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気になる
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電車から降りると僕はそそくさと駅から出た。
駅から学校までは徒歩で行ける距離で、途中で学校の近くに住んでいる友達と待ち合わせをしている。
この辺りには大きな中学校がいくつかあってそのまま近くの高校に進学したという人もたくさんいる。
高橋くんも電車を降りてからは別の友達と歩いているのを見かける。
だから、降りる時にまたね、と言った。
それぞれの友達と会うまでは話していて良かったのかもしれない。
だけど僕は自分で何かと理由をつけた。
もう少し話したいという気もあったが、それ以上に何を話せば良いのかわからなかった。
そもそも話したのは今日が初めてだった。
高橋くんと仲良くしている人たちはこの学校でもトップのモテ集団で、僕がそこに混ざるのはなんというか気がひける。
「おはよう〇〇。」
「あっ、おはよう。」
考え事をしているうちに、友達が自分のいるところまできた。
「どうした、なんかぼーっとしてない?」
「えっ、そう?ごめんごめん。いこっか。」
その日は学校についてからもなぜか、ふと気がつくと高橋くんのことを考えてしまっていた。
授業中の先生の話も上の空だった。
高橋くんと仲良くなりたい。
もっと話をしてみたい。
そう思った。
次に電車で会ったらこっちから話しかけよう。
だけどなんで話しかければ良いだろう。
それを考えていた。
高橋くんはサッカー部だから、サッカーの話だろうか。
僕も見るのは好きだから少しは話ができるかもしれない。
そんなこんな考えているうちに、その日が終わった。
明日は会えるかな。
駅から学校までは徒歩で行ける距離で、途中で学校の近くに住んでいる友達と待ち合わせをしている。
この辺りには大きな中学校がいくつかあってそのまま近くの高校に進学したという人もたくさんいる。
高橋くんも電車を降りてからは別の友達と歩いているのを見かける。
だから、降りる時にまたね、と言った。
それぞれの友達と会うまでは話していて良かったのかもしれない。
だけど僕は自分で何かと理由をつけた。
もう少し話したいという気もあったが、それ以上に何を話せば良いのかわからなかった。
そもそも話したのは今日が初めてだった。
高橋くんと仲良くしている人たちはこの学校でもトップのモテ集団で、僕がそこに混ざるのはなんというか気がひける。
「おはよう〇〇。」
「あっ、おはよう。」
考え事をしているうちに、友達が自分のいるところまできた。
「どうした、なんかぼーっとしてない?」
「えっ、そう?ごめんごめん。いこっか。」
その日は学校についてからもなぜか、ふと気がつくと高橋くんのことを考えてしまっていた。
授業中の先生の話も上の空だった。
高橋くんと仲良くなりたい。
もっと話をしてみたい。
そう思った。
次に電車で会ったらこっちから話しかけよう。
だけどなんで話しかければ良いだろう。
それを考えていた。
高橋くんはサッカー部だから、サッカーの話だろうか。
僕も見るのは好きだから少しは話ができるかもしれない。
そんなこんな考えているうちに、その日が終わった。
明日は会えるかな。
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