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イケメン高校生と出会い
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とある高校生の1日
僕は毎朝同じ時間の電車に乗るのだけど、今日は起きるのが遅くなって、一本後の電車になってしまった。
だけど大丈夫。いつも余裕を持って行っているから一本遅れたところで授業には全然間に合う。
ついでに言うとこの日は雨が降っていたので気持ち的にはブルーだった。
いつも乗る時間よりは少し混んでいた。混むのが嫌だからそこし早い時間の電車に乗っているというのもある。
何とか座れた。
ふう。
この時間には同じ高校の学生も、違う学校の学生もとても多かった。いつもはこの半分くらいかな。
一本でこうも違うとは。
さすが田舎である。
僕は少し当たりを見渡した時見たことがある顔が目に止まった。
あれは、あの見るからにすごいイケメンオーラを放っているあの人は、同じ学校の高橋くんだった。
その子は僕の隣のクラスで、バスケ部で女子にとてつもない人気があった。
それだけではなく、男子からも人気。
僕も見るたびに癒されていた。
イケメンは男が見ても女が見ても目の保養になる。
ましてや、イケメン2人が連んでいるシーンを見ると、とても得した気分になる。
これはみんなだと思っている。
別に彼と付き合いたいとか思っているわけじゃなく、とりあえずイケメンは正義だと言うことだ。
その時、高橋くんがこっちを見た。
しまった、あからさまに見過ぎだか。
僕は慌てて目を逸らした。
しかし、彼は立ち上がってこちらに向かって歩いてくる。
えっ、もしかして不審者だと思われてる。
そ、そうだよね。僕が彼を知っているのは彼がとてつもない人気者だからだし、彼は僕のことを知らないはずだ。
彼からしたら、何だよこいつってなるよね。ごめんなさい。ごめんなさい。
〇〇くん、だよね。
それは僕の名前だった。高橋くんは僕のことを知っていたようだ。
「そっ、そうだよ。」
出来るだけ取り乱さないように冷静に、冷静に。
「今日はいつもより遅いんだね。」
「ははっ、ちょっと起きるが遅くなって」
って何でそんなこと知ってるんだ。
僕はよく分からなかった。
「高橋くんはいつもこの時間?」
「そうだね、だいたいは」
「高橋くん、隣のクラスだよね。何で僕のこと知ってるの?」
彼はキョトンとした顔をしていた。
「隣のクラスの子ぐらい知ってるよ」
彼は笑った。
かっこいい、、。
「そうだよね、ははっ、僕も高橋くんのこと知ってるもんね、そうだよね。」
気づいたら彼は僕の隣に座っていた。
なぜかドキドキしている。
落ち着け落ち着け。
「どうしたの、ついたよ。」
「あっ、ごめん」
もう少し話したかったけど、それはまた今度。
僕は毎朝同じ時間の電車に乗るのだけど、今日は起きるのが遅くなって、一本後の電車になってしまった。
だけど大丈夫。いつも余裕を持って行っているから一本遅れたところで授業には全然間に合う。
ついでに言うとこの日は雨が降っていたので気持ち的にはブルーだった。
いつも乗る時間よりは少し混んでいた。混むのが嫌だからそこし早い時間の電車に乗っているというのもある。
何とか座れた。
ふう。
この時間には同じ高校の学生も、違う学校の学生もとても多かった。いつもはこの半分くらいかな。
一本でこうも違うとは。
さすが田舎である。
僕は少し当たりを見渡した時見たことがある顔が目に止まった。
あれは、あの見るからにすごいイケメンオーラを放っているあの人は、同じ学校の高橋くんだった。
その子は僕の隣のクラスで、バスケ部で女子にとてつもない人気があった。
それだけではなく、男子からも人気。
僕も見るたびに癒されていた。
イケメンは男が見ても女が見ても目の保養になる。
ましてや、イケメン2人が連んでいるシーンを見ると、とても得した気分になる。
これはみんなだと思っている。
別に彼と付き合いたいとか思っているわけじゃなく、とりあえずイケメンは正義だと言うことだ。
その時、高橋くんがこっちを見た。
しまった、あからさまに見過ぎだか。
僕は慌てて目を逸らした。
しかし、彼は立ち上がってこちらに向かって歩いてくる。
えっ、もしかして不審者だと思われてる。
そ、そうだよね。僕が彼を知っているのは彼がとてつもない人気者だからだし、彼は僕のことを知らないはずだ。
彼からしたら、何だよこいつってなるよね。ごめんなさい。ごめんなさい。
〇〇くん、だよね。
それは僕の名前だった。高橋くんは僕のことを知っていたようだ。
「そっ、そうだよ。」
出来るだけ取り乱さないように冷静に、冷静に。
「今日はいつもより遅いんだね。」
「ははっ、ちょっと起きるが遅くなって」
って何でそんなこと知ってるんだ。
僕はよく分からなかった。
「高橋くんはいつもこの時間?」
「そうだね、だいたいは」
「高橋くん、隣のクラスだよね。何で僕のこと知ってるの?」
彼はキョトンとした顔をしていた。
「隣のクラスの子ぐらい知ってるよ」
彼は笑った。
かっこいい、、。
「そうだよね、ははっ、僕も高橋くんのこと知ってるもんね、そうだよね。」
気づいたら彼は僕の隣に座っていた。
なぜかドキドキしている。
落ち着け落ち着け。
「どうしたの、ついたよ。」
「あっ、ごめん」
もう少し話したかったけど、それはまた今度。
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