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第49話(最終話)
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「ククリ、じゃあ、こっちにおいで……」
アスランの熱のこもった瞳……。
「……っ」
俺は悔しげに下唇を噛むと、頭からすっぽりかぶっていたマントを、床に落とした。
「キレイだよ。ククリ……」
アスランに全身を視姦されている……、そう思うと俺の全身は熱くなった。
「もうっ、あんまり、見ないで……」
「ククリ、こっちに来て、キス、して……」
命じられた俺は、ベッドの上に横たわるアスランの上に乗り上げると、その柔らかい唇にキスを落とす。
「ククリっ!!」
それに反応するように、荒々しいキスを返してくるアスラン。
「んっ、あっ……!」
あっという間に体勢は入れ替えられ、俺はアスランの下で、喰らい尽くされるような口づけにあえいでいた。
「はっ……、ああ、この間の水色のドレスも可愛かったけど、このカフェテリアのメイド服は、何度見てもいいな」
アスランは、当然のごとく俺の胸元のリボンを抜き取ると、鮮やかな手つきでボタンをはずし始める。
「アス、ラン……っ」
「メイドさんになったククリは、すごく可愛いよ……、でも…‥」
アスランは、はだけた俺の胸元に、舌を這わせた。
「あっ……、ん……、あ……、そこ……」
俺はアスランの頭を抱きしめ、その髪をかき回した。
「こんな姿、もう誰にも、見せちゃ駄目だよ。……わかってるね、ククリ?」
すっかり快感を覚えこまされた乳首に吸い付かれると、俺の背がビクンと反った。
「んあっ、もうっ、じゃあ、俺に、こんな格好、させる、なよっ……!」
涙目で俺が睨むと、アスランはその美しい唇を引き上げた。
「ククリ、約束したよね?
ルカを騎士団に入れる代わりに、週に一度は必ず俺のお願い、聞いてくれるって……。
俺の好きな恰好をして、思う存分ククリが俺にご奉仕してくれるって……」
熱くて荒い息を吐き、アスランが俺のスカートの中に手を入れてくる。
「やっ、やだっ……、アス、ランっ」
「やだじゃないでしょ、ほら、ククリも、こんなに、興奮してるくせに……」
アスランが、からかうような手つきで、俺自身を下着の上から優しく撫でた。
「く、そ……っ、このっ、ヘンタイっ! やっ、ひゃあああああっ!」
そう、俺は騎士団長として、騎士団のため、大きな代償を支払っていた……。
ほとんど毎日、ベッドを共にしているにも関わらず……、
――俺は、こうして毎週毎週、アスランに命じられた服装で、アスランの思うがまま、身も心も弄ばれているのだ……。
「ひゃあっ、あ……っ!」
「このホワイトブリム、魔法騎士団のカフェテリアで見たときから、これをつけたままのククリをめちゃくちゃにしてみたくてたまらなかったんだ……!」
アスランが、俺の頭の上の白い飾りをつまむ。
「え? カフェテリア……? 見た……?」
「ううん、こっちの話。ね、ククリ……、自分でスカート、持ち上げてみせて?」
「……っ」
――結婚してようやく、わかることもある。
それは、いわゆる、愛しい旦那様の可愛い寝顔だったり、優しい気づかいだったり、
尽きることのない俺への執着だったり……、
そして……、
「く……っ」
スカートをたくし上げて、アスランに自分の恥部をすべて晒す……。
そんな俺に、アスランは低く囁いた。
「ああ、可愛い……、ククリの、ピクピクしてるよ。ククリは俺に……、どうしてほしいのかな?」
「ああ、アスラン……、早く、俺のこと……、めちゃくちゃにして!!!!」
――なぜか、この倒錯した状況にとんでもなく昂っている自分自身だったり……!
俺の悩ましき問題……、それは……、
なぜかこの屈辱的ともいえる状況を、俺自身もすっかり受け入れて、楽しんでしまっている、ということ!
「ククリ……、可愛い、愛してるよ。ああ、次はどんな可愛い恰好でエッチしようかな?」
「あ、あんっ、あ……、アスラン……っ、アスランっ……、早くっ……」
「ふふっ、昨日の夜もいっぱい可愛がってあげたから、ほら、ククリのココ、まだ柔らかいね。
もう、一気にいれても、大丈夫かな?」
アスランが俺の後ろに指を入れてかき回す。
浅いところを抜き差しされると、浅ましい俺は、もっと快感が欲しいと腰を揺らす。
「アスランっ、もうっ、焦らさないで、アスランの早く、頂戴!
俺を、アスランでいっぱいにして!!」
息も絶え絶えにあえぐと、
「ククリ……、君は、どうして、こんなに……」
アスランはぐっと俺を引き寄せると、俺の膝を割り開き、そのまま俺に押し入ってきた。
「ひぅっ、あ、あああああっ!!!!」
挿れられただけで、飛びそうになる意識。
「ああ、ククリ……、君はいけないメイドさんだ。こんなに淫らに、俺を誘って……、
お仕置きが、必要だなっ」
「あっ、あああああんっ!!」
どちゅんと最奥まで穿たれると、もう何も考えられなくなる。
「アスランっ、いっぱいちょうだい! ああっ、んっ、すごい、すごいよぉ……」
「ククリっ、ああっ、愛してる、愛してる……、全部、俺のものだ……、全部……っ!」
激しく打ち付けられる腰。
「あっ、あんっ、もっと、もっとぉ、アスランっ……!!!!」
俺の内奥は、アスラン自身をきゅんきゅんと締め付けて……。
――どうしてこうなった!?
俺は、俺はっ……、
――俺は、男の娘は、もうやめたはずなのにーー!!!!
(了)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます!
これでこの物語の本編は完結!!ですが、
ストーリーの構成上、あっさり飛ばされてしまった二人の初夜編、また謎多き男(?)アスラン視点など、
番外編にまだまだ続く予定です!
ぜひぜひ番外編も併せてお楽しみいただけると、うれしいです!!
また本編完結いたしましたので、当初の予定通り、感想欄も開けておきますので
読後の感想などお聞かせいただけると大変喜びます!
お気に入り登録、エール、いいね♡ たくさんありがとうございます。
更新の糧となりました!! また番外編に向けても、引き続き応援よろしくおねがいします!!
読んでいただいた皆様へ愛と感謝を込めて!!
.mizutama.
アスランの熱のこもった瞳……。
「……っ」
俺は悔しげに下唇を噛むと、頭からすっぽりかぶっていたマントを、床に落とした。
「キレイだよ。ククリ……」
アスランに全身を視姦されている……、そう思うと俺の全身は熱くなった。
「もうっ、あんまり、見ないで……」
「ククリ、こっちに来て、キス、して……」
命じられた俺は、ベッドの上に横たわるアスランの上に乗り上げると、その柔らかい唇にキスを落とす。
「ククリっ!!」
それに反応するように、荒々しいキスを返してくるアスラン。
「んっ、あっ……!」
あっという間に体勢は入れ替えられ、俺はアスランの下で、喰らい尽くされるような口づけにあえいでいた。
「はっ……、ああ、この間の水色のドレスも可愛かったけど、このカフェテリアのメイド服は、何度見てもいいな」
アスランは、当然のごとく俺の胸元のリボンを抜き取ると、鮮やかな手つきでボタンをはずし始める。
「アス、ラン……っ」
「メイドさんになったククリは、すごく可愛いよ……、でも…‥」
アスランは、はだけた俺の胸元に、舌を這わせた。
「あっ……、ん……、あ……、そこ……」
俺はアスランの頭を抱きしめ、その髪をかき回した。
「こんな姿、もう誰にも、見せちゃ駄目だよ。……わかってるね、ククリ?」
すっかり快感を覚えこまされた乳首に吸い付かれると、俺の背がビクンと反った。
「んあっ、もうっ、じゃあ、俺に、こんな格好、させる、なよっ……!」
涙目で俺が睨むと、アスランはその美しい唇を引き上げた。
「ククリ、約束したよね?
ルカを騎士団に入れる代わりに、週に一度は必ず俺のお願い、聞いてくれるって……。
俺の好きな恰好をして、思う存分ククリが俺にご奉仕してくれるって……」
熱くて荒い息を吐き、アスランが俺のスカートの中に手を入れてくる。
「やっ、やだっ……、アス、ランっ」
「やだじゃないでしょ、ほら、ククリも、こんなに、興奮してるくせに……」
アスランが、からかうような手つきで、俺自身を下着の上から優しく撫でた。
「く、そ……っ、このっ、ヘンタイっ! やっ、ひゃあああああっ!」
そう、俺は騎士団長として、騎士団のため、大きな代償を支払っていた……。
ほとんど毎日、ベッドを共にしているにも関わらず……、
――俺は、こうして毎週毎週、アスランに命じられた服装で、アスランの思うがまま、身も心も弄ばれているのだ……。
「ひゃあっ、あ……っ!」
「このホワイトブリム、魔法騎士団のカフェテリアで見たときから、これをつけたままのククリをめちゃくちゃにしてみたくてたまらなかったんだ……!」
アスランが、俺の頭の上の白い飾りをつまむ。
「え? カフェテリア……? 見た……?」
「ううん、こっちの話。ね、ククリ……、自分でスカート、持ち上げてみせて?」
「……っ」
――結婚してようやく、わかることもある。
それは、いわゆる、愛しい旦那様の可愛い寝顔だったり、優しい気づかいだったり、
尽きることのない俺への執着だったり……、
そして……、
「く……っ」
スカートをたくし上げて、アスランに自分の恥部をすべて晒す……。
そんな俺に、アスランは低く囁いた。
「ああ、可愛い……、ククリの、ピクピクしてるよ。ククリは俺に……、どうしてほしいのかな?」
「ああ、アスラン……、早く、俺のこと……、めちゃくちゃにして!!!!」
――なぜか、この倒錯した状況にとんでもなく昂っている自分自身だったり……!
俺の悩ましき問題……、それは……、
なぜかこの屈辱的ともいえる状況を、俺自身もすっかり受け入れて、楽しんでしまっている、ということ!
「ククリ……、可愛い、愛してるよ。ああ、次はどんな可愛い恰好でエッチしようかな?」
「あ、あんっ、あ……、アスラン……っ、アスランっ……、早くっ……」
「ふふっ、昨日の夜もいっぱい可愛がってあげたから、ほら、ククリのココ、まだ柔らかいね。
もう、一気にいれても、大丈夫かな?」
アスランが俺の後ろに指を入れてかき回す。
浅いところを抜き差しされると、浅ましい俺は、もっと快感が欲しいと腰を揺らす。
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「ククリ……、君は、どうして、こんなに……」
アスランはぐっと俺を引き寄せると、俺の膝を割り開き、そのまま俺に押し入ってきた。
「ひぅっ、あ、あああああっ!!!!」
挿れられただけで、飛びそうになる意識。
「ああ、ククリ……、君はいけないメイドさんだ。こんなに淫らに、俺を誘って……、
お仕置きが、必要だなっ」
「あっ、あああああんっ!!」
どちゅんと最奥まで穿たれると、もう何も考えられなくなる。
「アスランっ、いっぱいちょうだい! ああっ、んっ、すごい、すごいよぉ……」
「ククリっ、ああっ、愛してる、愛してる……、全部、俺のものだ……、全部……っ!」
激しく打ち付けられる腰。
「あっ、あんっ、もっと、もっとぉ、アスランっ……!!!!」
俺の内奥は、アスラン自身をきゅんきゅんと締め付けて……。
――どうしてこうなった!?
俺は、俺はっ……、
――俺は、男の娘は、もうやめたはずなのにーー!!!!
(了)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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これでこの物語の本編は完結!!ですが、
ストーリーの構成上、あっさり飛ばされてしまった二人の初夜編、また謎多き男(?)アスラン視点など、
番外編にまだまだ続く予定です!
ぜひぜひ番外編も併せてお楽しみいただけると、うれしいです!!
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