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はじめて

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「ハアッ、あっ、あ、ぁ、あ、あ、あ……!!」

「ティト、気持ちいい?」


「んんっ、あ、ああ、やあっ!」

「ふふ、腰が揺れてる。……いいみたいだね」

 二人に入れられた指が、俺のある場所をかすめる。


「ふぁ、あ、あっ、そこっ、ダメっ!!」

 四つん這いにさせられた俺は、走り抜けた快感に、思わず顔を枕に埋めた。


「ああ、ここか、ティトのいいところは……」

 ファビオの甘い声が耳元で聞こえる。


「ティト、これからもっともっと気持ちよくなれるよ」

 オルランドの艶めかしいささやき声に、俺はぎゅっと枕を抱きしめた。



「や、やだっ、も……、もうっ、さっきから、俺……、このままだと、変になっちゃうよぉ!!」




 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 裸に剥かれた俺は、ファビオとオルランドから、もうびっくりするくらいあちこちに、いっぱいキスされた。

 唇はもちろんのこと、首筋、肩、胸、腹、腰から、太もも、そしてつま先まで。

 キスの嵐が終わると、こんどは右側からはファビオ、そして左側からはオルランドが、まるで俺を美味しい飴かなんかみたいに、ペロペロとなめ尽くした。


「ティト、愛してる!!」

「愛してるよ、ティト!!」


「ひゃああっ、あ、わっ、あっ、お願いっ、もう、そんなに、舐めないで……っ!」

「んー、ここもキレイなピンク色ですごく美味しそう!」

 ファビオが俺の乳首をパクリと加えた。


「ひゃんっ!!」

 考えもしない刺激に俺の身体は跳ね上がる。


「いい反応だな。私もいっぱい吸ってあげよう」

 反対の乳首をオルランドが、まるで乳飲み子みたいにチュウチュウ吸った。


「は、あ、あ、ダメ……、やだっ、んっ、あ!」


 こんなの絶対おかしいのに、こんなことされたら恥ずかしいだけに決まってるのに、俺の腰はズンと重くなった。

 ーー嘘っ!? 俺、ふたりに乳首を吸われて反応してるっ!?



「もっとエッチなところも舐めてあげようか?」

 ファビオの澄んだ青い瞳に、俺はゴクリと喉を鳴らした。


「私もたくさん吸ってあげようね。ティトのいやらしい汁がいっぱい出るように……」

 オルランドの長い髪がはらりと落ちて、俺の腹を撫でる。


「や、だ、もう、いいです……!! もう、いらないっ!」

 二人の言葉に、俺は首を振る。


「だめだよ、ティト! いっぱい気持ちよくなりたいんだろ?」

「まだまだ序の口だよ、ティト、私達がもっともっと感じさせてあげる」


「……!!」


 二人の言葉に、ゾクゾクとした感覚が背中を駆け上がる。



 それから、懇願する俺をまるで無視して、ファビオとオルランドは二人して俺の脚を大きく広げさせたんだ。


「!!!!!」


「ティトのいいところが丸見えだな……、めちゃくちゃエロい!」

「可愛い……、そそられるよ……。思っていた通り、すごく綺麗で、いやらしい身体だ……」

 二人が舌なめずりして、俺の下腹部を見ている。



「み、見ないでっ!!」

 足首をそれぞれ持たれた俺がじたばたしても、もちろん二人はびくともしない。




「すっかり、反応してるじゃん! うれしいよ。ティト、初めてだけど、ちゃんと感じてくれてるんだな!」

「……先走りが出てるよ、待ちきれないのかな?」


 二人が俺の身体の中心に、顔を近づけてくる。



「あ、ダメ、ダメだよっ……! 見ないで、ヤダ! あっ、そんなことしちゃ!! あ、ああああーー!!」



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