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学校
16,状況
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家についたんだけど……。
どうしようこれから。
とりあえずかおりちゃんを降ろしてあげないと。
問題なのが何処に降ろすのかだ。
リビングでもいいのはいいのだけど……。
もし、ラブラブな二人が帰ってきたら面倒なことになりそうだ。
それに、かおりちゃんの気持ちもわからないし……。
それならばかおりちゃんの部屋にする?
かおりちゃんの部屋ならかおりちゃんも安心するだろうし。
いや、ダメだ。俺に入られたくないだろうし、女の子の部屋にはいるのは男としてやだ。
なら、俺の部屋…?
でもそれが一番妥当だと思う。
とりあえず俺の部屋に行こう。
いま、俺の部屋に向かってるんだけど、
………。なっっがいっ!
この階段長い……。
はぁはぁ。
さすがに疲れた……。
俺はかおりちゃんを俺のベットに寝させた。
てか、いつ見ても整った顔だな……。
とりあえず、下に飲み物飲みに行こう。
あいつらはもうなにもしてこないと思うけど……。
どうだろうか、まだわかんないな。
まだ様子見の状態だ。
というか、とりあえずあのとき咄嗟に鞄とかもって帰ったけどどしよ……。
かおりちゃんに聞いてみないとな。
俺はベットに腰を掛ける。
今日は壮大な一日だったな……。
半日もたってないんだけどさ。
あー…疲れた──。
はっ!!!
ね、寝てた…!!
今何時だ?!?!
2:37か…。
結構寝てたな……。
かおりちゃん起きてるかもしれないから様子を見に行かないと。
またあの長い階段を上る。
大丈夫かな?かおりちゃん
こんこんとドアを叩いた。
さすがにもう起きたかな?
「もう起きた?」
問いかけてみる。
「………」
なにも言わない。
返事がないただの屍のようだ。
こんな冗談いってる場合じゃないな……。
「まだ、気絶してるのかな?」
これでも、返事がない。
うーん?病院いった方がいいな。絶対。
「おーい?かおりちゃんー??大丈夫?」
…………。
なにも返事がないな。
もう此処で起きるの待ってよう。
かおりちゃんを見てみる。
チラッッ。
布団の隙間からかおりちゃんの茶色い目と俺の目があった。
おおお。
起きてるのか?
「かおりちゃん?起きてるの?」
もしこれでなにも返事がなかったらどしよ。
布団ひっぺがすのは良くないよな。
暴力反対!!
「なに?今起きたんだけど、どういう状況なの?」
!!!
返事があった。
返事があったことにビックリしてポカーンとなってしまった。
それに起きてくれたことが何よりも嬉しい。
「えっ、えっと……俺にも状況がよくわかってなくてさ……。」
なるべく何事もなかったかのようにいったつもりだったけどなかなか難しいな……。
「質問を変えるね、私はどうして此処に居るの?ここはそもそも何処?」
かおりちゃんは失敗したっとでも言うような顔をして問いかけた。
「あぁ。それは俺が連れてきたからだよ?」
あれ?でもこの言い方まずいかも。
だって、さっきまで学校にいたのにいきなり俺の部屋に入るんだよ?
しかも寝てるという謎の状況なのに。
やべぇ。
もしかして敵と判断して逃げるとかないよね…?
「へぇ、そうなんだ」
そう言いながらかおりちゃんはダッシュで部屋を出た。
やっぱりかぁ。
どしよ。とりあえず状況理解したくてお話ししたかったのに。
「ちょっとまってよ!!状況よくわかってないんだから!」
俺がそんな風に宥めてるけどたぶん聞こえてない。
わぁお。
どうしようか。
ガチャリとドアが開いた。
ドアから見える景色を見たとたんかおりちゃんの目がてんになっていた。
分けがわからないとでも言いたそうだ。
俺も同じ状況ならそーなってたな。
断言できる。
ただ、逃げれるまでの勇気があるかどうかは別だけど。
かおりちゃんの足が崩れる。
大丈夫かな?
絶対大丈夫じゃないよね、とりあえず二人とも状況理解しよう。
それが一番大事だ。
どうしようこれから。
とりあえずかおりちゃんを降ろしてあげないと。
問題なのが何処に降ろすのかだ。
リビングでもいいのはいいのだけど……。
もし、ラブラブな二人が帰ってきたら面倒なことになりそうだ。
それに、かおりちゃんの気持ちもわからないし……。
それならばかおりちゃんの部屋にする?
かおりちゃんの部屋ならかおりちゃんも安心するだろうし。
いや、ダメだ。俺に入られたくないだろうし、女の子の部屋にはいるのは男としてやだ。
なら、俺の部屋…?
でもそれが一番妥当だと思う。
とりあえず俺の部屋に行こう。
いま、俺の部屋に向かってるんだけど、
………。なっっがいっ!
この階段長い……。
はぁはぁ。
さすがに疲れた……。
俺はかおりちゃんを俺のベットに寝させた。
てか、いつ見ても整った顔だな……。
とりあえず、下に飲み物飲みに行こう。
あいつらはもうなにもしてこないと思うけど……。
どうだろうか、まだわかんないな。
まだ様子見の状態だ。
というか、とりあえずあのとき咄嗟に鞄とかもって帰ったけどどしよ……。
かおりちゃんに聞いてみないとな。
俺はベットに腰を掛ける。
今日は壮大な一日だったな……。
半日もたってないんだけどさ。
あー…疲れた──。
はっ!!!
ね、寝てた…!!
今何時だ?!?!
2:37か…。
結構寝てたな……。
かおりちゃん起きてるかもしれないから様子を見に行かないと。
またあの長い階段を上る。
大丈夫かな?かおりちゃん
こんこんとドアを叩いた。
さすがにもう起きたかな?
「もう起きた?」
問いかけてみる。
「………」
なにも言わない。
返事がないただの屍のようだ。
こんな冗談いってる場合じゃないな……。
「まだ、気絶してるのかな?」
これでも、返事がない。
うーん?病院いった方がいいな。絶対。
「おーい?かおりちゃんー??大丈夫?」
…………。
なにも返事がないな。
もう此処で起きるの待ってよう。
かおりちゃんを見てみる。
チラッッ。
布団の隙間からかおりちゃんの茶色い目と俺の目があった。
おおお。
起きてるのか?
「かおりちゃん?起きてるの?」
もしこれでなにも返事がなかったらどしよ。
布団ひっぺがすのは良くないよな。
暴力反対!!
「なに?今起きたんだけど、どういう状況なの?」
!!!
返事があった。
返事があったことにビックリしてポカーンとなってしまった。
それに起きてくれたことが何よりも嬉しい。
「えっ、えっと……俺にも状況がよくわかってなくてさ……。」
なるべく何事もなかったかのようにいったつもりだったけどなかなか難しいな……。
「質問を変えるね、私はどうして此処に居るの?ここはそもそも何処?」
かおりちゃんは失敗したっとでも言うような顔をして問いかけた。
「あぁ。それは俺が連れてきたからだよ?」
あれ?でもこの言い方まずいかも。
だって、さっきまで学校にいたのにいきなり俺の部屋に入るんだよ?
しかも寝てるという謎の状況なのに。
やべぇ。
もしかして敵と判断して逃げるとかないよね…?
「へぇ、そうなんだ」
そう言いながらかおりちゃんはダッシュで部屋を出た。
やっぱりかぁ。
どしよ。とりあえず状況理解したくてお話ししたかったのに。
「ちょっとまってよ!!状況よくわかってないんだから!」
俺がそんな風に宥めてるけどたぶん聞こえてない。
わぁお。
どうしようか。
ガチャリとドアが開いた。
ドアから見える景色を見たとたんかおりちゃんの目がてんになっていた。
分けがわからないとでも言いたそうだ。
俺も同じ状況ならそーなってたな。
断言できる。
ただ、逃げれるまでの勇気があるかどうかは別だけど。
かおりちゃんの足が崩れる。
大丈夫かな?
絶対大丈夫じゃないよね、とりあえず二人とも状況理解しよう。
それが一番大事だ。
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