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第一章 隠遁生活
第二十五話 霊王からの熊の試練
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ぼくの名前は【霊王】シリウス。
龍脈と精霊と霊獣の管理を司る神獣なんだ。これでも結構偉いんだよ。
昔は、家族のような存在の大精霊や霊獣がしょっちゅう遊びに来てくれてたんだけど、今はほとんど遊んでないんだ。
理由は簡単なんだけどね。
ぼくがいなくなっただけっていう単純な理由なんだよね。
ぼくのお家にある資源や『世界樹』を独り占めしたかったみたいで、ぼくと遊ぶフリして封印の法具をぼくにつけたの。
その法具は魔王に使うもので、ぼくのこと魔王だって言って封印したの。偽物の勇者を教会が用意してね。
ぼくが保護した、ぼくのお家の近くに住んでいるダークエルフや妖精族が守ってくれようとしたんだけど、多勢に無勢でほとんどが捕まっちゃった。
残った者たちを逃がすので精一杯で、ぼくはそのまま封印されちゃったの。
封印現場には光の大精霊である【王子】もいたんだけど、なんか様子がおかしかったな。いつも一緒にいる闇の大精霊の【王女】もいなかったし。
そのあと何とか力を振り絞って封印を解いたんだけど、お家に帰ろうとはどうしても思えなかった。ダークエルフや妖精族に合わせる顔もないし、かなりの時間が経っちゃったから長命の彼らでも生きているかどうか……。
それに、ぼくのお家を奪った人間たちも見たくなかったから。
だから今持ってる全ての魔力を使って《空間転移》を使った。仮にそこで死ぬことになったとしても、もうどうでもいいやって思ってたから。
でもね、何故か今の状況は気になるんだ。
ぼくは転移した先で魔物に囲まれて傷を負いながらも、近くにあった洞窟に入ったはずなんだ。絶対に無人だったし、周囲を魔物に囲まれていたからぼくの墓場はここだと思ったんだよね。
じゃあ何でぼくの意識ははっきりしてるの? 傷が一個もないし、簡単にだけど汚れも拭われている。体も人の両手に乗るくらいだったはずだけど、一抱えくらいの大きさになってるよ? 実際に抱えられているわけだし。
ぼくがデブったわけじゃないよ?
魔力が体が大きくなった分戻ったってことだよ。決してデブじゃないんだよ。大事なことだから二回言っておくね。
でもすごいなぁ。
従魔契約してないのに一人で魔力を供給したってことでしょ? どうやって? ぼくはこれでも【霊王】なんだよ。魔力量は計測できないくらいで、魔力の塊って言っても過言じゃないんだよ。
んーー、気になる。
そうだ! ずっと使ってなかったから忘れてたけど、アレを使おう。というか、アレを使っていれば騙されることもなかったんだよね……。信じすぎちゃったのかな……。
もう二度とあんなに辛い思いはしたくないから、今回は絶対に使おう。《順風耳》発動。
まさぐりまさぐり、まさぐりまさぐり。
直接体に当てた方が詳しく分かるんだよね。ぼくの特別製の耳は全てを暴く力があるから、君の隠し事も企みも全て暴いてあげよう。
ペタペタと耳を少年の体に当てて隠し事を探していると、少年が寝言を言い始めてドキドキする。バレないように気をつけなきゃ。
――ここだ。
頭から耳を当て少しずつ下げて行き、ちょうど胸の辺りに来たときに隠蔽の波動を感じた。何か隠しているのは間違いなさそうだ。
ふむふむ、ふむふむ……。
……ん? ママの加護……? 称号も……。何で……? しかもステータスがいろいろおかしい。まぁステータス以外にも気になることはあるんだけどね。
この少年がさっきから寝言でブツブツ言っているモフモフってなんだろ? なんか昔に聞いたことがあるような気が……。
うん! 分からない!
しばらく様子を見てみよう。とりあえずもうちょっと寝よう。おやすみー。
◇◇◇
最高のぬくもりだ。とてもテントの中だとは思えない。毛布のぬくもりではない。ふわふわモフモフのぬくもりなのだ。
今世二体目で初めてのモフモフ抱っこ。
こんなに幸せになってもいいのだろうか。今日この瞬間のために転生を果たして、鬼の住処で耐え忍んだと言えるではないか? きっとそうだ。
でも寝る前となんか違う気がするんだよな。何が違うんだろう。
確認のために起床して毛布の中を見る。
あれ……? 入れ替わった? 大きさの変化がおかしくないか?
特徴は一致している。縦と横の大きさ以外全てが。しいて違う点を挙げれば、マフラーみたいなモフモフのたてがみっぽいものがあることくらい。
兎さんは成長期だったのかな?
――《カスタマーサポート》――
「こちらカスタマーサポートです。今日はどうされました?」
「昨日はお世話になりました。申し遅れましたが、アクナイトと申します。これから度々相談することがあると思いますが、よろしくお願いします!」
「ご丁寧なあいさつ感謝します。わたしの真名は申し上げることができませんので、お好きに読んでくださって結構ですよ。では、用件をお聞きします」
「……考えておきます。用件は兎さんのことについてです。大きさが変わりすぎて入れ替わったのではないかと……」
「……兎……? あぁ、昨日助けた生き物ですね? 大きさの変化は魔力が回復したからですね。もう回復しましたと思いますので、そのうち目を覚ますと思いますよ」
よかった。治ったことも本兎だということも。
従魔になってくれるのが最高だが、なってくれなくてもせっかくのモフモフだ。手放したくない。
「よかったー。特濃魔力水も無駄ではなかったんですね」
「無駄どころかほとんどが魔力水のおかげですよ」
「じゃあこれから毎日特濃魔力水をあげれば、もっと大きくなるんですか?」
「……急激な成長はオススメしません」
巨大モフモフ計画は無理か……。大きくなれば虐められなくなりそうだと思ったんだけどな。
「それよりも封鎖している洞窟入り口の問題をどうにかした方がいいですよ」
「……まさか魔物が?」
モフモフ兎を抱いたまま封鎖している入口に近づき、各種察知スキルを全力で発動する。
「……あっ! もしかして……」
急いで封鎖を壊して外に出ると、一体の熊さんがうつ伏せで寝そべっている姿が目に飛び込んできた。
そう、熊親分だ。
あいさつせずに引っ越したことを怒っているのか? でも親分のお家は村がある北西とは真逆の南西の奥だったはず。
昨日引っ越して、今日ここにいる時点で不思議な移動速度であるが、今は用件の方が気になる。
「親分、おはようございます!」
「グォ」
あいさつをするもチラッとこちらを見るだけで変化はない。
「昨日からここに引っ越しまして、あいさつが遅れてしまって申し訳ありませんでした」
指摘される前に先に頭を下げておく。
熊親分に対しては礼儀を尽くさなければ恐怖が降り注ぐのだ。あの威圧は忘れられない。
「グォグォ!」
ムクリと起き上がり熊さん座りをする親分はコクリと頷くと、立ち上がり西に向かって歩き出す。洞窟の入口があり、森の小道があるのが東だからちょうど裏側になる。
そちらは何か変な感じが拭えないから様子を見てすらいない。
何か用があるのかな? なんて思っていると、熊親分がこちらを見ている。
「グォ」
「ついていけばいいんですね? 武器を取りに行っても?」
聞いても無視して歩き出したということは必要ないと言うことだろうか?
まぁ遅れて怒られる方が怖いから、今日は魔術の日にしよう。多少重くなったモフモフを抱きながら熊親分のあとを遅れずについていく。
結果を言ってしまえば、めちゃくちゃ魔物に襲われた。
襲われる都度、熊親分は足を止めてアゴで俺に行くように指示を出す。無理そうな相手だけは手伝ってくれるが、俺がメインで戦っているのは変わらず地獄の武術訓練を味わうことになる。
大事なことだからもう一度言おう。これは武術訓練だ。正確に言うのなら体術の訓練である。
え? モフモフはどうしたかって?
熊親分の背中の上で寝ている。モフモフを理由に魔術で応戦しようとしたら取り上げられた。移動時は背中に乗せて、戦闘時は片手に抱いてモフモフを可愛がっている。
俺の目の前に今世出会った全てのモフモフがいるわけだが、モフモフとモフモフが絡む幸せな光景が見れるのは嬉しい。
でも俺も混ぜて欲しい。さらに言えばもう少しのどかな場所で戯れて欲しかった。
「グォ!」
俺の不平を感じ取ったのか、鋭い視線を向けて若干の威圧を放つ。
「すみません! あと素材をいただきありがとうございます!」
「グォグォ」
機嫌が戻ったのか優しげに頷き歩みを進める。しばらく進み、足元が不安定になるほど木の根が張り出した場所に出た。まるでジ○リの世界のようだ。
どうやらここが目的の場所らしい。
龍脈と精霊と霊獣の管理を司る神獣なんだ。これでも結構偉いんだよ。
昔は、家族のような存在の大精霊や霊獣がしょっちゅう遊びに来てくれてたんだけど、今はほとんど遊んでないんだ。
理由は簡単なんだけどね。
ぼくがいなくなっただけっていう単純な理由なんだよね。
ぼくのお家にある資源や『世界樹』を独り占めしたかったみたいで、ぼくと遊ぶフリして封印の法具をぼくにつけたの。
その法具は魔王に使うもので、ぼくのこと魔王だって言って封印したの。偽物の勇者を教会が用意してね。
ぼくが保護した、ぼくのお家の近くに住んでいるダークエルフや妖精族が守ってくれようとしたんだけど、多勢に無勢でほとんどが捕まっちゃった。
残った者たちを逃がすので精一杯で、ぼくはそのまま封印されちゃったの。
封印現場には光の大精霊である【王子】もいたんだけど、なんか様子がおかしかったな。いつも一緒にいる闇の大精霊の【王女】もいなかったし。
そのあと何とか力を振り絞って封印を解いたんだけど、お家に帰ろうとはどうしても思えなかった。ダークエルフや妖精族に合わせる顔もないし、かなりの時間が経っちゃったから長命の彼らでも生きているかどうか……。
それに、ぼくのお家を奪った人間たちも見たくなかったから。
だから今持ってる全ての魔力を使って《空間転移》を使った。仮にそこで死ぬことになったとしても、もうどうでもいいやって思ってたから。
でもね、何故か今の状況は気になるんだ。
ぼくは転移した先で魔物に囲まれて傷を負いながらも、近くにあった洞窟に入ったはずなんだ。絶対に無人だったし、周囲を魔物に囲まれていたからぼくの墓場はここだと思ったんだよね。
じゃあ何でぼくの意識ははっきりしてるの? 傷が一個もないし、簡単にだけど汚れも拭われている。体も人の両手に乗るくらいだったはずだけど、一抱えくらいの大きさになってるよ? 実際に抱えられているわけだし。
ぼくがデブったわけじゃないよ?
魔力が体が大きくなった分戻ったってことだよ。決してデブじゃないんだよ。大事なことだから二回言っておくね。
でもすごいなぁ。
従魔契約してないのに一人で魔力を供給したってことでしょ? どうやって? ぼくはこれでも【霊王】なんだよ。魔力量は計測できないくらいで、魔力の塊って言っても過言じゃないんだよ。
んーー、気になる。
そうだ! ずっと使ってなかったから忘れてたけど、アレを使おう。というか、アレを使っていれば騙されることもなかったんだよね……。信じすぎちゃったのかな……。
もう二度とあんなに辛い思いはしたくないから、今回は絶対に使おう。《順風耳》発動。
まさぐりまさぐり、まさぐりまさぐり。
直接体に当てた方が詳しく分かるんだよね。ぼくの特別製の耳は全てを暴く力があるから、君の隠し事も企みも全て暴いてあげよう。
ペタペタと耳を少年の体に当てて隠し事を探していると、少年が寝言を言い始めてドキドキする。バレないように気をつけなきゃ。
――ここだ。
頭から耳を当て少しずつ下げて行き、ちょうど胸の辺りに来たときに隠蔽の波動を感じた。何か隠しているのは間違いなさそうだ。
ふむふむ、ふむふむ……。
……ん? ママの加護……? 称号も……。何で……? しかもステータスがいろいろおかしい。まぁステータス以外にも気になることはあるんだけどね。
この少年がさっきから寝言でブツブツ言っているモフモフってなんだろ? なんか昔に聞いたことがあるような気が……。
うん! 分からない!
しばらく様子を見てみよう。とりあえずもうちょっと寝よう。おやすみー。
◇◇◇
最高のぬくもりだ。とてもテントの中だとは思えない。毛布のぬくもりではない。ふわふわモフモフのぬくもりなのだ。
今世二体目で初めてのモフモフ抱っこ。
こんなに幸せになってもいいのだろうか。今日この瞬間のために転生を果たして、鬼の住処で耐え忍んだと言えるではないか? きっとそうだ。
でも寝る前となんか違う気がするんだよな。何が違うんだろう。
確認のために起床して毛布の中を見る。
あれ……? 入れ替わった? 大きさの変化がおかしくないか?
特徴は一致している。縦と横の大きさ以外全てが。しいて違う点を挙げれば、マフラーみたいなモフモフのたてがみっぽいものがあることくらい。
兎さんは成長期だったのかな?
――《カスタマーサポート》――
「こちらカスタマーサポートです。今日はどうされました?」
「昨日はお世話になりました。申し遅れましたが、アクナイトと申します。これから度々相談することがあると思いますが、よろしくお願いします!」
「ご丁寧なあいさつ感謝します。わたしの真名は申し上げることができませんので、お好きに読んでくださって結構ですよ。では、用件をお聞きします」
「……考えておきます。用件は兎さんのことについてです。大きさが変わりすぎて入れ替わったのではないかと……」
「……兎……? あぁ、昨日助けた生き物ですね? 大きさの変化は魔力が回復したからですね。もう回復しましたと思いますので、そのうち目を覚ますと思いますよ」
よかった。治ったことも本兎だということも。
従魔になってくれるのが最高だが、なってくれなくてもせっかくのモフモフだ。手放したくない。
「よかったー。特濃魔力水も無駄ではなかったんですね」
「無駄どころかほとんどが魔力水のおかげですよ」
「じゃあこれから毎日特濃魔力水をあげれば、もっと大きくなるんですか?」
「……急激な成長はオススメしません」
巨大モフモフ計画は無理か……。大きくなれば虐められなくなりそうだと思ったんだけどな。
「それよりも封鎖している洞窟入り口の問題をどうにかした方がいいですよ」
「……まさか魔物が?」
モフモフ兎を抱いたまま封鎖している入口に近づき、各種察知スキルを全力で発動する。
「……あっ! もしかして……」
急いで封鎖を壊して外に出ると、一体の熊さんがうつ伏せで寝そべっている姿が目に飛び込んできた。
そう、熊親分だ。
あいさつせずに引っ越したことを怒っているのか? でも親分のお家は村がある北西とは真逆の南西の奥だったはず。
昨日引っ越して、今日ここにいる時点で不思議な移動速度であるが、今は用件の方が気になる。
「親分、おはようございます!」
「グォ」
あいさつをするもチラッとこちらを見るだけで変化はない。
「昨日からここに引っ越しまして、あいさつが遅れてしまって申し訳ありませんでした」
指摘される前に先に頭を下げておく。
熊親分に対しては礼儀を尽くさなければ恐怖が降り注ぐのだ。あの威圧は忘れられない。
「グォグォ!」
ムクリと起き上がり熊さん座りをする親分はコクリと頷くと、立ち上がり西に向かって歩き出す。洞窟の入口があり、森の小道があるのが東だからちょうど裏側になる。
そちらは何か変な感じが拭えないから様子を見てすらいない。
何か用があるのかな? なんて思っていると、熊親分がこちらを見ている。
「グォ」
「ついていけばいいんですね? 武器を取りに行っても?」
聞いても無視して歩き出したということは必要ないと言うことだろうか?
まぁ遅れて怒られる方が怖いから、今日は魔術の日にしよう。多少重くなったモフモフを抱きながら熊親分のあとを遅れずについていく。
結果を言ってしまえば、めちゃくちゃ魔物に襲われた。
襲われる都度、熊親分は足を止めてアゴで俺に行くように指示を出す。無理そうな相手だけは手伝ってくれるが、俺がメインで戦っているのは変わらず地獄の武術訓練を味わうことになる。
大事なことだからもう一度言おう。これは武術訓練だ。正確に言うのなら体術の訓練である。
え? モフモフはどうしたかって?
熊親分の背中の上で寝ている。モフモフを理由に魔術で応戦しようとしたら取り上げられた。移動時は背中に乗せて、戦闘時は片手に抱いてモフモフを可愛がっている。
俺の目の前に今世出会った全てのモフモフがいるわけだが、モフモフとモフモフが絡む幸せな光景が見れるのは嬉しい。
でも俺も混ぜて欲しい。さらに言えばもう少しのどかな場所で戯れて欲しかった。
「グォ!」
俺の不平を感じ取ったのか、鋭い視線を向けて若干の威圧を放つ。
「すみません! あと素材をいただきありがとうございます!」
「グォグォ」
機嫌が戻ったのか優しげに頷き歩みを進める。しばらく進み、足元が不安定になるほど木の根が張り出した場所に出た。まるでジ○リの世界のようだ。
どうやらここが目的の場所らしい。
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