私が遊んだファミコンソフト

矢木羽研

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本将棋 内藤九段将棋秘伝(セタ・1985年)

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 プレイ時期:1980年代
 ソフト入手:親戚から本体ごともらう
 クリア状況:平手でクリア(?)
 おすすめ度:★

 *

 最初期にプレイしたソフトの一つ。将棋のルールは、祖父などから教えてもらうのと並行してこのゲームで覚えた気がする。このゲームについて一つの記事を作ってまで語ることはあまりない気がするが、頑張って書いてみる。

 とりあえず演出は悪くないというか、駒をパチンと置く効果音や、ほとんど思考時間無しで流れるように指す敵CPのテンポの良さなど、細かいところに気を使っているのが見て取れる。対局中はBGM無しというのも大正解。

 当時はなかなか勝てなかった。いや、実際に勝てたのかどうかも怪しい。最善手をカニングして勝利画面を見るのは簡単だが、それではクリアしたことにならないだろう。

 なぜか二人対戦ができない。実際に対戦ができたら、ルールがあやふやだった頃に兄弟で指したりするのに都合がよかったのになぁと思う。かといって他のハードも含めて、より優れた将棋ソフトを買おうとまでは思わなかった。子供の頃は羽生さんブームとかで将棋がそこそこ流行っていた覚えがある。

 将棋は(例えば有名な棋士が出てくるたびに)定期的に「できるようになりたい」と思い、図書館で本を読んだりネットなどで情報を調べたりするのだが、どうしても相手の手を読むのが難しい。特に相手に持ち駒があると、次の一手の選択肢が膨大になってしまうので見落としばかりになる。上手い人はこのあたりで択を絞ったりしているのだろうか。

 まあ、これまでもこれからも、私は「将棋の駒の動かし方と基本ルールだけはわかる人間」として生きていくのだろうと思う。
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