私が遊んだファミコンソフト

矢木羽研

文字の大きさ
上 下
5 / 57

本将棋 内藤九段将棋秘伝(セタ・1985年)

しおりを挟む
 プレイ時期:1980年代
 ソフト入手:親戚から本体ごともらう
 クリア状況:平手でクリア(?)
 おすすめ度:★

 *

 最初期にプレイしたソフトの一つ。将棋のルールは、祖父などから教えてもらうのと並行してこのゲームで覚えた気がする。このゲームについて一つの記事を作ってまで語ることはあまりない気がするが、頑張って書いてみる。

 とりあえず演出は悪くないというか、駒をパチンと置く効果音や、ほとんど思考時間無しで流れるように指す敵CPのテンポの良さなど、細かいところに気を使っているのが見て取れる。対局中はBGM無しというのも大正解。

 当時はなかなか勝てなかった。いや、実際に勝てたのかどうかも怪しい。最善手をカニングして勝利画面を見るのは簡単だが、それではクリアしたことにならないだろう。

 なぜか二人対戦ができない。実際に対戦ができたら、ルールがあやふやだった頃に兄弟で指したりするのに都合がよかったのになぁと思う。かといって他のハードも含めて、より優れた将棋ソフトを買おうとまでは思わなかった。子供の頃は羽生さんブームとかで将棋がそこそこ流行っていた覚えがある。

 将棋は(例えば有名な棋士が出てくるたびに)定期的に「できるようになりたい」と思い、図書館で本を読んだりネットなどで情報を調べたりするのだが、どうしても相手の手を読むのが難しい。特に相手に持ち駒があると、次の一手の選択肢が膨大になってしまうので見落としばかりになる。上手い人はこのあたりで択を絞ったりしているのだろうか。

 まあ、これまでもこれからも、私は「将棋の駒の動かし方と基本ルールだけはわかる人間」として生きていくのだろうと思う。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

令和の中学生がファミコンやってみた

矢木羽研
青春
令和5年度の新中学生男子が、ファミコン好きの同級生女子と中古屋で遭遇。レトロゲーム×(ボーイミーツガール + 友情 + 家族愛) 。懐かしくも新鮮なゲーム体験をあなたに。ファミコン世代もそうでない世代も楽しめる、みずみずしく優しい青春物語です!  第一部・完! 今後の展開にご期待ください。カクヨムにも同時掲載。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち

ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。 クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。 それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。 そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決! その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。

リアル男子高校生の日常

しゅんきち
エッセイ・ノンフィクション
2024年高校に入学するしゅんの毎日の高校生活をのぞいてみるやつ。 ほぼ日記です!短いのもあればたまに長いのもだしてます。 2024年7月現在、軽いうつ状態です。 2024年4月8日からスタートします! 2027年3月31日完結予定です! たまに、話の最後に写真を載せます。 挿入写真が400枚までですので、400枚を過ぎると、古い投稿の挿入写真から削除します。[話自体は消えません]

歌舞伎町キャッチの世界『のぶながグループ』

歌舞伎町の案内人
エッセイ・ノンフィクション
一般人は知らない世界。 歌舞伎町の女性引き専門キャッチ(ホストに案内)の10年間の闇の話やホストの裏話。今は辞めて普通の一般人の僕の体験談。

独裁者・武田信玄

いずもカリーシ
歴史・時代
歴史の本とは別の視点で武田信玄という人間を描きます! 平和な時代に、戦争の素人が娯楽[エンターテイメント]の一貫で歴史の本を書いたことで、歴史はただ暗記するだけの詰まらないものと化してしまいました。 『事実は小説よりも奇なり』 この言葉の通り、事実の方が好奇心をそそるものであるのに…… 歴史の本が単純で薄い内容であるせいで、フィクションの方が面白く、深い内容になっていることが残念でなりません。 過去の出来事ではありますが、独裁国家が民主国家を数で上回り、戦争が相次いで起こる『現代』だからこそ、この歴史物語はどこかに通じるものがあるかもしれません。 【第壱章 独裁者への階段】 国を一つにできない弱く愚かな支配者は、必ず滅ぶのが戦国乱世の習い 【第弐章 川中島合戦】 戦争の勝利に必要な条件は第一に補給、第二に地形 【第参章 戦いの黒幕】 人の持つ欲を煽って争いの種を撒き、愚かな者を操って戦争へと発展させる武器商人 【第肆章 織田信長の愛娘】 人間の生きる価値は、誰かの役に立つ生き方のみにこそある 【最終章 西上作戦】 人々を一つにするには、敵が絶対に必要である この小説は『大罪人の娘』を補完するものでもあります。 (前編が執筆終了していますが、後編の執筆に向けて修正中です)

秘密のキス

廣瀬純一
青春
キスで体が入れ替わる高校生の男女の話

処理中です...