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第三章 フドゥー伯爵家
閑話1 悪口計画開始
しおりを挟む「まさか魔物使いの正体が賞金首の男だったなんて……」
「くくく、意外だったか?まあ当然だな。俺は表向きは傭兵として振舞ってきたからな……俺の正体が魔物使いだと知る人間はお前等が初めてだ」
「大人しく投稿しろ!!もうお前を守る魔物はいないぞ!!」
レノは室内ではあるが弓を抜いてセマカに構えた。相手の位置さえ分かれば狙いを外さず、もしもセマカが怪しい動きをすればすぐに弓で射抜けるように準備を行う。だが、セマカに弓を向けた際にレノは腕が震えてしまう。
(くそ、また腕が……!?)
人を撃ったことがないレノは相手が悪党だと分かっていても躊躇してしまい、上手く狙いが定まらない。一方で弓を取り出したレノを見てセマカは冷や汗を流す。
「その弓……そうか、俺の手下《しもべ》を殺したのはお前だったか。いったい何なんだお前は?」
「い、いいから降りて来いよ!!もう逃げられると思うなよ、三人相手に勝てると思ってるのか!?」
「……三対一か、確かに俺の方が分が悪いな」
ダインの言葉にセマカは自分が不利であることを認めるが、妙に余裕のある態度の彼にレノ達は訝しむ。状況的に考えればレノ達が圧倒的に有利であり、もうセマカに勝ち目はないはずだった。
(なんだこいつ……どうしてこんなに落ち着いているんだ?まさか他に仲間がいるのか?いや、それは有り得ない)
屋敷に入る前にレノは魔力感知で屋敷の中にはセマカ以外に誰もいないことは把握している。セマカには仲間どころか自分を守る魔物もいないはずだが、追い詰められた人間とは思えないほどに堂々とした態度を取る。
「い、何時まで強がってんだよ!!お前に勝ち目はないんだぞ!?大人しく武器を捨てて投稿しろ!!」
「おいおい、勘違いしているのはそっちじゃないのか?勝ち目がないのはお前等の方だよ」
「な、何を言ってるの?」
「くくく……ここまで俺を追い詰めたことは褒めてやる。だがな、ここへ来たのが運の尽きだったな」
「どういう意味だ!?」
セマカの言葉にレノ達は意味が分からなかったが、会話の直後に玄関の扉の方からウルの鳴き声が響く。
――ウォオオオンッ!!
屋敷の中にまで伝わる程のウルの鳴き声が外から響き、それを聞いてレノは嫌な予感を抱く。セマカは階段の段差を利用して座り込み、外へ出ていくように促す。
「外を確かめて来い。安心しろ、俺は逃げやしねえよ」
「な、何を言ってんだ!?どうせそんなことを言って逃げるつもりだろ!?」
「で、でもダイン君……何だか外が騒がしいよ?」
「……まさか!?」
ダインはセマカの言葉など信用しなかったが、ハルナと同じくレノも外の様子が気になった。レノは仕方なく弓を下ろして二人にセマカを任せて外の様子を伺いに行く。
「二人とも!!そいつが逃げないように見張ってて!!」
「あっ!?レノ君!?」
「おい、何処へ行くつもりだよ!?」
二人を置いてレノは玄関へ向かうと、扉を開いて外の様子を確認した。そして最悪の光景を目にする。
――屋敷の外には数十匹のゴブリンが押し寄せており、玄関の前には唸り声を上げて威嚇するウルの姿があった。既に屋敷はゴブリンの大群に取り囲まれており、それを理解したレノは愕然とした。
少し前まではゴブリンの気配など微塵も感じられなかったが、いつの間にか集まったゴブリンの群れにレノは戸惑う。魔物使いは従えていたのは村を襲ったゴブリンの群れとホブゴブリンだけではなく、100匹近くのゴブリンをまだ従えていたのだ。
(これだけのゴブリンが隠れていたのか!?そんな馬鹿な……有り得ない!!)
先ほど魔力感知を発動した際は廃村の中には確かに魔力は感じられなかった。それならばここに集まったゴブリンは廃村の外から駆けつけてきたことになる。レノはゴブリンの大群を観察すると、その手には金目の物が握りしめられていた。
(まさか……襲われていた村は一つじゃなかったのか!?)
レノは自分が訪れた村を襲ったゴブリンの群れがこれまで被害を受けた村を襲ってきたと思い込んでいだが、どうやらレノが撃退したゴブリンの群れは村を襲撃していたゴブリンの大群の一部でしかなく、セマカはゴブリンの大群を分けて複数の村を同時に襲わせていたことが発覚した。
ここに集まったゴブリンの大群は襲撃した村から奪い取ってきた金品を主人に渡すために戻ってきたのであり、セマカはゴブリンの大群が戻ってくることを知っていたからこそ余裕の態度を取っていたのだ。
(くそっ!!罠に嵌められた!!)
屋敷の前に集まったゴブリンの大群は100匹近くは存在し、流石にこれだけの数のゴブリンを倒す手段は持ち合わせていない。レノは咄嗟にウルを抱き上げて屋敷の中に戻る。
「こっちだ!!」
「ウォンッ!?」
『ギィイイイッ!!』
ウルを抱き寄せてレノは屋敷の中に戻ると当然ながらゴブリンの大群が追いかけてきた。レノはゴブリンの大群が入ってこれないように扉を閉めて抑えつける。強化術を発動させて身体能力を限界まで強化した上で扉を抑え込む。
『ギィアアアアッ!!』
「うわっ!?くそっ、抑えるんだ!!」
「ウォンッ!!」
扉から強い衝撃が走り、外側から無数のゴブリンの鳴き声が響き渡る。レノは必死に扉を抑えて突破されないように防ぐが、彼だけでは持ちこたえられずにウルも身体を押し寄せて手伝う。
(ここを突破されたら終わりだ!!こんな狭い場所じゃ戦えない!?)
もしもゴブリンの大群が屋敷の中になだれ込めば数の暴力でレノ達は抵抗する暇もなく押し潰される。それを避けるには扉だけは死守しなければならず、どうにかレノは抑え込もうとすると声を聞きつけたハルナが駆けつけた。
「ど、どうしたの!?レノ君何してるの!?」
「ハルナ!?丁度良かった……俺の代わりにここを抑えて!!」
「ええっ!?」
ハルナを見てレノは彼女の怪力ならば自分よりも扉を抑えつける役目に相応しいと判断し、彼女に扉を抑える役目を代わってもらう。ハルナは戸惑いながらも言われた通りに扉を抑えつけると、レノは彼女とウルに任せて階段へ向かう。
「そのまま扉を抑えてて!!ウルはハルナを守れ!!」
「よ、よく分からないけど……頑張る!!」
「ウォンッ!!」
『ギィイイッ……!!』
扉の守護はハルナとウルに任せてレノはダインが見張ってるはずのセマカの元へ向かう。セマカがゴブリンの大群を従えているのであれば彼を捕まえて人質にすれば襲われることはない。そう考えたレノは一刻も早くセマカを捕まえに向かうが、階段にいるはずのダインとセマカの姿がない。
二人の姿が見えないことにレノは焦りを抱き、慌てて階段を上がって二人を探す。そして二階の窓の傍で逃げ出そうとするセマカの片足に抱きつくダインの姿を発見した。
「くそっ!?離しやがれこのガキ!!」
「うぐぅっ!?に、逃がすわけないだろ……僕の杖を返せ!!」
「ダイン!?」
どうやらセマカはダインの黒杖を奪い取ったらしく、それを必死に取り返そうとダインはセマカの足にしがみついていた。それを見てレノはどうしてダインが影魔法を使わないのか疑問を抱く。
(どうして影魔法で拘束しないんだ!?まさかあの杖がないと魔法が使えないのか!?)
ダインの影魔法は魔物でも拘束できるほどの強力な魔法だが、彼は杖がないと影魔法が使えないのか必死にセマカに抱きついて逃げるのを食い止めていた。それを見てレノはすぐに助けに向かおうとしたが、直後に窓から黒い影が差す。
「くくく、意外だったか?まあ当然だな。俺は表向きは傭兵として振舞ってきたからな……俺の正体が魔物使いだと知る人間はお前等が初めてだ」
「大人しく投稿しろ!!もうお前を守る魔物はいないぞ!!」
レノは室内ではあるが弓を抜いてセマカに構えた。相手の位置さえ分かれば狙いを外さず、もしもセマカが怪しい動きをすればすぐに弓で射抜けるように準備を行う。だが、セマカに弓を向けた際にレノは腕が震えてしまう。
(くそ、また腕が……!?)
人を撃ったことがないレノは相手が悪党だと分かっていても躊躇してしまい、上手く狙いが定まらない。一方で弓を取り出したレノを見てセマカは冷や汗を流す。
「その弓……そうか、俺の手下《しもべ》を殺したのはお前だったか。いったい何なんだお前は?」
「い、いいから降りて来いよ!!もう逃げられると思うなよ、三人相手に勝てると思ってるのか!?」
「……三対一か、確かに俺の方が分が悪いな」
ダインの言葉にセマカは自分が不利であることを認めるが、妙に余裕のある態度の彼にレノ達は訝しむ。状況的に考えればレノ達が圧倒的に有利であり、もうセマカに勝ち目はないはずだった。
(なんだこいつ……どうしてこんなに落ち着いているんだ?まさか他に仲間がいるのか?いや、それは有り得ない)
屋敷に入る前にレノは魔力感知で屋敷の中にはセマカ以外に誰もいないことは把握している。セマカには仲間どころか自分を守る魔物もいないはずだが、追い詰められた人間とは思えないほどに堂々とした態度を取る。
「い、何時まで強がってんだよ!!お前に勝ち目はないんだぞ!?大人しく武器を捨てて投稿しろ!!」
「おいおい、勘違いしているのはそっちじゃないのか?勝ち目がないのはお前等の方だよ」
「な、何を言ってるの?」
「くくく……ここまで俺を追い詰めたことは褒めてやる。だがな、ここへ来たのが運の尽きだったな」
「どういう意味だ!?」
セマカの言葉にレノ達は意味が分からなかったが、会話の直後に玄関の扉の方からウルの鳴き声が響く。
――ウォオオオンッ!!
屋敷の中にまで伝わる程のウルの鳴き声が外から響き、それを聞いてレノは嫌な予感を抱く。セマカは階段の段差を利用して座り込み、外へ出ていくように促す。
「外を確かめて来い。安心しろ、俺は逃げやしねえよ」
「な、何を言ってんだ!?どうせそんなことを言って逃げるつもりだろ!?」
「で、でもダイン君……何だか外が騒がしいよ?」
「……まさか!?」
ダインはセマカの言葉など信用しなかったが、ハルナと同じくレノも外の様子が気になった。レノは仕方なく弓を下ろして二人にセマカを任せて外の様子を伺いに行く。
「二人とも!!そいつが逃げないように見張ってて!!」
「あっ!?レノ君!?」
「おい、何処へ行くつもりだよ!?」
二人を置いてレノは玄関へ向かうと、扉を開いて外の様子を確認した。そして最悪の光景を目にする。
――屋敷の外には数十匹のゴブリンが押し寄せており、玄関の前には唸り声を上げて威嚇するウルの姿があった。既に屋敷はゴブリンの大群に取り囲まれており、それを理解したレノは愕然とした。
少し前まではゴブリンの気配など微塵も感じられなかったが、いつの間にか集まったゴブリンの群れにレノは戸惑う。魔物使いは従えていたのは村を襲ったゴブリンの群れとホブゴブリンだけではなく、100匹近くのゴブリンをまだ従えていたのだ。
(これだけのゴブリンが隠れていたのか!?そんな馬鹿な……有り得ない!!)
先ほど魔力感知を発動した際は廃村の中には確かに魔力は感じられなかった。それならばここに集まったゴブリンは廃村の外から駆けつけてきたことになる。レノはゴブリンの大群を観察すると、その手には金目の物が握りしめられていた。
(まさか……襲われていた村は一つじゃなかったのか!?)
レノは自分が訪れた村を襲ったゴブリンの群れがこれまで被害を受けた村を襲ってきたと思い込んでいだが、どうやらレノが撃退したゴブリンの群れは村を襲撃していたゴブリンの大群の一部でしかなく、セマカはゴブリンの大群を分けて複数の村を同時に襲わせていたことが発覚した。
ここに集まったゴブリンの大群は襲撃した村から奪い取ってきた金品を主人に渡すために戻ってきたのであり、セマカはゴブリンの大群が戻ってくることを知っていたからこそ余裕の態度を取っていたのだ。
(くそっ!!罠に嵌められた!!)
屋敷の前に集まったゴブリンの大群は100匹近くは存在し、流石にこれだけの数のゴブリンを倒す手段は持ち合わせていない。レノは咄嗟にウルを抱き上げて屋敷の中に戻る。
「こっちだ!!」
「ウォンッ!?」
『ギィイイイッ!!』
ウルを抱き寄せてレノは屋敷の中に戻ると当然ながらゴブリンの大群が追いかけてきた。レノはゴブリンの大群が入ってこれないように扉を閉めて抑えつける。強化術を発動させて身体能力を限界まで強化した上で扉を抑え込む。
『ギィアアアアッ!!』
「うわっ!?くそっ、抑えるんだ!!」
「ウォンッ!!」
扉から強い衝撃が走り、外側から無数のゴブリンの鳴き声が響き渡る。レノは必死に扉を抑えて突破されないように防ぐが、彼だけでは持ちこたえられずにウルも身体を押し寄せて手伝う。
(ここを突破されたら終わりだ!!こんな狭い場所じゃ戦えない!?)
もしもゴブリンの大群が屋敷の中になだれ込めば数の暴力でレノ達は抵抗する暇もなく押し潰される。それを避けるには扉だけは死守しなければならず、どうにかレノは抑え込もうとすると声を聞きつけたハルナが駆けつけた。
「ど、どうしたの!?レノ君何してるの!?」
「ハルナ!?丁度良かった……俺の代わりにここを抑えて!!」
「ええっ!?」
ハルナを見てレノは彼女の怪力ならば自分よりも扉を抑えつける役目に相応しいと判断し、彼女に扉を抑える役目を代わってもらう。ハルナは戸惑いながらも言われた通りに扉を抑えつけると、レノは彼女とウルに任せて階段へ向かう。
「そのまま扉を抑えてて!!ウルはハルナを守れ!!」
「よ、よく分からないけど……頑張る!!」
「ウォンッ!!」
『ギィイイッ……!!』
扉の守護はハルナとウルに任せてレノはダインが見張ってるはずのセマカの元へ向かう。セマカがゴブリンの大群を従えているのであれば彼を捕まえて人質にすれば襲われることはない。そう考えたレノは一刻も早くセマカを捕まえに向かうが、階段にいるはずのダインとセマカの姿がない。
二人の姿が見えないことにレノは焦りを抱き、慌てて階段を上がって二人を探す。そして二階の窓の傍で逃げ出そうとするセマカの片足に抱きつくダインの姿を発見した。
「くそっ!?離しやがれこのガキ!!」
「うぐぅっ!?に、逃がすわけないだろ……僕の杖を返せ!!」
「ダイン!?」
どうやらセマカはダインの黒杖を奪い取ったらしく、それを必死に取り返そうとダインはセマカの足にしがみついていた。それを見てレノはどうしてダインが影魔法を使わないのか疑問を抱く。
(どうして影魔法で拘束しないんだ!?まさかあの杖がないと魔法が使えないのか!?)
ダインの影魔法は魔物でも拘束できるほどの強力な魔法だが、彼は杖がないと影魔法が使えないのか必死にセマカに抱きついて逃げるのを食い止めていた。それを見てレノはすぐに助けに向かおうとしたが、直後に窓から黒い影が差す。
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