25 / 97
第一章 居候、始めます
第二四話 デートプラン
しおりを挟む
宿屋に戻るまでは何事もなかった。
当然技能と【念動】を活用しての帰宅だったが、無事に戻って来られた。
『おい、拙いぞ』
そう、問題が起きなかったのは道中だけだ。
「な、なにかあったの?」
朝と同じように直接中庭に降り立つと、待ち構えていたルークに凶報を告げられた。
『ルイーサが怒っている。ナディアが言ってたぞ』
「く、食い逃げついてだよね?」
『違うぞ。午後のでーとがなくなることについてだぞ』
「そ、そんな約束してないっ! 午後は森に行く予定だったんだよ?」
『だから、用事を昼までに済ませればいいと思っていたらしいぞ。それに約束じゃない。折檻だからな』
「…………」
『命令しないだけマシだろ。お前が悪い』
「どうしたの? 何でそっち側の立ち位置?」
『べ、別に……おやつをもらったからじゃないからなっ!』
買収されてるじゃん……。
しかも、相当美味かったとみえる。
「お、俺もあげるよ?」
『お、おやつに釣られたわけではないっ』
「そうだね。ところで、お願いがあるんだけど……」
『なんだ?』
「怒りを収めてきてくれない?」
『無理だ。すでに全員で試した』
「このお土産を渡してくれればいいんだっ」
『自分で渡した方がいいぞ。……こっち見てるし』
本館と離れを繋ぐ外通路に視線を投げるルークにつられて視線を向けると、そこにはイムレを抱いたルイーサさんの姿が。
「──えっ!?」
気配がなかったけど?
『気配が感じにくいのはブルーノの精霊の能力だ。空間を支配する能力だから、対峙していても気づかない。だから、お前はすごい方なんだぞ』
褒め言葉は嬉しいけど、今はそれどころじゃない。
「た、ただいま戻りましたっ」
「こちらへいらっしゃい」
「はいっ」
『オレは寝る』
「一緒に来てよっ」
『えーー』
昼寝に向かうルークを引き留めて、無理矢理食堂に連れて行く。
そこには疲れ切った三人がいた。
「座って」
ルイーサさんの目の前に座る。
その際ルークを伴おうとしたのだが、ナディアさんとニアの下に向かうようにルイーサさんに指示されていた。
もちろん、御褒美のおやつをもらって。
「さぁ、説明してくれる?」
「はい」
まずは食い逃げ犯のことから説明し、【餓炎狼公】のところであったことも話す。
重要なことは誰かが、宿屋周辺を工場にしようとしているってことと、商業ギルドが絡んでいること。さらに周辺の空き家は盗賊ギルドのせいだったことと、土地の権利書を持っていること。
戦闘描写は簡単に話し、話し合いで決着したと説明した。
「そうなのね。権利書はどうするの?」
「返します」
「そうね。ご近所さんには親切にしないとね」
うんうん、ポイント高そうだ。
いい感じだ。
「悪いことした人はどうなったの?」
おっとぉ……。
「狼獣人さんに任せました」
「彼らに聞けば分かるのかしら?」
「……はい」
「他に隠していることはない?」
ナディアさんが全力でバツ印を示している。
これは……駄目なやつかもしれない。
「少しだけお手伝いしました」
「少し? 何をしたの?」
「介錯です」
「……衛兵に捕まったらどうするの?」
「僕のことなので──」
これは分かる。
言葉を続けてはいけないって。
「なぁに?」
でも、信念を変えることはできない。
『オレが出る』
言葉に詰まっていると、ルークが助け舟を出してくれた。
そのまま傍観しているかと思っていたから、すごい嬉しかった。
「むぅ……。それはズルいわ」
「──母上の心配は理解しています。ですが、どうしても許せなくて。すみませんでした」
「……まぁいいわ。謝ることができただけで良しとしましょう」
「ありがとうございます」
「でも、デートはするわよ。行きたいところを考えておいて」
「……武器屋で」
絞り出した答えに、何故かルークを含めて全員が反応する。
全員武器屋に行きたいのか?
「そこは必ず行くから安心して」
「どうしてですか?」
「立ち退きされた内の一軒が、私たちの行きつけの店なの」
「へぇー」
腕がいいのか?
「あの店を行かずに王都には帰れないな」
「ナディアさんも知っているんですか?」
「当然だ。王都でもあの店以上の店はない」
興奮気味で話すナディアさんだが、どちらかと言えば魔法士タイプで武器を使わなそうなんだよね。
「武器屋や魔導具屋巡りはこの子の趣味なのよ」
「なるほど。でもゴミ捨て場も宝物が落ちてましたよ」
「「ゴミ捨て場?」」
「これです」
俺は今日拾った二本の美品ナイフを二人に見せた。
悲しいことに鞘がないため、布に包んでベルトに挟んでいるせいで見窄らしく見えるけど。
「あら、本当ね。一本は魔剣よ」
「こ、これがゴミ捨て場にっ!?」
ナディアさんはコレクターなのかな?
それともナイフは使うのかな?
「もう一本は付与に失敗したナイフね。丈夫で切れ味がちょっと良いくらいのナイフね」
「じゃあ解体用のナイフにします」
「それがいいかもね」
解体用ナイフは早めに買おうと思っていたから、購入前に手に入ってよかった。
完全に無駄ではないけど、節約になったのは嬉しい。
あとでルークに浄化してもらおう。
「もう一つの魔剣は吸血効果があるみたいね。吸血効果によって刃こぼれを直したり、切れ味を増したりできるみたいね」
これも解体用にしようかな。
血抜きに向いてるかもしれないし。
「掘り出し物じゃないかっ!」
「あとでまた行きますけど、一緒に行きますか?」
「「行くっ!」」
「え? ニアも?」
「いくっ」
今までルークの体に顔を埋めていたから寝ているのかと思っていたけど、武器屋の話をしたときに頭を持ち上げ始めたから、武器に興味があることは分かっていた。
さすが親子だと感心していたところに、まさかの同行希望。
さて、どうしたものか。
危ないと言って断ることは簡単だが、閉じ込められていたルークは連れて行ってあげたいようだ。
さっき助けてもらったし、恩返しをしておこう。
「じゃあ今日は時間がないから、明日でいいかな?」
「えぇーー」
「今日はねぇ、ルークたちをギルドに登録しに行かないといけないんだ。登録しないとルークとイムレはお留守番になっちゃうんだ」
「それはだめっ」
「でしょう? それに森で肉を獲ってこようと思うんだ」
「あのとりは?」
「あれは店に出せないからね」
ブルーノさん曰く、あの怪鳥は竜肉に匹敵するくらい高級らしく、この店の価格帯では提供できないらしい。
だから、怪鳥は自分たちで食し、店用は俺が森で狩ってこようと思ったのだ。
「そうなんだ。わかった。きょうはがまんする」
『偉いぞ』
『ニア、偉い』
二人がニアを褒める。
小さな頭を左右から挟み、優しく撫でていた。
「えへへへ」
褒められて喜ぶニアとは対照的に、ナディアさんは若干落ち込んでいた。
「ほらほら、それならみんな外出の準備して。冒険者ギルドに行くわよ」
「みんなで行くんですか?」
「そうよ。武器屋のおじさんはギルドで働いているからね。ついでに返しに行きましょう」
「そうなんですね。分かりました」
落ち込んでいたナディアさんも、ルイーサさんとニアに無理矢理引っ張られて行った。
戸締まりをするブルーノさんは見て、放置したままの物資を思い出す。室内に入れなくなるけど、置く場所がないため自室に物資を収納して鍵を掛けた。
失くしても困らないあぶく銭だが、近いうちに散財する予定があるので大切に保管しておく。
それ以外は変わらないかな。
着替える服もなければ、武器も変わらず二本のナイフ。
ポケットには少額のお小遣いに、ギルドカードのみ。
「準備完了」
「じゃあ行くわよぉ」
「はぁい」
ルークとイムレのお披露目だ。
きっと目立つに違いない。
当然技能と【念動】を活用しての帰宅だったが、無事に戻って来られた。
『おい、拙いぞ』
そう、問題が起きなかったのは道中だけだ。
「な、なにかあったの?」
朝と同じように直接中庭に降り立つと、待ち構えていたルークに凶報を告げられた。
『ルイーサが怒っている。ナディアが言ってたぞ』
「く、食い逃げついてだよね?」
『違うぞ。午後のでーとがなくなることについてだぞ』
「そ、そんな約束してないっ! 午後は森に行く予定だったんだよ?」
『だから、用事を昼までに済ませればいいと思っていたらしいぞ。それに約束じゃない。折檻だからな』
「…………」
『命令しないだけマシだろ。お前が悪い』
「どうしたの? 何でそっち側の立ち位置?」
『べ、別に……おやつをもらったからじゃないからなっ!』
買収されてるじゃん……。
しかも、相当美味かったとみえる。
「お、俺もあげるよ?」
『お、おやつに釣られたわけではないっ』
「そうだね。ところで、お願いがあるんだけど……」
『なんだ?』
「怒りを収めてきてくれない?」
『無理だ。すでに全員で試した』
「このお土産を渡してくれればいいんだっ」
『自分で渡した方がいいぞ。……こっち見てるし』
本館と離れを繋ぐ外通路に視線を投げるルークにつられて視線を向けると、そこにはイムレを抱いたルイーサさんの姿が。
「──えっ!?」
気配がなかったけど?
『気配が感じにくいのはブルーノの精霊の能力だ。空間を支配する能力だから、対峙していても気づかない。だから、お前はすごい方なんだぞ』
褒め言葉は嬉しいけど、今はそれどころじゃない。
「た、ただいま戻りましたっ」
「こちらへいらっしゃい」
「はいっ」
『オレは寝る』
「一緒に来てよっ」
『えーー』
昼寝に向かうルークを引き留めて、無理矢理食堂に連れて行く。
そこには疲れ切った三人がいた。
「座って」
ルイーサさんの目の前に座る。
その際ルークを伴おうとしたのだが、ナディアさんとニアの下に向かうようにルイーサさんに指示されていた。
もちろん、御褒美のおやつをもらって。
「さぁ、説明してくれる?」
「はい」
まずは食い逃げ犯のことから説明し、【餓炎狼公】のところであったことも話す。
重要なことは誰かが、宿屋周辺を工場にしようとしているってことと、商業ギルドが絡んでいること。さらに周辺の空き家は盗賊ギルドのせいだったことと、土地の権利書を持っていること。
戦闘描写は簡単に話し、話し合いで決着したと説明した。
「そうなのね。権利書はどうするの?」
「返します」
「そうね。ご近所さんには親切にしないとね」
うんうん、ポイント高そうだ。
いい感じだ。
「悪いことした人はどうなったの?」
おっとぉ……。
「狼獣人さんに任せました」
「彼らに聞けば分かるのかしら?」
「……はい」
「他に隠していることはない?」
ナディアさんが全力でバツ印を示している。
これは……駄目なやつかもしれない。
「少しだけお手伝いしました」
「少し? 何をしたの?」
「介錯です」
「……衛兵に捕まったらどうするの?」
「僕のことなので──」
これは分かる。
言葉を続けてはいけないって。
「なぁに?」
でも、信念を変えることはできない。
『オレが出る』
言葉に詰まっていると、ルークが助け舟を出してくれた。
そのまま傍観しているかと思っていたから、すごい嬉しかった。
「むぅ……。それはズルいわ」
「──母上の心配は理解しています。ですが、どうしても許せなくて。すみませんでした」
「……まぁいいわ。謝ることができただけで良しとしましょう」
「ありがとうございます」
「でも、デートはするわよ。行きたいところを考えておいて」
「……武器屋で」
絞り出した答えに、何故かルークを含めて全員が反応する。
全員武器屋に行きたいのか?
「そこは必ず行くから安心して」
「どうしてですか?」
「立ち退きされた内の一軒が、私たちの行きつけの店なの」
「へぇー」
腕がいいのか?
「あの店を行かずに王都には帰れないな」
「ナディアさんも知っているんですか?」
「当然だ。王都でもあの店以上の店はない」
興奮気味で話すナディアさんだが、どちらかと言えば魔法士タイプで武器を使わなそうなんだよね。
「武器屋や魔導具屋巡りはこの子の趣味なのよ」
「なるほど。でもゴミ捨て場も宝物が落ちてましたよ」
「「ゴミ捨て場?」」
「これです」
俺は今日拾った二本の美品ナイフを二人に見せた。
悲しいことに鞘がないため、布に包んでベルトに挟んでいるせいで見窄らしく見えるけど。
「あら、本当ね。一本は魔剣よ」
「こ、これがゴミ捨て場にっ!?」
ナディアさんはコレクターなのかな?
それともナイフは使うのかな?
「もう一本は付与に失敗したナイフね。丈夫で切れ味がちょっと良いくらいのナイフね」
「じゃあ解体用のナイフにします」
「それがいいかもね」
解体用ナイフは早めに買おうと思っていたから、購入前に手に入ってよかった。
完全に無駄ではないけど、節約になったのは嬉しい。
あとでルークに浄化してもらおう。
「もう一つの魔剣は吸血効果があるみたいね。吸血効果によって刃こぼれを直したり、切れ味を増したりできるみたいね」
これも解体用にしようかな。
血抜きに向いてるかもしれないし。
「掘り出し物じゃないかっ!」
「あとでまた行きますけど、一緒に行きますか?」
「「行くっ!」」
「え? ニアも?」
「いくっ」
今までルークの体に顔を埋めていたから寝ているのかと思っていたけど、武器屋の話をしたときに頭を持ち上げ始めたから、武器に興味があることは分かっていた。
さすが親子だと感心していたところに、まさかの同行希望。
さて、どうしたものか。
危ないと言って断ることは簡単だが、閉じ込められていたルークは連れて行ってあげたいようだ。
さっき助けてもらったし、恩返しをしておこう。
「じゃあ今日は時間がないから、明日でいいかな?」
「えぇーー」
「今日はねぇ、ルークたちをギルドに登録しに行かないといけないんだ。登録しないとルークとイムレはお留守番になっちゃうんだ」
「それはだめっ」
「でしょう? それに森で肉を獲ってこようと思うんだ」
「あのとりは?」
「あれは店に出せないからね」
ブルーノさん曰く、あの怪鳥は竜肉に匹敵するくらい高級らしく、この店の価格帯では提供できないらしい。
だから、怪鳥は自分たちで食し、店用は俺が森で狩ってこようと思ったのだ。
「そうなんだ。わかった。きょうはがまんする」
『偉いぞ』
『ニア、偉い』
二人がニアを褒める。
小さな頭を左右から挟み、優しく撫でていた。
「えへへへ」
褒められて喜ぶニアとは対照的に、ナディアさんは若干落ち込んでいた。
「ほらほら、それならみんな外出の準備して。冒険者ギルドに行くわよ」
「みんなで行くんですか?」
「そうよ。武器屋のおじさんはギルドで働いているからね。ついでに返しに行きましょう」
「そうなんですね。分かりました」
落ち込んでいたナディアさんも、ルイーサさんとニアに無理矢理引っ張られて行った。
戸締まりをするブルーノさんは見て、放置したままの物資を思い出す。室内に入れなくなるけど、置く場所がないため自室に物資を収納して鍵を掛けた。
失くしても困らないあぶく銭だが、近いうちに散財する予定があるので大切に保管しておく。
それ以外は変わらないかな。
着替える服もなければ、武器も変わらず二本のナイフ。
ポケットには少額のお小遣いに、ギルドカードのみ。
「準備完了」
「じゃあ行くわよぉ」
「はぁい」
ルークとイムレのお披露目だ。
きっと目立つに違いない。
33
お気に入りに追加
327
あなたにおすすめの小説

暇つぶし転生~お使いしながらぶらり旅~
暇人太一
ファンタジー
仲良し3人組の高校生とともに勇者召喚に巻き込まれた、30歳の病人。
ラノベの召喚もののテンプレのごとく、おっさんで病人はお呼びでない。
結局雑魚スキルを渡され、3人組のパシリとして扱われ、最後は儀式の生贄として3人組に殺されることに……。
そんなおっさんの前に厳ついおっさんが登場。果たして病人のおっさんはどうなる!?
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。

破滅する悪役五人兄弟の末っ子に転生した俺、無能と見下されるがゲームの知識で最強となり、悪役一家と幸せエンディングを目指します。
大田明
ファンタジー
『サークラルファンタズム』というゲームの、ダンカン・エルグレイヴというキャラクターに転生した主人公。
ダンカンは悪役で性格が悪く、さらに無能という人気が無いキャラクター。
主人公はそんなダンカンに転生するも、家族愛に溢れる兄弟たちのことが大好きであった。
マグヌス、アングス、ニール、イナ。破滅する運命にある兄弟たち。
しかし主人公はゲームの知識があるため、そんな彼らを救うことができると確信していた。
主人公は兄弟たちにゲーム中に辿り着けなかった最高の幸せを与えるため、奮闘することを決意する。
これは無能と呼ばれた悪役が最強となり、兄弟を幸せに導く物語だ。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。

生活魔法しか使えない少年、浄化(クリーン)を極めて無双します(仮)(習作3)
田中寿郎
ファンタジー
壁しか見えない街(城郭都市)の中は嫌いだ。孤児院でイジメに遭い、無実の罪を着せられた幼い少年は、街を抜け出し、一人森の中で生きる事を選んだ。武器は生活魔法の浄化(クリーン)と乾燥(ドライ)。浄化と乾燥だけでも極めれば結構役に立ちますよ?
コメントはたまに気まぐれに返す事がありますが、全レスは致しません。悪しからずご了承願います。
(あと、敬語が使えない呪いに掛かっているので言葉遣いに粗いところがあってもご容赦をw)
台本風(セリフの前に名前が入る)です、これに関しては助言は無用です、そういうスタイルだと思ってあきらめてください。
読みにくい、面白くないという方は、フォローを外してそっ閉じをお願いします。
(カクヨムにも投稿しております)

女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
土岡太郎
ファンタジー
自分の先祖の立派な生き方に憧れていた高校生の少女が、ある日子供助けて死んでしまう。
死んだ先で出会った別の世界の女神はなぜか彼女を気に入っていて、自分の世界で立派な女性として活躍ができるようにしてくれるという。ただし、女神は努力してこそ認められるという考え方なので最初から無双できるほどの能力を与えてくれなかった。少女は憧れの先祖のような立派な人になれるように異世界で愉快で頼れる仲間達と頑張る物語。 でも女神のお気に入りなので無双します。
*10/17 第一話から修正と改訂を初めています。よければ、読み直してみてください。
*R-15としていますが、読む人によってはそう感じるかもしないと思いそうしています。
あと少しパロディもあります。
小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様でも投稿しています。
YouTubeで、ゆっくりを使った音読を始めました。
良ければ、視聴してみてください。
【ゆっくり音読自作小説】女神のお気に入り少女、異世界で奮闘する。(仮)
https://youtu.be/cWCv2HSzbgU
それに伴って、プロローグから修正をはじめました。
ツイッター始めました。 https://twitter.com/tero_oo

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる