんわかしておりふわふわ系の女性でありそのため校内でも人気が高い。しかも美人であるため多くの生徒は葵ちゃんと呼んでいる。水瀬先生はいつものようにテキパキと連絡を言い終えると
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と俺は快く答えた。外面はよくするに越したことはないからな。
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そうクラスメイトの1人が言うとクラス中がどっと湧いた。
「やかましい、やっとらんわ」
と笑いながら言い返すともっとクラス中が湧いた。
やはり俺はクラスの人気者である
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