47 / 84
47.駄目になりそう
しおりを挟む
「あ、あ……、やだ……っ」
はしたなく持ち上がっている俺自身が、俺の目からも見えた。
「イーサン、もっと可愛い声、聞かせて?」
シヴァは俺の太ももを撫でるようにして、脚を開かせると、そこに顔を埋めてくる。
「やだっ、シヴァっ! だめ、そんなこと、しないで……!」
抵抗する俺をまるで無視して、シヴァは俺自身をためらいもせずに咥えた。
「んんっ、あっ、やあっ……、ああああああっ!」
そして、もともと耐性のない俺は、シヴァの巧みな舌の愛撫に、あっという間に白濁を散らしてしまった。
「気持ちよかった? イーサンのここも、ヒクヒクしてる」
濡れた唇を手の甲でぬぐったシヴァは、そのまま俺の後孔に人差し指をそわせた。
「や、あ……っ」
すでにイカされてしまった俺の身体は、だらりと弛緩し、もうシヴァのなすがままだ。
「いつかここに、俺を受け入れて、イーサン」
シヴァの熱い吐息が、俺のそこにかかる。
「や、だめ、そんな、とこっ、シヴァっ!!」
悲鳴のような声を上げる俺。
だが、シヴァは俺の太ももを押し開くと、そこをぺちゃぺちゃと音を立てて舐め始めた。
「イーサンの身体はどんなデザートよりも、甘い……」
「そんなわけっ、な、ああっ、そこっ、んんっ!!」
周りを舐められ、そのまま後孔に舌を入れられると、俺の身体はぐんと弓なりに反った。
「すごく、感じてる……、イーサン……」
「あ、だめ、そんなにしたら、おかしく、なる……っ」
「おかしくなっていい。俺が、すべて責任を取るからっ……」
シヴァの余裕のない声と共に、その長い指が俺の内部に入ってきた。
「はっ、あ、ああああああ!!」
「ああ、イーサン、締め付けてくる。中が、すごく、動いてる……」
「シヴァっ、シヴァっ、抜いてっ、ダメっ!!」
まるで指に犯されてるみたいに、シヴァが俺の中を行き交った。
そのたびに、俺の腰はねだるみたいに動いて、どんどんシヴァの指を飲みこんでいく。
「イーサン、たまらない……、ああ、なんて顔をしてるんだ……」
「シヴァ、やだっ、指っ……、はっ、ああああんっ!」
涙を浮かべて懇願しながらも、心のどこかで待ち望んでいた。
指ではなく、本物のシヴァを俺の中に受け入れたい!
――シヴァが、欲しい!
「ここだけで、イケそうだな……」
長い指が俺の内部にこすれるたびに、俺は高い声を上げてシヴァに縋る。
「駄目っ、ダメッ、シヴァ! このままじゃ……!」
――本当に、シヴァの指だけで、果ててしまう。
ナカが、おかししくらい、気持ちいいっ!!
俺自身も、もうはちきれそうで、我慢できなくて……。
でもそんな自分を、俺はまだ受け入れられなくて……!!
「イーサン……、俺を感じて……」
「シヴァ、お願い、お願いっ、もう、それ以上は駄目っ!」
俺の必死の泣き顔にシヴァはあきらめたのか、俺の中の指をそっと引き抜いた。
「んんっ……」
「じゃあ、一緒に気持ちよくなろうか、イーサン」
シヴァは俺の上体を起こし、俺と向かい合わせになった。
そして、そそり立ったシヴァの雄と俺自身を大きな手のひらでまとめると、一気に擦り上げた。
「はあああああんっ!!」
激しい刺激にひとたまりもない俺。
「ああ、イーサン、すごく、いい……っ、ああ、熱いっ!」
シヴァが、すごく色気があって悩ましい声を上げる。
俺もそれに呼応するように、恥ずかしいくらいに感じて……。
シヴァの首に両手をまわし、身体をのけ反るようにして、俺はまた果てていた。
「ああ……」
だらりと、弛緩していく身体。
何度も昇り詰めさせられて、俺は心身ともに、もう限界……。
「イーサン、すごくよかった……。また明日も……」
シヴァの裸身が俺を包み込み、額に優しいキスを落とした。
「……」
落ちていく意識の中、俺は思った……。
このままじゃ俺、シヴァじゃないと駄目な身体にされてしまう!!
俺、このままじゃ、絶対ヤバいかも!!
はしたなく持ち上がっている俺自身が、俺の目からも見えた。
「イーサン、もっと可愛い声、聞かせて?」
シヴァは俺の太ももを撫でるようにして、脚を開かせると、そこに顔を埋めてくる。
「やだっ、シヴァっ! だめ、そんなこと、しないで……!」
抵抗する俺をまるで無視して、シヴァは俺自身をためらいもせずに咥えた。
「んんっ、あっ、やあっ……、ああああああっ!」
そして、もともと耐性のない俺は、シヴァの巧みな舌の愛撫に、あっという間に白濁を散らしてしまった。
「気持ちよかった? イーサンのここも、ヒクヒクしてる」
濡れた唇を手の甲でぬぐったシヴァは、そのまま俺の後孔に人差し指をそわせた。
「や、あ……っ」
すでにイカされてしまった俺の身体は、だらりと弛緩し、もうシヴァのなすがままだ。
「いつかここに、俺を受け入れて、イーサン」
シヴァの熱い吐息が、俺のそこにかかる。
「や、だめ、そんな、とこっ、シヴァっ!!」
悲鳴のような声を上げる俺。
だが、シヴァは俺の太ももを押し開くと、そこをぺちゃぺちゃと音を立てて舐め始めた。
「イーサンの身体はどんなデザートよりも、甘い……」
「そんなわけっ、な、ああっ、そこっ、んんっ!!」
周りを舐められ、そのまま後孔に舌を入れられると、俺の身体はぐんと弓なりに反った。
「すごく、感じてる……、イーサン……」
「あ、だめ、そんなにしたら、おかしく、なる……っ」
「おかしくなっていい。俺が、すべて責任を取るからっ……」
シヴァの余裕のない声と共に、その長い指が俺の内部に入ってきた。
「はっ、あ、ああああああ!!」
「ああ、イーサン、締め付けてくる。中が、すごく、動いてる……」
「シヴァっ、シヴァっ、抜いてっ、ダメっ!!」
まるで指に犯されてるみたいに、シヴァが俺の中を行き交った。
そのたびに、俺の腰はねだるみたいに動いて、どんどんシヴァの指を飲みこんでいく。
「イーサン、たまらない……、ああ、なんて顔をしてるんだ……」
「シヴァ、やだっ、指っ……、はっ、ああああんっ!」
涙を浮かべて懇願しながらも、心のどこかで待ち望んでいた。
指ではなく、本物のシヴァを俺の中に受け入れたい!
――シヴァが、欲しい!
「ここだけで、イケそうだな……」
長い指が俺の内部にこすれるたびに、俺は高い声を上げてシヴァに縋る。
「駄目っ、ダメッ、シヴァ! このままじゃ……!」
――本当に、シヴァの指だけで、果ててしまう。
ナカが、おかししくらい、気持ちいいっ!!
俺自身も、もうはちきれそうで、我慢できなくて……。
でもそんな自分を、俺はまだ受け入れられなくて……!!
「イーサン……、俺を感じて……」
「シヴァ、お願い、お願いっ、もう、それ以上は駄目っ!」
俺の必死の泣き顔にシヴァはあきらめたのか、俺の中の指をそっと引き抜いた。
「んんっ……」
「じゃあ、一緒に気持ちよくなろうか、イーサン」
シヴァは俺の上体を起こし、俺と向かい合わせになった。
そして、そそり立ったシヴァの雄と俺自身を大きな手のひらでまとめると、一気に擦り上げた。
「はあああああんっ!!」
激しい刺激にひとたまりもない俺。
「ああ、イーサン、すごく、いい……っ、ああ、熱いっ!」
シヴァが、すごく色気があって悩ましい声を上げる。
俺もそれに呼応するように、恥ずかしいくらいに感じて……。
シヴァの首に両手をまわし、身体をのけ反るようにして、俺はまた果てていた。
「ああ……」
だらりと、弛緩していく身体。
何度も昇り詰めさせられて、俺は心身ともに、もう限界……。
「イーサン、すごくよかった……。また明日も……」
シヴァの裸身が俺を包み込み、額に優しいキスを落とした。
「……」
落ちていく意識の中、俺は思った……。
このままじゃ俺、シヴァじゃないと駄目な身体にされてしまう!!
俺、このままじゃ、絶対ヤバいかも!!
1,528
お気に入りに追加
3,262
あなたにおすすめの小説
転生貧乏貴族は王子様のお気に入り!実はフリだったってわかったのでもう放してください!
音無野ウサギ
BL
ある日僕は前世を思い出した。下級貴族とはいえ王子様のお気に入りとして毎日楽しく過ごしてたのに。前世の記憶が僕のことを駄目だしする。わがまま駄目貴族だなんて気づきたくなかった。王子様が優しくしてくれてたのも実は裏があったなんて気づきたくなかった。品行方正になるぞって思ったのに!
え?王子様なんでそんなに優しくしてくるんですか?ちょっとパーソナルスペース!!
調子に乗ってた貧乏貴族の主人公が慎ましくても確実な幸せを手に入れようとジタバタするお話です。
【完結】婚約破棄された僕はギルドのドSリーダー様に溺愛されています
八神紫音
BL
魔道士はひ弱そうだからいらない。
そういう理由で国の姫から婚約破棄されて追放された僕は、隣国のギルドの町へとたどり着く。
そこでドSなギルドリーダー様に拾われて、
ギルドのみんなに可愛いとちやほやされることに……。
総受けルート確定のBLゲーの主人公に転生してしまったんだけど、ここからソロエンドを迎えるにはどうすればいい?
寺一(テライチ)
BL
──妹よ。にいちゃんは、これから五人の男に抱かれるかもしれません。
ユズイはシスコン気味なことを除けばごくふつうの男子高校生。
ある日、熱をだした妹にかわって彼女が予約したゲームを店まで取りにいくことに。
その帰り道、ユズイは階段から足を踏みはずして命を落としてしまう。
そこに現れた女神さまは「あなたはこんなにはやく死ぬはずではなかった、お詫びに好きな条件で転生させてあげます」と言う。
それに「チート転生がしてみたい」と答えるユズイ。
女神さまは喜んで願いを叶えてくれた……ただしBLゲーの世界で。
BLゲーでのチート。それはとにかく攻略対象の好感度がバグレベルで上がっていくということ。
このままではなにもしなくても総受けルートが確定してしまう!
男にモテても仕方ないとユズイはソロエンドを目指すが、チートを望んだ代償は大きくて……!?
溺愛&執着されまくりの学園ラブコメです。
転移したらなぜかコワモテ騎士団長に俺だけ子供扱いされてる
塩チーズ
BL
平々凡々が似合うちょっと中性的で童顔なだけの成人男性。転移して拾ってもらった家の息子がコワモテ騎士団長だった!
特に何も無く平凡な日常を過ごすが、騎士団長の妙な噂を耳にしてある悩みが出来てしまう。
期待外れの後妻だったはずですが、なぜか溺愛されています
ぽんちゃん
BL
病弱な義弟がいじめられている現場を目撃したフラヴィオは、カッとなって手を出していた。
謹慎することになったが、なぜかそれから調子が悪くなり、ベッドの住人に……。
五年ほどで体調が回復したものの、その間にとんでもない噂を流されていた。
剣の腕を磨いていた異母弟ミゲルが、学園の剣術大会で優勝。
加えて筋肉隆々のマッチョになっていたことにより、フラヴィオはさらに屈強な大男だと勘違いされていたのだ。
そしてフラヴィオが殴った相手は、ミゲルが一度も勝てたことのない相手。
次期騎士団長として注目を浴びているため、そんな強者を倒したフラヴィオは、手に負えない野蛮な男だと思われていた。
一方、偽りの噂を耳にした強面公爵の母親。
妻に強さを求める息子にぴったりの相手だと、後妻にならないかと持ちかけていた。
我が子に爵位を継いで欲しいフラヴィオの義母は快諾し、冷遇確定の地へと前妻の子を送り出す。
こうして青春を謳歌することもできず、引きこもりになっていたフラヴィオは、国民から恐れられている戦場の鬼神の後妻として嫁ぐことになるのだが――。
同性婚が当たり前の世界。
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる