11 / 56
第一章 新生活と新天地
第十一話 二次会は本命狙い
しおりを挟む
アンデッドパーリーの片付けのため大穴を掘っている最中、ずっとゾンビについて考えていた。そのおかげで、穴を掘り終わる頃には解決策を思いつけたのだ。
まずスケルトンジェネラルの装備品を回収し、スケルトンの魔石を拾い集めていく。次に穴の中にスケルトンの骨を全て入れる。ここまでは予定通りである。
そしていよいよゾンビの解体をしていく。方法は《念動魔法》で穴の縁に足を穴の中に向けて入れる。あとは魔石のある部分である胸部に向けて石を投擲していくだけ。
ドパッと水風船のように割れると、足の重みによって自然と穴に落ちていくのだ。投擲を終えた後は穴を掘った鍬で魔石を集め、汚染された土を穴に入れる。最後に火球をぶち込み終了である。ちなみに、鍬も焼却処分とした。
スケルトンの魔石とゾンビの魔石を木の棒で掴み革袋に入れる。川を見つけたときにしっかりと洗うためだ。
ただ問題が発生した。アンデッドの素材とプゴ太郎の素材を一緒にしておきたくないのだが、【異空間倉庫】に空きはない。こればかりはどうしようもないので、また整理でもしようと思い【異空間倉庫】を開けると、収納数が二十種類に増えていた。疑問に思いステータスを見てみることに。
スキル【魂霊術】☆☆
魔力の使用または霊力の使用で発動。
スキル内容も異なる。
《魔力》
透過魔法……気配を遮断し物をすり抜ける。
念動魔法……魔力で物を動かす。
幽冥魔法……あの世とこの世を結ぶ。
《霊力》
魂喰……下位の存在か屈伏・承諾が必要。
読取……相手の魂に触れることで鑑定可能。
吸収……心臓を吸収しランダムでスキル取得。
書換……読取をした相手の情報を書き換える。
他の表示は一切変わっていなかったが、【魂霊術】の横の☆が増えており、スキルも二つ追加されていた。その影響が【異空間倉庫】にも出ているようだ。さらに魂が少しだけ大きくなった気がする。
それにしてもスキルが成長することを初めて知った。しかも今回の新スキルは当たりだ。吸収スキルで発声できるスキルを入手できれば、もしかしたら話せるようになるかもしれない。そしてそれはいつか出会う神の娘をよろしくするときに役立つことだろう。
ということで、スキルを入手するために南下を一時中止して森へ行こう。
それからアンデッドセットは木箱がないのでロープで縛って収納した。
すると、いるわいるわ。今までいなかったのが不思議なくらいモンスターがいる。発声するにはしゃべる鳥やコウモリ、人型のモンスターが望ましい。ポールアックスを手に持ち、いざ出陣。
まず目の前に現れたのはオーガ。三メートルくらいの大きさで、どこから拾ってきたのかメイスを振り回している。その相手は俺ではなくゴブリンの群れだけどな。
ポールアックスを一度収納し、チャクラムを二枚取り出し投げる。雑魚のゴブリンに気を取られている隙に首を両断しようとしたのだが、硬すぎて少しだけ傷つけただけである。
一応バレないように死角から投げたのだが、すでに俺がいる場所を睨んでいた。意外と知能も高いようだ。これは期待できる。
チャクラムをそのまま操り、ゴブリンの首を両断していく。こちらは簡単に両断でき、ゴブリンに混乱を生じさせることができた。オーガはゴブリンが混乱しているせいで身動きが取りづらくなっており、攻めるのならば今しかないと判断する。
チャクラムを操作しながらオーガの背後に迫り、ジャンプして背中を足場に頚椎に向かってポールアックスを思いっきり叩きつけた。今度の攻撃は深く、さらに衝撃で前に転倒する。一応トドメで同じところにもう一度叩き込み、オーガとの勝負は勝利で終わった。
あとはチャクラムをもう一枚足して、ゴブリンの首をはねまくった。その間ずっと魂を喰らい続けて待ち、真っ先に魂を喰い終えたオーガの死体はそのまま収納した。
首狩りを終えた後はゴブリンの処理だ。ゴブリンは同じ種類と判断され、一塊で収納されていった。それとメイスは洗浄したいので、アンデッドセットにくくりつけて置いた。
ここまで終えると、俺は一度森の外に出てオーガの心臓を吸収してみようと思った。一度でスキルを取得できれば、南下を続けられるからだ。
しかし水場がない場所では全ての解体はできない。中途半端になるが心臓だけを取り出す。魔石は心臓の中にあるため、魔石もきれいに取り出せるのだ。
――《吸収》。
俺は取り出した心臓にスキルを発動した。このスキルによる変化は、魂の一部が猛獣のように変化して心臓に食らいつくというものだった。そして吸収を終えた後に残されたものはきれいな魔石だけである。
頼むー! 頼む、頼むー!
つい祈ってしまうほど発声スキルを切望していたのだが、オーガの心臓は期待を大きく裏切ってくれた。確かにランダムと書かれていた。でもそこは、ビギナーズラック的なものを与えてくれるのが神の仕事だろう。
仕方なくオーガをしまい、もう一度森の中に入る。
一応、先ほどの戦いが無駄ではなかったことをすぐに実感できた。首狩り現場にはモンスターが押し寄せていたからだ。
血の臭いに惹かれてきたのかぁ。じゃあメシを食わせてやろう。
俺は【異空間倉庫】からゴブリンの死体を取り出すと、モンスターの群れに放りこんだ。臭いに釣られてゴブリンに飛びつくモンスターもいるが、ほとんどは興味を示さないモンスターばかりである。
おそらく無視しているモンスターは知能が高いのだろう。もしかすると、発声スキルを持っている可能性がある。
よし! チャクラム作戦決行ーー!
と、またも首狩りをしようとしたのだが、血だまりに集まっていたモンスターが全ていなくなってしまった。
えっ? 何で? どこ行った?
俺のチャクラム作戦にビビったわけではないはずだ。それなのに移動するということは、もっと上位のモンスターが来る可能性があるということだ。
すぐに認識阻害の外套に魔力を通し、いつでも使える状態にする。さらに武器庫から槍を三本取り出し、【異空間倉庫】の空き枠に入れる。魔法具にもそれぞれ一回分の魔力を装填し、準備完了である。
ズシッ、ズシッと地面が震えているような音を鳴らしながら現れたモンスターは、緑色の体に腕や足、胸に白い竜巻のような模様が入っているオーガである。先ほどのオーガよりも大きく、色も違うことから上位種であることが確定した。
「グオォォォォォォオーーー!」
血だまりに立ち叫ぶオーガに一瞬ビビるも、ここで逃げるわけにはいかないと自らを奮い立たせた。
会話がしたい! 会話がしたい!
と、願望を口にすることで恐怖を和らげる。そのおかげで最初よりはマシになったのだが、次の瞬間、隠れていた木ごと吹き飛ばされた。
何が起きたかは分かる。でも何をされたのかは全く分からなかった。
ただ鎧のおかげでほとんど無傷だ。
改めてオーガの様子を見ると、巨大なパルチザンのような槍を手に持ち、手当たり次第に振り回していた。しかもその巨大な槍は魔法具なのか、切断しただけの木が風に飛ばされたように吹き飛ぶのだ。
……無理だ。全然近づけない。ってかあの脳筋は森を丸坊主にする気か? 誰か止めろよ!
仕方がない。嫌がらせをしよう。それで無理なら諦めよう。
まずスケルトンジェネラルの装備品を回収し、スケルトンの魔石を拾い集めていく。次に穴の中にスケルトンの骨を全て入れる。ここまでは予定通りである。
そしていよいよゾンビの解体をしていく。方法は《念動魔法》で穴の縁に足を穴の中に向けて入れる。あとは魔石のある部分である胸部に向けて石を投擲していくだけ。
ドパッと水風船のように割れると、足の重みによって自然と穴に落ちていくのだ。投擲を終えた後は穴を掘った鍬で魔石を集め、汚染された土を穴に入れる。最後に火球をぶち込み終了である。ちなみに、鍬も焼却処分とした。
スケルトンの魔石とゾンビの魔石を木の棒で掴み革袋に入れる。川を見つけたときにしっかりと洗うためだ。
ただ問題が発生した。アンデッドの素材とプゴ太郎の素材を一緒にしておきたくないのだが、【異空間倉庫】に空きはない。こればかりはどうしようもないので、また整理でもしようと思い【異空間倉庫】を開けると、収納数が二十種類に増えていた。疑問に思いステータスを見てみることに。
スキル【魂霊術】☆☆
魔力の使用または霊力の使用で発動。
スキル内容も異なる。
《魔力》
透過魔法……気配を遮断し物をすり抜ける。
念動魔法……魔力で物を動かす。
幽冥魔法……あの世とこの世を結ぶ。
《霊力》
魂喰……下位の存在か屈伏・承諾が必要。
読取……相手の魂に触れることで鑑定可能。
吸収……心臓を吸収しランダムでスキル取得。
書換……読取をした相手の情報を書き換える。
他の表示は一切変わっていなかったが、【魂霊術】の横の☆が増えており、スキルも二つ追加されていた。その影響が【異空間倉庫】にも出ているようだ。さらに魂が少しだけ大きくなった気がする。
それにしてもスキルが成長することを初めて知った。しかも今回の新スキルは当たりだ。吸収スキルで発声できるスキルを入手できれば、もしかしたら話せるようになるかもしれない。そしてそれはいつか出会う神の娘をよろしくするときに役立つことだろう。
ということで、スキルを入手するために南下を一時中止して森へ行こう。
それからアンデッドセットは木箱がないのでロープで縛って収納した。
すると、いるわいるわ。今までいなかったのが不思議なくらいモンスターがいる。発声するにはしゃべる鳥やコウモリ、人型のモンスターが望ましい。ポールアックスを手に持ち、いざ出陣。
まず目の前に現れたのはオーガ。三メートルくらいの大きさで、どこから拾ってきたのかメイスを振り回している。その相手は俺ではなくゴブリンの群れだけどな。
ポールアックスを一度収納し、チャクラムを二枚取り出し投げる。雑魚のゴブリンに気を取られている隙に首を両断しようとしたのだが、硬すぎて少しだけ傷つけただけである。
一応バレないように死角から投げたのだが、すでに俺がいる場所を睨んでいた。意外と知能も高いようだ。これは期待できる。
チャクラムをそのまま操り、ゴブリンの首を両断していく。こちらは簡単に両断でき、ゴブリンに混乱を生じさせることができた。オーガはゴブリンが混乱しているせいで身動きが取りづらくなっており、攻めるのならば今しかないと判断する。
チャクラムを操作しながらオーガの背後に迫り、ジャンプして背中を足場に頚椎に向かってポールアックスを思いっきり叩きつけた。今度の攻撃は深く、さらに衝撃で前に転倒する。一応トドメで同じところにもう一度叩き込み、オーガとの勝負は勝利で終わった。
あとはチャクラムをもう一枚足して、ゴブリンの首をはねまくった。その間ずっと魂を喰らい続けて待ち、真っ先に魂を喰い終えたオーガの死体はそのまま収納した。
首狩りを終えた後はゴブリンの処理だ。ゴブリンは同じ種類と判断され、一塊で収納されていった。それとメイスは洗浄したいので、アンデッドセットにくくりつけて置いた。
ここまで終えると、俺は一度森の外に出てオーガの心臓を吸収してみようと思った。一度でスキルを取得できれば、南下を続けられるからだ。
しかし水場がない場所では全ての解体はできない。中途半端になるが心臓だけを取り出す。魔石は心臓の中にあるため、魔石もきれいに取り出せるのだ。
――《吸収》。
俺は取り出した心臓にスキルを発動した。このスキルによる変化は、魂の一部が猛獣のように変化して心臓に食らいつくというものだった。そして吸収を終えた後に残されたものはきれいな魔石だけである。
頼むー! 頼む、頼むー!
つい祈ってしまうほど発声スキルを切望していたのだが、オーガの心臓は期待を大きく裏切ってくれた。確かにランダムと書かれていた。でもそこは、ビギナーズラック的なものを与えてくれるのが神の仕事だろう。
仕方なくオーガをしまい、もう一度森の中に入る。
一応、先ほどの戦いが無駄ではなかったことをすぐに実感できた。首狩り現場にはモンスターが押し寄せていたからだ。
血の臭いに惹かれてきたのかぁ。じゃあメシを食わせてやろう。
俺は【異空間倉庫】からゴブリンの死体を取り出すと、モンスターの群れに放りこんだ。臭いに釣られてゴブリンに飛びつくモンスターもいるが、ほとんどは興味を示さないモンスターばかりである。
おそらく無視しているモンスターは知能が高いのだろう。もしかすると、発声スキルを持っている可能性がある。
よし! チャクラム作戦決行ーー!
と、またも首狩りをしようとしたのだが、血だまりに集まっていたモンスターが全ていなくなってしまった。
えっ? 何で? どこ行った?
俺のチャクラム作戦にビビったわけではないはずだ。それなのに移動するということは、もっと上位のモンスターが来る可能性があるということだ。
すぐに認識阻害の外套に魔力を通し、いつでも使える状態にする。さらに武器庫から槍を三本取り出し、【異空間倉庫】の空き枠に入れる。魔法具にもそれぞれ一回分の魔力を装填し、準備完了である。
ズシッ、ズシッと地面が震えているような音を鳴らしながら現れたモンスターは、緑色の体に腕や足、胸に白い竜巻のような模様が入っているオーガである。先ほどのオーガよりも大きく、色も違うことから上位種であることが確定した。
「グオォォォォォォオーーー!」
血だまりに立ち叫ぶオーガに一瞬ビビるも、ここで逃げるわけにはいかないと自らを奮い立たせた。
会話がしたい! 会話がしたい!
と、願望を口にすることで恐怖を和らげる。そのおかげで最初よりはマシになったのだが、次の瞬間、隠れていた木ごと吹き飛ばされた。
何が起きたかは分かる。でも何をされたのかは全く分からなかった。
ただ鎧のおかげでほとんど無傷だ。
改めてオーガの様子を見ると、巨大なパルチザンのような槍を手に持ち、手当たり次第に振り回していた。しかもその巨大な槍は魔法具なのか、切断しただけの木が風に飛ばされたように吹き飛ぶのだ。
……無理だ。全然近づけない。ってかあの脳筋は森を丸坊主にする気か? 誰か止めろよ!
仕方がない。嫌がらせをしよう。それで無理なら諦めよう。
0
お気に入りに追加
82
あなたにおすすめの小説

捨てられた転生幼女は無自重無双する
紅 蓮也
ファンタジー
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。
アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。
ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。
アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。
去ろうとしている人物は父と母だった。
ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。
朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。
クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。
しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。
アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。
王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。
アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。
※諸事情によりしばらく連載休止致します。
※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
スキル『日常動作』は最強です ゴミスキルとバカにされましたが、実は超万能でした
メイ(旧名:Mei)
ファンタジー
この度、書籍化が決定しました!
1巻 2020年9月20日〜
2巻 2021年10月20日〜
3巻 2022年6月22日〜
これもご愛読くださっている皆様のお蔭です! ありがとうございます!
発売日に関しましては9月下旬頃になります。
題名も多少変わりましたのでここに旧題を書いておきます。
旧題:スキル『日常動作』は最強です~ゴミスキルだと思ったら、実は超万能スキルでした~
なお、書籍の方ではweb版の設定を変更したところもありますので詳しくは設定資料の章をご覧ください(※こちらについては、まだあげていませんので、のちほどあげます)。
────────────────────────────
主人公レクスは、12歳の誕生日を迎えた。12歳の誕生日を迎えた子供は適正検査を受けることになっていた。ステータスとは、自分の一生を左右するほど大切であり、それによって将来がほとんど決められてしまうのだ。
とうとうレクスの順番が来て、適正検査を受けたが、ステータスは子供の中で一番最弱、職業は無職、スキルは『日常動作』たった一つのみ。挙げ句、レクスははした金を持たされ、村から追放されてしまう。
これは、貧弱と蔑まれた少年が最強へと成り上がる物語。
※カクヨム、なろうでも投稿しています。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?

転生してしまったので服チートを駆使してこの世界で得た家族と一緒に旅をしようと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
俺はクギミヤ タツミ。
今年で33歳の社畜でございます
俺はとても運がない人間だったがこの日をもって異世界に転生しました
しかし、そこは牢屋で見事にくそまみれになってしまう
汚れた囚人服に嫌気がさして、母さんの服を思い出していたのだが、現実を受け止めて抗ってみた。
すると、ステータスウィンドウが開けることに気づく。
そして、チートに気付いて無事にこの世界を気ままに旅することとなる。楽しい旅にしなくちゃな
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる