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第一章 ミスで始まる異世界転生
第三話 部下のせいでミス転生
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頑張るとは言ったものの、簡単には諦めきれない。
だって魔法にはロマンが溢れているから。
「なんとか他の属性の魔法を使う方法はありませんか?」
「うーん。契約できれば精霊術が最有力じゃが、適性があることで精霊と親和性を高められるからのぉ」
チラチラッとこちらに視線を向けていることから絶望的と。
よし、次っ。
「次点で、なんちゃって魔法が使える魔具かの。事前に設定した魔法しか使えないという柔軟性に欠けるという欠点があるが、そこそこ人気の道具じゃ」
「確か、作るためのスキルを取った気がする」
「そうじゃな。頑張って作るのじゃ。買うと結構するからのぉ」
「じゃあ売ったら大富豪に?」
「なれるが、面倒事もセットで来るが良いのか?」
「でも社会的に無能な僕が未だ嘗て誰も攻略できなかったダンジョンを攻略した方が、色々な面倒事がやって来そうなんですが?」
「……なんくるないさー」
随分と気の抜けた「なんくるないさー」だったな。
つまり、何も考えていなかったと。
「いやいや、考えているとも。その証拠に固有スキル〈メダル〉があるのじゃからなっ」
「そういえばありましたね。不思議なスキルが」
「これはダンジョン内専用スキルじゃ」
「えっ? 専用?」
「うむ。制限を設けたからこそ、素晴らしい性能のスキルを最初から最大限のパフォーマンスで使用できるのじゃ。制限を設けなかったら固有スキルなのに、ちまちまとレベル上げをしなくてはならなかったのじゃぞ?」
スキルを使うためにはダンジョンに行く必要があり、自ずと攻略をするように仕向けるためのスキルか。
「これこれ、穿った見方をするでない。純粋に善意から創ったスキルじゃて」
地獄への道は善意で舗装されているのだけど、神様クラスの善意の道は果たしてどれほど過酷な地獄へ繋がっているのだろうか。
考えただけでも恐ろしい。
「話を戻すぞ?」
スルーされた……。
「メダルは魔物を倒せば、必ず一枚以上落とすことになっている。当然じゃが、基本的にお前さんと従魔等の契約者にしかメダルは見えないし触れない。使うときは魔力を込めて『神よ』と言えば良い」
……呪文はともかく、
「お金に交換できるとかじゃないんですね」
「うむ。詳細はホワイトボードで説明しよう」
と言って再び登場するホワイトボード。
そこには希少度や簡単な使い方が記載されていた。
例えば、希少度。
これは全部で五段階に分かれている。
さらに各一枚への価値比較も。
それがこれだ。
虹色/極上 = 金色/ 5枚
金色/上級 = 銀色/10枚
銀色/中級 = 銅色/20枚
銅色/下級 = 木製/30枚
木製/粗悪
何ができるかと言うと、一日一回のデイリーガチャと各種召喚が基本なんだとか。
なお、デイリーガチャ以外のガチャは存在せず。
ただし、デイリーガチャのメダルは無料配布となっているらしい。
「有効期限は一日限定で、配布と使用はダンジョン内のみ……」
つまり、ダンジョン攻略を日課にさせる気満々じゃん。
せめて貯蓄OKで、五枚で確定ガチャとかなら日課にしても良いけどなぁ。
「良いぞ。それくらいならまだイジれる」
「リソースがないんじゃ……」
「他四人のスキルはまだ未確定じゃ。あやつらも制限付きにしてしまえばリソースの確保は難しくない」
「まあそれなら……お願いします」
「うむ。じゃが、心は痛まないか?」
「いえ、全くっ。ほぼ知らない人なので」
「そりゃぼっちにもなるわ」
「すみません、聞き取れなかったんですが……?」
「独り言じゃ。気にするでない」
「はい……?」
「うむ。それで魔法についてじゃが、メダルで魔法スクロールを召喚することもできるからの。頑張って魔物を倒すと良いぞ」
結局はそこに辿り着くのか。
「善処します」
「うむうむ。スキルスクロールも召喚できるから、お前さんが泣く泣く諦めた〈鑑定〉も取得できるやもしれんし、空間収納具なるものも用意している。どうじゃ? 少しはやる気が出てきたんじゃないかの?」
「空間収納具は確かに欲しいですね」
もう一つの〈鑑定〉は、序盤にこそ活躍するスキルだと思うんだよね。
いつ取得できるか分からないものは期待するだけ無駄だし、代わりに〈直感〉を取ったからなんとかなるはず。
「さて、名残惜しいがそろそろ転生してもらおうかの」
「一つだけ質問してもよろしいでしょうか?」
「何じゃ?」
「修羅大陸の西側に送られるのはわかったんですが、具体的にどこに送られるのですか? 設定を考える必要がありますので」
「さすがに転生直後にダンジョンに送るようなことはしないから安心せよ。出来るだけ人里近くの森に送る予定じゃから、森で暮らしてたとか言えば良かろう」
「森ですね。じゃあ〈棍棒術〉の選択は間違いじゃなかったですね」
「うむ。大陸でも種族差別が少なく、実力主義を謳う西側最大国家である【騎士王国ストロボ】に転生してもらう。そこで実力者として認められれば、他の国など木っ端扱いにできるはずじゃ」
「木っ端扱いにしなくていいから、平和にスローライフを送りたい」
「無力なままでいることは、スローライフを送る上で一番の障害じゃ。お前さんの希望に一番近い生活は何じゃと思う?」
「うーん……隠棲した仙人でしょうか?」
「答えは、奴隷じゃ」
「ど、奴隷……」
言い過ぎでは? 誰にも見つからなければいいだけで…。
「誰にも見つからないのは不可能じゃし、力無き者は常に搾取される側である。お前さんの世界にも上級国民という言葉があったじゃろうが、この世界の上級国民は本当に何をしても良いのじゃ。でも万人共通で怖いものがあるからこそ、力があれば抵抗できるのじゃ」
「怖いものですか?」
「うむ。死への恐怖じゃな。故に、強力な武力を持つ者には阿るのじゃ。せっかく転生するのじゃから幸せな人生の方が良かろう?」
「はい……」
「であれば、力をつけよ。ダンジョンは強さを求める者にとって最高の学び舎じゃて」
「頑張ります」
質問しておいて良かった。
話を聞いてやる気が湧いたのは間違いない。
「うむうむ。ではそろそろ送るでの」
「はい。お世話になりました」
「達者での」
「はい」
直後、意識だけだった自分の周囲が光で照らさられた。
と同時に、聞いてはいけない言葉が聞こえてきた。
「──こらっ! またミスったのかっ!」
「す、すみません……」
「恋人が亡くなった直後に厳しく言いたくはないが、流石に三連続でのミスは……のぉ」
「バグはわたしではありませんっ」
「そ、そうなのか。それは済まなかったが、転生地点がズレておるぞ。しかもそこは──」
静かに話を聞いていたが、流石に光っていることが気になったのだろう。神様が振り返った。
そのときの「お前さん、いたの?」という顔は一生忘れそうにない。加えて言えば、一番重要そうなことを言う直前で止めたことも相まって忘れるどころか気になっている。
「ちょっ──」
──待ってっ!
と思うも、魔法陣に飲み込まれたときと同じく意識が途絶えた。
◆ ◆ ◆
「ふぅ~っ。危なかったのぉ」
麟慈がいなくなった後の神界。
創造神は一人、額の汗を拭う。
「気持ちは分かるが、関係ない人間を巻き込んだ罰を与えなければ示しがつかないのも事実。さて、どうすべきかな」
今回ミスをしたのは従属神の一柱で、主に創造神や生命神の補佐をしてくれている精霊神である。
関係性などから二柱にとっては娘と変わりなく、今回のことで悲しむ姿はとても見ていられないくらい痛々しいものだった。其の上で、さらに罰を与えなければいけないというのは過去最大で過酷な仕事である。
「──そうだっ! アレがあったっ!」
誰もが幸せに感じるはずだと自信満々に言える罰を思いつき、すぐさま生命神と簡単な打ち合わせをし、麟慈にも根回しを行うことに。
「託宣は無理だから、スキル〈直感〉に働きかけて行き先を指示しようっ!」
駄賃は虹色メダルにしようと思い、早速準備を始めるのだった。
「……頼むぞ、我が使徒よ」
◆ ◆ ◆
だって魔法にはロマンが溢れているから。
「なんとか他の属性の魔法を使う方法はありませんか?」
「うーん。契約できれば精霊術が最有力じゃが、適性があることで精霊と親和性を高められるからのぉ」
チラチラッとこちらに視線を向けていることから絶望的と。
よし、次っ。
「次点で、なんちゃって魔法が使える魔具かの。事前に設定した魔法しか使えないという柔軟性に欠けるという欠点があるが、そこそこ人気の道具じゃ」
「確か、作るためのスキルを取った気がする」
「そうじゃな。頑張って作るのじゃ。買うと結構するからのぉ」
「じゃあ売ったら大富豪に?」
「なれるが、面倒事もセットで来るが良いのか?」
「でも社会的に無能な僕が未だ嘗て誰も攻略できなかったダンジョンを攻略した方が、色々な面倒事がやって来そうなんですが?」
「……なんくるないさー」
随分と気の抜けた「なんくるないさー」だったな。
つまり、何も考えていなかったと。
「いやいや、考えているとも。その証拠に固有スキル〈メダル〉があるのじゃからなっ」
「そういえばありましたね。不思議なスキルが」
「これはダンジョン内専用スキルじゃ」
「えっ? 専用?」
「うむ。制限を設けたからこそ、素晴らしい性能のスキルを最初から最大限のパフォーマンスで使用できるのじゃ。制限を設けなかったら固有スキルなのに、ちまちまとレベル上げをしなくてはならなかったのじゃぞ?」
スキルを使うためにはダンジョンに行く必要があり、自ずと攻略をするように仕向けるためのスキルか。
「これこれ、穿った見方をするでない。純粋に善意から創ったスキルじゃて」
地獄への道は善意で舗装されているのだけど、神様クラスの善意の道は果たしてどれほど過酷な地獄へ繋がっているのだろうか。
考えただけでも恐ろしい。
「話を戻すぞ?」
スルーされた……。
「メダルは魔物を倒せば、必ず一枚以上落とすことになっている。当然じゃが、基本的にお前さんと従魔等の契約者にしかメダルは見えないし触れない。使うときは魔力を込めて『神よ』と言えば良い」
……呪文はともかく、
「お金に交換できるとかじゃないんですね」
「うむ。詳細はホワイトボードで説明しよう」
と言って再び登場するホワイトボード。
そこには希少度や簡単な使い方が記載されていた。
例えば、希少度。
これは全部で五段階に分かれている。
さらに各一枚への価値比較も。
それがこれだ。
虹色/極上 = 金色/ 5枚
金色/上級 = 銀色/10枚
銀色/中級 = 銅色/20枚
銅色/下級 = 木製/30枚
木製/粗悪
何ができるかと言うと、一日一回のデイリーガチャと各種召喚が基本なんだとか。
なお、デイリーガチャ以外のガチャは存在せず。
ただし、デイリーガチャのメダルは無料配布となっているらしい。
「有効期限は一日限定で、配布と使用はダンジョン内のみ……」
つまり、ダンジョン攻略を日課にさせる気満々じゃん。
せめて貯蓄OKで、五枚で確定ガチャとかなら日課にしても良いけどなぁ。
「良いぞ。それくらいならまだイジれる」
「リソースがないんじゃ……」
「他四人のスキルはまだ未確定じゃ。あやつらも制限付きにしてしまえばリソースの確保は難しくない」
「まあそれなら……お願いします」
「うむ。じゃが、心は痛まないか?」
「いえ、全くっ。ほぼ知らない人なので」
「そりゃぼっちにもなるわ」
「すみません、聞き取れなかったんですが……?」
「独り言じゃ。気にするでない」
「はい……?」
「うむ。それで魔法についてじゃが、メダルで魔法スクロールを召喚することもできるからの。頑張って魔物を倒すと良いぞ」
結局はそこに辿り着くのか。
「善処します」
「うむうむ。スキルスクロールも召喚できるから、お前さんが泣く泣く諦めた〈鑑定〉も取得できるやもしれんし、空間収納具なるものも用意している。どうじゃ? 少しはやる気が出てきたんじゃないかの?」
「空間収納具は確かに欲しいですね」
もう一つの〈鑑定〉は、序盤にこそ活躍するスキルだと思うんだよね。
いつ取得できるか分からないものは期待するだけ無駄だし、代わりに〈直感〉を取ったからなんとかなるはず。
「さて、名残惜しいがそろそろ転生してもらおうかの」
「一つだけ質問してもよろしいでしょうか?」
「何じゃ?」
「修羅大陸の西側に送られるのはわかったんですが、具体的にどこに送られるのですか? 設定を考える必要がありますので」
「さすがに転生直後にダンジョンに送るようなことはしないから安心せよ。出来るだけ人里近くの森に送る予定じゃから、森で暮らしてたとか言えば良かろう」
「森ですね。じゃあ〈棍棒術〉の選択は間違いじゃなかったですね」
「うむ。大陸でも種族差別が少なく、実力主義を謳う西側最大国家である【騎士王国ストロボ】に転生してもらう。そこで実力者として認められれば、他の国など木っ端扱いにできるはずじゃ」
「木っ端扱いにしなくていいから、平和にスローライフを送りたい」
「無力なままでいることは、スローライフを送る上で一番の障害じゃ。お前さんの希望に一番近い生活は何じゃと思う?」
「うーん……隠棲した仙人でしょうか?」
「答えは、奴隷じゃ」
「ど、奴隷……」
言い過ぎでは? 誰にも見つからなければいいだけで…。
「誰にも見つからないのは不可能じゃし、力無き者は常に搾取される側である。お前さんの世界にも上級国民という言葉があったじゃろうが、この世界の上級国民は本当に何をしても良いのじゃ。でも万人共通で怖いものがあるからこそ、力があれば抵抗できるのじゃ」
「怖いものですか?」
「うむ。死への恐怖じゃな。故に、強力な武力を持つ者には阿るのじゃ。せっかく転生するのじゃから幸せな人生の方が良かろう?」
「はい……」
「であれば、力をつけよ。ダンジョンは強さを求める者にとって最高の学び舎じゃて」
「頑張ります」
質問しておいて良かった。
話を聞いてやる気が湧いたのは間違いない。
「うむうむ。ではそろそろ送るでの」
「はい。お世話になりました」
「達者での」
「はい」
直後、意識だけだった自分の周囲が光で照らさられた。
と同時に、聞いてはいけない言葉が聞こえてきた。
「──こらっ! またミスったのかっ!」
「す、すみません……」
「恋人が亡くなった直後に厳しく言いたくはないが、流石に三連続でのミスは……のぉ」
「バグはわたしではありませんっ」
「そ、そうなのか。それは済まなかったが、転生地点がズレておるぞ。しかもそこは──」
静かに話を聞いていたが、流石に光っていることが気になったのだろう。神様が振り返った。
そのときの「お前さん、いたの?」という顔は一生忘れそうにない。加えて言えば、一番重要そうなことを言う直前で止めたことも相まって忘れるどころか気になっている。
「ちょっ──」
──待ってっ!
と思うも、魔法陣に飲み込まれたときと同じく意識が途絶えた。
◆ ◆ ◆
「ふぅ~っ。危なかったのぉ」
麟慈がいなくなった後の神界。
創造神は一人、額の汗を拭う。
「気持ちは分かるが、関係ない人間を巻き込んだ罰を与えなければ示しがつかないのも事実。さて、どうすべきかな」
今回ミスをしたのは従属神の一柱で、主に創造神や生命神の補佐をしてくれている精霊神である。
関係性などから二柱にとっては娘と変わりなく、今回のことで悲しむ姿はとても見ていられないくらい痛々しいものだった。其の上で、さらに罰を与えなければいけないというのは過去最大で過酷な仕事である。
「──そうだっ! アレがあったっ!」
誰もが幸せに感じるはずだと自信満々に言える罰を思いつき、すぐさま生命神と簡単な打ち合わせをし、麟慈にも根回しを行うことに。
「託宣は無理だから、スキル〈直感〉に働きかけて行き先を指示しようっ!」
駄賃は虹色メダルにしようと思い、早速準備を始めるのだった。
「……頼むぞ、我が使徒よ」
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