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ロックマン(カプコン・1987年)
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プレイ時期:2000年ごろ
ソフト入手:中古で1000円ほどで購入
クリア状況:エンディングまで(裏技なし)
おすすめ度:★★★
*
シリーズ1作目だが、私がプレイしたのはファミコンで出たシリーズでは一番最後であった。1作目にして最難関という評価は伊達ではなかったが、それでもシリーズで鍛えられたので、思ったほどは苦労はせずにクリアした覚えがある。ステージは少ないがパスワードがなく、電源を入れたら最初からなのが地味にきつい。
次回作以降から入ると、無限に稼げる・稼いでも特典がない・ハイスコアが記録されないと、三拍子揃って全く意味のないスコアシステムが印象に残る。本当になんのために入れたんだろうか、当初はアーケードでやろうとしてた名残?
また、2以降とは異なりトゲに当たると無敵時間だろうが問答無用で即死する。こちらのほうが自然といえば自然なのだが、2以降は無敵時間というゲーム上の都合を活かして攻略できるように敢えて仕様がいじられており、このあたりはセンスのある改変だと思った。
相性が分かりにくく、特にアイスマンに火が効かないのは意外だった。もっとも数が少ないから総当たりも楽なのだが。移動用アイテムであるマグネットビームは非常に癖が強く、特にワイリーステージでは操作性の悪さも前提にした垂直上りをやらされるのが意地悪な感じ。
武器についてはハイパーボムだけ極端に利用局面が少ないというか、再戦のガッツマンでしか使い所が思いつかない。ガッツアームもかなり微妙というか、敵のときはそうだったように岩を呼び出せてもよかったのにと思う。敵との比較でいえば、ハイパーボムも敵のときは爆弾自体にも当たり判定があったのに。敢えて使いづらくされてるのが悪印象。
セレクトボタンでポーズをかけることで無敵時間が消失し、範囲が広いサンダービームなどが多段ヒットするという裏技があるのだが、とりあえずそれに頼らずにクリア。イエローデビルよりもコピーロックマンよりも、CWU-01P(水中をぐるぐる回る奴)に苦戦した。岩を当て損ねたらゲームオーバー待ちである。
武器ではファイヤーストームが一番好き。接触も含めた多段ヒットや、バリア代わりに使えるのが良い。ワイリーステージでも大活躍で、特に「接近してジャンプしつつ下からコピーロックマンに当てる」という戦術を自力で思いついたときは嬉しかった。
しかしそれよりも、最終ステージの難易度が印象に残る。ワイリーの前座として、ボス4体と回復無しの連戦である。どちらかといえばノーガード殴り合いになりがちなのも厳しい。4戦を勝ち抜けば、次は死んでもワイリーからなのだが。
次回作以降は、最終面はボスのみになって緊張感が無くなったと思う。コンティニューすればそのうちクリアできると思って気を抜きがちである。4つのワイリーステージもそれぞれ異なるタイプの難しさがあり、一作目でありながら非常に練られたバランスを感じるのであった。妙な慣性のある操作系など、爽快感にはやや欠けるのでシリーズの中ではどうしても一歩劣るという評価を下さざるを得ないのだが。
ソフト入手:中古で1000円ほどで購入
クリア状況:エンディングまで(裏技なし)
おすすめ度:★★★
*
シリーズ1作目だが、私がプレイしたのはファミコンで出たシリーズでは一番最後であった。1作目にして最難関という評価は伊達ではなかったが、それでもシリーズで鍛えられたので、思ったほどは苦労はせずにクリアした覚えがある。ステージは少ないがパスワードがなく、電源を入れたら最初からなのが地味にきつい。
次回作以降から入ると、無限に稼げる・稼いでも特典がない・ハイスコアが記録されないと、三拍子揃って全く意味のないスコアシステムが印象に残る。本当になんのために入れたんだろうか、当初はアーケードでやろうとしてた名残?
また、2以降とは異なりトゲに当たると無敵時間だろうが問答無用で即死する。こちらのほうが自然といえば自然なのだが、2以降は無敵時間というゲーム上の都合を活かして攻略できるように敢えて仕様がいじられており、このあたりはセンスのある改変だと思った。
相性が分かりにくく、特にアイスマンに火が効かないのは意外だった。もっとも数が少ないから総当たりも楽なのだが。移動用アイテムであるマグネットビームは非常に癖が強く、特にワイリーステージでは操作性の悪さも前提にした垂直上りをやらされるのが意地悪な感じ。
武器についてはハイパーボムだけ極端に利用局面が少ないというか、再戦のガッツマンでしか使い所が思いつかない。ガッツアームもかなり微妙というか、敵のときはそうだったように岩を呼び出せてもよかったのにと思う。敵との比較でいえば、ハイパーボムも敵のときは爆弾自体にも当たり判定があったのに。敢えて使いづらくされてるのが悪印象。
セレクトボタンでポーズをかけることで無敵時間が消失し、範囲が広いサンダービームなどが多段ヒットするという裏技があるのだが、とりあえずそれに頼らずにクリア。イエローデビルよりもコピーロックマンよりも、CWU-01P(水中をぐるぐる回る奴)に苦戦した。岩を当て損ねたらゲームオーバー待ちである。
武器ではファイヤーストームが一番好き。接触も含めた多段ヒットや、バリア代わりに使えるのが良い。ワイリーステージでも大活躍で、特に「接近してジャンプしつつ下からコピーロックマンに当てる」という戦術を自力で思いついたときは嬉しかった。
しかしそれよりも、最終ステージの難易度が印象に残る。ワイリーの前座として、ボス4体と回復無しの連戦である。どちらかといえばノーガード殴り合いになりがちなのも厳しい。4戦を勝ち抜けば、次は死んでもワイリーからなのだが。
次回作以降は、最終面はボスのみになって緊張感が無くなったと思う。コンティニューすればそのうちクリアできると思って気を抜きがちである。4つのワイリーステージもそれぞれ異なるタイプの難しさがあり、一作目でありながら非常に練られたバランスを感じるのであった。妙な慣性のある操作系など、爽快感にはやや欠けるのでシリーズの中ではどうしても一歩劣るという評価を下さざるを得ないのだが。
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