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「先輩。お手洗い行ってきますね。」
「あいよ!」
ジャーァァァ。お手洗いの水の音が聴こえる。
はぁ早くもどろっ!
「光希は葵ちゃんのことどう思ってんの!?」
ん?原先輩の声だ。なんかおこってる?聴いてみよう。
盗み聞きが悪いと思いながらも耳を声の方向に集中させる。
「どう思ってんの!?って聴かれてもなぁ~。べつになんとも思わないからな~」
「嘘よ!おかしいわよ!!いくら仲が良いからってあれはないでしょ!?」
「てかさお前の彼氏でもないからよくね??笑笑」
「じゃっ!アルトのとこいかんと殴られるかもだからな」
「あーでも葵よりお前の方が好きだからな?」そうボソッと言った。
その時、私は心の中が不思議につつまれていた。
「でも、私は葵ちゃんが嫌いだから!!!!」
原先輩がそうはっきりと言った。
正直ある程度は知ってた。
光希からメールで原先輩が私の悪口やを書いているのを見せてもらっていたから。
でも...やっぱり少し心が落ち着かない。
まぁ何事も無かったように入ろう!
「先輩~ただいまでーす!」
先輩が一瞬体をちぢこませた。
私はきずいてないふりをする。
「あっ!葵ちゃんおかえり...」
「先輩どうしたんですか?元気ないですね?」
「いや何でもない。私もお手洗い行ってくる」
「いってらっしゃい!」
そして教室には私一人になった。
私は一人になった教室で心の中のモヤモヤについてずっと考えていた。
「あいよ!」
ジャーァァァ。お手洗いの水の音が聴こえる。
はぁ早くもどろっ!
「光希は葵ちゃんのことどう思ってんの!?」
ん?原先輩の声だ。なんかおこってる?聴いてみよう。
盗み聞きが悪いと思いながらも耳を声の方向に集中させる。
「どう思ってんの!?って聴かれてもなぁ~。べつになんとも思わないからな~」
「嘘よ!おかしいわよ!!いくら仲が良いからってあれはないでしょ!?」
「てかさお前の彼氏でもないからよくね??笑笑」
「じゃっ!アルトのとこいかんと殴られるかもだからな」
「あーでも葵よりお前の方が好きだからな?」そうボソッと言った。
その時、私は心の中が不思議につつまれていた。
「でも、私は葵ちゃんが嫌いだから!!!!」
原先輩がそうはっきりと言った。
正直ある程度は知ってた。
光希からメールで原先輩が私の悪口やを書いているのを見せてもらっていたから。
でも...やっぱり少し心が落ち着かない。
まぁ何事も無かったように入ろう!
「先輩~ただいまでーす!」
先輩が一瞬体をちぢこませた。
私はきずいてないふりをする。
「あっ!葵ちゃんおかえり...」
「先輩どうしたんですか?元気ないですね?」
「いや何でもない。私もお手洗い行ってくる」
「いってらっしゃい!」
そして教室には私一人になった。
私は一人になった教室で心の中のモヤモヤについてずっと考えていた。
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