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学校
13,仕掛け
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簡単に学校に入ることが出来た俺はかおりちゃんがどこの教室なのかで迷った。
どうしよどうしよ。
あ、確か14歳だったから中2か、中3か。
靴箱見れば完璧じゃね?
おぉ!スゲー!
靴箱に向かった。
二年二年…と。ここか。
んー?一つだけものすごく目立った靴を見つけた。
派手とかそんなんじゃなくて……。悪い感じがする。
近づいてみるか。
俺はその靴をみた瞬間絶句した。
なぜならその靴には泥や生ゴミ、虫などが詰め込まれていたからだ。
遠くだけどよくわかる。ヤバイ。
とりあえず、なおしてあげよう。
そう思い、靴をまじまじとみた瞬間──。
は…?な、なんだよこれ……。
そこには『田中かおり=ポチ』と書かれていた。
それ意外にも『しね』や『くさい』『きもちわるい』などとかかれていた。
田中かおり……。かおりちゃんだ。
チラリと隣の靴箱を見た。
そこには2-Bと書かれていた。
かおりちゃんは2-Bなのか。
俺はケータイを取りだし写真を撮った。
そして、靴を拾い上げ綺麗に掃除した。
掃除をしていて気づいたことがある。
泥に紛れて糞がある。
確実に動物の糞だ。
こんなものを靴のなかにいれるのか…?
これは確実に "いじめ" だ。
こんなことが許されてはいけない。と心の中で思った。
俺は掃除をしたあと2-Bに向かっていた。
ケータイを片手に常備して。
なるべく気づかれないように歩いた。
2-Bに近づくと罵声が聞こえた。
「ふーんなら適当に掃除道具入れに入っとけば?あんたの存在知られたくないし」
「……はい」
!!!確実にかおりちゃんの声だ。
掃除道具入れ……?
とりあえずお弁当を口実に入ってみるか。
トントンとドアを叩いて様子を見る。
そうすると声が聞こえた。
「はぁい~?なんですかぁ??」
お、おぉ。なんか、すごい声だな……。
とりあえずドアを開けないと。
がらりとドアを開けた。
「あの……お弁当を届けに来たんですけど……」
かおりちゃんがこれで来てくれればいいんだけど……。
そう簡単にはいかないかな。
「あ、はぁ~い!」
お前じゃねぇ~!!
俺はかおりちゃんに用事があるんだけど~。
「お兄さんカッコいいね~!」
お、お願いだからお弁当を届けさせてくれないかな?
最近の中学生怖いな。
「あっはい。どうも……お弁当を…」
「あぁ。誰のお弁当?」
かおりちゃんしかないだろ。
俺はかおりちゃん以外の人に食べさせる気はないんだけど。
お前ら許可なく食ったら許さん。
それより、誰のお弁当かと聞かれたら答えないわけにもいかない。
なので俺は
「かおりちゃんのなんだけど…」
と言った。
「えっ?」
女の子が言った。
そうするとその場の全員が息を飲んだのが分かった。
やっぱりか。
確実にいじめられていることが分かった。
だって同級生のお弁当を届けに来ただけでこれだぜ?
「えっ…?なんか悪かったのかな…」
と、返してみる。
何て返してくるかな。
「あ、いや。違います違います!かおりにお兄ちゃんがいるなんて聞いてませんでしたから…」
いじめてるやつに教える分けねーだろーが。
どういう神経してるんだよ。
「あー…そうなんや、てことでよろしくね😁」
とりあえず退散する。
正直他にも証拠をとらないと
「あっ、はい。」
バタンと教室のドアが閉まった。
なかなか、強引だな。
よしっ。作戦実行だ。
どうしよどうしよ。
あ、確か14歳だったから中2か、中3か。
靴箱見れば完璧じゃね?
おぉ!スゲー!
靴箱に向かった。
二年二年…と。ここか。
んー?一つだけものすごく目立った靴を見つけた。
派手とかそんなんじゃなくて……。悪い感じがする。
近づいてみるか。
俺はその靴をみた瞬間絶句した。
なぜならその靴には泥や生ゴミ、虫などが詰め込まれていたからだ。
遠くだけどよくわかる。ヤバイ。
とりあえず、なおしてあげよう。
そう思い、靴をまじまじとみた瞬間──。
は…?な、なんだよこれ……。
そこには『田中かおり=ポチ』と書かれていた。
それ意外にも『しね』や『くさい』『きもちわるい』などとかかれていた。
田中かおり……。かおりちゃんだ。
チラリと隣の靴箱を見た。
そこには2-Bと書かれていた。
かおりちゃんは2-Bなのか。
俺はケータイを取りだし写真を撮った。
そして、靴を拾い上げ綺麗に掃除した。
掃除をしていて気づいたことがある。
泥に紛れて糞がある。
確実に動物の糞だ。
こんなものを靴のなかにいれるのか…?
これは確実に "いじめ" だ。
こんなことが許されてはいけない。と心の中で思った。
俺は掃除をしたあと2-Bに向かっていた。
ケータイを片手に常備して。
なるべく気づかれないように歩いた。
2-Bに近づくと罵声が聞こえた。
「ふーんなら適当に掃除道具入れに入っとけば?あんたの存在知られたくないし」
「……はい」
!!!確実にかおりちゃんの声だ。
掃除道具入れ……?
とりあえずお弁当を口実に入ってみるか。
トントンとドアを叩いて様子を見る。
そうすると声が聞こえた。
「はぁい~?なんですかぁ??」
お、おぉ。なんか、すごい声だな……。
とりあえずドアを開けないと。
がらりとドアを開けた。
「あの……お弁当を届けに来たんですけど……」
かおりちゃんがこれで来てくれればいいんだけど……。
そう簡単にはいかないかな。
「あ、はぁ~い!」
お前じゃねぇ~!!
俺はかおりちゃんに用事があるんだけど~。
「お兄さんカッコいいね~!」
お、お願いだからお弁当を届けさせてくれないかな?
最近の中学生怖いな。
「あっはい。どうも……お弁当を…」
「あぁ。誰のお弁当?」
かおりちゃんしかないだろ。
俺はかおりちゃん以外の人に食べさせる気はないんだけど。
お前ら許可なく食ったら許さん。
それより、誰のお弁当かと聞かれたら答えないわけにもいかない。
なので俺は
「かおりちゃんのなんだけど…」
と言った。
「えっ?」
女の子が言った。
そうするとその場の全員が息を飲んだのが分かった。
やっぱりか。
確実にいじめられていることが分かった。
だって同級生のお弁当を届けに来ただけでこれだぜ?
「えっ…?なんか悪かったのかな…」
と、返してみる。
何て返してくるかな。
「あ、いや。違います違います!かおりにお兄ちゃんがいるなんて聞いてませんでしたから…」
いじめてるやつに教える分けねーだろーが。
どういう神経してるんだよ。
「あー…そうなんや、てことでよろしくね😁」
とりあえず退散する。
正直他にも証拠をとらないと
「あっ、はい。」
バタンと教室のドアが閉まった。
なかなか、強引だな。
よしっ。作戦実行だ。
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