14 / 57
プロ野球ファミリースタジアム(ナムコ・1986年)
しおりを挟む
プレイ時期:1980年代
ソフト入手:親戚から本体ごともらう
クリア状況:ほぼ対戦モードのみ
おすすめ度:★★
*
言わずと知れた初代「ファミスタ」である。最初期に触れたゲームの一つ。当時も今も野球にはほとんど興味がなく、主に対戦相手として兄弟に求められる形でプレイしていた。
とはいえ、全く野球を知らなくても簡単操作でプレイできるのは偉い。むしろこのゲームで野球のルールを覚えた。実際に野球をしたことなんて数えるほどしかなかったが(ファミコン直撃世代の頃は、まだ子供のやるスポーツとして野球が人気だったようだが)。
「野球はファミスタで覚えた」というのは90年代当時ですら多数派で、少年野球チームや野球部にでも所属しない限り野球をする機会そのものがなかったということは、若手教師にすら驚かれたことがある。70年代生まれと80年代生まれの世代間断絶の代表的な例かも知れない。実はファミコンブームと野球ブームというのは重なっており、調べてみると野球ゲームが非常に多かったりするのである。
最初は、得点が入る仕組みすらわからなかった。同じホームランでも点が違うのはなんでだろう、とか本気で不思議に思いながらプレイしていた。そのうちランナーの概念を知り、盗塁を仕掛けてみたりするわけだ。ファミスタファンの間では俊足の「ぴの」が有名らしいが、あまり覚えていない(初代では代打でしか出てこないようだ)。
セ・リーグは全チームいるのにパ・リーグはまともに出てるのがライオンズだけで、チームFはファイターズと見せかけてフーズフーズ(Foods、つまり食品会社である日本ハムとロッテの合同チーム)だったりするのは時代を感じる。
本作でかっこいいと思っているのは、最初の一球を投げる時はBGMがまだ流れないこと。それがキャッチャーに捕球されるか、打った後にセーフかアウト、あるいはファールかホームランになってからようやくBGMが流れ始める。シンプルだけど臨場感たっぷりで好きだった。
BGMといえば「ダッシュケイオウ」のメロディを、このゲームのせいで間違って覚えていた(ループ部分をアレンジしている)のもいい思い出である。
ソフト入手:親戚から本体ごともらう
クリア状況:ほぼ対戦モードのみ
おすすめ度:★★
*
言わずと知れた初代「ファミスタ」である。最初期に触れたゲームの一つ。当時も今も野球にはほとんど興味がなく、主に対戦相手として兄弟に求められる形でプレイしていた。
とはいえ、全く野球を知らなくても簡単操作でプレイできるのは偉い。むしろこのゲームで野球のルールを覚えた。実際に野球をしたことなんて数えるほどしかなかったが(ファミコン直撃世代の頃は、まだ子供のやるスポーツとして野球が人気だったようだが)。
「野球はファミスタで覚えた」というのは90年代当時ですら多数派で、少年野球チームや野球部にでも所属しない限り野球をする機会そのものがなかったということは、若手教師にすら驚かれたことがある。70年代生まれと80年代生まれの世代間断絶の代表的な例かも知れない。実はファミコンブームと野球ブームというのは重なっており、調べてみると野球ゲームが非常に多かったりするのである。
最初は、得点が入る仕組みすらわからなかった。同じホームランでも点が違うのはなんでだろう、とか本気で不思議に思いながらプレイしていた。そのうちランナーの概念を知り、盗塁を仕掛けてみたりするわけだ。ファミスタファンの間では俊足の「ぴの」が有名らしいが、あまり覚えていない(初代では代打でしか出てこないようだ)。
セ・リーグは全チームいるのにパ・リーグはまともに出てるのがライオンズだけで、チームFはファイターズと見せかけてフーズフーズ(Foods、つまり食品会社である日本ハムとロッテの合同チーム)だったりするのは時代を感じる。
本作でかっこいいと思っているのは、最初の一球を投げる時はBGMがまだ流れないこと。それがキャッチャーに捕球されるか、打った後にセーフかアウト、あるいはファールかホームランになってからようやくBGMが流れ始める。シンプルだけど臨場感たっぷりで好きだった。
BGMといえば「ダッシュケイオウ」のメロディを、このゲームのせいで間違って覚えていた(ループ部分をアレンジしている)のもいい思い出である。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
令和の中学生がファミコンやってみた
矢木羽研
青春
令和5年度の新中学生男子が、ファミコン好きの同級生女子と中古屋で遭遇。レトロゲーム×(ボーイミーツガール + 友情 + 家族愛) 。懐かしくも新鮮なゲーム体験をあなたに。ファミコン世代もそうでない世代も楽しめる、みずみずしく優しい青春物語です!
第一部・完! 今後の展開にご期待ください。カクヨムにも同時掲載。

リアル男子高校生の日常
しゅんきち
エッセイ・ノンフィクション
2024年高校に入学するしゅんの毎日の高校生活をのぞいてみるやつ。
ほぼ日記です!短いのもあればたまに長いのもだしてます。
2024年7月現在、軽いうつ状態です。
2024年4月8日からスタートします!
2027年3月31日完結予定です!
たまに、話の最後に写真を載せます。
挿入写真が400枚までですので、400枚を過ぎると、古い投稿の挿入写真から削除します。[話自体は消えません]
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


⚠️作品を使用する際の注意点をまとめました⚠️
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
エッセイ・ノンフィクション
プロフィールが書ける箇所の文字数が少なすぎるので、こちらに私の作品を使用する際の注意点をまとめてみました。

隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)
チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。
主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。
ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。
しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。
その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。
「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」
これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる