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第1章 転生からの逃亡
第24話 目標決定
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しつこいストーカーの撃退は無事に完了したが、まだワンコと遊んでいた人たちがいるから油断はできない。
さらに言えば、雲上獣とまではいかないだろうが、それでも高位の魔獣がたくさん存在する霊峰に足を踏み入れたのだ。決して油断はできない。
ここですぐに【隠形】を使いたくなってしまうが、魔獣は魔力を感知する術を本能で持っている。
ゆえに、魔力を使って姿を偽る【隠形】は悪手だ。
「それにしても、今回は【魔獣図鑑】の賞与のおかげで生き残れたなぁ。これから先も賞与には助けられるかもだけど……」
この先に何があるか分からないし、二つ隣の国に行くなら運に頼らない戦力が必須だし、他にも道具や身分が必要になるはず。
「身分は、やっぱり冒険者になるのが一番だよなぁ」
武術系スキルはないけど近接戦闘もそこそこできるし、魔法も結構使える方だと思う。
無双はできなくても、生活に困らない程度には稼げると思うんだよね。
「お金を稼いで魔導書をたくさん買えば、さらに戦力を高められるし。結構いい考えだと思うんだよね」
ご主人様曰く、境界都市は各ギルドが管理しているところだから、国家に紐付けされることなく登録できそうだ。
第一目標は境界都市で冒険者登録。
「まぁその前に二〇連ガチャをしよう」
さっそく【魔獣図鑑】を開いて、一〇連ガチャのお知らせが書かれていた手紙を開く。
使うかどうかの選択が出るから、〈使う〉を選択する。
『配達だ』
また……?
また山羊さんなのか?
「同じ方ですか?」
『他にいると思うか?』
「いいえ」
『さっさと図鑑を開け』
「……はい」
俺、山羊さんに何かしたかな?
スライムなら分かるけど……。
「お願いします」
『おう。しっかり持ってろ』
またアレが来るのか……。
「――っ!」
一〇連ってそういうことっ!?
連続サインを受け続けろってこと!?
「くぅぅぅ……」
『終わった。帰る』
「……お疲れ様でした」
『おう』
女神様……アレはいったいどういう試練なのでしょうか?
「可愛いモフモフが来て、肉球スタンプを押してくれてもいいんだよ……?」
サインの度にブラッシングしてあげたり、一緒にお昼寝したり。きっと幸せだろうなぁ。
俺の賞与って、過酷すぎだろ。
「……今回は一〇連だけでいいかな。もしものために取っておこう。有効期限もないしね。それがいい」
さてさて、何があるかなーー。
この瞬間が一番ワクワクドキドキするよね。
【モフ菓子製造機】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:モフモフのおやつを作る道具
モフモフ好きにはたまらない
おつまみも作れる
これがあれば魔獣も怖くない
備考:使用者固定『林田壮真』
【モフ菓子ポーチ】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:モフ菓子専用の収納道具
容量無限+重量軽減
時間温度を個別設定可能
たくさん収納しよう
備考:使用者固定『林田壮真』
【モフモフ美容サロン】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:モフモフ専用美容サロン
テント型でどこでも設置可能
お風呂から厩舎まで総合施設
他人のモフモフも君の虜に!
備考:使用者固定『林田壮真』
え? 俺、職業間違えた?
しかも、他人の従魔なんて世話するわけないじゃん。
【拡張工具〈竜種〉】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:竜種も忘れず入れてあげて
きっと命に関わるから!
……誰か知らないけど、忘れたのはあんただろ?
白々しく後付けしてるのに、俺に擦り付けやがって。それに、一枠使ってるし!
【従魔証 5個セット】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:各ギルドで購入可能
固有スキル【地図】と連動
形状&サイズ変更可能
使用者固定
嬉しい機能がついているけど、ギルドで買える物をもらったと思うと損した気になるな。
【キャンプセット】
分類:魔導具
品質:固有級
詳細:空間拡張 (小)
行水場あり
トイレあり(ボットン式)
炊事場あり
収納&展開は一瞬だよ!
備考:使ったら図鑑には戻せない
【探索マシン】
分類:魔導具
品質:固有級
詳細:探索用魔導具
資料使用の探索可能
実物使用の探索可能
名称のみの探索不可
探索履歴自動登録
備考:使ったら図鑑には戻せない
【錬金盤】
分類:魔導具
品質:希少級
詳細:素材の加工用道具
分解&抽出など
備考:使ったら図鑑には戻せない
【錬金釜】
分類:魔導具
品質:希少級
詳細:素材の加工用道具
主に薬品の調合に使われる
備考:使ったら図鑑には戻せない
【雑貨セット】
分類:道具
品質:一般級
詳細:必要最低限の雑貨セット
食器+調理器具+寝具など
備考:使ったら図鑑には戻せない
「おい。マジかよ……」
魔導具とかはいいから回復薬をくれよ。
しかも、使えるのはモフモフ用の物だけで、俺が使いたい物は収納の問題から使えない。
これから登山するのに荷物を増やせないのに……。
「しかも品質……」
さすがに全部を一番良い物にしろとは言わないけど、これはちょっと酷いのでは?
ちなみに、魔導具の品質は五段階だ。
一応魔導具なら人間でも作れることになっているから、そんなに差がないように思わなくもない。勘違いだけど。
なぜなら……。
伝説級 = 迷宮で入手可能
遺物級 = ほぼ流通しない(国宝)
固有級 = 競売で高額取引
希少級 = 市場に流通する(特注)
一般級 = 一般販売商品
という、モフモフへの依怙贔屓が凄まじい。
最後の雑貨なんて魔導具ですらないからね。
「お菓子作りまくって、襲われたら投げつけろってことか? ……ご主人様、駄犬は不安でたまりません」
個人的には魔法袋のようなものを期待していたんだけど、女神様なのかな? 分からないけど、神様は駄犬に試練を課したようだ。
だが、負けない。
神々が厳しくしても、厳しくも優しくしてくれたご主人様に立派な姿を見せるために頑張らねば。
「とりあえず、今日の寝床探しからだな」
多少回復したとしても魔力が心許ない今、化け物級魔獣がいる山に挑むことは御免被る。
まずは魔力の回復に全力を尽くす。
ついでにおばさんたちの状況でも見てみよう。
もう魔眼を隠す必要はないから使いたい放題だ。魔眼さえ使えれば、少しは知覚系スキルへの負担がかなり減るだろう。
「おっ。おばさん、死にそうじゃん」
――《魔力弾》
「介錯は武士の情けだからね」
川岸まで到達した根性はすごいが、それが命取りだ。
それとも、クソメイドの回復薬が目当てだったか? だが、回復薬を使う時間は与えぬよ。
「因縁はここで断っていく」
――着弾。
「キチ○イ王女よ、俺は国を出ていくよ。さらば」
逃亡のきっかけをくれたことだけは、本当に感謝している。
ありがとう。そして、さようなら。
◆
本日の夕飯は毎度お馴染みの塩スライムだ。
味がどうとか言っている余裕はない。
でも、できることなら人間らしい食事をしたいなぁ。
「先輩が獲ってくれた魚、美味かったなぁ……」
そういえば、魚を全て食べ終わった後にご主人様が言ってたけど、上位の魔獣を食べているときに循環を意識すれば魔力量が増えるって。
ストーカー撃退戦で一番のピンチは、魔力量の少なさから来る継戦能力の低下だ。
もう少し魔力量に余裕があれば、あのまま力押しでクソメイドを討てていただろう。
「……狩り、する?」
お肉食べれて、魔力も増えて、素材も獲れる。
無理だったら逃げればいいんだ。
そうだ、山で狩りをしよう。
「最悪、オークにしたみたいに争わせて漁夫の利を得れば良い」
ということで、山では狩りをメインにしつつ、たまにモフモフのお菓子を作ればいいのかな?
そこはかとなく「作れ」という誰かの意思を感じるから、きっとやらなければいけないことなのだろう。
「次に会う魔獣は可愛いモフモフだといいな」
先輩は慣れれば、少しは可愛く見えていた。
だけど、山羊さんはミノタウロスの山羊バージョンにしか見えず、可愛さの欠片もなかった。
このままじゃあモフモフに対する認識が狂ってしまう。
モフモフは可愛い。
俺の認識を変えないでくれっ!
「まずは夢で可愛い子に会えますように。寝まーす」
大木の樹上に乗り、幹に体を縛り付ける。
寝床の準備が終わったら、生活魔法を使用する。
――《無臭》
まずは臭いを消す。
汚れは落とすだけ無駄だから、魔獣を引きつける臭いだけ消した。
――《警報》
半径五メートルという狭い範囲だが、周囲に風の結界を張って、侵入者が出現すると音が鳴るという警戒魔法だ。
敵味方を選べないところと、範囲が狭いところを除けば、かなり使える生活魔法だと思う。
騎士が持っていたことを考えれば、高級品だと言われも不思議ではない。
「あっ。また迷宮で寝泊まりしてもいいかも。良い拾いものがあるかもだし」
迷宮内の法律についてどうなっているか確認して問題なければ、俺は迷宮のハイエナになる。
うん。妄想が膨らむねぇ。
やっと異世界転生らしくなってきた。
色々楽しみだ。
「明日は良い日になりますように。おやすみー」
===========
閑話を挟んで第二章になります。
ここまで大事な時間を使っていただきありがとうございます。
引き続きお読みいただければ幸いです。
さらに言えば、雲上獣とまではいかないだろうが、それでも高位の魔獣がたくさん存在する霊峰に足を踏み入れたのだ。決して油断はできない。
ここですぐに【隠形】を使いたくなってしまうが、魔獣は魔力を感知する術を本能で持っている。
ゆえに、魔力を使って姿を偽る【隠形】は悪手だ。
「それにしても、今回は【魔獣図鑑】の賞与のおかげで生き残れたなぁ。これから先も賞与には助けられるかもだけど……」
この先に何があるか分からないし、二つ隣の国に行くなら運に頼らない戦力が必須だし、他にも道具や身分が必要になるはず。
「身分は、やっぱり冒険者になるのが一番だよなぁ」
武術系スキルはないけど近接戦闘もそこそこできるし、魔法も結構使える方だと思う。
無双はできなくても、生活に困らない程度には稼げると思うんだよね。
「お金を稼いで魔導書をたくさん買えば、さらに戦力を高められるし。結構いい考えだと思うんだよね」
ご主人様曰く、境界都市は各ギルドが管理しているところだから、国家に紐付けされることなく登録できそうだ。
第一目標は境界都市で冒険者登録。
「まぁその前に二〇連ガチャをしよう」
さっそく【魔獣図鑑】を開いて、一〇連ガチャのお知らせが書かれていた手紙を開く。
使うかどうかの選択が出るから、〈使う〉を選択する。
『配達だ』
また……?
また山羊さんなのか?
「同じ方ですか?」
『他にいると思うか?』
「いいえ」
『さっさと図鑑を開け』
「……はい」
俺、山羊さんに何かしたかな?
スライムなら分かるけど……。
「お願いします」
『おう。しっかり持ってろ』
またアレが来るのか……。
「――っ!」
一〇連ってそういうことっ!?
連続サインを受け続けろってこと!?
「くぅぅぅ……」
『終わった。帰る』
「……お疲れ様でした」
『おう』
女神様……アレはいったいどういう試練なのでしょうか?
「可愛いモフモフが来て、肉球スタンプを押してくれてもいいんだよ……?」
サインの度にブラッシングしてあげたり、一緒にお昼寝したり。きっと幸せだろうなぁ。
俺の賞与って、過酷すぎだろ。
「……今回は一〇連だけでいいかな。もしものために取っておこう。有効期限もないしね。それがいい」
さてさて、何があるかなーー。
この瞬間が一番ワクワクドキドキするよね。
【モフ菓子製造機】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:モフモフのおやつを作る道具
モフモフ好きにはたまらない
おつまみも作れる
これがあれば魔獣も怖くない
備考:使用者固定『林田壮真』
【モフ菓子ポーチ】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:モフ菓子専用の収納道具
容量無限+重量軽減
時間温度を個別設定可能
たくさん収納しよう
備考:使用者固定『林田壮真』
【モフモフ美容サロン】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:モフモフ専用美容サロン
テント型でどこでも設置可能
お風呂から厩舎まで総合施設
他人のモフモフも君の虜に!
備考:使用者固定『林田壮真』
え? 俺、職業間違えた?
しかも、他人の従魔なんて世話するわけないじゃん。
【拡張工具〈竜種〉】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:竜種も忘れず入れてあげて
きっと命に関わるから!
……誰か知らないけど、忘れたのはあんただろ?
白々しく後付けしてるのに、俺に擦り付けやがって。それに、一枠使ってるし!
【従魔証 5個セット】
分類:魔導具
品質:伝説級
詳細:各ギルドで購入可能
固有スキル【地図】と連動
形状&サイズ変更可能
使用者固定
嬉しい機能がついているけど、ギルドで買える物をもらったと思うと損した気になるな。
【キャンプセット】
分類:魔導具
品質:固有級
詳細:空間拡張 (小)
行水場あり
トイレあり(ボットン式)
炊事場あり
収納&展開は一瞬だよ!
備考:使ったら図鑑には戻せない
【探索マシン】
分類:魔導具
品質:固有級
詳細:探索用魔導具
資料使用の探索可能
実物使用の探索可能
名称のみの探索不可
探索履歴自動登録
備考:使ったら図鑑には戻せない
【錬金盤】
分類:魔導具
品質:希少級
詳細:素材の加工用道具
分解&抽出など
備考:使ったら図鑑には戻せない
【錬金釜】
分類:魔導具
品質:希少級
詳細:素材の加工用道具
主に薬品の調合に使われる
備考:使ったら図鑑には戻せない
【雑貨セット】
分類:道具
品質:一般級
詳細:必要最低限の雑貨セット
食器+調理器具+寝具など
備考:使ったら図鑑には戻せない
「おい。マジかよ……」
魔導具とかはいいから回復薬をくれよ。
しかも、使えるのはモフモフ用の物だけで、俺が使いたい物は収納の問題から使えない。
これから登山するのに荷物を増やせないのに……。
「しかも品質……」
さすがに全部を一番良い物にしろとは言わないけど、これはちょっと酷いのでは?
ちなみに、魔導具の品質は五段階だ。
一応魔導具なら人間でも作れることになっているから、そんなに差がないように思わなくもない。勘違いだけど。
なぜなら……。
伝説級 = 迷宮で入手可能
遺物級 = ほぼ流通しない(国宝)
固有級 = 競売で高額取引
希少級 = 市場に流通する(特注)
一般級 = 一般販売商品
という、モフモフへの依怙贔屓が凄まじい。
最後の雑貨なんて魔導具ですらないからね。
「お菓子作りまくって、襲われたら投げつけろってことか? ……ご主人様、駄犬は不安でたまりません」
個人的には魔法袋のようなものを期待していたんだけど、女神様なのかな? 分からないけど、神様は駄犬に試練を課したようだ。
だが、負けない。
神々が厳しくしても、厳しくも優しくしてくれたご主人様に立派な姿を見せるために頑張らねば。
「とりあえず、今日の寝床探しからだな」
多少回復したとしても魔力が心許ない今、化け物級魔獣がいる山に挑むことは御免被る。
まずは魔力の回復に全力を尽くす。
ついでにおばさんたちの状況でも見てみよう。
もう魔眼を隠す必要はないから使いたい放題だ。魔眼さえ使えれば、少しは知覚系スキルへの負担がかなり減るだろう。
「おっ。おばさん、死にそうじゃん」
――《魔力弾》
「介錯は武士の情けだからね」
川岸まで到達した根性はすごいが、それが命取りだ。
それとも、クソメイドの回復薬が目当てだったか? だが、回復薬を使う時間は与えぬよ。
「因縁はここで断っていく」
――着弾。
「キチ○イ王女よ、俺は国を出ていくよ。さらば」
逃亡のきっかけをくれたことだけは、本当に感謝している。
ありがとう。そして、さようなら。
◆
本日の夕飯は毎度お馴染みの塩スライムだ。
味がどうとか言っている余裕はない。
でも、できることなら人間らしい食事をしたいなぁ。
「先輩が獲ってくれた魚、美味かったなぁ……」
そういえば、魚を全て食べ終わった後にご主人様が言ってたけど、上位の魔獣を食べているときに循環を意識すれば魔力量が増えるって。
ストーカー撃退戦で一番のピンチは、魔力量の少なさから来る継戦能力の低下だ。
もう少し魔力量に余裕があれば、あのまま力押しでクソメイドを討てていただろう。
「……狩り、する?」
お肉食べれて、魔力も増えて、素材も獲れる。
無理だったら逃げればいいんだ。
そうだ、山で狩りをしよう。
「最悪、オークにしたみたいに争わせて漁夫の利を得れば良い」
ということで、山では狩りをメインにしつつ、たまにモフモフのお菓子を作ればいいのかな?
そこはかとなく「作れ」という誰かの意思を感じるから、きっとやらなければいけないことなのだろう。
「次に会う魔獣は可愛いモフモフだといいな」
先輩は慣れれば、少しは可愛く見えていた。
だけど、山羊さんはミノタウロスの山羊バージョンにしか見えず、可愛さの欠片もなかった。
このままじゃあモフモフに対する認識が狂ってしまう。
モフモフは可愛い。
俺の認識を変えないでくれっ!
「まずは夢で可愛い子に会えますように。寝まーす」
大木の樹上に乗り、幹に体を縛り付ける。
寝床の準備が終わったら、生活魔法を使用する。
――《無臭》
まずは臭いを消す。
汚れは落とすだけ無駄だから、魔獣を引きつける臭いだけ消した。
――《警報》
半径五メートルという狭い範囲だが、周囲に風の結界を張って、侵入者が出現すると音が鳴るという警戒魔法だ。
敵味方を選べないところと、範囲が狭いところを除けば、かなり使える生活魔法だと思う。
騎士が持っていたことを考えれば、高級品だと言われも不思議ではない。
「あっ。また迷宮で寝泊まりしてもいいかも。良い拾いものがあるかもだし」
迷宮内の法律についてどうなっているか確認して問題なければ、俺は迷宮のハイエナになる。
うん。妄想が膨らむねぇ。
やっと異世界転生らしくなってきた。
色々楽しみだ。
「明日は良い日になりますように。おやすみー」
===========
閑話を挟んで第二章になります。
ここまで大事な時間を使っていただきありがとうございます。
引き続きお読みいただければ幸いです。
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