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始まり
4,疑惑
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「いまついたんですか?お義母さん」
「そ~よぉ~?あなたぁー準備してきな~🎵」
「…………わかった」
かおりちゃんがさっきの倍の早さで言った。
「俺も手伝うよっ!」
できるだけ優しく言った。
「………………」
かおりちゃんはなにも言わず荷物だけもって自分の部屋に早足でいった。
「もぉ!塩対応すぎよぉ~?まったくぅ!」
「……ごめんねぇ?あの子いつも塩対応なのよねぇ……」
「いっ、いえ!全然…緊張してるんですよきっと」
ちらりと段ボールが散らばっているところを見た。
するとかおりと大きく書かれた段ボールを見つけた。
父さんとお義母さんを見ると仲睦まじい様子で喋っている。
絶対届けた方がいいよね。
それにさっきからかおりの部屋からどんどん聞こえる。
うん。いこう!
階段を上りコンコンとドアを叩く。
気づいてない様子。
ガチャリとドアを開けると………目の前にかおりがいた。
かおりがすぐに部屋から出て部屋のドアを壊す勢いで閉めた。
「なにっ!」
な、な、な、な、なんか怒ってる?!
というか───。
「ねぇ!!!」
はっ!行けない考え事してたらほーちしてたみたいだ。
「えっと………段ボールを届けに……来たんだけど…」
バッッと段ボールをかおりちゃんが取った。
「ありがと、」
「お、おう!手伝おうか……?」
「はぁ?いらない」
「そっか……」
コワイ、コワイヨ。なんか怒ってるもん。
「ねぇいつまでいるの?早く私の前から消えて」
「ごめんなさい……。」
こうして無事(?)に届けることができた。
だけど一瞬見えた。
しねとか、うざいとか、とにかく悪口がいっぱい書いてある筆箱や教科書。
それにビリビリに破られたノート。
あれはいったい……?
もしかしてあれを見られたくなかったのか?
ほんとは見てなかった?
あれは幻覚?
なにがなんだかわかんない。
…………。とりあえず、仕掛けてみるか。
俺はにんまりと笑った。
ザザッ
俺の大切な妹をいじめるやつはユルサナイヨ?
ふふっ。
「そ~よぉ~?あなたぁー準備してきな~🎵」
「…………わかった」
かおりちゃんがさっきの倍の早さで言った。
「俺も手伝うよっ!」
できるだけ優しく言った。
「………………」
かおりちゃんはなにも言わず荷物だけもって自分の部屋に早足でいった。
「もぉ!塩対応すぎよぉ~?まったくぅ!」
「……ごめんねぇ?あの子いつも塩対応なのよねぇ……」
「いっ、いえ!全然…緊張してるんですよきっと」
ちらりと段ボールが散らばっているところを見た。
するとかおりと大きく書かれた段ボールを見つけた。
父さんとお義母さんを見ると仲睦まじい様子で喋っている。
絶対届けた方がいいよね。
それにさっきからかおりの部屋からどんどん聞こえる。
うん。いこう!
階段を上りコンコンとドアを叩く。
気づいてない様子。
ガチャリとドアを開けると………目の前にかおりがいた。
かおりがすぐに部屋から出て部屋のドアを壊す勢いで閉めた。
「なにっ!」
な、な、な、な、なんか怒ってる?!
というか───。
「ねぇ!!!」
はっ!行けない考え事してたらほーちしてたみたいだ。
「えっと………段ボールを届けに……来たんだけど…」
バッッと段ボールをかおりちゃんが取った。
「ありがと、」
「お、おう!手伝おうか……?」
「はぁ?いらない」
「そっか……」
コワイ、コワイヨ。なんか怒ってるもん。
「ねぇいつまでいるの?早く私の前から消えて」
「ごめんなさい……。」
こうして無事(?)に届けることができた。
だけど一瞬見えた。
しねとか、うざいとか、とにかく悪口がいっぱい書いてある筆箱や教科書。
それにビリビリに破られたノート。
あれはいったい……?
もしかしてあれを見られたくなかったのか?
ほんとは見てなかった?
あれは幻覚?
なにがなんだかわかんない。
…………。とりあえず、仕掛けてみるか。
俺はにんまりと笑った。
ザザッ
俺の大切な妹をいじめるやつはユルサナイヨ?
ふふっ。
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