片田舎の稲穂~愛の重たい兄上に困っています~

ルーレシア帝国、帝国歴1680年ー帝国は王太子夫妻の襲撃を引き金に隣国サルバトール王国へ宣戦布告をしたー

それから5年、片田舎の平民は元より辺境伯までもが徴兵されて行った。

「兄上、行ってしまわれるのですか?」

片田舎を収める辺境伯の息子、ライフォードも幼い弟を残し旅立ちを家族に惜しまれながら戦争へ行ってしまう。

だが実はライフォードは愛の重たい兄でネモをこよなく愛していた。

あれから月日は流れ10年、16歳になったその弟ネモは領主となり自分の髪の毛を売ってまで民に飯を食わせるので精一杯だった。

だが、兄ライフォードの正体は・・・・・・で、ネモを待ち受けるのは22歳になった兄ライフォードからの重たい愛のみだった。






━━━━━━━━━━━━━━━
ご愛読ありがとうございます。

基本1日2話更新で10時、20時に1話ずつを予定していますがまだ学生の上変なこだわりがある為不定期になる恐れがあります。

その時はお知らせ致します。
既に公開されている話もちょこちょこ読み直し加筆修正を行っているため表現が変わります。誤字脱字には気をつけておりますがひんぱんにございますのでご了承ください。

コメント、いいね、ブックマークなど励みになりますのでお気軽にどうぞ。

引き続き作品をよろしくお願いいたします。
24h.ポイント 156pt
1,750
小説 7,427 位 / 190,000件 BL 1,751 位 / 24,563件

あなたにおすすめの小説

虚弱で大人しい姉のことが、婚約者のあの方はお好きなようで……

くわっと
恋愛
21.05.23完結 ーー 「ごめんなさい、姉が私の帰りを待っていますのでーー」 差し伸べられた手をするりとかわす。 これが、公爵家令嬢リトアの婚約者『でも』あるカストリアの決まり文句である。 決まり文句、というだけで、その言葉には嘘偽りはない。 彼の最愛の姉であるイデアは本当に彼の帰りを待っているし、婚約者の一人でもあるリトアとの甘い時間を終わらせたくないのも本当である。 だが、本当であるからこそ、余計にタチが悪い。 地位も名誉も権力も。 武力も知力も財力も。 全て、とは言わないにしろ、そのほとんどを所有しているこの男のことが。 月並みに好きな自分が、ただただみっともない。 けれど、それでも。 一緒にいられるならば。 婚約者という、その他大勢とは違う立場にいられるならば。 それだけで良かった。 少なくとも、その時は。

終演エチュード

坂巻
ミステリー
これは私がまだ中学生だった頃のお話。 学校で発生したのは不審者侵入そして黒板破損事件。 どうしても犯人が気になる当時の私が相談に向かったのは、音楽用品店で店番をする大学生のお姉さんだった。 一体誰があんなことをやったのか、どんな意図があるのか。 砂時計を片手に、お姉さんは可能性の一つを探る。

★★★★★★六つ星ユニークスキル【ダウジング】は伝説級~雑魚だと追放されたので、もふもふ白虎と自由気ままなスローライフ~

いぬがみとうま
ファンタジー
■あらすじ 主人公ライカは、この国始まって以来、史上初の六つ星ユニークスキル『ダウジング』を授かる。しかし、使い方がわからずに、西の地を治める大貴族である、ホワイトス公爵家を追放されてしまう。 森で魔獣に襲われている猫を助けた主人公。実は、この猫はこの地を守護する伝説の四聖獣『白虎』であった。 この白虎にダウジングの使い方を教わり、自由気ままなスローライフを求めてる。しかし、待ち構えていたのは、度重なり降りかかる災難。それは、ライカがダウジングで無双していく日々の始まりであった。

今さら、私に構わないでください

ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。 彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。 愛し合う二人の前では私は悪役。 幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。 しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……? タイトル変更しました。

捨てられ令嬢の恋

白雪みなと
恋愛
「お前なんかいらない」と言われてしまった子爵令嬢のルーナ。途方に暮れていたところに、大嫌いな男爵家の嫡男であるグラスが声を掛けてきてーー。

[完結]病弱を言い訳に使う妹

みちこ
恋愛
病弱を言い訳にしてワガママ放題な妹にもう我慢出来ません 今日こそはざまぁしてみせます

転生悪役令嬢の考察。

saito
恋愛
転生悪役令嬢とは何なのかを考える転生悪役令嬢。 ご感想頂けるととても励みになります。

弟に殺される”兄”に転生したがこんなに愛されるなんて聞いてない。

浅倉
BL
目を覚ますと目の前には俺を心配そうに見つめる彼の姿。 既視感を感じる彼の姿に俺は”小説”の中に出てくる主人公 ”ヴィンセント”だと判明。 そしてまさかの俺がヴィンセントを虐め残酷に殺される兄だと?! 次々と訪れる沢山の試練を前にどうにか弟に殺されないルートを必死に進む。 だがそんな俺の前に大きな壁が! このままでは原作通り殺されてしまう。 どうにかして乗り越えなければ! 妙に執着してくる”弟”と死なないように奮闘する”兄”の少し甘い物語___ ヤンデレ執着な弟×クールで鈍感な兄 ※固定CP ※投稿不定期 ※初めの方はヤンデレ要素少なめ