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第一章 居候、始めます
第二七話 森の外で熊に出会った
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子分ウサギの討伐は比較的早く終わった。
一番時間がかかるはずの血抜きも、吸血効果を持つ魔剣を使用することで十数秒で終えられた。
おかげで、内臓を捨てるときも血が飛び散らずに済んだ。
しかし、現在進行形で抱えている問題が一つ。
「どうやって持って帰ろう……」
あからさまに【念動】を使えないため、無属性魔法の《念動》程度で済ませる必要がある。
その場合、持てるのはボスウサだけになってしまう。
「国の管理局に送られるということがなければなぁ」
神法師や奇跡使いと呼ばれる重要な戦力を、みすみす他国に渡したくはないと国のお偉方が考えたのだ。そのせいで、強制ではないと言いながらも、強制的な選択を迫る機関が作られた。
登録すると住所がある領地以外には出られないし、どうしても外出したい場合は監視がつく。
住所も王都になるし、仕事の褒美は監視付きの外出になる。
それに登録した後にデメリットを伝えられる卑怯さに、拒否すれば反逆罪だとも言われる始末だ。
メリットは貴族になれることらしいけど、本物の貴族からしたら半端者だから、すごく肩身が狭いらしい。
他にもあるらしいけど、これだけでも十分登録したくない理由になる。
だからこそ、【念動】の使用は比較的控え、疑いを持たれる前に目撃者を始末する必要があるのだ。
隠すことが自由への道だというのは、暗殺者を卒業できたことが証明している。俺が利用価値の高い神法師だと分かっていれば暗殺なんてことは、いくら頭がパーの王弟でもしなかったはず。
「仕方ない。大八車でも作るか」
蔦の網を落下防止対策に使えば、多少雑な造りの大八車でも宿屋まで持つと思う。
車輪は丸太を輪切りにして使い、車軸は太くて硬い棒を探して車輪の中央に差し込む。車輪から車軸が抜けないようにストッパー噛ませ、車輪部分は完成。
次は荷台部分だ。
二本の長い棒を見つけて来て、一番外側に配置する。荷を引くための持ち手と、外枠の役割を担う部分だ。
追加で二本の縦棒と、荷台にする横棒を数本探す。
蔦を一部バラして荷台を作ったり、車軸と荷台を固定したりした後、網で包んだウサちゃんをまとめて荷台に載せる。
「動く気がしない……」
習熟度が低い技能〈木工〉で造った割には、そこそこ見栄えがいいけど、丸太の車輪って動くのだろうか。という疑問は拭えない。
まぁそこは【念動】を使わせてもらうけど。
「さて帰るか」
なお、槍は壊れたから捨てていく。
「次来たときは中型魔獣用に投擲槍を量産してもいいなぁ」
遅めの狩りだったが、夕方になる前に宿屋に戻れそうだと気分良く歩いていた。
ダンジョンに挑戦できない今、俺の主戦場は森になるわけで、そこでの活動計画を練る時間が楽しくて仕方がない。特に、異世界を満喫してるって感じがあって良い。
「──ん? 死体?」
少し遠回りになるけど、歩きやすい街道を歩いている最中に道に横たわる獣人を見つけた。
死体なら荷物とお金を貰う代わりに埋葬してあげよう。
寝ているだけなら無視でいいだろう。
ちなみに、女性の場合は完全無視だ。
ほぼ罠だからな。
「それ」
落ちている石を股間に向かって投げてみた。
唯一堪えられない場所だから、生きていれば反応があるはずだ。
「ングッ」
「なんだよ……。返事しちゃったよ」
臨時収入が手に入ると思ったのに、残念だ。
「おやすみ」
そこそこ危険な場所で寝ている獣人を避けるように街道を進んでいたら、獣人が突然起床した。
「──待ってくれっ」
「嫌だ。さよなら」
「待ってくれよぉぉぉっ」
正直言って、ドン引きだ。
明らかに俺よりも年上の大柄獣人が、子供に縋りついて地べたに這いつくばっている姿は衝撃的すぎる。
「…………何?」
「腹が減ったんだよっ」
「もうすぐ町があるし、森があるから食べ物には困らないと思うけど?」
「腹が減って動けないんだよぉぉぉっ」
「やればできる。じゃあさよなら」
「待て待て待てっ。可哀想だと思わないのか?」
「別に。いい年したおっさんが子供にたかるなよって思う」
「おっさんじゃねぇよっ?! 成人したばっかりだよっ」
「十分おっさんだね。僕、まだ未成年」
「んぐっ……」
成人したばかりと言うと、十五歳ってことか。
全然見えないけど、種族特性なのかな。
「話は終わり?」
「じゃあ、飯が美味い宿屋はどこだっ!?」
ここに来て初めて目の前の獣人に疑いを持ち、【神字:審理】と技能〈副音声〉を使うことにした。
「その前に何でこっちの街道を通って来たの? こっちの森方面は北部に行く意外に滅多に使われないし、この道をよく使う人は領都に行きつけの宿屋を持っている人が多いんだけど?」
「え? そうなのか? 俺は北部に行ったことねぇし、領都では宿屋に泊まったことはないんだ。知り合いの家があるから、そこに泊めてもらってる」
「じゃあ今回もそこに泊まれば?」
「それは無理なんだっ! 俺の知り合いじゃなくて親父の知り合いなんだっ!」
「その知り合いに聞けば?」
「そしたら泊まっていけって言われるだろ? 本当は泊めたくないのに無理言ってるみたいだろ?」
「その気遣いを僕にしようとは思わないの?」
「ん?」
おい、気づいてないのか?
本当は帰りたいのに、お前が足止めしてるんだぞ?
「気づいてないのか……。じゃあ、何でその父親と来なかったの?」
「……俺は王都の学園を卒業した帰りだからだ」
今のは若干嘘っぽいな。
父親と帰らなかった理由が他にもありそうだが、犯罪者ってことは限りなく低くなった。
なぜなら、こいつはただのお坊ちゃんだから。
王都の学園は、入るのも出るのも金持ちにしか許されていない特権だ。
最低でも裕福な坊っちゃんで、予想通りなら貴族の坊っちゃんである。知り合いの家って言うのも、領主館のことだろう。
「道が分からなかったの?」
「そんなわけないだろっ! いつもと違う景色が見れると思ったからだよ」
「空を見てたじゃん」
「は?」
「寝てたでしょ?」
「ここまでの道中ってことだよっ」
「分かってるよ」
ヤバい、楽しい。
空腹で動けないって言う割に、リアクションが大きくて面白い。
ルイーサさんに会わせたら面白そうだ。
「僕も最近町に来たばかりだから宿屋の良し悪しは分からない」
「でも住んでるんだろ? そこでいいからさ」
「僕は宿屋の善意でお世話になっていんだよ。今は人手が足りないから、冒険者活動の傍らで狩りもしてるの。おっさんは何すんの?」
「これでも腕っぷしには自信があるんだ。俺も狩りをするっ」
「じゃあ今獲ってくれば?」
「今は無理。獲ってきても飯は作れないからなっ」
いや、できないことをドヤられても……。
「変なことをしないなら、僕がお世話になっているところに連れて行くよ」
「変なことって?」
「誘拐とか」
「するかぁっ!」
「まぁ例えばの話だよ」
「ったく。幼気な青年に向かって失礼なヤツだ」
「言葉を理解して使ってる? 全然可愛くないよ?」
「熊だぞ? 可愛らしさの象徴的存在だろっ」
「熊と熊獣人は別だから。それに、可愛らしさの象徴なら宿屋にいるから」
「はぁ!? お前、ぬいぐるみを知らないのか?」
テディベアのことだろうか。
あの三頭身くらいしかないデフォルメされた熊と、熊耳と尻尾がついただけのゴツいおっさんが同列なわけないだろ。
「熊のことはもういいから、行くよ」
「よくねぇっ」
と言いながらも、空腹熊獣人は素直についてくるのだった。
一番時間がかかるはずの血抜きも、吸血効果を持つ魔剣を使用することで十数秒で終えられた。
おかげで、内臓を捨てるときも血が飛び散らずに済んだ。
しかし、現在進行形で抱えている問題が一つ。
「どうやって持って帰ろう……」
あからさまに【念動】を使えないため、無属性魔法の《念動》程度で済ませる必要がある。
その場合、持てるのはボスウサだけになってしまう。
「国の管理局に送られるということがなければなぁ」
神法師や奇跡使いと呼ばれる重要な戦力を、みすみす他国に渡したくはないと国のお偉方が考えたのだ。そのせいで、強制ではないと言いながらも、強制的な選択を迫る機関が作られた。
登録すると住所がある領地以外には出られないし、どうしても外出したい場合は監視がつく。
住所も王都になるし、仕事の褒美は監視付きの外出になる。
それに登録した後にデメリットを伝えられる卑怯さに、拒否すれば反逆罪だとも言われる始末だ。
メリットは貴族になれることらしいけど、本物の貴族からしたら半端者だから、すごく肩身が狭いらしい。
他にもあるらしいけど、これだけでも十分登録したくない理由になる。
だからこそ、【念動】の使用は比較的控え、疑いを持たれる前に目撃者を始末する必要があるのだ。
隠すことが自由への道だというのは、暗殺者を卒業できたことが証明している。俺が利用価値の高い神法師だと分かっていれば暗殺なんてことは、いくら頭がパーの王弟でもしなかったはず。
「仕方ない。大八車でも作るか」
蔦の網を落下防止対策に使えば、多少雑な造りの大八車でも宿屋まで持つと思う。
車輪は丸太を輪切りにして使い、車軸は太くて硬い棒を探して車輪の中央に差し込む。車輪から車軸が抜けないようにストッパー噛ませ、車輪部分は完成。
次は荷台部分だ。
二本の長い棒を見つけて来て、一番外側に配置する。荷を引くための持ち手と、外枠の役割を担う部分だ。
追加で二本の縦棒と、荷台にする横棒を数本探す。
蔦を一部バラして荷台を作ったり、車軸と荷台を固定したりした後、網で包んだウサちゃんをまとめて荷台に載せる。
「動く気がしない……」
習熟度が低い技能〈木工〉で造った割には、そこそこ見栄えがいいけど、丸太の車輪って動くのだろうか。という疑問は拭えない。
まぁそこは【念動】を使わせてもらうけど。
「さて帰るか」
なお、槍は壊れたから捨てていく。
「次来たときは中型魔獣用に投擲槍を量産してもいいなぁ」
遅めの狩りだったが、夕方になる前に宿屋に戻れそうだと気分良く歩いていた。
ダンジョンに挑戦できない今、俺の主戦場は森になるわけで、そこでの活動計画を練る時間が楽しくて仕方がない。特に、異世界を満喫してるって感じがあって良い。
「──ん? 死体?」
少し遠回りになるけど、歩きやすい街道を歩いている最中に道に横たわる獣人を見つけた。
死体なら荷物とお金を貰う代わりに埋葬してあげよう。
寝ているだけなら無視でいいだろう。
ちなみに、女性の場合は完全無視だ。
ほぼ罠だからな。
「それ」
落ちている石を股間に向かって投げてみた。
唯一堪えられない場所だから、生きていれば反応があるはずだ。
「ングッ」
「なんだよ……。返事しちゃったよ」
臨時収入が手に入ると思ったのに、残念だ。
「おやすみ」
そこそこ危険な場所で寝ている獣人を避けるように街道を進んでいたら、獣人が突然起床した。
「──待ってくれっ」
「嫌だ。さよなら」
「待ってくれよぉぉぉっ」
正直言って、ドン引きだ。
明らかに俺よりも年上の大柄獣人が、子供に縋りついて地べたに這いつくばっている姿は衝撃的すぎる。
「…………何?」
「腹が減ったんだよっ」
「もうすぐ町があるし、森があるから食べ物には困らないと思うけど?」
「腹が減って動けないんだよぉぉぉっ」
「やればできる。じゃあさよなら」
「待て待て待てっ。可哀想だと思わないのか?」
「別に。いい年したおっさんが子供にたかるなよって思う」
「おっさんじゃねぇよっ?! 成人したばっかりだよっ」
「十分おっさんだね。僕、まだ未成年」
「んぐっ……」
成人したばかりと言うと、十五歳ってことか。
全然見えないけど、種族特性なのかな。
「話は終わり?」
「じゃあ、飯が美味い宿屋はどこだっ!?」
ここに来て初めて目の前の獣人に疑いを持ち、【神字:審理】と技能〈副音声〉を使うことにした。
「その前に何でこっちの街道を通って来たの? こっちの森方面は北部に行く意外に滅多に使われないし、この道をよく使う人は領都に行きつけの宿屋を持っている人が多いんだけど?」
「え? そうなのか? 俺は北部に行ったことねぇし、領都では宿屋に泊まったことはないんだ。知り合いの家があるから、そこに泊めてもらってる」
「じゃあ今回もそこに泊まれば?」
「それは無理なんだっ! 俺の知り合いじゃなくて親父の知り合いなんだっ!」
「その知り合いに聞けば?」
「そしたら泊まっていけって言われるだろ? 本当は泊めたくないのに無理言ってるみたいだろ?」
「その気遣いを僕にしようとは思わないの?」
「ん?」
おい、気づいてないのか?
本当は帰りたいのに、お前が足止めしてるんだぞ?
「気づいてないのか……。じゃあ、何でその父親と来なかったの?」
「……俺は王都の学園を卒業した帰りだからだ」
今のは若干嘘っぽいな。
父親と帰らなかった理由が他にもありそうだが、犯罪者ってことは限りなく低くなった。
なぜなら、こいつはただのお坊ちゃんだから。
王都の学園は、入るのも出るのも金持ちにしか許されていない特権だ。
最低でも裕福な坊っちゃんで、予想通りなら貴族の坊っちゃんである。知り合いの家って言うのも、領主館のことだろう。
「道が分からなかったの?」
「そんなわけないだろっ! いつもと違う景色が見れると思ったからだよ」
「空を見てたじゃん」
「は?」
「寝てたでしょ?」
「ここまでの道中ってことだよっ」
「分かってるよ」
ヤバい、楽しい。
空腹で動けないって言う割に、リアクションが大きくて面白い。
ルイーサさんに会わせたら面白そうだ。
「僕も最近町に来たばかりだから宿屋の良し悪しは分からない」
「でも住んでるんだろ? そこでいいからさ」
「僕は宿屋の善意でお世話になっていんだよ。今は人手が足りないから、冒険者活動の傍らで狩りもしてるの。おっさんは何すんの?」
「これでも腕っぷしには自信があるんだ。俺も狩りをするっ」
「じゃあ今獲ってくれば?」
「今は無理。獲ってきても飯は作れないからなっ」
いや、できないことをドヤられても……。
「変なことをしないなら、僕がお世話になっているところに連れて行くよ」
「変なことって?」
「誘拐とか」
「するかぁっ!」
「まぁ例えばの話だよ」
「ったく。幼気な青年に向かって失礼なヤツだ」
「言葉を理解して使ってる? 全然可愛くないよ?」
「熊だぞ? 可愛らしさの象徴的存在だろっ」
「熊と熊獣人は別だから。それに、可愛らしさの象徴なら宿屋にいるから」
「はぁ!? お前、ぬいぐるみを知らないのか?」
テディベアのことだろうか。
あの三頭身くらいしかないデフォルメされた熊と、熊耳と尻尾がついただけのゴツいおっさんが同列なわけないだろ。
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