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第一章 隠遁生活
第四十三話 浄化からの任務完了
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水場問題の前に女王ワニを足止めするために作った《泥沼》を《硬化》で元に戻したり、水場を囲っている岩壁や蓋などを壊しながら回収したりと後始末を終わらせた。
女王ワニや配下の大蛇が暴れたせいで森が破壊され、水場がかなり拡張されている。そのせいで木が倒れていたり植物が掘り起こされた状態だった。
そのままだともったいないと判断し、俺とラビくんたちで二手に分かれて植物回収を行う。
ラビくんたちには枯れないように特濃魔力水を入れた綺麗にしたバケツを持たせて、掘り起こされた植物を優先的に回収してもらう。
俺は深層に近い魔境の木材を、一つも残すことなく回収していく。これらも今回の毒三昧討伐作戦の報酬だと思わなければ割に合わない。
「さて、もう一つのクエストを終わらせようかな」
「どうやるの?」
「水を持ち上げる!」
「ん? なんて?」
論より証拠ということで、早速作戦開始。
まずは水場周辺を走り回り、もれなく毒を回収して水場に捨てる。
「水よ、《創水》」
当初の予測より深いことが分かったから、少し多めに魔力水を混ぜていく。
「水よ、《操水》」
魔力水を隅々まで行き渡らせたあと、魔力水で毒水を包み込むようにして上に持ち上げる。いくら自分の魔力水で包んでいるといっても女王ワニの魔力が残っているし、水量が多くてかなりキツい。
持ち上げた水に神器を刺して水の浄化をイメージして神器を抜くと、ドゥリュッという不快な感触がするも水の色が変わり浄化された。
「ラビくん、この毒ってどうすればいいの!?」
「消滅を選択するって念じれば消えるよ!」
「消滅!」
毒物も売れるだろうけど、死の商人になるつもりはないから迷わず消し去る。
そしてここからが難しく集中を強いられる。
「水よ、《創水》」
あらかじめ用意していた万能薬入りの寸胴鍋に特濃魔力水を入れて、かさ増しと散布のための準備を施す。
「水よ、《操水》」
左手の上にはまだ水場の水が浮いていて、同時に右手で万能薬を持ち上げて、特濃魔力水とともに水場の底で衰弱している生物たちにもれなくかけていく。残ったわずかな万能薬は水が湧き出ている場所にぶっ掛けて、新しい水もしばらくは浄化されるようにした。
あとは左手の水をゆっくり戻してクエストは無事に終了。
「つ……疲れた……」
「……すごいことやるね……。神器を水に刺すだけじゃダメだったの?」
「毒塗れの生物が水の中にいるなら水だけ綺麗にしても意味ないでしょ? お風呂掃除と同じだよ。浴室も浴槽も入るもの綺麗にしないと、水だけ替えても汚さは同じだからね」
「なるほど! そういえば万能薬ってもうないの?」
「うん。何で?」
「売る予定の分も?」
「それはあるよ」
万能薬は取引額が高いから、オークリームなどが安かった場合に残してあるのだ。
「万能薬はここでは売らない方がいいと思うんだ! アークが言ってた伯爵家のおばさんにバレちゃうよ? アークの魔力水は他の人にとっては特濃魔力水と同じ認識だからね!」
「それならやめておこうかな」
「じゃあ余った万能薬を使いたいんだけど、いいかな?」
なんか嫌な予感がするんだよな……。
「何に使うの?」
「女王ワニの通り道で被害にあった魔物がいたんだけど、水場の魔物に万能薬を使ってあげたなら、その被害魔物にもって思ったの!」
「その魔物の名前は?」
「ん? 脅威度五の亜竜だよ!」
「……具体的な名前は?」
「……【蛇帝竜】。つまりハイドラのことだね!」
蛇は嫌いって言ったじゃん!
「……いいんじゃないかな? ……別に気にしなくても……」
「ひ、酷い! 頭が三つあるだけの普通の大蛇なんだよ! 治してあげようよ!」
「そいつはもはや普通じゃない!」
「ケルベロスはどう思う?」
「見たことないけど、頭が三つある普通の犬じゃないかな」
「ハイドラはケルベロスの蛇版だから普通の蛇だね!」
罠か……!
「そもそもモフモフと爬虫類を一緒にしないで欲しい! モフモフだから許せることもあるんだよ!」
「【始原竜】の石像を作ったくらいだから竜は大丈夫なんでしょ?」
「本物を見たことがないからなんとも言えないけど、爬虫類に混ぜていい種族ではなさそう」
「ハイドラも竜の扱いだから大丈夫だね!」
また罠か……。
「何でそこまで拘るの?」
「あの子が深層の入口で奮闘してくれたから、女王ワニの体力が削れて出産の回数も少なく済んだし、配下の数も少なかったんだよ! あの子がいなかったらアークは肉塊だったかもしれないんだよ?!」
「おい! そんな危ないことさせてたんかい! 我が家の家族は見た目が天使のくせに、やらせていることは地獄の刑務作業みたいだな!」
「そんな失礼な! ハイドラの存在を知っていたから、アークにクエストを出したんだよ! 別に近づいて薬をかけろってわけじゃなくて、丘の上から回り込んで、さっきみたいに散布してくれればいいんだからさ!」
「……本当に近づかなくていいんだね?」
「うん!」
自分が肉塊にならずに済んだのはハイドラのおかげと聞けば、同じ女王ワニの被害者で恐怖を味わった同志と思えてきた。
本当は見た目も得意ではないが、さっきまでランスバイパーと至近距離で戦っていたことを思えばマシかなと思うことにした。
◇
「――デッカッ! 何だあれ!」
マシとか言った自分を殴りたい。
周囲に気をつけながら丘の上を深層に向かって歩くこと数分、巨大な蛇が横たわっていた。
全長百メートルは超えていそうで、胴体は太く途中から三つ叉になって頭を形成している。
体色は深い青色で、ところどころ深い緑色が迷彩の役割をしているのか分からないが混じっている。大きさでバレそうなのに迷彩の意味はあるのか? と思うのは、俺だけではないだろう。
「さぁ!」
……目をキラキラさせているけど、万能薬だけじゃ絶対に助からないだろう。何故なら、腹を食い千切られているんだからだ。
「全快を希望?」
「もちろん! ぼくを助けてくれたときと同じ事をしてくれてもいいんだよ?」
「アレはもうない。もらいものだったからね」
でもタマさんが特濃魔力水のおかげって言ってたし、回復魔術は水属性の領分って言ってたから試してみよう。実験の被験者になってもらうのは少し申し訳ないけど、治療のためだと思って欲しい。
「じゃあどうするの?」
「考えがあるから任せて!」
「わかった! お願いね!」
相手が蛇でもモフモフのお願いだから、期待を裏切らないように頑張ろうと思う。
まずは特濃魔力水で万能薬を包み、四つに分けて傷口と三つの口に放り込む。残った万能薬は体表についている細かい傷と毒液を洗うつもりで散布する。
毒による苦しさがなくなって余裕ができたのか、ハイドラと目が合ってしまった。
ここからが重要なんだから、集中力を切らすようなことはやめて欲しい。ラビくんが察して、横で落ち着くようにジェスチャーしてくれている。
「水よ、癒やしと安らぎを与え、生命を回復せよ《水龍の祝福》」
蛇が東洋龍に進化してくれればという願いを込めて、水で象った龍の咆哮で回復するようにイメージした。
さらに言えば、巨大な蛇の体全体を包むような範囲回復の効果もあればと考えた結果だ。
「うわぁぁぁぁーー! すごーい! 最高位の回復魔術って言われても納得できる!」
「迷宮で訓練した魔力圧縮のおかげだね。特濃魔力水を創りながら回復魔術ができるようになったから、思いの外簡単に回復魔術ができたよ。じゃあ蛇さん、さようなら!」
回復を確認した後、逃げるように水場まで走り去る。元気になったハイドラに迫られるのは御免被るからだ。
「魔力が残っているなら水場の子たちにもやってあげて欲しいな。ダメかな?」
「ダ……ダメ……じゃないよ!」
ダメって言えなかった……。
喜ぶラビくんの顔が見たくて、もう一度水場の水を持ち上げてから回復魔術を放ち、水を元に戻したことで本当にクエストが終了した。
御褒美は通常サイズのリムくんの背に乗って帰宅すること。自分の召喚獣なのに何気に初めての体験でワクワクしている。
「レッツ、帰宅ーー!」
――ドンッ! ズズズッ! バキッ!
「リムくん! 加速ーー!」
――ドンッ! ズズズッ! バキバキッ!
「アーク!」
「言わないで!」
「アーク! 後ろ!」
「分かってるから言わないでーー!」
「いつのまにナンパしたの?」
「仲人は間違いなくラビくんだよ!」
そう、俺は今ストーカーに終われている。毒から助けてあげたのに、何故お家に帰らずついてきているのだ。
しかも、何故か三体も。
「それよりも森を壊していいんかい!?」
「あの子たちは歩いているだけなんだ。毒を撒いているわけじゃなくて、体が大きくて引っかけちゃってるだけなんだよ!」
「一体は確実に踏み潰しているから引っかけているんじゃないよね!?」
「そういう移動方法なんだから仕方がないでしょ!」
「どこまでついてくる気だ?」
「それはね……家まで!」
クソォォォォォーーーー!
女王ワニや配下の大蛇が暴れたせいで森が破壊され、水場がかなり拡張されている。そのせいで木が倒れていたり植物が掘り起こされた状態だった。
そのままだともったいないと判断し、俺とラビくんたちで二手に分かれて植物回収を行う。
ラビくんたちには枯れないように特濃魔力水を入れた綺麗にしたバケツを持たせて、掘り起こされた植物を優先的に回収してもらう。
俺は深層に近い魔境の木材を、一つも残すことなく回収していく。これらも今回の毒三昧討伐作戦の報酬だと思わなければ割に合わない。
「さて、もう一つのクエストを終わらせようかな」
「どうやるの?」
「水を持ち上げる!」
「ん? なんて?」
論より証拠ということで、早速作戦開始。
まずは水場周辺を走り回り、もれなく毒を回収して水場に捨てる。
「水よ、《創水》」
当初の予測より深いことが分かったから、少し多めに魔力水を混ぜていく。
「水よ、《操水》」
魔力水を隅々まで行き渡らせたあと、魔力水で毒水を包み込むようにして上に持ち上げる。いくら自分の魔力水で包んでいるといっても女王ワニの魔力が残っているし、水量が多くてかなりキツい。
持ち上げた水に神器を刺して水の浄化をイメージして神器を抜くと、ドゥリュッという不快な感触がするも水の色が変わり浄化された。
「ラビくん、この毒ってどうすればいいの!?」
「消滅を選択するって念じれば消えるよ!」
「消滅!」
毒物も売れるだろうけど、死の商人になるつもりはないから迷わず消し去る。
そしてここからが難しく集中を強いられる。
「水よ、《創水》」
あらかじめ用意していた万能薬入りの寸胴鍋に特濃魔力水を入れて、かさ増しと散布のための準備を施す。
「水よ、《操水》」
左手の上にはまだ水場の水が浮いていて、同時に右手で万能薬を持ち上げて、特濃魔力水とともに水場の底で衰弱している生物たちにもれなくかけていく。残ったわずかな万能薬は水が湧き出ている場所にぶっ掛けて、新しい水もしばらくは浄化されるようにした。
あとは左手の水をゆっくり戻してクエストは無事に終了。
「つ……疲れた……」
「……すごいことやるね……。神器を水に刺すだけじゃダメだったの?」
「毒塗れの生物が水の中にいるなら水だけ綺麗にしても意味ないでしょ? お風呂掃除と同じだよ。浴室も浴槽も入るもの綺麗にしないと、水だけ替えても汚さは同じだからね」
「なるほど! そういえば万能薬ってもうないの?」
「うん。何で?」
「売る予定の分も?」
「それはあるよ」
万能薬は取引額が高いから、オークリームなどが安かった場合に残してあるのだ。
「万能薬はここでは売らない方がいいと思うんだ! アークが言ってた伯爵家のおばさんにバレちゃうよ? アークの魔力水は他の人にとっては特濃魔力水と同じ認識だからね!」
「それならやめておこうかな」
「じゃあ余った万能薬を使いたいんだけど、いいかな?」
なんか嫌な予感がするんだよな……。
「何に使うの?」
「女王ワニの通り道で被害にあった魔物がいたんだけど、水場の魔物に万能薬を使ってあげたなら、その被害魔物にもって思ったの!」
「その魔物の名前は?」
「ん? 脅威度五の亜竜だよ!」
「……具体的な名前は?」
「……【蛇帝竜】。つまりハイドラのことだね!」
蛇は嫌いって言ったじゃん!
「……いいんじゃないかな? ……別に気にしなくても……」
「ひ、酷い! 頭が三つあるだけの普通の大蛇なんだよ! 治してあげようよ!」
「そいつはもはや普通じゃない!」
「ケルベロスはどう思う?」
「見たことないけど、頭が三つある普通の犬じゃないかな」
「ハイドラはケルベロスの蛇版だから普通の蛇だね!」
罠か……!
「そもそもモフモフと爬虫類を一緒にしないで欲しい! モフモフだから許せることもあるんだよ!」
「【始原竜】の石像を作ったくらいだから竜は大丈夫なんでしょ?」
「本物を見たことがないからなんとも言えないけど、爬虫類に混ぜていい種族ではなさそう」
「ハイドラも竜の扱いだから大丈夫だね!」
また罠か……。
「何でそこまで拘るの?」
「あの子が深層の入口で奮闘してくれたから、女王ワニの体力が削れて出産の回数も少なく済んだし、配下の数も少なかったんだよ! あの子がいなかったらアークは肉塊だったかもしれないんだよ?!」
「おい! そんな危ないことさせてたんかい! 我が家の家族は見た目が天使のくせに、やらせていることは地獄の刑務作業みたいだな!」
「そんな失礼な! ハイドラの存在を知っていたから、アークにクエストを出したんだよ! 別に近づいて薬をかけろってわけじゃなくて、丘の上から回り込んで、さっきみたいに散布してくれればいいんだからさ!」
「……本当に近づかなくていいんだね?」
「うん!」
自分が肉塊にならずに済んだのはハイドラのおかげと聞けば、同じ女王ワニの被害者で恐怖を味わった同志と思えてきた。
本当は見た目も得意ではないが、さっきまでランスバイパーと至近距離で戦っていたことを思えばマシかなと思うことにした。
◇
「――デッカッ! 何だあれ!」
マシとか言った自分を殴りたい。
周囲に気をつけながら丘の上を深層に向かって歩くこと数分、巨大な蛇が横たわっていた。
全長百メートルは超えていそうで、胴体は太く途中から三つ叉になって頭を形成している。
体色は深い青色で、ところどころ深い緑色が迷彩の役割をしているのか分からないが混じっている。大きさでバレそうなのに迷彩の意味はあるのか? と思うのは、俺だけではないだろう。
「さぁ!」
……目をキラキラさせているけど、万能薬だけじゃ絶対に助からないだろう。何故なら、腹を食い千切られているんだからだ。
「全快を希望?」
「もちろん! ぼくを助けてくれたときと同じ事をしてくれてもいいんだよ?」
「アレはもうない。もらいものだったからね」
でもタマさんが特濃魔力水のおかげって言ってたし、回復魔術は水属性の領分って言ってたから試してみよう。実験の被験者になってもらうのは少し申し訳ないけど、治療のためだと思って欲しい。
「じゃあどうするの?」
「考えがあるから任せて!」
「わかった! お願いね!」
相手が蛇でもモフモフのお願いだから、期待を裏切らないように頑張ろうと思う。
まずは特濃魔力水で万能薬を包み、四つに分けて傷口と三つの口に放り込む。残った万能薬は体表についている細かい傷と毒液を洗うつもりで散布する。
毒による苦しさがなくなって余裕ができたのか、ハイドラと目が合ってしまった。
ここからが重要なんだから、集中力を切らすようなことはやめて欲しい。ラビくんが察して、横で落ち着くようにジェスチャーしてくれている。
「水よ、癒やしと安らぎを与え、生命を回復せよ《水龍の祝福》」
蛇が東洋龍に進化してくれればという願いを込めて、水で象った龍の咆哮で回復するようにイメージした。
さらに言えば、巨大な蛇の体全体を包むような範囲回復の効果もあればと考えた結果だ。
「うわぁぁぁぁーー! すごーい! 最高位の回復魔術って言われても納得できる!」
「迷宮で訓練した魔力圧縮のおかげだね。特濃魔力水を創りながら回復魔術ができるようになったから、思いの外簡単に回復魔術ができたよ。じゃあ蛇さん、さようなら!」
回復を確認した後、逃げるように水場まで走り去る。元気になったハイドラに迫られるのは御免被るからだ。
「魔力が残っているなら水場の子たちにもやってあげて欲しいな。ダメかな?」
「ダ……ダメ……じゃないよ!」
ダメって言えなかった……。
喜ぶラビくんの顔が見たくて、もう一度水場の水を持ち上げてから回復魔術を放ち、水を元に戻したことで本当にクエストが終了した。
御褒美は通常サイズのリムくんの背に乗って帰宅すること。自分の召喚獣なのに何気に初めての体験でワクワクしている。
「レッツ、帰宅ーー!」
――ドンッ! ズズズッ! バキッ!
「リムくん! 加速ーー!」
――ドンッ! ズズズッ! バキバキッ!
「アーク!」
「言わないで!」
「アーク! 後ろ!」
「分かってるから言わないでーー!」
「いつのまにナンパしたの?」
「仲人は間違いなくラビくんだよ!」
そう、俺は今ストーカーに終われている。毒から助けてあげたのに、何故お家に帰らずついてきているのだ。
しかも、何故か三体も。
「それよりも森を壊していいんかい!?」
「あの子たちは歩いているだけなんだ。毒を撒いているわけじゃなくて、体が大きくて引っかけちゃってるだけなんだよ!」
「一体は確実に踏み潰しているから引っかけているんじゃないよね!?」
「そういう移動方法なんだから仕方がないでしょ!」
「どこまでついてくる気だ?」
「それはね……家まで!」
クソォォォォォーーーー!
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