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かおりちゃんがハグをし返してくれた。
嬉しいっ…!!!
するといきなり突き飛ばしきた。
少し痛い…。
かなしいなぁ。
まぁ、俺が悪んだけど。
かおりちゃんがほっぺにキスしたからって調子乗ってキスした挙句いきなりハグするなんて…。
「いきなりっ…。どうしたんですか!」
かおりちゃんが顔をさっきより真っ赤にして言った。
「……。俊が羨ましかった。」
俺は正直に言うか迷ったが正直に言うことにした。
「はい?」
「俊とばっかり話してるしなんか距離近いし……。妬いた…」
「………」
かおりちゃんはポカーンとしている。
こいつ何言ってんだみたいな目で見てくる。
「そんなに近くなかったよね…?」
キョトン顔で言ってくる。
それ、反則です。はい。
「 近かった!!肩当たってたしよく顔を見合わせて笑ってた!」
俺は精一杯抗議した。
「そっ、そんだけ?!」
「そんだけってっなんだよ!俺は……かおりのことすっ、好きなのに……」
考えるより先に口が出てしまった。
やらかした…。あーもーこの世の終わりだ。さよなら俺の青春。気まずくなるなー…。
かおりちゃんは頭の中に?を浮かべているようだ。
「えっ、えと……あにょ……」
びっくりしすぎて滑舌がうまく回わってないようだ。
「……。ご、ごめん。今の忘れて。」
気まずくなるのは避けたい。
俺はすぐにそう言った。
「えっなっなんでよ…!!」
かおりちゃんがそう言う。
どういうことだ?
「だって迷惑だろ?いきなりこんなこと言われて…。俺に好意を持ってないどころか嫌ってるのに……。ほんとごめん」
かおりちゃんが好意を持っておるわけない。
ほんっっっっっっとにやらかしてしまった……。
「ごめんなさい…。私、太陽の気持ちも考えずに避けてしまって…。でも!私嫌いなわけじゃないの!むしろ……すきっ、だから……」
えっ??えっ??ええ??ぇぇえええ???
今なんて?すき?好きって??
ええ??
思考が停止する。
そしてポッと顔が真っ赤になった。
「ほんとに…?」
信じられないのでもう1回聞く。
「ほんと。私がきつく当たってるのに優しくしてくれたりして好きになって──」
恥ずかしくて言えないようだ。
「そっか」
とっても嬉しくて笑顔を浮べる。
「俺も根は優しいところとか我慢強い所とかに惚れたんだ」
かおりちゃんも俺のいい所を言ってくれたから俺も言った。
「!!ありがと…!」
かおりちゃんはとっても嬉しそうだ。
告白してくれてよかった…!
俺たちは顔を見合わせてニッコリと笑顔を浮かべた。
「えっと…ご飯食べに行く…?」
俺はお腹が空いたのでそう言った。
「あっ、そうだね。でもお母さんたちは?」
かおりちゃんはこの間の夜すぐに寝たようなのでお義母さんたちのお話を聴いてないのか。
「お義母さん達は旅行に行ったよ」
「あっ、そうだった」
「どこにいく?」
「太陽の好きなとこがいい!」
かおりちゃんは目をキラキラしながら言った。
あ~軽く天使~!
「そっか!なら焼肉行くか!」
「はーい」
「準備しておいで~」
「はーい」
これはデートになるのでは?!
俺はものすごく楽しみで仕方がない。
嬉しいっ…!!!
するといきなり突き飛ばしきた。
少し痛い…。
かなしいなぁ。
まぁ、俺が悪んだけど。
かおりちゃんがほっぺにキスしたからって調子乗ってキスした挙句いきなりハグするなんて…。
「いきなりっ…。どうしたんですか!」
かおりちゃんが顔をさっきより真っ赤にして言った。
「……。俊が羨ましかった。」
俺は正直に言うか迷ったが正直に言うことにした。
「はい?」
「俊とばっかり話してるしなんか距離近いし……。妬いた…」
「………」
かおりちゃんはポカーンとしている。
こいつ何言ってんだみたいな目で見てくる。
「そんなに近くなかったよね…?」
キョトン顔で言ってくる。
それ、反則です。はい。
「 近かった!!肩当たってたしよく顔を見合わせて笑ってた!」
俺は精一杯抗議した。
「そっ、そんだけ?!」
「そんだけってっなんだよ!俺は……かおりのことすっ、好きなのに……」
考えるより先に口が出てしまった。
やらかした…。あーもーこの世の終わりだ。さよなら俺の青春。気まずくなるなー…。
かおりちゃんは頭の中に?を浮かべているようだ。
「えっ、えと……あにょ……」
びっくりしすぎて滑舌がうまく回わってないようだ。
「……。ご、ごめん。今の忘れて。」
気まずくなるのは避けたい。
俺はすぐにそう言った。
「えっなっなんでよ…!!」
かおりちゃんがそう言う。
どういうことだ?
「だって迷惑だろ?いきなりこんなこと言われて…。俺に好意を持ってないどころか嫌ってるのに……。ほんとごめん」
かおりちゃんが好意を持っておるわけない。
ほんっっっっっっとにやらかしてしまった……。
「ごめんなさい…。私、太陽の気持ちも考えずに避けてしまって…。でも!私嫌いなわけじゃないの!むしろ……すきっ、だから……」
えっ??えっ??ええ??ぇぇえええ???
今なんて?すき?好きって??
ええ??
思考が停止する。
そしてポッと顔が真っ赤になった。
「ほんとに…?」
信じられないのでもう1回聞く。
「ほんと。私がきつく当たってるのに優しくしてくれたりして好きになって──」
恥ずかしくて言えないようだ。
「そっか」
とっても嬉しくて笑顔を浮べる。
「俺も根は優しいところとか我慢強い所とかに惚れたんだ」
かおりちゃんも俺のいい所を言ってくれたから俺も言った。
「!!ありがと…!」
かおりちゃんはとっても嬉しそうだ。
告白してくれてよかった…!
俺たちは顔を見合わせてニッコリと笑顔を浮かべた。
「えっと…ご飯食べに行く…?」
俺はお腹が空いたのでそう言った。
「あっ、そうだね。でもお母さんたちは?」
かおりちゃんはこの間の夜すぐに寝たようなのでお義母さんたちのお話を聴いてないのか。
「お義母さん達は旅行に行ったよ」
「あっ、そうだった」
「どこにいく?」
「太陽の好きなとこがいい!」
かおりちゃんは目をキラキラしながら言った。
あ~軽く天使~!
「そっか!なら焼肉行くか!」
「はーい」
「準備しておいで~」
「はーい」
これはデートになるのでは?!
俺はものすごく楽しみで仕方がない。
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