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ロックマン5 ブルースの罠!?(カプコン・1992年)
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プレイ時期:1995年ごろ
ソフト入手:友人に借りる(後に中古で買う)
クリア状況:エンディングまで
おすすめ度:★★★
*
シリーズ5作目。今回は目立った新システムはないが、溜め撃ちの仕様が変更され、範囲が広くなった(見た目も派手になった)一方で、ダメージを受けると溜めが解除されるという弱点が追加された。
今までにないタイプのサポートメカとして鳥型ロボットのビートが登場、自動的に画面内の敵を追尾してくれる。各ステージに隠されたパネル(久々にプレイしたらストーンマンステージのものが見つからずに攻略を見てしまった)を8枚集めると解禁される隠し武器的なもので、終盤のボス相手に特に刺さるようになっている。
客観的にはシリーズの中でも低難易度に含まれるのだろうが、個人的にはなぜか苦手意識がある。例えばクリスタルマンステージで上からクリスタルが落ちてくるところ。久しぶりにプレイしたら何度もゲームオーバーになってしまった。スタークラッシュでバリアを張れば安全に通過できるのだが。
雑魚ボスともに無敵時間やバリア、位置取りなどで「攻撃できないタイミング」が目立ち、爽快感に欠けるのが難点。せめて弱点武器で貫通できればよかったのに(ビートやウォーターウェーブで一部バリアを素通りできるくらいか)。重力を操るはずのグラビティホールドがシールドで防がれるのも納得いかない。
全体的に回復アイテムが多く、特にステージ内で死ぬとエディーが再びアイテムを持ってくるようになるのでE缶を稼ぎやすい。さらに武器エネルギーも回復するM缶も追加され、「1個しか持てず、持っている間は出現しない」ということに気づいてしまうと終盤のエネルギー管理がかなり楽になる。その分、敵の攻撃も全体的に激しいのでこちらも派手に武器を使わせていくゲームデザインなのだと思われる。
ただ、ボスに対する特効武器がかなりしょぼい。バスターの溜め撃ちが強いぶんだけ余計にそう感じる。弱点攻撃のダメージが一律で3点か4点なのはどう考えてもおかしく、接近戦を余儀なくされるチャージキック、そもそも当てにくいパワーストーンを始めとして、割に合わない能力がかなり多い。この傾向は前作から引き継いでいるが、武器自体の使い勝手が悪くなったので余計にいびつに感じる。
溜め撃ちを効率的に使うために攻撃を避け、さらに弾を当てられるタイミングを見切ることで大幅な時間短縮が可能で、そういった意味ではストイックなアクションゲームらしく進化しているのかも知れない。ただクリアして終わりというだけではなく、本来なら味わい甲斐のあるゲームなのだろう。触れるタイミング次第ではシリーズで一番好きな作品になっていた可能性はある。
ソフト入手:友人に借りる(後に中古で買う)
クリア状況:エンディングまで
おすすめ度:★★★
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シリーズ5作目。今回は目立った新システムはないが、溜め撃ちの仕様が変更され、範囲が広くなった(見た目も派手になった)一方で、ダメージを受けると溜めが解除されるという弱点が追加された。
今までにないタイプのサポートメカとして鳥型ロボットのビートが登場、自動的に画面内の敵を追尾してくれる。各ステージに隠されたパネル(久々にプレイしたらストーンマンステージのものが見つからずに攻略を見てしまった)を8枚集めると解禁される隠し武器的なもので、終盤のボス相手に特に刺さるようになっている。
客観的にはシリーズの中でも低難易度に含まれるのだろうが、個人的にはなぜか苦手意識がある。例えばクリスタルマンステージで上からクリスタルが落ちてくるところ。久しぶりにプレイしたら何度もゲームオーバーになってしまった。スタークラッシュでバリアを張れば安全に通過できるのだが。
雑魚ボスともに無敵時間やバリア、位置取りなどで「攻撃できないタイミング」が目立ち、爽快感に欠けるのが難点。せめて弱点武器で貫通できればよかったのに(ビートやウォーターウェーブで一部バリアを素通りできるくらいか)。重力を操るはずのグラビティホールドがシールドで防がれるのも納得いかない。
全体的に回復アイテムが多く、特にステージ内で死ぬとエディーが再びアイテムを持ってくるようになるのでE缶を稼ぎやすい。さらに武器エネルギーも回復するM缶も追加され、「1個しか持てず、持っている間は出現しない」ということに気づいてしまうと終盤のエネルギー管理がかなり楽になる。その分、敵の攻撃も全体的に激しいのでこちらも派手に武器を使わせていくゲームデザインなのだと思われる。
ただ、ボスに対する特効武器がかなりしょぼい。バスターの溜め撃ちが強いぶんだけ余計にそう感じる。弱点攻撃のダメージが一律で3点か4点なのはどう考えてもおかしく、接近戦を余儀なくされるチャージキック、そもそも当てにくいパワーストーンを始めとして、割に合わない能力がかなり多い。この傾向は前作から引き継いでいるが、武器自体の使い勝手が悪くなったので余計にいびつに感じる。
溜め撃ちを効率的に使うために攻撃を避け、さらに弾を当てられるタイミングを見切ることで大幅な時間短縮が可能で、そういった意味ではストイックなアクションゲームらしく進化しているのかも知れない。ただクリアして終わりというだけではなく、本来なら味わい甲斐のあるゲームなのだろう。触れるタイミング次第ではシリーズで一番好きな作品になっていた可能性はある。
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