【R18】月下の華は淫靡に拓く

佐伯 鮪

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あらすじ・登場人物紹介

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 そこそこ有名企業の社長秘書だった詩音は、婚活に疲れたある日、星を見てたらビルから落ちた!?――と思ったら、そこは古代中国風の異世界、しかも皇帝の新婚初夜のお部屋でした??

 よくわからないまま皇帝の妻にされてしまうも、そこでは毎日のように暗殺の恐怖に怯える日々。それらの苦難を乗り越え、ようやく本当の夫婦として結ばれる時が来たーー


※詳しい背景は本編「無能と呼ばれる二世皇帝の妻になったら、毎日暗殺を仕掛けられて大変です」「彼を無能な皇帝だと思っていたのは私だけでした。~天女は日々仕掛けられる暗殺に苛立ちを隠せない~」でご確認ください:)



▪️登場人物 ※本編のネタバレ注意です


・主人公:たちばな 詩音しおん
 28歳
 現代日本から転移してきて、現在は遥星の妻(皇后)となっている。
 少しキリキリした性格で、おっとりのんびり仔犬系な遥星にはモヤモヤしていたものの、いつのまにか惹かれていたことに気付く。大体いつも遥星に翻弄されている。

・夫:そう 遥星ようせい 呼び名:遥さま(詩音)、遥(兄)
 20歳
 皇帝暗殺未遂事件の捜査のため、詩音を無理やり自分の妻とした。
 自分に対してひたむきに気持ちをぶつけてくる詩音に戸惑いを憶えながらも、受け入れ始める。
 性的なことに対しては恐怖心が強く、これまで女性経験はゼロ。漢詩を詠むのが趣味の文系男。

・夫の兄:蒼 佑星ゆうせい
 年齢?
 一度詩音をスパイと疑って、身体を攻めて自白させようとしたことがある。
 奥手な弟・遥星とは対照的に、チャラ男でお調子者。
 妻は三人いて、第一夫人は妊娠中。

きょう
 14~16歳?くらい。
 皇帝暗殺のため、宦官(男根を取った人)となって宮廷に入った少年。
 幼い頃から男娼として身売りをして生きてきた。
 遥星と詩音を暗殺しようとして捕らえられ、国外追放され、大陸の南東にある島国へ送られた。

・姫巫女
 喬が流された国の女王。占いを用いて政治を行っている。
 奴隷として送られてきた喬を気に入り、傍に置いている。

紫苑しおん
 17~18歳くらい
 喬が宦官になる前に仕えていた、貴族の令嬢。
 皇帝の妃となって遥星の暗殺を試みるも、失敗して命を落とした。

※喬と紫苑の話は、本編番外編「花言葉」(全四話)でご覧いただけます。
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