12 / 14
※花言葉ー白鷺草ー(2/4)※
しおりを挟む
俺の身体の真下に、紫苑様の身体がある。
この可憐な花を、俺の薄汚い手で暴いていいのだろうか。否、俺以外の手で暴かれるなど、あってはならないことだ。
つまり、俺が今この場で彼女をーー
潤んだ瞳でこちらを見上げる彼女を見て、色々なことを考えてしまうものの、同じことがぐるぐる巡って、結局何も考えはまとまらない。
「紫苑様。痛かったり、怖かったりしたら言って下さい」
なんとかそれだけ言って、紫苑様の細く繊細な身体を傷つけないよう細心の注意を払い、俺は彼女へ触れ始めた。
まず、先程飛び退いて逃げてしまったその唇に、そっと自分の唇を合わせる。……舌を入れるのは、まだ先だ。そのさくらんぼのような唇に既に爆発しそうな気持ちを抑えながら、白い頬を小鳥のように啄んでいく。
指を絡ませ、その細い首筋へ舌を這わせると、彼女が小さく声を上げた。
「……んっ」
あああああああああああ、もう無理無理無理無理無理
爆発する爆発する爆発する爆発する爆発する爆発する
あれ、ど、ど、どうすればいいんだっけ??
あれ? え、あれ?
俺は混乱した。
だが、紫苑様を不安にさせてはいけない。
その姿勢で固まったまま、回らない頭で次の手をどうしたものか考える。
自分の呼吸が、獣のようにふーふーと荒いのがわかり、紫苑様を怯えさせてはしまわないかと心配になるが、これ以上抑えることができなかった。
「……喬」
いつもと少し違う掠れた声が、俺を呼ぶ。
「はい」
俺は顔を持ち上げて、彼女の顔を見つめた。
「好きよ」
朝露を垂らしたように潤んだ彼女の蕾が、小さく開いて音を鳴らす。
それを合図に、その蕾をむしり取るようにしゃぶりついた。
柔らかくぷにぷにした唇を、一周ぐるりと一口ずつ喰みながら、少しずつ少しずつ舌を侵入させていく。
離すのを惜しみながら絡ませた指を外し、その手で帯を解いて服の隙間から手を差し込む。滑らせた手が彼女の胸の膨らみを発見し、掬い上げるように優しく撫でる。
俺の人差し指が彼女の小さな先端を見つけ、それをくるりと撫でると、合わせていた彼女の唇が、吐息と共に淡く開いた。
それを好機に、上下の歯の間から自分の舌を潜り込ませ、彼女の舌を探す。すぐに見つけられたそれを、俺は舌の先端でねっとりと撫でた。
彼女の潤いに満ちた唇を、小ぶりで細い舌を堪能しながら、両手を使ってその服を全て剥ぎ取っていく。合わせて自分の服も滑り落とし、あっという間に二人とも一糸纏わぬ姿になった。
薄明かりの下、彼女の白い肌が煌々と輝いて見える。素晴らしい陶器のような、ヒビ一つない滑らかな肌が、そこにあった。
「紫苑様……」
美しすぎて、可憐すぎて、言葉が出てこない。
「喬」
彼女は俺の名を呼びながら、そっと俺の身体に手を伸ばした。
「身体、傷だらけじゃない」
俺の身体には、幼い頃からの仕事でつけられた、無数の傷がある。深く刻み込まれたそれは、時間が経っても消えてはいなかった。
紫苑様は身体を起こし、そのまま俺を強く抱きしめた。
「喬……! 痛かったね、怖かったね。もう、大丈夫だよ」
そう言って涙を流した。
あぁ、なんて慈悲深い、お優しい紫苑様。
「紫苑様。もう、大丈夫ですから。この傷のおかげで貴女に会えたんですから、感謝すらしたいくらいです」
そう、これらの傷を泉で流していたところで、俺は紫苑様に出会った。
彼女は丁寧に手当を施してくれ、そして俺はその仕事から足を洗って、彼女の元で働くようになった。
もっとも、彼女が知っていたのは服の外から見える傷だけで、内側は見せたことはなかったのだから、ここまでとは知らなかったのも当然だった。
「それと、これとは、話が……違うわ」
彼女はしゃくり上げながら更に強く俺を抱いた。
真面目な話をしているというのに、彼女の素肌が自分の素肌と触れ合う感触に、思考回路を奪われていく。
俺も同じように抱きしめ返すと、彼女の背中はやはり段差一つなく、するすると滑った。
「俺の、こんな汚い身体で、こんなに美しい貴女の身体を抱いてしまって、本当に申し訳なく思います」
「……喬は、綺麗よ。羨ましいくらい」
……あれ? なんか、聞いたことある台詞。
「汚くなんか、ないわ。貴方は、真っ白だもの。この……花のように」
枕元に落ちていた白鷺草の花を拾い上げ、彼女はもう一度花に口付けをした。
「この香りを嗅ぐと、くらくらしちゃうの。ねぇ喬、貴方は?」
「花なんかなくても、俺はいつも貴女にくらくらしてます」
彼女から口付けて貰えるその花に、自分は嫉妬をしているのだろうか。再びその花を剥ぎ取って、彼女の唇を塞いだ。
今度は激しく、水音を響かせながら、その口の中を這い回る。舌を絡めてこちらへ引き寄せ、彼女の舌が俺の方へ入るように誘導する。ぴちゃぴちゃと水の跳ねる音を聞きながら、彼女の身体を撫で回し、その感触を手の平全体で味わった。
まだ男を知らないその身体は、ただ俺にされるがままだ。
ふわふわと柔らかい彼女の胸は、その先端も小さくしか頭を出していない。いきなり刺激を与えても、おそらく痛いだけだろう。
俺は手で彼女の胸の稜線に沿って優しく揉み上げながら、その先端の周囲の丘に舌を這わした。そして自分の口を少し開いてそこにかぶせ、丘を押すように刺激する。
そして小さく顔を出したその一点を、唾液たっぷりにゆっくり吸い上げる。
「ぁ、んんっ」
紫苑様が声と共に、細い身体をよじった。
「痛かった、ですか?」
「う、ううん。違うの……なんか、変な感じがして」
「……大丈夫です。その『変な感じ』に身を委ねてください」
ようやく顔を出した紫苑様の胸の頂は、本当に穢れを知らないような、肌の色と近い薄桃色で、申し訳程度に尖って見せるその様が、とても愛らしかった。
潤んだ瞳に、上気して赤く染まった頬、小さく瑞々しい唇。首から肩にかけて、そして肩から腰、腰からお尻にかけての緩やかで完璧な曲線。
なんとも可愛らしい彼女の全身を、俺は怯えさせないように、壊してしまわないように、慎重に愛撫していった。
痛くない程度に彼女の首筋や胸元にちゅっちゅっと吸い付きながら、その肌の全てを巡るように手を這わせていく。どこを触っても等しくさらさらですべすべで、まさしく一級の芸術品のようだと思った。
彼女の息が荒くなってきたのを確認し、俺はゆっくりと下の方へ手を滑らせた。
「紫苑様……もし痛かったら、おっしゃってください」
彼女の太腿の間に手を差し込み、ゆっくり、ゆっくりとその泉へ近づいていく。彼女の泉の入り口に到達した俺の手は、呼び鈴を鳴らすように、手前の一点をそっと撫でた。
「ひゃっ……」
紫苑様の小さな悲鳴が、部屋の中に響く。
俺は人差し指と薬指の二本でその点の両側を押し広げ、そこを浮き立たせた。
俺が自分の指を舐めてそこをちょん、と押さえると、紫苑様がさらに可愛らしい悲鳴を上げた。
「ゃ、やんっ」
真っ赤にした顔で瞳にうるうると涙を溜めて、紫苑様は問いかけた。
「ぇ、なに……何、これ?」
「ご自身でも、いじったことなかったのですか? ここは、紫苑様の身体を開くための、門番のような処です」
「自分でいじるって……なんで、そんな」
本当に、こうした情報を何も知らずに生きてきたのだろう。箱入り娘で、同世代の友人もおらず、選別された綺麗なものだけを与えられてきたお嬢様ーー。
「なんでって……だって、『変な感じ』するでしょう? じきに、この感覚が忘れられなくなります」
「ぁ、んん、ゃ……はぁっ」
俺は、紫苑様の可愛い鳴き声を聴きながら、最も敏感な内側の点には触れず、丁寧にその外側だけを剥いたり閉じたりを繰り返す。そうしながら、空いている中指をゆっくりと這わせ、割れ目を探る。
中指をその裂け目に沿ってゆっくり前後させていると、じんわりとそこから蜜が滲み出てくるのがわかった。
その蜜を指で丁寧に掬い取り、彼女の敏感な芯に擦りつけると、彼女が今までで一番甘い声を上げた。
「ゃ、やだ、喬……助けて。私、おかしい、どうしよう」
「痛かった、ですか?」
「う、ううん。違うの、痛くない、痛くないけどっ……」
あぁ、全力で可愛い。
俺は彼女の唇にちゅっと軽く吸い付き、髪を撫でた。
「紫苑様。それは、『感じてる』と言うんですよ。男を受け入れる準備が、だんだん出来てきている証拠です」
「そんなの、わからな……ぁ、やん」
彼女の泉はだんだんと潤いを増し、同時にその芯へ送られる蜜もたっぷりになってきている。俺は中にはまだ入れず、割れ目の外側だけをじっくりじっくり這わせていく。
「『変な感じ』という感覚を、怖がらないでください。身体を巡る快感を、力を抜いて全身で受け入れてーー」
脱いでもなお、可憐で儚い紫苑様。
愛しい愛しい紫苑様。
彼女が、俺の指の動きひとつひとつに悶えている。
その至上の喜びに、俺は何度爆発しても足りないと思った。
この可憐な花を、俺の薄汚い手で暴いていいのだろうか。否、俺以外の手で暴かれるなど、あってはならないことだ。
つまり、俺が今この場で彼女をーー
潤んだ瞳でこちらを見上げる彼女を見て、色々なことを考えてしまうものの、同じことがぐるぐる巡って、結局何も考えはまとまらない。
「紫苑様。痛かったり、怖かったりしたら言って下さい」
なんとかそれだけ言って、紫苑様の細く繊細な身体を傷つけないよう細心の注意を払い、俺は彼女へ触れ始めた。
まず、先程飛び退いて逃げてしまったその唇に、そっと自分の唇を合わせる。……舌を入れるのは、まだ先だ。そのさくらんぼのような唇に既に爆発しそうな気持ちを抑えながら、白い頬を小鳥のように啄んでいく。
指を絡ませ、その細い首筋へ舌を這わせると、彼女が小さく声を上げた。
「……んっ」
あああああああああああ、もう無理無理無理無理無理
爆発する爆発する爆発する爆発する爆発する爆発する
あれ、ど、ど、どうすればいいんだっけ??
あれ? え、あれ?
俺は混乱した。
だが、紫苑様を不安にさせてはいけない。
その姿勢で固まったまま、回らない頭で次の手をどうしたものか考える。
自分の呼吸が、獣のようにふーふーと荒いのがわかり、紫苑様を怯えさせてはしまわないかと心配になるが、これ以上抑えることができなかった。
「……喬」
いつもと少し違う掠れた声が、俺を呼ぶ。
「はい」
俺は顔を持ち上げて、彼女の顔を見つめた。
「好きよ」
朝露を垂らしたように潤んだ彼女の蕾が、小さく開いて音を鳴らす。
それを合図に、その蕾をむしり取るようにしゃぶりついた。
柔らかくぷにぷにした唇を、一周ぐるりと一口ずつ喰みながら、少しずつ少しずつ舌を侵入させていく。
離すのを惜しみながら絡ませた指を外し、その手で帯を解いて服の隙間から手を差し込む。滑らせた手が彼女の胸の膨らみを発見し、掬い上げるように優しく撫でる。
俺の人差し指が彼女の小さな先端を見つけ、それをくるりと撫でると、合わせていた彼女の唇が、吐息と共に淡く開いた。
それを好機に、上下の歯の間から自分の舌を潜り込ませ、彼女の舌を探す。すぐに見つけられたそれを、俺は舌の先端でねっとりと撫でた。
彼女の潤いに満ちた唇を、小ぶりで細い舌を堪能しながら、両手を使ってその服を全て剥ぎ取っていく。合わせて自分の服も滑り落とし、あっという間に二人とも一糸纏わぬ姿になった。
薄明かりの下、彼女の白い肌が煌々と輝いて見える。素晴らしい陶器のような、ヒビ一つない滑らかな肌が、そこにあった。
「紫苑様……」
美しすぎて、可憐すぎて、言葉が出てこない。
「喬」
彼女は俺の名を呼びながら、そっと俺の身体に手を伸ばした。
「身体、傷だらけじゃない」
俺の身体には、幼い頃からの仕事でつけられた、無数の傷がある。深く刻み込まれたそれは、時間が経っても消えてはいなかった。
紫苑様は身体を起こし、そのまま俺を強く抱きしめた。
「喬……! 痛かったね、怖かったね。もう、大丈夫だよ」
そう言って涙を流した。
あぁ、なんて慈悲深い、お優しい紫苑様。
「紫苑様。もう、大丈夫ですから。この傷のおかげで貴女に会えたんですから、感謝すらしたいくらいです」
そう、これらの傷を泉で流していたところで、俺は紫苑様に出会った。
彼女は丁寧に手当を施してくれ、そして俺はその仕事から足を洗って、彼女の元で働くようになった。
もっとも、彼女が知っていたのは服の外から見える傷だけで、内側は見せたことはなかったのだから、ここまでとは知らなかったのも当然だった。
「それと、これとは、話が……違うわ」
彼女はしゃくり上げながら更に強く俺を抱いた。
真面目な話をしているというのに、彼女の素肌が自分の素肌と触れ合う感触に、思考回路を奪われていく。
俺も同じように抱きしめ返すと、彼女の背中はやはり段差一つなく、するすると滑った。
「俺の、こんな汚い身体で、こんなに美しい貴女の身体を抱いてしまって、本当に申し訳なく思います」
「……喬は、綺麗よ。羨ましいくらい」
……あれ? なんか、聞いたことある台詞。
「汚くなんか、ないわ。貴方は、真っ白だもの。この……花のように」
枕元に落ちていた白鷺草の花を拾い上げ、彼女はもう一度花に口付けをした。
「この香りを嗅ぐと、くらくらしちゃうの。ねぇ喬、貴方は?」
「花なんかなくても、俺はいつも貴女にくらくらしてます」
彼女から口付けて貰えるその花に、自分は嫉妬をしているのだろうか。再びその花を剥ぎ取って、彼女の唇を塞いだ。
今度は激しく、水音を響かせながら、その口の中を這い回る。舌を絡めてこちらへ引き寄せ、彼女の舌が俺の方へ入るように誘導する。ぴちゃぴちゃと水の跳ねる音を聞きながら、彼女の身体を撫で回し、その感触を手の平全体で味わった。
まだ男を知らないその身体は、ただ俺にされるがままだ。
ふわふわと柔らかい彼女の胸は、その先端も小さくしか頭を出していない。いきなり刺激を与えても、おそらく痛いだけだろう。
俺は手で彼女の胸の稜線に沿って優しく揉み上げながら、その先端の周囲の丘に舌を這わした。そして自分の口を少し開いてそこにかぶせ、丘を押すように刺激する。
そして小さく顔を出したその一点を、唾液たっぷりにゆっくり吸い上げる。
「ぁ、んんっ」
紫苑様が声と共に、細い身体をよじった。
「痛かった、ですか?」
「う、ううん。違うの……なんか、変な感じがして」
「……大丈夫です。その『変な感じ』に身を委ねてください」
ようやく顔を出した紫苑様の胸の頂は、本当に穢れを知らないような、肌の色と近い薄桃色で、申し訳程度に尖って見せるその様が、とても愛らしかった。
潤んだ瞳に、上気して赤く染まった頬、小さく瑞々しい唇。首から肩にかけて、そして肩から腰、腰からお尻にかけての緩やかで完璧な曲線。
なんとも可愛らしい彼女の全身を、俺は怯えさせないように、壊してしまわないように、慎重に愛撫していった。
痛くない程度に彼女の首筋や胸元にちゅっちゅっと吸い付きながら、その肌の全てを巡るように手を這わせていく。どこを触っても等しくさらさらですべすべで、まさしく一級の芸術品のようだと思った。
彼女の息が荒くなってきたのを確認し、俺はゆっくりと下の方へ手を滑らせた。
「紫苑様……もし痛かったら、おっしゃってください」
彼女の太腿の間に手を差し込み、ゆっくり、ゆっくりとその泉へ近づいていく。彼女の泉の入り口に到達した俺の手は、呼び鈴を鳴らすように、手前の一点をそっと撫でた。
「ひゃっ……」
紫苑様の小さな悲鳴が、部屋の中に響く。
俺は人差し指と薬指の二本でその点の両側を押し広げ、そこを浮き立たせた。
俺が自分の指を舐めてそこをちょん、と押さえると、紫苑様がさらに可愛らしい悲鳴を上げた。
「ゃ、やんっ」
真っ赤にした顔で瞳にうるうると涙を溜めて、紫苑様は問いかけた。
「ぇ、なに……何、これ?」
「ご自身でも、いじったことなかったのですか? ここは、紫苑様の身体を開くための、門番のような処です」
「自分でいじるって……なんで、そんな」
本当に、こうした情報を何も知らずに生きてきたのだろう。箱入り娘で、同世代の友人もおらず、選別された綺麗なものだけを与えられてきたお嬢様ーー。
「なんでって……だって、『変な感じ』するでしょう? じきに、この感覚が忘れられなくなります」
「ぁ、んん、ゃ……はぁっ」
俺は、紫苑様の可愛い鳴き声を聴きながら、最も敏感な内側の点には触れず、丁寧にその外側だけを剥いたり閉じたりを繰り返す。そうしながら、空いている中指をゆっくりと這わせ、割れ目を探る。
中指をその裂け目に沿ってゆっくり前後させていると、じんわりとそこから蜜が滲み出てくるのがわかった。
その蜜を指で丁寧に掬い取り、彼女の敏感な芯に擦りつけると、彼女が今までで一番甘い声を上げた。
「ゃ、やだ、喬……助けて。私、おかしい、どうしよう」
「痛かった、ですか?」
「う、ううん。違うの、痛くない、痛くないけどっ……」
あぁ、全力で可愛い。
俺は彼女の唇にちゅっと軽く吸い付き、髪を撫でた。
「紫苑様。それは、『感じてる』と言うんですよ。男を受け入れる準備が、だんだん出来てきている証拠です」
「そんなの、わからな……ぁ、やん」
彼女の泉はだんだんと潤いを増し、同時にその芯へ送られる蜜もたっぷりになってきている。俺は中にはまだ入れず、割れ目の外側だけをじっくりじっくり這わせていく。
「『変な感じ』という感覚を、怖がらないでください。身体を巡る快感を、力を抜いて全身で受け入れてーー」
脱いでもなお、可憐で儚い紫苑様。
愛しい愛しい紫苑様。
彼女が、俺の指の動きひとつひとつに悶えている。
その至上の喜びに、俺は何度爆発しても足りないと思った。
0
お気に入りに追加
1,452
あなたにおすすめの小説

包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~
吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
カモフラ婚~CEOは溺愛したくてたまらない!~
伊吹美香
恋愛
ウエディングプランナーとして働く菱崎由華
結婚式当日に花嫁に逃げられた建築会社CEOの月城蒼空
幼馴染の二人が偶然再会し、花嫁に逃げられた蒼空のメンツのために、カモフラージュ婚をしてしまう二人。
割り切った結婚かと思いきや、小さいころからずっと由華のことを想っていた蒼空が、このチャンスを逃すはずがない。
思いっきり溺愛する蒼空に、由華は翻弄されまくりでパニック。
二人の結婚生活は一体どうなる?

冷淡だった義兄に溺愛されて結婚するまでのお話
水瀬 立乃
恋愛
陽和(ひより)が16歳の時、シングルマザーの母親が玉の輿結婚をした。
相手の男性には陽和よりも6歳年上の兄・慶一(けいいち)と、3歳年下の妹・礼奈(れいな)がいた。
義理の兄妹との関係は良好だったが、事故で母親が他界すると2人に冷たく当たられるようになってしまう。
陽和は秘かに恋心を抱いていた慶一と関係を持つことになるが、彼は陽和に愛情がない様子で、彼女は叶わない初恋だと諦めていた。
しかしある日を境に素っ気なかった慶一の態度に変化が現れ始める。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる